平成27年度産油国技術者研修等事業(特別研修事業)「モザンビークLNG技術に係る実践的講義」実施
[15/06/25]
提供元:PRTIMES
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〜モザンビークの人材育成に貢献〜
JOGMEC(本部:東京都港区、理事長:河野博文)は、5月18日(月)から6月12日(金)の期間で、モザンビーク共和国のLNG事業に従事する技術者・管理者等8名を招聘し、平成27年度産油国技術者研修等事業 (特別研修事業)「モザンビークLNG技術に係る実践的講義」を開講しました。
[画像1: http://prtimes.jp/i/12624/18/resize/d12624-18-519962-5.jpg ]
世界有数の巨大ガス田が発見されたモザンビークでは、LNGとして市場に供給するため、大規模なガス田開発プロジェクトが進められています。2012年2月、経済産業省とモザンビーク鉱物資源省との間で“天然資源開発における協力についての覚書”が締結されました。この中で石油・天然ガス分野での人材育成に係る協力関係の構築に努めることが合意されており、その具体化として、JOGMECは、4年間にわたってのLNG関連技術者育成研修を盛り込んだ協定を同国との間で締結しました。本コースは、この協定の一環として行われたもので、今回が4回目となります。
特別研修事業「モザンビークLNG技術に係る実践的講義」は、今後LNG事業に本格的に取り組む同国の技術者・管理者が液化技術やプラント管理等のLNG技術やLNG事業のファイナンス・マーケティング等に関する知識を習得することを目的としています。
本研修は、日本人専門家による座学形式講義に加えて、日本国内のLNG受入基地でのオペレーション・メンテナンスの現場学習等を行うことで、より実践的な内容を総合的に身につけるコースとなっています。またLNGのみならず、JOGMECが有する天然ガス液体燃料化技術「JAPAN-GTL※」をはじめとする日本の先進的な天然ガス有効利用技術を学ぶ他、日本語教室や浴衣の着付け体験等を通じて日本の文化や社会なども紹介することで、日本への理解を深めるとともに、日本に対する親近感、信頼感向上に役立てています。
本研修に参加した8名の研修生は、熱心に研修に取り組んでおり、講義終了後に研修生同士でディスカッションをするなど、時間の許す限り学んだ知識についての理解を深めていました。
研修生は、講義によって得たLNGに関する知見を本国に持ち帰り、業務に資するものとする手ごたえを感じていたのと同時に、滞在期間中に交流した日本人の親切な対応や、コースで体験した日本語や日本文化に接する機会等を通じて、日本をより身近に感じるようになった様子でした。
近年、モザンビークは、本邦企業が参加する事業を始めとして海上での大規模ガス田の発見が相次いだことから世界的にも注目されており、将来的に有力な日本への天然ガス資源供給国のひとつとして期待されています。
JOGMECは本事業を通じ、モザンビークの人材育成を行うことにより、同国技術者・管理者のさらなる技術・マネジメント力向上に貢献するとともに同国とのより一層の関係強化を図ってまいります。
※JAPAN-GTL:GTLとは、Gas To Liquidの略。天然ガスから灯油、軽油、ガソリン等の液体燃料を製造する技術で、輸送用に一時的に液体化する液化天然ガス「LNG」とは異なり、GTLで製造された液体燃料はそのまま製品として利用できるのが特徴。
日本独自の技術である「JAPAN-GTL」は、天然ガス中に含まれる二酸化炭素を原料の一部として利用できるのが特徴で、特に二酸化炭素の含有量の多い天然ガスプロジェクトで注目を集めている。
■ コース概要
1)名称
平成27年度産油国技術者研修等事業(特別研修事業)「モザンビークLNG技術に係る実践的講義」
2)実施期間
5月18日(月)〜6月12日(金)(4週間)
3)対象
モザンビークの政府機関、国営石油会社等に属し、LNG事業に従事する技術者・管理者等(8名)
[画像2: http://prtimes.jp/i/12624/18/resize/d12624-18-278939-1.jpg ]
[画像3: http://prtimes.jp/i/12624/18/resize/d12624-18-793145-2.jpg ]
→全文を読む
http://www.jogmec.go.jp/news/release/news_10_000219.html?mid=pr_150625
JOGMEC(本部:東京都港区、理事長:河野博文)は、5月18日(月)から6月12日(金)の期間で、モザンビーク共和国のLNG事業に従事する技術者・管理者等8名を招聘し、平成27年度産油国技術者研修等事業 (特別研修事業)「モザンビークLNG技術に係る実践的講義」を開講しました。
[画像1: http://prtimes.jp/i/12624/18/resize/d12624-18-519962-5.jpg ]
世界有数の巨大ガス田が発見されたモザンビークでは、LNGとして市場に供給するため、大規模なガス田開発プロジェクトが進められています。2012年2月、経済産業省とモザンビーク鉱物資源省との間で“天然資源開発における協力についての覚書”が締結されました。この中で石油・天然ガス分野での人材育成に係る協力関係の構築に努めることが合意されており、その具体化として、JOGMECは、4年間にわたってのLNG関連技術者育成研修を盛り込んだ協定を同国との間で締結しました。本コースは、この協定の一環として行われたもので、今回が4回目となります。
特別研修事業「モザンビークLNG技術に係る実践的講義」は、今後LNG事業に本格的に取り組む同国の技術者・管理者が液化技術やプラント管理等のLNG技術やLNG事業のファイナンス・マーケティング等に関する知識を習得することを目的としています。
本研修は、日本人専門家による座学形式講義に加えて、日本国内のLNG受入基地でのオペレーション・メンテナンスの現場学習等を行うことで、より実践的な内容を総合的に身につけるコースとなっています。またLNGのみならず、JOGMECが有する天然ガス液体燃料化技術「JAPAN-GTL※」をはじめとする日本の先進的な天然ガス有効利用技術を学ぶ他、日本語教室や浴衣の着付け体験等を通じて日本の文化や社会なども紹介することで、日本への理解を深めるとともに、日本に対する親近感、信頼感向上に役立てています。
本研修に参加した8名の研修生は、熱心に研修に取り組んでおり、講義終了後に研修生同士でディスカッションをするなど、時間の許す限り学んだ知識についての理解を深めていました。
研修生は、講義によって得たLNGに関する知見を本国に持ち帰り、業務に資するものとする手ごたえを感じていたのと同時に、滞在期間中に交流した日本人の親切な対応や、コースで体験した日本語や日本文化に接する機会等を通じて、日本をより身近に感じるようになった様子でした。
近年、モザンビークは、本邦企業が参加する事業を始めとして海上での大規模ガス田の発見が相次いだことから世界的にも注目されており、将来的に有力な日本への天然ガス資源供給国のひとつとして期待されています。
JOGMECは本事業を通じ、モザンビークの人材育成を行うことにより、同国技術者・管理者のさらなる技術・マネジメント力向上に貢献するとともに同国とのより一層の関係強化を図ってまいります。
※JAPAN-GTL:GTLとは、Gas To Liquidの略。天然ガスから灯油、軽油、ガソリン等の液体燃料を製造する技術で、輸送用に一時的に液体化する液化天然ガス「LNG」とは異なり、GTLで製造された液体燃料はそのまま製品として利用できるのが特徴。
日本独自の技術である「JAPAN-GTL」は、天然ガス中に含まれる二酸化炭素を原料の一部として利用できるのが特徴で、特に二酸化炭素の含有量の多い天然ガスプロジェクトで注目を集めている。
■ コース概要
1)名称
平成27年度産油国技術者研修等事業(特別研修事業)「モザンビークLNG技術に係る実践的講義」
2)実施期間
5月18日(月)〜6月12日(金)(4週間)
3)対象
モザンビークの政府機関、国営石油会社等に属し、LNG事業に従事する技術者・管理者等(8名)
[画像2: http://prtimes.jp/i/12624/18/resize/d12624-18-278939-1.jpg ]
[画像3: http://prtimes.jp/i/12624/18/resize/d12624-18-793145-2.jpg ]
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