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子どもを含む37人が死亡、家屋400戸が焼失、2,300人以上が住む場所を失う

公益社団法人シャンティ国際ボランティア会（会長　若林恭英／所在地　東京都新宿区／以下SVA）は、2000年よりタイ国境のミャンマー（ビルマ）難民キャンプにて図書館の活動を行っています。

2013年3月22日15時15分頃、ミャンマー・カレニー州からの難民が多く暮らす、メースリン難民キャンプにて、調理をした火が建物に引火、大規模な火災が発生（原因調査中）。

400世帯以上が焼失し、2,300人が住む場所を失いました。また、現時点で少なくとも子どもを含む37人の死亡が確認されています。




●被害状況●
◇発生状況
2013年3月22日、15:15頃　メースリン難民キャンプの調理の火が燃え移り、400世帯以上が被災する大規模火災に発展

◇出火原因
調理をしていた火が建物に引火 （詳細原因は調査中）

◇人的被害
37人死亡、2,300人が住む場所を失いホームレス状態
（キャンプ人口：3,458人　内男性1,716人、女性1,742人）

◇一般家屋被害戸数
400世帯以上

◇公共施設の被害
病院、学校、保育所、食糧倉庫、その他、コミュニティ施設も消失

■乾期に襲った火災
難民キャンプの家屋は、柱に竹を、屋根にはチーク系の葉を使用しています。密集した状態に建てられており、また雨の降らない乾期に起きた火の手は、瞬く間に燃え広がりました。

現場はメーホンソン県の街から２時間近く山へ入り、川をいくつも越えた先の奥地に位置しています。電気もなく、消防車も入ることができない場所のため、発火から3時間かかりようやく人力で火は消し止められました。

■被災した教育施設などの支援
SVAはカウンターパート団体と協働し、被災した教育施設などへの側面的支援を実施する予定です。

◆募金受付先◆＜手数料無料＞
郵便振替：00150-9-61724　
加入者名：公益社団法人シャンティ国際ボランティア会
＊備考欄に「メースリンキャンプ火災」と明記下さい