「邸別生産方式」導入による大幅コスト削減を実現〜工場・物流・施工・調達における生産改革を実施〜
[08/08/18]
提供元:PRTIMES
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「邸別生産方式」導入による大幅コスト削減を実現
〜工場・物流・施工・調達における生産改革を実施〜
エス・バイ・エル株式会社(本社:大阪市北区、代表取締役社長:松川敏夫)は、住宅の建築工程ごとに必要な建築部材を必要とされるタイミングで納入することにより、在庫や物流にかかるコストの大幅な削減を可能とする「邸別生産方式」を、全国の住宅建築の現場で9月より本格的に導入致します。
「邸別生産方式」は、住宅用パネル等の建築部材を建築工程の必要なタイミングでタイムリーに供給する住宅建築工程の新しい管理方法です。自社生産の部材を建築工程順に製造しその順序のまま荷姿にして現場に搬入したり、様々なメーカーから邸別に必要な部材のみを建築の進み具合に合わせて購入しまとめて現場に搬入したりする、住宅建築における「かんばん方式」ともいえるものです。
従来の「ロット生産方式」は、住宅に関する需要予測のもとに部材ごとにあらかじめ一定量を製造あるいは購入するため貴重な自然資源の適量使用にならないと共に、在庫や物流に要する余剰費用の発生が不可避であり、建築原価を押し上げる要因となりがちでした。それに対して「邸別生産方式」では、在庫の削減による在庫経費の圧縮、追加部材の混載便の比率の向上による物流経費の削減が可能となり、住宅建築の大幅な原価低減が実現します。
かねてより当社では、組織改革、営業改革、生産技術改革、経費改革、財務改革、関連会社改革の6大改革を強力に推進し、平成20年度3月期には連結ベースで経常利益、営業利益の大幅な改善を達成するなど業績向上に大きな成果をあげてきました。
この度の「邸別生産方式」の本格的導入は、6大改革の一つである生産技術改革の一環として実施する施策であり、平成19年度よりその導入に向けた具体的な検討と準備を進め、この度本格導入に踏み切ったものです。
当社は、製品の質の維持と向上、お客様へのサービスの向上を常に考え、日々全力で取り組んでおります。それらに関わる生産技術の面からも効果的で効率的な取り組みをすべく、今後も新たな生産革新に積極的に取組んで参ります。
「邸別生産方式」の特徴と導入効果
■特 徴
1.ロット生産から個別生産への製造方法見直しによる生産性の向上
従来のロット生産から邸別生産に移行することで、必要最低限の生産コストを実現します。
2.物流の効率化と経費削減
・物流センター方式をプラットフォーム化し、物流の効率化に役立てます。
・邸別に必要な部材のみ購入、それらをまとめて現場に搬入することにより、物流倉庫規模を縮小し、業務の効率化による経費削減に貢献します。
3.付加価値の増大
現場における部材加工等の大工作業を工場に取り込むことにより、工場生産の付加価値を増大します。
4.施工方法の標準化
現場の施工方法を統一することにより標準化を図り、品質の向上をもたらします。
5.見積もり購買から査定購買へ
査定購買にて必要な物のみを購入することにより、無駄を排除し、コスト削減を実現します。
■導入効果
「邸別生産方式」の導入により、住宅建築における大幅なコスト削減かつ効率的な部材供給が実現し、従来のロット生産方式では避けられなかった余剰経費の発生防止が可能となります。今期は生産性の向上と余剰経費の削減との相乗効果により、収益性の向上を見込んでおります。
また、本生産方式の導入は住宅部材の過剰生産の防止により貴重な自然資源の保護に役立つとともに、住宅建設にともない排出されるCO2の削減にも貢献します。今般、社会的に大きく取り上げられてきた地球温暖化の阻止等、環境問題に対しても、意義のある取り組みとなるものです。
〜工場・物流・施工・調達における生産改革を実施〜
エス・バイ・エル株式会社(本社:大阪市北区、代表取締役社長:松川敏夫)は、住宅の建築工程ごとに必要な建築部材を必要とされるタイミングで納入することにより、在庫や物流にかかるコストの大幅な削減を可能とする「邸別生産方式」を、全国の住宅建築の現場で9月より本格的に導入致します。
「邸別生産方式」は、住宅用パネル等の建築部材を建築工程の必要なタイミングでタイムリーに供給する住宅建築工程の新しい管理方法です。自社生産の部材を建築工程順に製造しその順序のまま荷姿にして現場に搬入したり、様々なメーカーから邸別に必要な部材のみを建築の進み具合に合わせて購入しまとめて現場に搬入したりする、住宅建築における「かんばん方式」ともいえるものです。
従来の「ロット生産方式」は、住宅に関する需要予測のもとに部材ごとにあらかじめ一定量を製造あるいは購入するため貴重な自然資源の適量使用にならないと共に、在庫や物流に要する余剰費用の発生が不可避であり、建築原価を押し上げる要因となりがちでした。それに対して「邸別生産方式」では、在庫の削減による在庫経費の圧縮、追加部材の混載便の比率の向上による物流経費の削減が可能となり、住宅建築の大幅な原価低減が実現します。
かねてより当社では、組織改革、営業改革、生産技術改革、経費改革、財務改革、関連会社改革の6大改革を強力に推進し、平成20年度3月期には連結ベースで経常利益、営業利益の大幅な改善を達成するなど業績向上に大きな成果をあげてきました。
この度の「邸別生産方式」の本格的導入は、6大改革の一つである生産技術改革の一環として実施する施策であり、平成19年度よりその導入に向けた具体的な検討と準備を進め、この度本格導入に踏み切ったものです。
当社は、製品の質の維持と向上、お客様へのサービスの向上を常に考え、日々全力で取り組んでおります。それらに関わる生産技術の面からも効果的で効率的な取り組みをすべく、今後も新たな生産革新に積極的に取組んで参ります。
「邸別生産方式」の特徴と導入効果
■特 徴
1.ロット生産から個別生産への製造方法見直しによる生産性の向上
従来のロット生産から邸別生産に移行することで、必要最低限の生産コストを実現します。
2.物流の効率化と経費削減
・物流センター方式をプラットフォーム化し、物流の効率化に役立てます。
・邸別に必要な部材のみ購入、それらをまとめて現場に搬入することにより、物流倉庫規模を縮小し、業務の効率化による経費削減に貢献します。
3.付加価値の増大
現場における部材加工等の大工作業を工場に取り込むことにより、工場生産の付加価値を増大します。
4.施工方法の標準化
現場の施工方法を統一することにより標準化を図り、品質の向上をもたらします。
5.見積もり購買から査定購買へ
査定購買にて必要な物のみを購入することにより、無駄を排除し、コスト削減を実現します。
■導入効果
「邸別生産方式」の導入により、住宅建築における大幅なコスト削減かつ効率的な部材供給が実現し、従来のロット生産方式では避けられなかった余剰経費の発生防止が可能となります。今期は生産性の向上と余剰経費の削減との相乗効果により、収益性の向上を見込んでおります。
また、本生産方式の導入は住宅部材の過剰生産の防止により貴重な自然資源の保護に役立つとともに、住宅建設にともない排出されるCO2の削減にも貢献します。今般、社会的に大きく取り上げられてきた地球温暖化の阻止等、環境問題に対しても、意義のある取り組みとなるものです。