GEのパワーコンバージョン事業、LNGタンカーと浮体式LNG貯蔵再ガス化設備の 電力供給および推進装置で、8千万ドルを追加受注
[13/04/22]
提供元:PRTIMES
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・GEのインダクション式推進モータ技術が、信頼性の向上、メンテナンスコスト削減と耐用年数の延長に寄与
・合計31隻の船舶向け電気推進システム受注により、過去6ヶ月間の総受注額が約8千万ドルに
・韓国・現代重工業や大宇造船海洋(DSME)での導入実績がGEの革新的な電力供給および推進技術を実証
写真説明:現代重工業により、GE製電気推進技術が採用された最初のLNGタンカー(ブリティッシュ・エメラルド号:2007年)
パリ - 2013 年4月17日 - GEのパワーコンバージョン事業は、LNG(液化天然ガス)タンカー2隻と浮体式LNG貯蔵再ガス化設備(FSRU)1案件の電力および推進システムの新規受注を発表しました。全体として、これまでにGEでは、LNGタンカー26隻および5案件のFSRUへのシステム供給に関する契約を締結しています。過去6ヶ月間だけで当社の契約額は約8千万ドルに上ります。
こうした受注状況は、LNG関連産業または他産業において、GEが革新的な電力および推進技術を提供してきた結果といえます。GEのパワーコンバージョン事業、マーチャント・マリン・ビジネスリーダーのジャン-フィリップ・シェーニョは、「GEでは高出力なパルス幅変調(PWM)技術を用いることで、エンドカスタマーに大きな付加価値を提供しています。当社のインダクションモータを用いたこの技術は、現在最も堅実な技術の一つであり、システム全体の有用性を大きく拡張するものです。」とコメントしています。
GEが最近受注した案件は以下の通りです。
・ 2013年3月に現代重工業からGE製推進システムを受注。造船業の世界的大手である現代重工業はノルウェーHoegh LNG社が発注したFSRUにおいてGEの電動ドライブ技術を長年採用。
・ 現代重工業では、世界最大クラスの石油エネルギー輸送企業であるギリシャTsakos Energy Navigation社が発注したLNGタンカーについても、GEの電力および推進システムを採用。この契約によりGEは発電機4基、推進トランス4基、推進コンバータ2基、推進モータ2基、配電変圧器4基、メインとカーゴ用の配電盤、そしてリモートコントロールを供給。またGEは、プロジェクトマネジメント、システムおよび設備に関するエンジニアリング、コミッショニング、海上およびガス試験についてもサポートをしている。
・ 大宇造船海洋(DSME)からギリシャMaran Gas Maritime社向けに新造するLNGタンカー2隻に関して、GEの電力および推進システムを受注。Maran Gas Maritime社はギリシャAngelicoussis Shipping Groupのガス輸送事業部門であり、同社所有LNGタンカーへのGEパワーコンバージョン製品の採用は今回で11例目となる。GEは発電機4基、推進コンバータ2基、推進モータ2基、配電変圧器4基、メインとカーゴ用の配電盤、リモートコントロールからなるシステム全体を供給。またGEは、プロジェクトマネジメント、システムおよび設備に関するエンジニアリングやコミッショニング、海上およびガス試験についてもサポートする。
「LNGタンカーにおいては、電気駆動コンセプトが全体的な性能の点から最適の技術となっています。」とシェーニョは述べています。IGBT(絶縁ゲートバイポーラトランジスタ)を基にした高出力PMW技術と堅牢でシンプルな構造のインダクションモータ技術を組み合わせたGEの技術は、船舶オーナーに重要なメリットを提供します。さらにシェーニョは、「非常にシンプルなインダクション式推進モータ技術は、信頼性を向上し、定期および緊急メンテナンス時のコスト低減に寄与すると共に、船舶の維持費の削減にも貢献します。GEパワーコンバージョン事業が船舶産業に導入した技術は数々の実績を備え、現在では電力や推進効率性に関して数メガワット級の出力と最良のパフォーマンスが求められる軍事、オフショア船、クルーズ船などに幅広く採用されています。」と述べています。
船舶産業用途のインダクションモータは、15年前にGEのパワーコンバージョン事業が米国、英国、仏国海軍向けに開発しました。今日GEは、海洋用途において高出力インダクションモータとPWMを併用する唯一の企業です。またGEのパワーコンバージョン事業は、2002年にLNGタンカーのガーズ・ド・フランス・エネルギーに電気推進システムを納入しており、フルサイズのLNG船に電気推進システムを納入した初の企業です。
GEのパワーコンバージョン事業について
GEのパワーコンバージョン事業は、パワーコンバージョンに関する技術とソリューションを駆使し、よりクリーンで、より高い生産性が求められる今日の産業プロセスの進化を促進する高機能モータやドライブおよび制御技術の設計・供給により世界のエネルギーインフラにおける電化をサポートしています。GEのパワーコンバージョン事業はエネルギー、海洋、石油・ガスなどの特殊分野でお客様とのパートナーシップにより最大限の効率性を可能にするカスタムソリューションと最新技術を提供しています。詳細については、www.gepowerconversion.com をご参照ください。
GEについて
GEは、世界が直面している困難な課題に取り組む企業です。人材とテクノロジーを最大限活用して、インフラ構築、電力供給、運輸や医療、金融に関わるソリューションを提供しています。日本においてGEは、より安全でクリーンなエネルギーの供給や、急速に進む高齢化に対応する医療サービスなどに取り組んでいます。これらの課題を解決するために、技術革新を進め、ステークホルダーと協働して、日本の再生と持続的な成長を目指しています。エジソンを創始者とするGEは、イマジネーションを大事にするとともに、実行する会社でもあります。課題解決のために行動を起こす、それがGEです。日本におけるGEの活動については、http://www.ge.com/jp/ をご覧下さい。
・合計31隻の船舶向け電気推進システム受注により、過去6ヶ月間の総受注額が約8千万ドルに
・韓国・現代重工業や大宇造船海洋(DSME)での導入実績がGEの革新的な電力供給および推進技術を実証
写真説明:現代重工業により、GE製電気推進技術が採用された最初のLNGタンカー(ブリティッシュ・エメラルド号:2007年)
パリ - 2013 年4月17日 - GEのパワーコンバージョン事業は、LNG(液化天然ガス)タンカー2隻と浮体式LNG貯蔵再ガス化設備(FSRU)1案件の電力および推進システムの新規受注を発表しました。全体として、これまでにGEでは、LNGタンカー26隻および5案件のFSRUへのシステム供給に関する契約を締結しています。過去6ヶ月間だけで当社の契約額は約8千万ドルに上ります。
こうした受注状況は、LNG関連産業または他産業において、GEが革新的な電力および推進技術を提供してきた結果といえます。GEのパワーコンバージョン事業、マーチャント・マリン・ビジネスリーダーのジャン-フィリップ・シェーニョは、「GEでは高出力なパルス幅変調(PWM)技術を用いることで、エンドカスタマーに大きな付加価値を提供しています。当社のインダクションモータを用いたこの技術は、現在最も堅実な技術の一つであり、システム全体の有用性を大きく拡張するものです。」とコメントしています。
GEが最近受注した案件は以下の通りです。
・ 2013年3月に現代重工業からGE製推進システムを受注。造船業の世界的大手である現代重工業はノルウェーHoegh LNG社が発注したFSRUにおいてGEの電動ドライブ技術を長年採用。
・ 現代重工業では、世界最大クラスの石油エネルギー輸送企業であるギリシャTsakos Energy Navigation社が発注したLNGタンカーについても、GEの電力および推進システムを採用。この契約によりGEは発電機4基、推進トランス4基、推進コンバータ2基、推進モータ2基、配電変圧器4基、メインとカーゴ用の配電盤、そしてリモートコントロールを供給。またGEは、プロジェクトマネジメント、システムおよび設備に関するエンジニアリング、コミッショニング、海上およびガス試験についてもサポートをしている。
・ 大宇造船海洋(DSME)からギリシャMaran Gas Maritime社向けに新造するLNGタンカー2隻に関して、GEの電力および推進システムを受注。Maran Gas Maritime社はギリシャAngelicoussis Shipping Groupのガス輸送事業部門であり、同社所有LNGタンカーへのGEパワーコンバージョン製品の採用は今回で11例目となる。GEは発電機4基、推進コンバータ2基、推進モータ2基、配電変圧器4基、メインとカーゴ用の配電盤、リモートコントロールからなるシステム全体を供給。またGEは、プロジェクトマネジメント、システムおよび設備に関するエンジニアリングやコミッショニング、海上およびガス試験についてもサポートする。
「LNGタンカーにおいては、電気駆動コンセプトが全体的な性能の点から最適の技術となっています。」とシェーニョは述べています。IGBT(絶縁ゲートバイポーラトランジスタ)を基にした高出力PMW技術と堅牢でシンプルな構造のインダクションモータ技術を組み合わせたGEの技術は、船舶オーナーに重要なメリットを提供します。さらにシェーニョは、「非常にシンプルなインダクション式推進モータ技術は、信頼性を向上し、定期および緊急メンテナンス時のコスト低減に寄与すると共に、船舶の維持費の削減にも貢献します。GEパワーコンバージョン事業が船舶産業に導入した技術は数々の実績を備え、現在では電力や推進効率性に関して数メガワット級の出力と最良のパフォーマンスが求められる軍事、オフショア船、クルーズ船などに幅広く採用されています。」と述べています。
船舶産業用途のインダクションモータは、15年前にGEのパワーコンバージョン事業が米国、英国、仏国海軍向けに開発しました。今日GEは、海洋用途において高出力インダクションモータとPWMを併用する唯一の企業です。またGEのパワーコンバージョン事業は、2002年にLNGタンカーのガーズ・ド・フランス・エネルギーに電気推進システムを納入しており、フルサイズのLNG船に電気推進システムを納入した初の企業です。
GEのパワーコンバージョン事業について
GEのパワーコンバージョン事業は、パワーコンバージョンに関する技術とソリューションを駆使し、よりクリーンで、より高い生産性が求められる今日の産業プロセスの進化を促進する高機能モータやドライブおよび制御技術の設計・供給により世界のエネルギーインフラにおける電化をサポートしています。GEのパワーコンバージョン事業はエネルギー、海洋、石油・ガスなどの特殊分野でお客様とのパートナーシップにより最大限の効率性を可能にするカスタムソリューションと最新技術を提供しています。詳細については、www.gepowerconversion.com をご参照ください。
GEについて
GEは、世界が直面している困難な課題に取り組む企業です。人材とテクノロジーを最大限活用して、インフラ構築、電力供給、運輸や医療、金融に関わるソリューションを提供しています。日本においてGEは、より安全でクリーンなエネルギーの供給や、急速に進む高齢化に対応する医療サービスなどに取り組んでいます。これらの課題を解決するために、技術革新を進め、ステークホルダーと協働して、日本の再生と持続的な成長を目指しています。エジソンを創始者とするGEは、イマジネーションを大事にするとともに、実行する会社でもあります。課題解決のために行動を起こす、それがGEです。日本におけるGEの活動については、http://www.ge.com/jp/ をご覧下さい。