解消しない学童保育の待機児童問題
[10/09/29]
提供元:PRTIMES
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3年前から予約する事前登録者数が急増
学童保育の施設は、公営・民営などを含め、全国1万9744カ所、利用児童数は80万4309人、待機児童数は6208人ということが、全国学童保育連絡協議会の調査で明らかになった。前年に比べると、約3000人の待機児童数が減ったものの、入所用件を厳しくしたり、高学年は入所対象にしなくなったりと、潜在的待機児童化し、全国学童保育連絡協議会では、正確な人数とは言えないとしている。
また、 保育所の待機児童数は、3年連続で増加しており、厚生労働省は、認可保育所に入れない待機児童が2万6275人(今年4月1日現在)になると発表している。待機児童問題は解消されず、一向に需要に追いついていない。
東京・神奈川で学童保育を運営する(株)キッズベースキャンプでは、保護者の要望により、未就学児から事前予約が出来る制度「プレキッズクラブ」を設けており、早い方では、小学校へ入学する3年前の年少時より同制度への入会者数が増えている。昨年に比べると、年長は133%増、年中は180%増、年少においては、2009年度より同制度を導入。前年比4.4倍の申込がある。申込者の多くは、保育所の入所時に、苦労した経験がある保護者で、待機児童問題の深刻化から、波及を受けている。またその多くは学童保育に高いクオリティを求めており、公立学童保育の約10倍の価格にもかかわらず、私立の学童保育であるキッズベースキャンプを選択している。同社ではニーズの拡大に伴い、これまで増床や近隣へ新規出店を行い対応してきたが、一部の店舗施設では定員に達し、キャンセル待ちとなっていることが、「プレキッズクラブ」の会員増につながっている。このプレキッズクラブでも学年ごとに定員があり、既にキャンセル待ちとなっている学年もある。尚、キッズベースキャンプでは10月1日より新1年生の新規入会者の受付を開始する。
学童保育の施設は、公営・民営などを含め、全国1万9744カ所、利用児童数は80万4309人、待機児童数は6208人ということが、全国学童保育連絡協議会の調査で明らかになった。前年に比べると、約3000人の待機児童数が減ったものの、入所用件を厳しくしたり、高学年は入所対象にしなくなったりと、潜在的待機児童化し、全国学童保育連絡協議会では、正確な人数とは言えないとしている。
また、 保育所の待機児童数は、3年連続で増加しており、厚生労働省は、認可保育所に入れない待機児童が2万6275人(今年4月1日現在)になると発表している。待機児童問題は解消されず、一向に需要に追いついていない。
東京・神奈川で学童保育を運営する(株)キッズベースキャンプでは、保護者の要望により、未就学児から事前予約が出来る制度「プレキッズクラブ」を設けており、早い方では、小学校へ入学する3年前の年少時より同制度への入会者数が増えている。昨年に比べると、年長は133%増、年中は180%増、年少においては、2009年度より同制度を導入。前年比4.4倍の申込がある。申込者の多くは、保育所の入所時に、苦労した経験がある保護者で、待機児童問題の深刻化から、波及を受けている。またその多くは学童保育に高いクオリティを求めており、公立学童保育の約10倍の価格にもかかわらず、私立の学童保育であるキッズベースキャンプを選択している。同社ではニーズの拡大に伴い、これまで増床や近隣へ新規出店を行い対応してきたが、一部の店舗施設では定員に達し、キャンセル待ちとなっていることが、「プレキッズクラブ」の会員増につながっている。このプレキッズクラブでも学年ごとに定員があり、既にキャンセル待ちとなっている学年もある。尚、キッズベースキャンプでは10月1日より新1年生の新規入会者の受付を開始する。