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業界初の有効約1億500万画素と毎秒100フレームの高速出力を両立する産機向けグローバルシャッター方式CMOSイメージセンサ―を商品化
[25/09/29]
提供元：PRTIMES
提供元：PRTIMES
〜 多画素で高フレームレートな撮像を実現し、検査の多様化や高度化に貢献 〜
2025年9月29日
ソニーセミコンダクタソリューションズ株式会社（以下、「ソニー」）は、産業機器向けに、業界で初めて(※1)有効約1億500万画素(※2)と毎秒最大100フレーム(※3)の高速出力を両立する、裏面照射型画素構造のグローバルシャッター機能を搭載した積層型CMOSイメージセンサー『IMX927』を商品化します。
本製品は、独自の画素構造によるグローバルシャッター技術Pregius S(TM)を搭載し、低ノイズで動体歪みのない、高画質な撮像を実現しています。また、画素の読み出しやA/D変換などにおけるセンサー駆動を効率化することで撮像データの高速出力が可能です。多画素と高フレームレートを両立する製品ラインアップの拡充により、認識対象や検査方式が多様化する産業機器分野の生産性向上に貢献します。
※1: 産業用のCMOSイメージセンサ―として。ソニー調べ(2025年9月29日)。
※2: イメージセンサーの有効画素規定方法に基づく。
※3: 10bit出力時。
[画像1: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/143929/14/143929-14-d2b367158c5d8d47b288912c2c23ac25-3900x1784.png?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]
CMOSイメージセンサー『IMX927』
[表: https://prtimes.jp/data/corp/143929/table/14_1_6c0c9186a49490765630d3ea3d973fa6.jpg?v=202509290916 ]
工場の自動化が進展し、産業機器においても、さまざまな対象物を高速かつ高画質で撮影できるビジョンカメラへのニーズが高まっています。独自の裏面照射型の画素構造により、高い感度と飽和容量を備えるソニーのグローバルシャッター方式CMOSイメージセンサーは、動体歪みのない高精細な撮影が可能であることから、精密部品の認識や異物検査などの幅広い分野で活用が進んでいます。本製品は、有効約1億500万画素と多画素でありながら、最大100fps(※3)の高いフレームレートを実現しています。これにより、測定・検査工程の時間短縮へ貢献します。また、より大型な対象物の高い解像度での撮影や、複数の撮像データを活用する3次元検査など、高度な測定・検査への応用も期待されます。
さらに、『IMX927』と同時に、イメージサイズやフレームレートの特性が異なる7タイプも商品化します。全8タイプに対応するコネクター付きセラミックパッケージを新たに開発することで、カメラ設計側でカメラモジュールからのセンサーの脱着作業が可能になり、カメラの組み立てやセンサーの交換作業の効率化に寄与します。グローバルシャッター方式の製品ラインアップを拡充することで、認識や検査の高精度化と多様化が進展する産業機器の進化に貢献します。
＜主な特長＞
■独自画素構造のグローバルシャッター技術により、多画素で高感度な撮像が可能
グローバルシャッター技術 Pregius Sを搭載しています。ソニー独自の裏面照射型画素と積層構造を採用した2.74μmの微細画素により、本製品は、有効約1億500万画素でありながら小型で、高い感度と飽和容量を備えています。高い精度が求められる半導体やディスプレイなど精密部品の検知に加え、より大型な対象物の認識においても、動体歪みのない、高解像度で低ノイズな撮影を可能にし、より広い分野の測定・検査工程の精度向上に寄与するマシンビジョンカメラの実現に貢献します。
■高効率なセンサー駆動を実現する回路構造で、省電力と高速撮像を実現
画素の読み出しやA/D変換におけるセンサー駆動を効率化した回路構造を採用し、省電力で高速なデータ処理を実現しています。これにより、毎秒最大100フレーム(※3)の高速出力が可能になり、撮像データの出力までにかかる時間が短縮されることで、測定・検査工程の生産性向上に寄与します。さらに、3次元検査など、複数の撮像データを活用する高度な検査への応用も期待されます。
■新開発のコネクター付きセラミックパッケージにより、カメラの組み立て作業の効率化と安定稼働に寄与
IMX927を含む全8タイプに対応し、カメラ設計側でカメラモジュールからのセンサーの脱着を可能にするコネクター付きセラミックパッケージを、新たに開発しました。本パッケージを活用することで、カメラの組み立て作業や、カメラの仕様に合わせたセンサーの交換を従来より容易に行えるようになります。また、放熱性に優れた構造により、発熱がカメラ動作にもたらす影響を抑えることで、長時間でも安定した稼働の実現に寄与します。
詳細については、以下のサイトをご覧ください。
＜関連リンク＞
IMX927シリーズ 製品ページ
https://www.sony-semicon.com/ja/products/is/industry/gs/imx927-937.html
グローバルシャッター技術
https://www.sony-semicon.com/ja/technology/industry/pregius.html
＜IMX927シリーズ主な仕様＞
より詳細な仕様情報は、製品ページをご参照ください。
[画像2: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/143929/14/143929-14-f39b389b6ff1681440838564ae7b877e-1174x615.jpg?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]
[画像3: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/143929/14/143929-14-1dc228490ebb3592b40b03da8f945070-1174x615.jpg?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]
[画像4: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/143929/14/143929-14-17753c6d025b599fa08e96f9fc2badc5-1174x611.jpg?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]
※Pregius Sおよびそのロゴは、ソニーグループ（株）またはその関連会社の登録商標または商標です。
2025年9月29日
ソニーセミコンダクタソリューションズ株式会社（以下、「ソニー」）は、産業機器向けに、業界で初めて(※1)有効約1億500万画素(※2)と毎秒最大100フレーム(※3)の高速出力を両立する、裏面照射型画素構造のグローバルシャッター機能を搭載した積層型CMOSイメージセンサー『IMX927』を商品化します。
本製品は、独自の画素構造によるグローバルシャッター技術Pregius S(TM)を搭載し、低ノイズで動体歪みのない、高画質な撮像を実現しています。また、画素の読み出しやA/D変換などにおけるセンサー駆動を効率化することで撮像データの高速出力が可能です。多画素と高フレームレートを両立する製品ラインアップの拡充により、認識対象や検査方式が多様化する産業機器分野の生産性向上に貢献します。
※1: 産業用のCMOSイメージセンサ―として。ソニー調べ(2025年9月29日)。
※2: イメージセンサーの有効画素規定方法に基づく。
※3: 10bit出力時。
[画像1: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/143929/14/143929-14-d2b367158c5d8d47b288912c2c23ac25-3900x1784.png?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]
CMOSイメージセンサー『IMX927』
[表: https://prtimes.jp/data/corp/143929/table/14_1_6c0c9186a49490765630d3ea3d973fa6.jpg?v=202509290916 ]
工場の自動化が進展し、産業機器においても、さまざまな対象物を高速かつ高画質で撮影できるビジョンカメラへのニーズが高まっています。独自の裏面照射型の画素構造により、高い感度と飽和容量を備えるソニーのグローバルシャッター方式CMOSイメージセンサーは、動体歪みのない高精細な撮影が可能であることから、精密部品の認識や異物検査などの幅広い分野で活用が進んでいます。本製品は、有効約1億500万画素と多画素でありながら、最大100fps(※3)の高いフレームレートを実現しています。これにより、測定・検査工程の時間短縮へ貢献します。また、より大型な対象物の高い解像度での撮影や、複数の撮像データを活用する3次元検査など、高度な測定・検査への応用も期待されます。
さらに、『IMX927』と同時に、イメージサイズやフレームレートの特性が異なる7タイプも商品化します。全8タイプに対応するコネクター付きセラミックパッケージを新たに開発することで、カメラ設計側でカメラモジュールからのセンサーの脱着作業が可能になり、カメラの組み立てやセンサーの交換作業の効率化に寄与します。グローバルシャッター方式の製品ラインアップを拡充することで、認識や検査の高精度化と多様化が進展する産業機器の進化に貢献します。
＜主な特長＞
■独自画素構造のグローバルシャッター技術により、多画素で高感度な撮像が可能
グローバルシャッター技術 Pregius Sを搭載しています。ソニー独自の裏面照射型画素と積層構造を採用した2.74μmの微細画素により、本製品は、有効約1億500万画素でありながら小型で、高い感度と飽和容量を備えています。高い精度が求められる半導体やディスプレイなど精密部品の検知に加え、より大型な対象物の認識においても、動体歪みのない、高解像度で低ノイズな撮影を可能にし、より広い分野の測定・検査工程の精度向上に寄与するマシンビジョンカメラの実現に貢献します。
■高効率なセンサー駆動を実現する回路構造で、省電力と高速撮像を実現
画素の読み出しやA/D変換におけるセンサー駆動を効率化した回路構造を採用し、省電力で高速なデータ処理を実現しています。これにより、毎秒最大100フレーム(※3)の高速出力が可能になり、撮像データの出力までにかかる時間が短縮されることで、測定・検査工程の生産性向上に寄与します。さらに、3次元検査など、複数の撮像データを活用する高度な検査への応用も期待されます。
■新開発のコネクター付きセラミックパッケージにより、カメラの組み立て作業の効率化と安定稼働に寄与
IMX927を含む全8タイプに対応し、カメラ設計側でカメラモジュールからのセンサーの脱着を可能にするコネクター付きセラミックパッケージを、新たに開発しました。本パッケージを活用することで、カメラの組み立て作業や、カメラの仕様に合わせたセンサーの交換を従来より容易に行えるようになります。また、放熱性に優れた構造により、発熱がカメラ動作にもたらす影響を抑えることで、長時間でも安定した稼働の実現に寄与します。
詳細については、以下のサイトをご覧ください。
＜関連リンク＞
IMX927シリーズ 製品ページ
https://www.sony-semicon.com/ja/products/is/industry/gs/imx927-937.html
グローバルシャッター技術
https://www.sony-semicon.com/ja/technology/industry/pregius.html
＜IMX927シリーズ主な仕様＞
より詳細な仕様情報は、製品ページをご参照ください。
[画像2: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/143929/14/143929-14-f39b389b6ff1681440838564ae7b877e-1174x615.jpg?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]
[画像3: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/143929/14/143929-14-1dc228490ebb3592b40b03da8f945070-1174x615.jpg?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]
[画像4: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/143929/14/143929-14-17753c6d025b599fa08e96f9fc2badc5-1174x611.jpg?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]
※Pregius Sおよびそのロゴは、ソニーグループ（株）またはその関連会社の登録商標または商標です。
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