マニラの元路上の若者たちが運営する「カリエカフェ」が、国立フィリピン大学内にリニューアルオープン!
[16/11/25]
提供元:PRTIMES
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フィリピン・マニラの「路上の子どもたち」によって設立された協同組合「カリエ(※1)」が運営するベーカリーカフェ「Kalye Cafe(以下カリエカフェ)」は、2016年11月24日(木)、マニラ首都圏ケソン市に位置するフィリピン最高ランクの大学である国立フィリピン大学Diliman校に店舗を移転し、リニューアルオープン致しました。
※1:「カリエ」は、フィリピンの言葉で「路上」の意味。
[画像1: http://prtimes.jp/i/17261/18/resize/d17261-18-217526-4.jpg ]
[画像2: http://prtimes.jp/i/17261/18/resize/d17261-18-916187-5.jpg ]
都市化が進むフィリピンでは、25万人以上の路上の子どもが存在すると言われています。子どもたちは、事故や犯罪に巻き込まれる危険に常に晒され、辛いことや空腹を忘れるために薬物やシンナーに手を染めることも多くあります。教育を受ける機会も限られ、成長しても、満足な収入を得られることは稀となっています。そこで、認定NPO法人アイキャン(代表理事田口京子、1994年設立)は、路上の子どもたち、若者たちに技術訓練を提供し、2016年3月15日、マニラ首都圏ケソン市内に元路上の若者たちによるカフェ、「カリエカフェ」をオープンしました。そしてこの度、2016年11月24日、同カフェをフィリピン最高ランクの大学である国立フィリピン大学Diliman校内に移転させ、リニューアルオープンいたしました。
[画像3: http://prtimes.jp/i/17261/18/resize/d17261-18-862142-3.jpg ]
カリエカフェは、路上の子ども・若者たちが危険な労働をせず、収入を得て、生計を立てていく社会起業の活動ですが、その目的は、若者たちの就業に留まりません。カフェの収益や集まった寄付で、カリエのスタッフでもある元路上の若者たちが、現在も路上にいる子どもたちの相談に乗り、またアイキャンの職員とともに路上の子どもたちに給食活動を行うことで、一人でも多くのマニラの路上の子どもたちを、路上から救い出すことを目指しています。
この度、カリエの趣旨に共感した国立フィリピン大学の協力で、フィリピン大学内にカリエカフェをリニューアルオープンいたしました。増え続ける路上の子どもの状況に対して、カフェの収益や寄付(※2)を増やし、路上の子どもたちへの活動を加速するとともに、将来フィリピンのリーダーとなる層への啓発活動を通じて、フィリピン国内の路上の子どもたちの状況の理解促進を強化していきます。
※2:カリエの活動に賛同し、ともにマニラの路上の子どもの課題を解決してくださる企業や組織、個人からの寄付を募集しています。一定額以上の寄付者(組織等)には、大学内カリエカフェの中にロゴの掲示などが行われます 。認定NPO法人のため、日本国内での寄付は税制優遇があります。
【カフェスタッフの声】カリエメンバーRica 17歳
[画像4: http://prtimes.jp/i/17261/18/resize/d17261-18-965896-2.jpg ]
以前、路上でタバコ等の物売りをして生計を立てていました。アイキャンの活動への参加を通し、パンを作る技術が高まった他、カリエの一員として、他の路上の子どもたちの模範になろうと意識が芽生えました。
カリエは「人生は変えることができる」という希望を私にくれました。
この売り上げで、両親を養うこと、今も路上で暮らす子どもたちを危険から守ることが私の夢です。これからもカリエが軌道にのるよう頑張ります
【カリエカフェ アクセス】
Unit 007, Building 3, Acacia Dorm Student Support Area, University of the Philippines, Diliman
*大学内の人が集まるショッピングセンターの前の建物1階です。
【フィリピン大学とは】
フィリピン大学英語名:The University of the Philippines)は、1908年に設立されたフィリピンの国立大学です。学生数約57,000名を有するフィリピンにおける最高ランクの大学であり、法学、医学、政治学、社会科学、公衆衛生、自然科学、農学、人文科学などの高等教育を提供しています。
【認定NPO法人 アイキャンとは】
認定NPO法人アイキャンは、1994年から、「危機的状況」にある子どもたちの生活改善に取り組んでいるフィリピン最大規模の日本のNGOです。何かを「あげる」活動ではなく、生活が向上し続ける「システム」を作り上げることを重視しています。
代表理事 田口京子 設立:1994年4月
住所:愛知県名古屋市中区大須3丁目5-4矢場町パークビル9階
HP : http://www.ican.or.jp/ Facebook : https://www.facebook.com/ICAN.NGO/
【本件に関するお問い合わせ】
認定NPO法人アイキャン(愛知県名古屋市中区大須3丁目5-4矢場町パークビル9階)
TEL: 052-253-7299(火〜土) MAIL: info@ican.or.jp
※1:「カリエ」は、フィリピンの言葉で「路上」の意味。
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都市化が進むフィリピンでは、25万人以上の路上の子どもが存在すると言われています。子どもたちは、事故や犯罪に巻き込まれる危険に常に晒され、辛いことや空腹を忘れるために薬物やシンナーに手を染めることも多くあります。教育を受ける機会も限られ、成長しても、満足な収入を得られることは稀となっています。そこで、認定NPO法人アイキャン(代表理事田口京子、1994年設立)は、路上の子どもたち、若者たちに技術訓練を提供し、2016年3月15日、マニラ首都圏ケソン市内に元路上の若者たちによるカフェ、「カリエカフェ」をオープンしました。そしてこの度、2016年11月24日、同カフェをフィリピン最高ランクの大学である国立フィリピン大学Diliman校内に移転させ、リニューアルオープンいたしました。
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カリエカフェは、路上の子ども・若者たちが危険な労働をせず、収入を得て、生計を立てていく社会起業の活動ですが、その目的は、若者たちの就業に留まりません。カフェの収益や集まった寄付で、カリエのスタッフでもある元路上の若者たちが、現在も路上にいる子どもたちの相談に乗り、またアイキャンの職員とともに路上の子どもたちに給食活動を行うことで、一人でも多くのマニラの路上の子どもたちを、路上から救い出すことを目指しています。
この度、カリエの趣旨に共感した国立フィリピン大学の協力で、フィリピン大学内にカリエカフェをリニューアルオープンいたしました。増え続ける路上の子どもの状況に対して、カフェの収益や寄付(※2)を増やし、路上の子どもたちへの活動を加速するとともに、将来フィリピンのリーダーとなる層への啓発活動を通じて、フィリピン国内の路上の子どもたちの状況の理解促進を強化していきます。
※2:カリエの活動に賛同し、ともにマニラの路上の子どもの課題を解決してくださる企業や組織、個人からの寄付を募集しています。一定額以上の寄付者(組織等)には、大学内カリエカフェの中にロゴの掲示などが行われます 。認定NPO法人のため、日本国内での寄付は税制優遇があります。
【カフェスタッフの声】カリエメンバーRica 17歳
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以前、路上でタバコ等の物売りをして生計を立てていました。アイキャンの活動への参加を通し、パンを作る技術が高まった他、カリエの一員として、他の路上の子どもたちの模範になろうと意識が芽生えました。
カリエは「人生は変えることができる」という希望を私にくれました。
この売り上げで、両親を養うこと、今も路上で暮らす子どもたちを危険から守ることが私の夢です。これからもカリエが軌道にのるよう頑張ります
【カリエカフェ アクセス】
Unit 007, Building 3, Acacia Dorm Student Support Area, University of the Philippines, Diliman
*大学内の人が集まるショッピングセンターの前の建物1階です。
【フィリピン大学とは】
フィリピン大学英語名:The University of the Philippines)は、1908年に設立されたフィリピンの国立大学です。学生数約57,000名を有するフィリピンにおける最高ランクの大学であり、法学、医学、政治学、社会科学、公衆衛生、自然科学、農学、人文科学などの高等教育を提供しています。
【認定NPO法人 アイキャンとは】
認定NPO法人アイキャンは、1994年から、「危機的状況」にある子どもたちの生活改善に取り組んでいるフィリピン最大規模の日本のNGOです。何かを「あげる」活動ではなく、生活が向上し続ける「システム」を作り上げることを重視しています。
代表理事 田口京子 設立:1994年4月
住所:愛知県名古屋市中区大須3丁目5-4矢場町パークビル9階
HP : http://www.ican.or.jp/ Facebook : https://www.facebook.com/ICAN.NGO/
【本件に関するお問い合わせ】
認定NPO法人アイキャン(愛知県名古屋市中区大須3丁目5-4矢場町パークビル9階)
TEL: 052-253-7299(火〜土) MAIL: info@ican.or.jp