【東洋大学】「国際井上円了学会」を設立 明治期の哲学者/東洋大学創立者 井上円了の研究を国際的に推進
[12/09/28]
提供元:PRTIMES
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東洋大学「国際井上円了学会」を設立
明治期の哲学者/東洋大学創立者 井上円了の研究を国際的に推進
http://www.toyo.ac.jp/iair/
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東洋大学(東京都文京区/学長 竹村牧男)は、本年、大学創立125周年を迎えたことを機として、2012年9月15日に「国際井上円了学会」を正式発足いたしました。
本学会では、東洋大学の前身「私立哲学館」を創立した明治初期の哲学者・教育者である「井上円了」に関する研究を、国際的な連携のもとに強力に推進してまいります。
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国際井上円了学会について
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「国際井上円了学会」は井上円了の学問的業績、教育活動、その生涯と業績等に関する事柄の研究を通じて井上円了の真実を明らかにし、その研究成果を国際社会に発信するとともに、会員相互の研鑽と交流をはかることを目的とします。
設立に先立って行われた「フランス研究集会」(2012年6月30日)、正式発足を記念して行われた「設立大会記念シンポジウム」(2012年9月15日)では、国際色豊かな研究員が報告を行い、新たな視点による円了哲学が明らかにされました。
■国際井上円了学会ホームページ http://www.toyo.ac.jp/iair/
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井上円了 (いのうえ・えんりょう)とは
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日本が近代国家の体制を模索し始めた明治初期、井上円了という一人の優れた哲学者・教育者が現れました。彼は日本の哲学研究の礎を築き、哲学教育に基づく人材育成のための学校「私立哲学館」を開き、また全国を奔走して一般民衆の知性の開発に尽力するなど、生涯にわたり広く教育事業に挺身した人物でした。
井上円了は哲学関係を初めとする膨大な著作はもとより、仏教学・宗教学・倫理学・教育学・心理学、さらには妖怪学を究めた人物として、多彩な業績を遺しています。加えて、明治初期にあって1人で3度もの海外視察を行った国際人でもありました。
国際的な視野と哲学という観点から民衆の教育と社会の改革・改良に大きな役割を果たした井上円了の足跡は、その後の日本の行方に少なからぬ影響を与えており、あらためて深く顧みる必要があると思われます。
■井上円了について http://www.toyo.ac.jp/enryo/founder.html
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国際井上円了学会および入会に関するお問い合わせ先
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東洋大学国際哲学研究センター内事務局
TEL : 03-3945-4209 MAIL:int_enryo@toyo.jp