第14回キッズデザイン賞 最優秀賞「内閣総理大臣賞」など本日発表!
[20/09/30]
提供元:PRTIMES
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〜子ども・子育て視点で社会課題を解決。新しい生活様式への提案も〜
キッズデザイン協議会<会長:山本 正已(富士通株式会社 取締役シニアアドバイザー)>は、子どもの安全・安心と健やかな成長発達に役立つ優れた製品・空間・サービス・活動・研究などを顕彰する「キッズデザイン賞」の第14回受賞作品237点の中から、最優秀賞、優秀賞、奨励賞、特別賞など、優秀作品33点を本日発表いたしました。
2007年のキッズデザイン協議会の創設以来、「すべての子どもは社会の宝であり、私たちの未来そのものです。」を基本方針に掲げ活動を継続してきました。今回も全国の企業だけでなく、自治体や教育機関・NPOなど様々な団体から応募いただき、累計で応募数は5,376点、受賞数は3,205点となりました。
今回は、新しい生活様式に対応して、家で過ごす時間に関わる玩具や遊具をはじめ、屋内空間、住宅関連設備などの応募に増加傾向がみられました。さらに持続可能な開発目標(SDGs)の実現を目指し、子どもが大人と主体的に関わり、未来の地球・社会を考えるサービスや取り組みもみられました。
「第14回キッズデザイン賞」の賞体系
[画像1: https://prtimes.jp/i/20109/17/resize/d20109-17-283984-0.png ]
<審査委員長 益田文和からのコメント>
[画像2: https://prtimes.jp/i/20109/17/resize/d20109-17-573735-1.jpg ]
今、社会は自然界からパンデミックや気候変動などのチャレンジを受けながら、戸惑い、足踏みをしているのでしょうか。今年の審査を通して時代の迷いのようなものを感じました。しかし、そういう時だからこそ、子どもたちの中にある未来の不安を打ち消し希望を呼び覚ますために、社会がしなければならないことがあるはずです。状況の変化に柔軟に対応しつつキッズデザインの目標を再確認し、果敢に提案し続けていきたいものです。
内閣総理大臣賞 最優秀賞
子どもたちの心和らぐ全面木質の福祉施設
まごころ学園(福祉型障がい児入所施設)
福祉型障がい児入所施設 まごころ学園 / 一級建築士事務所 山下研究室 / 株式会社長建設計事務所 / 有限会社江尻建築構造設計事務所 / 株式会社設備工房アドイン / ハイランドパーク
[画像3: https://prtimes.jp/i/20109/17/resize/d20109-17-769685-2.png ]
■作品概要
知的障がい、育児放棄、虐待を受けた子どもたちが集まって暮らす「家」は、1辺54m正方形の木造平家で、小ぶりな建築を複数寄せ集めた「小さな集落」をなす。破壊行為で避けられてきた全面木質を実現した。従来のサテライト構成を否定した円環構成は効果的で、ニッチな空間にあふれた「ヒダ状の木質空間」が、子どもたちの心和らぐ居場所となった。
■受賞理由
福祉型施設の課題点を精緻に分析し、空間デザインとして非常にうまくまとめている。管理型になりがちな施設に家づくり・コミュニティづくりの視点を採り入れ、様々な居場所をつくり、子どもたちが無理なく伸び伸びと過ごせる環境を生み出している。個室も完備され、居住環境も良く、カラーリングやサイン計画も秀逸だ。お気に入りの場所を見つけることで心穏やかに過ごす時間が提供されるという、家族と家の在り方の縮図のような施設であり、ここで育つ子どもたちの良い思い出となるような、子どもが主役という関係者の思いが建築として表現されており、見事である。
「第14回キッズデザイン賞」実施概要
【主 催】
特定非営利活動法人キッズデザイン協議会
【後 援】
経済産業省、内閣府、消費者庁
【特別協賛】
森ビル株式会社
【概 要】
キッズデザイン賞は、子どもや子どもの産み育てに配慮したすべての製品・空間・サービス・活動・研究を対象とする顕彰制度です。キッズデザイン賞は、「子どもたちが安全に暮らす」「子どもたちが感性や創造性豊かに育つ」「子どもを産み育てやすい社会をつくる」という目的を満たす、製品・空間・サービス・活動・研究の中から優れた作品を選び、広く社会に発信していくことを目的に創設されました。
子ども用にデザインされたものはもちろん、大人・一般向けに開発されたものでも、子どもや子育てに配慮されたデザインであればすべてが対象となります。キッズデザイン賞を受賞した作品には「キッズデザインマーク」をつけることが認められ、販売促進活動や広報活動などで、その成果を広く社会にアピールすることができます。
※キッズデザイン賞での「子ども」の対象は、0〜15歳までを指します。
【募集期間】
2020年3月2日(月) 〜 5月18日(月)
【応募方法】
キッズデザイン賞webサイト<https://kidsdesignaward.jp/>より受付
【受 賞 数】
受賞数 237点(応募数:390点)
応募者は、キッズデザインの 3つのデザインミッションから設けられた以下より応募部門を選択。
【部 門】
《子どもたちの安全・安心に貢献するデザイン》 ・・・ 55点
子どもの安全・安心に寄与する製品、建築・空間、サービス、活動、研究など。子ども向け、あるいは一般向けの製品、建築・空間、サービス、活動、研究において、安心・安全に配慮されたもの。
《子どもたちの創造性と未来を拓くデザイン》 ・・・ 99点
子どもの創造性や感性に寄与する製品、建築・空間、サービス、活動、研究など。子どもの創造性・感性の育成、多様な知識の習得や運動能力の向上に役立つもの。また、そこに新たな発想、工夫、手法があるもの。
《子どもたちを産み育てやすいデザイン》 ・・・ 83点
子どもや子育てに関わる人々に寄与する製品、建築・空間、サービス、活動、研究など。妊娠・出産・子育てに関わる人が利用する製品、建築・空間、サービス、活動、研究において、安全かつ楽しく育児に取り組める工夫がなされたもの。保育園、学校、自治体、地域などで利用されるものも含む。また、子育て期の男女が、育児や仕事、地域との交流などに積極的に参加するための新たな発想、工夫、手法があるもの。
受賞作品検索サイト10月23日公開予定!
第14回受賞作品237点を含むこれまでの受賞作品3,205点の作品をご覧いただけます。
KIDSDESIGN AWARD 受賞作品検索
<URL> http://www.kidsdesignaward.jp/search/
(ご参考)現時点では第13回までの受賞作品を閲覧できます。
※各賞受賞作品やその他詳細は添付pdfをご確認ください。
キッズデザイン協議会<会長:山本 正已(富士通株式会社 取締役シニアアドバイザー)>は、子どもの安全・安心と健やかな成長発達に役立つ優れた製品・空間・サービス・活動・研究などを顕彰する「キッズデザイン賞」の第14回受賞作品237点の中から、最優秀賞、優秀賞、奨励賞、特別賞など、優秀作品33点を本日発表いたしました。
2007年のキッズデザイン協議会の創設以来、「すべての子どもは社会の宝であり、私たちの未来そのものです。」を基本方針に掲げ活動を継続してきました。今回も全国の企業だけでなく、自治体や教育機関・NPOなど様々な団体から応募いただき、累計で応募数は5,376点、受賞数は3,205点となりました。
今回は、新しい生活様式に対応して、家で過ごす時間に関わる玩具や遊具をはじめ、屋内空間、住宅関連設備などの応募に増加傾向がみられました。さらに持続可能な開発目標(SDGs)の実現を目指し、子どもが大人と主体的に関わり、未来の地球・社会を考えるサービスや取り組みもみられました。
「第14回キッズデザイン賞」の賞体系
[画像1: https://prtimes.jp/i/20109/17/resize/d20109-17-283984-0.png ]
<審査委員長 益田文和からのコメント>
[画像2: https://prtimes.jp/i/20109/17/resize/d20109-17-573735-1.jpg ]
今、社会は自然界からパンデミックや気候変動などのチャレンジを受けながら、戸惑い、足踏みをしているのでしょうか。今年の審査を通して時代の迷いのようなものを感じました。しかし、そういう時だからこそ、子どもたちの中にある未来の不安を打ち消し希望を呼び覚ますために、社会がしなければならないことがあるはずです。状況の変化に柔軟に対応しつつキッズデザインの目標を再確認し、果敢に提案し続けていきたいものです。
内閣総理大臣賞 最優秀賞
子どもたちの心和らぐ全面木質の福祉施設
まごころ学園(福祉型障がい児入所施設)
福祉型障がい児入所施設 まごころ学園 / 一級建築士事務所 山下研究室 / 株式会社長建設計事務所 / 有限会社江尻建築構造設計事務所 / 株式会社設備工房アドイン / ハイランドパーク
[画像3: https://prtimes.jp/i/20109/17/resize/d20109-17-769685-2.png ]
■作品概要
知的障がい、育児放棄、虐待を受けた子どもたちが集まって暮らす「家」は、1辺54m正方形の木造平家で、小ぶりな建築を複数寄せ集めた「小さな集落」をなす。破壊行為で避けられてきた全面木質を実現した。従来のサテライト構成を否定した円環構成は効果的で、ニッチな空間にあふれた「ヒダ状の木質空間」が、子どもたちの心和らぐ居場所となった。
■受賞理由
福祉型施設の課題点を精緻に分析し、空間デザインとして非常にうまくまとめている。管理型になりがちな施設に家づくり・コミュニティづくりの視点を採り入れ、様々な居場所をつくり、子どもたちが無理なく伸び伸びと過ごせる環境を生み出している。個室も完備され、居住環境も良く、カラーリングやサイン計画も秀逸だ。お気に入りの場所を見つけることで心穏やかに過ごす時間が提供されるという、家族と家の在り方の縮図のような施設であり、ここで育つ子どもたちの良い思い出となるような、子どもが主役という関係者の思いが建築として表現されており、見事である。
「第14回キッズデザイン賞」実施概要
【主 催】
特定非営利活動法人キッズデザイン協議会
【後 援】
経済産業省、内閣府、消費者庁
【特別協賛】
森ビル株式会社
【概 要】
キッズデザイン賞は、子どもや子どもの産み育てに配慮したすべての製品・空間・サービス・活動・研究を対象とする顕彰制度です。キッズデザイン賞は、「子どもたちが安全に暮らす」「子どもたちが感性や創造性豊かに育つ」「子どもを産み育てやすい社会をつくる」という目的を満たす、製品・空間・サービス・活動・研究の中から優れた作品を選び、広く社会に発信していくことを目的に創設されました。
子ども用にデザインされたものはもちろん、大人・一般向けに開発されたものでも、子どもや子育てに配慮されたデザインであればすべてが対象となります。キッズデザイン賞を受賞した作品には「キッズデザインマーク」をつけることが認められ、販売促進活動や広報活動などで、その成果を広く社会にアピールすることができます。
※キッズデザイン賞での「子ども」の対象は、0〜15歳までを指します。
【募集期間】
2020年3月2日(月) 〜 5月18日(月)
【応募方法】
キッズデザイン賞webサイト<https://kidsdesignaward.jp/>より受付
【受 賞 数】
受賞数 237点(応募数:390点)
応募者は、キッズデザインの 3つのデザインミッションから設けられた以下より応募部門を選択。
【部 門】
《子どもたちの安全・安心に貢献するデザイン》 ・・・ 55点
子どもの安全・安心に寄与する製品、建築・空間、サービス、活動、研究など。子ども向け、あるいは一般向けの製品、建築・空間、サービス、活動、研究において、安心・安全に配慮されたもの。
《子どもたちの創造性と未来を拓くデザイン》 ・・・ 99点
子どもの創造性や感性に寄与する製品、建築・空間、サービス、活動、研究など。子どもの創造性・感性の育成、多様な知識の習得や運動能力の向上に役立つもの。また、そこに新たな発想、工夫、手法があるもの。
《子どもたちを産み育てやすいデザイン》 ・・・ 83点
子どもや子育てに関わる人々に寄与する製品、建築・空間、サービス、活動、研究など。妊娠・出産・子育てに関わる人が利用する製品、建築・空間、サービス、活動、研究において、安全かつ楽しく育児に取り組める工夫がなされたもの。保育園、学校、自治体、地域などで利用されるものも含む。また、子育て期の男女が、育児や仕事、地域との交流などに積極的に参加するための新たな発想、工夫、手法があるもの。
受賞作品検索サイト10月23日公開予定!
第14回受賞作品237点を含むこれまでの受賞作品3,205点の作品をご覧いただけます。
KIDSDESIGN AWARD 受賞作品検索
<URL> http://www.kidsdesignaward.jp/search/
(ご参考)現時点では第13回までの受賞作品を閲覧できます。
※各賞受賞作品やその他詳細は添付pdfをご確認ください。