PubMatic、サードパーティCookieに代わる業界規模のUnified ID 2.0イニシアティブに参加
[20/11/27]
提供元:PRTIMES
提供元:PRTIMES
[画像: https://prtimes.jp/i/13237/15/resize/d13237-15-834993-0.png ]
本報道資料は米国本社で2020年11月17日に発表したプレスリリースの抄訳版です。
カリフォルニア州レッドウッドシティ(2020年11月17日)-デジタル広告の卓越した成果を提供するセルサイド・プラットフォームであるPubMaticは本日、Unified ID 2.0のサポートを発表しました。アドテクノロジーのリーダーであるThe Trade Deskが開発したUnified ID 2.0は、サードパーティCookieに代わるオープンソースの相互運用可能なインターネットIDソリューションです。PubMaticとThe Trade Desk、両社のソリューションを利用している広告主やパブリッシャーは今後、デマンドサイドとセルサイドの両方でスケールメリットを享受することが可能になります。
このパートナーシップにより、Unified ID 2.0はPubMaticのIdentity Hubを利用する180以上のパブリッシャーにデフォルトIDとして提供されます。Unified ID 2.0はPubMaticのIdentity Hub経由でパブリッシャーがワンクリックで設定できるため、PubMaticのパブリッシャーは、主要なプライバシー管理を最優先したIDソリューションをシームレスに実装し、収益を高めることができます。
PubMaticのマーケットプレイス担当バイスプレジデントであるAndrew Baronは以下のように述べています。「Unified ID 2.0のサポートの基礎には、いずれもオープンインターネットにおける広告を牽引してきたPubMaticとThe Trade Deskの長年にわたる協力関係があります。PubMaticはお客様に優れた成果を提供するため、Cookieを使わないIDソリューションのスケールアップに取り組んでいます。UnifiedID2.0によって、Identity Hubをご利用中のパブリッシャー様は、The Trade Deskを使用する広告主や代理店にアクセスでき、スケールの拡大が期待できます」
Unified ID 2.0はサードパーティCookieを改良した新しいIDアプローチであり、オープンインターネット上での広告の価値交換を維持しながら、消費者のプライバシー管理を改善します。Unified ID 2.0は相互運用可能な非商用オープンソースのソリューションで、独立組織によって管理・運営される予定です。
The Trade Deskの共同創業者で、CTOを務めるDave Pickles氏は、以下のように述べています。「Unified ID 2.0はオープンインターネット業界のリーダーによる共同努力であり、消費者、広告主、パブリッシャーに利益をもたらす新たなIDモデルを目指しています。PubMaticのようなサプライサイドのリーダーと協力し、パブリッシャーにとって関連性の高い広告の価値を守る透明性と相互運用性を実現しながら、消費者のプライバシー管理を改善するIDソリューションの提供を支援します」
MediavineのCEOであるEric Hochbergerは、以下のように述べています。「プログラマティック広告は非常に多くのパブリッシャーにとって突出した収益源となっているため、無償でオープンインターネットを維持するには、サードパーティCookieを超えた持続可能なIDソリューションが極めて重要です。私たちはUnified ID 2.0を広告業界における次なるサードパーティCookieへの進化と捉えています。PubMatic、The Trade Deskと提携し、今後のGoogle Chromeの変更に備え、試験運用と取引を開始することを楽しみにしています」
PubMatic(パブマティック)について
PubMaticは、広告代理店や広告主により選択されるセルサイド・プラットフォームであることにより、パブリッシャーに優れた収益をもたらします。PubMaticのプラットフォームは、独立系アプリ開発者とパブリッシャーがデジタル広告の収益を最大化できるように支援し、広告主は広告フォーマットやデバイスを問わず、ブランドセーフティでプレミアムな環境において、ターゲットオーディエンスにリーチしエンゲージを高め、ROIを向上させます。2006年以来、PubMaticは効率的でグローバルなインフラストラクチャを構築し、プログラマティックのイノベーションの最先端を走り続けています。PubMaticは米カリフォルニア州レッドウッドシティに本社を置き、全世界に14カ所のオフィスと8カ所のデータセンターを構えています。
The Trade Deskについて
The Trade Deskは広告バイヤーを支援するテクノロジー企業です。広告バイヤーはThe Trade Deskのセルフサービス型クラウドベースのプラットフォームを通じて、ディスプレイ、動画、オーディオ、ネイティブといった広告フォーマット全般にわたり、PC、モバイル、コネクテッドTVなど多数のデバイス上で、デジタル広告キャンぺーンを作成、管理、最適化できます。主要なデータパートナー、インベントリパートナー、パブリッシャーパートナーと接続することでリーチと運用効率を確実に最大化し、またEnterpriseTM APIによりプラットフォームのカスタマイズが可能です。The Trade Deskは米国カリフォルニア州ベンチュラに本社を置き、米国、欧州、アジアにオフィスを構えています。The Trade Deskに関する詳細はhttps://jp.thetradedesk.com/またはFacebook、Twitter、LinkedIn、YouTubeをご参照ください。