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精神科医×AIの食事コーチングサービス「N・Partner(ニューパートナー)」を展開するタウンドクター、カルビーなどからプレシリーズAラウンドで約1.5億円の資金調達

「マーケティング」「プロダクト」への投資を加速し、カルビーとの戦略的パートナーシップにより新たに食品流通ビジネスに参入

タウンドクター株式会社(本社:東京都港区、代表取締役:山上慶)はプレシリーズAラウンドにおいて、カルビー株式会社、UT創業者の会投資事業有限責任組合(以下、東大創業者の会ファンド)の2社に対する第三者割当増資により、約1.5億円の資金調達を実施しました。




[画像1: https://prtimes.jp/i/84483/17/resize/d84483-17-1753c915c20eb8f59801-0.png ]

資金調達の背景と目的


 生活習慣病の患者やその予備軍の方たちの多くは、食べるのが好きで、食事の時間が日常生活での楽しいひと時となっています。
 しかしながら、従来の生活習慣病予防の食事指導のスタンダードは、”食べるのを我慢すること”でした。炭水化物・脂質・アルコールなどの各栄養素で摂取基準量を定めて、過剰摂取を抑制していくアプローチです。これだけでは継続が難しく、途中でドロップアウトしてしまう人が後を断ちません。
 我々はこの状況を打開するべく、安易に我慢を強いるのではなく、より取り組みやすい”不足しているものの追加”や、”適切なものへの置き換え”を指導方針の基軸に置いています。ユーザーの食の好みや日常の食シーンを踏まえて、”美味しくてカラダに良い”食品や外食メニューのリコメンドを管理栄養士を介して行っていく中で、よりユーザーの行動変容を促進するためには、リコメンドに留まらず、ユーザーの手元に届ける部分までをシームレスに構築していくことが必要と考えています。
 この度、N・Partnerのサービスを拡大するとともに、食品流通ビジネスの構築のために資金調達を行い、以下の取組みを推進していきます。

1 サービス導入先の拡大
 導入頂いている全国の企業健保・自治体・内科クリニックを中心とした医療機関の皆さまとの取り組みで得た知見をもとに、既存の業種のお客様に加え、他のヘルスケア産業の事業者様向けにも導入を進めて参ります。
2 管理栄養士のパフォーマンス向上のためのN・Partnerシステムの拡充
 生成AI等の最先端のテクノロジーを積極的に取り入れ、ヒトとシステムの最適な役割分担を追求します。ユーザーから信頼され、行動変容を促せる管理栄養士をより増やすことが出来るよう、システム面でのバックアップ体制を拡充します。
3 食品流通ビジネスの構築
 普段の食生活に気を遣うユーザーが、自分の健康状態や食の好みに合わせた最適な食品を、より手軽に購入できるような食品流通網をリアルとデジタルで構築します。リアルチャネルは提携する医療機関様などから、デジタルチャネルはユーザー向けのLINEアプリの開発を通じて進めていきます。

引受先からのコメント


【カルビー株式会社 代表取締役社長 兼 CEO 江原 信 様】
[画像2: https://prtimes.jp/i/84483/17/resize/d84483-17-6847585f6cb43e95a4f7-1.png ]

 当社は、創業以来、企業理念で掲げる「人々の健やかなくらしへの貢献」を実践してまいりました。近年、ライフスタイルの多様化が一層進む中、健やかなくらしを実現するためには、私たち一人ひとりが自身の健康状態に合わせて食生活を考えることが重要だと考えています。
 このたびのタウンドクター社との戦略的パートナーシップを通じて、「検査やアンケートなどから自身の状態を把握し、私たち自身がエビデンスを基に食事を選択できる社会」の実現を加速させてまいります。

【東大創業者の会ファンド 伊藤 豊 様】
[画像3: https://prtimes.jp/i/84483/17/resize/d84483-17-6f80ae8e0a90fe93bca7-3.jpg ]

 私どもは、経営株主に東大出身者がいるスタートアップに出資する東大創業者の会ファンドを運営しています。今回、タウンドクター社には経営チームに東大出身のメンバーが複数名いることから出資させていただくご縁をいただきました。
 テクノロジーときめ細かいサポートで管理栄養士の皆さんのもつ力を社会的価値に転換するビジネスを構築できている点やカルビー様との戦略的な連携も含めて、高い実行力をもったチームである点などを高く評価し、生活習慣病を中心としたヘルスケア領域の社会課題解決に向けて大きく躍進し成長していくことを期待しています。

当社代表コメント


【代表取締役・山上 慶】
[画像4: https://prtimes.jp/i/84483/17/resize/d84483-17-8120826158e42dcac71c-2.jpg ]

 ヘルスケア業界ではデジタルアプリを用いたユーザーコミュニケーションがトレンドの中で、当社はデジタル開発投資を管理栄養士側の業務効率化・付加価値向上に重点投下し、一貫して管理栄養士を介したハイタッチなサービスを展開してきました。ユーザーの高い継続率や担当の管理栄養士との信頼関係からくるポジティブな反響を受けて、手ごたえを感じています。
 食の国家資格である管理栄養士は国内に20万人以上存在しますが、資格を活かして医療に携わるのは1割に満たない状況です。ただこの状況は、管理栄養士を取り巻く環境面の課題に拠る部分が大きく、活躍できるポテンシャルを持った管理栄養士は数多く存在します。当社は引き続き日本全国の管理栄養士と連携して、ユーザー1人1人のキモチに寄り添ったサービスを展開していきます。
 また、今回のカルビー社とのパートナーシップにより食ソリューションプラットフォームの構築を進めて参ります。”美味しくてカラダに良い”食品や外食メニューなどは沢山存在していますが、それが必要な生活者に行き渡らせる面では様々な課題があると認識しています。ユーザー各々の健康状態や食の嗜好性を加味した最適な食品を提示し、それを手元に届けるところまでを構築し、”食べるのが好きな人”の健康増進に貢献していきます。


■タウンドクター株式会社について
 タウンドクター株式会社は、生活習慣病患者/予備軍に対して管理栄養士を介した食事指導サービスを展開し、クリニック・健康保険組合・自治体を顧客に有する最新の医療テック企業です。2021年9月より住民の健康増進を図る自治体へ、2022年3月より生活習慣病患者を診察するクリニックや健康経営に注力する企業健保向けに食事指導サービス(サービス名:N・Partner(ニューパートナー))の提供を開始しています。
 精神科医と管理栄養士からなる医療チームを中心としたメンバー構成を特徴とし、生活習慣病患者/予備軍が行動変容に繋がりやすい食事指導プログラムを開発しています。本プログラムでは、心理学の理論に基づき、あらゆる対象者の心理モチベーションに合わせたきめ細やかな食事指導サポートを実現します。
 食事指導プログラムに基づき、AIエンジニアが行動変容AIを搭載した食事指導ツールを開発しており、当該ツールを自社に所属する管理栄養士が活用し、対象者一人一人に合わせたオーダーメイドの指導を提供しています。

会社名:タウンドクター株式会社
所在地:東京都港区芝5丁目27番3号MBC
代表者:山上 慶
設立:2021年3月24日
URL:https://npartner.jp/
事業内容:生活習慣病患者/予備軍向けICT食事コーチングサービスの展開


■本件に関するお問い合わせ先
タウンドクター株式会社 経営企画室/カスタマーサポート室
TEL:050-3173-8642
e-mail:support@npartner.jp
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