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キャンピングカーユーザーのGWの旅行スタイルに変化

GWを間近にひかえ、行楽気分が盛り上がる季節となりましたが、キャンピングカーユーザーに近づく「GWの旅行予定」を聞いてみたところ、GWに行ってみたい旅行先は「東北」、その日程は「2泊〜3泊」、家族構成では「夫婦2人」、仮眠するところは「道の駅」という旅行者像が浮かびあがりました。




■家族構成が夫婦2人になって、旅行の予定地が広がる

 当協会では、このゴールデンウィーク(GW)にキャンピングカー旅行を予定している約300名のユーザーを対象に、2014年3月18日〜4月17日にかけて、GWに旅行してみたい場所、そのときにイメージする宿泊スタイル、旅の日程、同伴者および用意する予算などを尋ねてみました。
 まず「行ってみたい場所」としては東北がトップに立ち、次いで北海道、九州という順に並びました。

 前回この季節に同様の調査を行ったところ、「関東地方」という答が30%近くの票を集めて首位に立ちましたが、今回は7位に後退し、代わりに前回3位だった東北、5位に甘んじていた北海道などが浮上しました。この順位は、旅の同行者の変化とも関係がありそうです。前回調査では「小学生以下」および「中学生以上」の子供を交えた家族と答えた方々が合わせて59.7%でしたが、今回はそれに変わって「夫婦ふたり」という回答が半数を超える54.2%を獲得しました。


 やはり子供がいる家族の場合は学校などとの絡みもあり、GWとはいえ日程が限られている以上、遠出をせずに近場で楽しもうという傾向が強くなりがちです。
 これに関していえば、“安・近・短”に強いキャンピングカーの特性が出ているようにも感じられます。キャンピングカーは予定に縛られることが少なく、フレキシブルに目的地を選べます。さらに車内で仮眠が取れるという強みを発揮して、昼の渋滞を避けて、夜間移動が可能です。

 近年、道の駅や立ち寄り湯など各地でキャンピングカーが休憩できるインフラも整備され、最近はRVパークのような専用宿泊設備も整い始めてきました。これらの施設を利用すれば、宿泊にかかる費用も圧縮できますので、短い日程でも充実した旅行予定を組むことができます。

 また一方で、キャンピングカーは長期旅行を楽しむツールとしても定着してきました。それを担っているのは夫婦二人旅ですが、特に定年退職を迎えたシニア夫婦の旅が圧倒的に多く、このような人たちの場合は、日程的にも余裕が出るので、遠方まで旅行に行くケースが多くなります。
 今回、東北、北海道、九州と首都圏から遠いエリアに人気が集まったのは、時間に余裕があるシニア夫婦が増えていることを物語っています。
 それを裏付けるように、予定している宿泊数に対する回答では、「3泊4日ぐらい」から「1か月」〜「さらに長期」という答が過半数を占めました。

 最新のキャンピングカー白書のデータにおいても、シニア夫婦のキャンピングカー購入率が上がっていることが判明していますので、この調査データは、今後休みの日程にとらわれずに遠くまで旅するシニアユーザーが増えていくことを示唆しているものといえそうです。

■ 「キャンピングカー旅泊は道の駅」というイメージを持っている人が7割弱

 また、目的地が広がったことで、旅に必要と思われる予算枠も少しだけ前回調査よりも増える傾向が読み取れました。
 前回GWの旅行に予定している旅行予算を尋ねたところ、「1万5千円から2万円」という金額枠に大きなボリュームゾーンが存在したのですが、今回は「1万円未満から5万円未満」という大枠のなかに過半数の答が集中し、「10万円未満〜20万円以上」と答えた人も38.5%を占めました。このことからも、キャンピングカーユーザーの旅先における消費欲の向上も見て取れます。

 また、休息・宿泊・仮眠する場所として、いちばん先に思い浮かべるものとして、「道の駅」が67.5%を獲得し、一番となりました。以下、「高速道路のSA・PA」と「キャンプ場」という答がともに10.2%をとって並びました。


 このことからも、最近のユーザーは「キャンピングカーの仮眠・休憩場所」をイメージするときに真っ先に「道の駅」を思い浮かべていることがはっきりと確認できました。
 しかし、二番手にはキャンプ場が入っており、またRVパークや湯YOUパークのような当協会が整備しているキャンピングカー用宿泊システムにも目を向けているユーザーが多いことからも、今後はキャンピングカーの宿泊場所に対する利用者の関心が多方面に広がっていきそうな気配も見えました。

■ 近日オープンしたRVパークのご紹介

・RVパーク道の駅阿武町(山口)
 4/20にオープン。この「道の駅阿武町」は今年4月にリニューアルオープンしたばかり。日本海の魚や無角和牛肉を使った定食等が楽しめるレストラン、雄大な日本海を眺めながら入れる温泉があり、旅行者の方にも楽しめます。
【利用料金】1泊1000円
【住  所】山口県阿武郡阿武町大字奈古2249

・RVパークそのぎの荘(長崎)
 4/25にオープン。ハウステンポス、長崎市、福岡のどちらにでも向かえる好立地の「道の駅彼杵の荘」内にあり、古墳や古民家、歴史民俗資料館がある公園と隣接しています。東彼杵町は長崎県一のお茶の産地でもあり、新茶のシーズンにはみずみずしい黄緑色の新芽が広がる茶畑の景観が広がります。
【利用料金】1泊2000円
【住  所】長崎県東彼杵郡東彼杵町彼杵宿郷747-2

・RVパーク狩太23(埼玉)
 4/23にオープン。大自然の中の「自然環境型RVパーク」。オーナーの故郷である狩太から名前を取り、「都会に近い北海道」をキャッチフレーズに、気軽に都会と北海道を行き来できる「都会道(トッカイドウ)」を目指しています。近隣入浴施設では大自然の中、露天風呂につかる事もできます。
【利用料金】1泊2300円
【住  所】埼玉県飯能市下名栗1842-12

RVパーク施設一覧
http://kurumatabi.com/rvpark/list.html

■ 中国地方最大級のキャンピングカーショー 『キャンピングカーフェスタ2014 in 広島』 迫る
中国・四国エリアでは最大規模を誇るキャンピングカーイベント『キャンピングカーフェスタ in 広島』 が間近に迫っています。当日は、2014年を代表する話題の新車や人気車両が出揃うほか、アウトドア・レジャー関連店の出展、ペットふれあいコーナー、エコ工作教室などが予定されています。

◆名称:第15回 キャンピングカーフェスタ2014 in 広島
◆開催日時:2014年5月10(土)、11日(日) 10:00〜17:00
◆会場:広島市中小企業会館 総合展示場 (広島市西区商工センター1丁目14-1)
◆主催:広島キャンピングカーフェスタ事務局
◆特別協賛:一般社団法人 日本RV協会
◆入場料:【前売り】大人(中学生以上)500円(小学生以下3歳以上 200円)
     【当 日】大人(中学生以上)700円(小学生以下3歳以上 300円)
◆キャンピングカーフェスタ2014 ホームページ:http://www.hiroshima-rv.com

■ 九州地区最大級のキャンピングカーショー 『九州キャンピングカーショー2014』』 開催日決定
九州地区では最大規模を誇るキャンピングカーイベント『九州「キャンピングカーショー2014』が、今年は5月17日から19日までの3日間開催となりました。しかも最終日の19日(月)60歳以上は入場無料。開催中は「九州アウトドアフェスタ」として、アウトドア用品・ウェアの販売、 フィッシングコーナー、トライアルバイクコーナー、アウトドア料理コーナーが設けられます。ぜひお見逃しなく。

◆名称:九州キャンピングカーショー2014
◆開催日時:2014年5月17日(土)、18日(日)、19日(月) 10:00〜17:00
◆会場:グランメッセ熊本・展示ホールA・B・Cホール 熊本県上益城郡益城福富1010
◆主催:九州キャンピングショー実行委員会
◆入場料: 【前売り】大人500円、小人200円、シルバー350円
      【当 日】大人700円、小人300円、シルバー500円
◆九州キャンピングカーショー2014 ホームページ: http://k-campingcar.jp/

[本件に関するお問い合わせは]
一般社団法人 日本RV協会
TEL: 042-720-7911 FAX: 042-720-7251
Email:info@jrva.com
URL: http://www.jrva.com/
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