本場の歌舞伎を体感できる 銀座 ソニービルで「シネマ歌舞伎」展 開催 2008年9月20日(土)〜10月22日(水) 於:銀座 ソニービル
[08/09/22]
提供元:PRTIMES
提供元:PRTIMES
ソニーは9月20日(土)より、<ソニーで感じる「シネマ歌舞伎」展
〜ハイビジョンで巡る「シネマ歌舞伎」の舞台裏〜>を銀座 ソニービルにて
開催しております。
歌舞伎の舞台公演を、高性能デジタルシネマカメラで撮影した映像作品が、松竹株式会社製作・配給の「シネマ歌舞伎」です。ソニーは、歌舞伎の舞台の臨場感や、感動を、より多くの人々に伝え、残していきたいという想いのもと、この「シネマ歌舞伎」を映像技術でサポートしています。
名匠山田洋次監督と中村勘三郎さんの夢の顔合わせが話題の「シネマ歌舞伎」最新作『人情噺文七元結(にんじょうばなしぶんしちもっとい)』(10/18より公開)。山田監督が台本・演出も手がけた舞台が臨場感溢れる映像でスクリーンに甦ります。
その魅力を、ソニーのハイビジョン機器をつかった展示で体験いただけます。
また、このイベントでしか見ることの出来ないメイキング映像や、「シネマ歌舞伎」特別篇の上映など、特別企画を多数ご用意いたしました。
ソニーで感じる「シネマ歌舞伎」展
〜ハイビジョンで巡る「シネマ歌舞伎」の舞台裏〜 実施概要
期 間 : 2008年9月20日(土)〜10月22日(水) 33日間
時 間 : 11:00〜19:00 ※入場・体験無料
場 所 : 銀座 ソニービル
〒104-0061 東京都中央区銀座5-3-1
主 催 : ソニー株式会社/ソニーマーケティング株式会社
協 力 : 松竹株式会社/ソニー企業株式会社
※SHOCHIKU CINEMA KABUKI PROJECTとは?
松竹(株)は、シネマ歌舞伎を通じて、世界中のどこであろうと、スクリーン上に、まるで歌舞伎座で生の舞台を観ているかのような「美」の感覚を再現し、芝居小屋の楽しさや感動を味わってもらいたいと考えております。
今後も、歌舞伎のさまざまなジャンル、さまざまな役者の舞台をシネマ歌舞伎化してゆき、とても豊かで深い歌舞伎の世界を、国内外のすべての人々の身近なものにするべく、このプロジェクトに取り組んでまいります。
<ソニーで感じる「シネマ歌舞伎」展の見どころ>
◇1F ソニースクエア 屋外・正面入口:
銀座の街に「シネマ歌舞伎」座が出現!
1Fソニースクエア(屋外イベントスペース)に、今回のイベントの象徴となる本イベントオリジナルの「シネマ歌舞伎」座をこしらえました。
華やかな造作の中には、160インチの大型LEDスクリーンを埋め込み、「シネマ歌舞伎」予告編映像や、TV-CMを上映します。
◇1F エントランスホール :「シネマ歌舞伎」の撮影現場を再現
『人情噺文七元結』の美術スタッフの手により、舞台美術を忠実に再現しました。
実際の撮影現場で活躍したソニーのデジタルシネマカメラ(F23)や、小道具なども展示されています。監督気分、役者気分を存分に味わってください。
また、舞台上の中村勘三郎さん(長兵衛役)のカキワリと記念撮影もできます。
◇1F :必見!山田洋次監督と中村勘三郎さんの
白熱した「シネマ歌舞伎」の制作舞台裏を公開!
このイベントでしか見られない、『人情噺文七元結』名場面の秘蔵メイキング映像を大公開。山田洋次監督のこまやかな演技指導、ひとつひとつの演技にも真剣に打ち込む中村勘三郎さんの役者魂、そしてそんなお二人が意見をぶつけ合う場面など、本編に負けず劣らず見どころ満載。
山田洋次監督のシネマ歌舞伎「人情噺文七元結」台本制作までの筆耕と完成した台本の実物展示がご覧いただけます。
中村勘三郎さん愛用の化粧道具も期間限定(9/21〜9/28)で特別公開いたします。
※公開日程は予告なく変更する場合がございます)
◇1F〜2F :「シネマ歌舞伎」の見どころをテーマ別に徹底解説
シネマ歌舞伎ならではの見どころを「表情」「鮮やかさ」「ディテール」という3つのテーマ別に解説します。さらに、山田監督や撮影監督の談話をもとに、各シーンに込められたこだわりを映像とパネルで展示。
表現者たちがシネマ歌舞伎にかけた熱い想いを、ソニーのハイビジョン機器を通して様々な角度から体験いただけます。
また、実際の舞台で使用された小道具なども多数展示します。
中村勘三郎さんが『連獅子(れんじし)』の舞台で実際に着用された衣装とカツラも特別に公開いたします。
◇1F〜2F :ウォークマン音声ガイド 中村勘太郎さんが、「シネマ歌舞伎」の世界へ導きます
「シネマ歌舞伎」展を立体的に体験できる「ウォークマン音声ガイド」を貸し出します。
ナレーションにはなんと、中村勘太郎さんが出演。音声と映像による丁寧なガイドと一緒に展示コーナーを巡れば、「シネマ歌舞伎」の世界をより深く堪能していただけることでしょう。『人情噺文七元結』で文七役を熱演された勘太郎さんだからこその貴重なエピソードもお楽しみいただけます。
<概要>
1F(1C)〜2F(2A)展示コーナーと連動した音声・映像コンテンツを、ウォークマンで視聴しながら、展示体験できる企画。
希望者に1F(1C)カウンターにて「ウォークマン音声ガイド」を貸出。使用後は、2階の専用ボックスに返却。
※貸し出しには、ソニー製品情報(ケータイ)サイトへの簡単な登録が必要です。
◇8Fコミュニケーションゾーン OPUS(オーパス):大迫力の「シネマ歌舞伎」特別上映
映画館さながらの200型の大画面4K SXRDプロジェクターで、「シネマ歌舞伎」特別篇を上映いたします。
松竹監修により、このイベントだけに特別に編集された“ソニーで感じる「シネマ歌舞伎」の世界“をご覧いただけます。
<「シネマ歌舞伎」特別篇 (上映時間約23分)>
1.『野田版鼠小僧 (のだばんねずみこぞう) 』
2.『日高川入相花王 (ひだかがわいりあいざくら) 』
3.『鷺娘 (さぎむすめ)』
4.『ふるあめりかに袖はぬらさじ (ふるあめりかにそではぬらさじ)』
5.『野田版 研辰の討たれ (のだばんとぎたつのうたれ) 』
6.『京鹿子娘二人道成寺 (きょうかのこむすめににんどうじょうじ) 』
7.『連獅子 (れんじし) 』
8.『人情噺文七元結 (にんじょうばなしぶんしちもっとい) 』
◎上映時間 11:00〜19:00まで (毎時00分・毎時30分より 計16上映) ※初回のみ11:05に上映します。
◇8F コミュニケーションゾーン OPUS(オーパス):Sony Presents 「シネマ歌舞伎」 トークライブ開催
ソニービルでは「シネマ歌舞伎」の映像作品をさらに楽しんでいただけるよう、10月より月に1度、スペシャルトークイベントを開催します。
歌舞伎ファンの方にも、歌舞伎初心者の方にも、存分に楽しんでいただける内容です。是非ご期待ください。
<概要>
■Sony Presents 「シネマ歌舞伎」 トークライブ Vol.1
日時 :2008年10月18日(土)
会場 :ソニービル 8階 コミュニケーションゾーン OPUS(オーパス)
参加料 :無料 (インターネット申込みによる抽選で、合計45組90名様をご招待)
第一回目のゲストは、落語家の林家正蔵(はやしやしょうぞう)さんです。
10月より上映される「シネマ歌舞伎」最新作『人情噺文七元結』は、落語の名演目が原作。
噺家ならではの視点で「シネマ歌舞伎」の魅力に迫ります。
■シネマ歌舞伎トークライブのチケット申込み応募方法
2008年10月1日(水)15時より、応募申込みを受け付け(予定)
ご応募は携帯電話か、パソコンで。当選の発表は、招待状の発送をもってかえさせていただきます。
詳細は、こちらでご案内しています。
PC 「Sony meets KABUKI.」スペシャルサイト http://sony.jp/cinema-kabuki/
携帯電話 「Sony meets KABUKI.」ケータイサイト http://m.sony.jp/qr/cinema-kabuki/
◇1F・2F・4F・8F :携帯ラリーで見どころガイドをコンプリート!
フェリカ機能のついた携帯電話で、全館ラリーをお楽しみいただけます。
4つのタッチポイントから簡単に、 “見どころガイド”にアクセス。『人情噺文七元結』の見どころガイドをご覧いただければ、シネマ歌舞伎『人情噺文七元結』をより深くお楽しみいただけます。
また、4つの解説をすべてご覧になると、オリジナルグッズが当たる抽選ゲームにアクセスできます。
■オリジナルグッズ オリジナル扇子・ケータイコンテンツなど
◇1F・2F・4F・8F :スタンプラリーで、4つの隈取を完成させよう
1F/2F/4F/8Fに4つの隈取スタンプを設置。
イベントガイドブックのスタンプラリーページに4つの特製スタンプを捺して、隈取を完成させる企画です。
隈取の説明もガイドブックに掲載されており、歌舞伎をより身近に楽しんでいただける企画です。
◇店舗コラボ企画 :歌舞伎にちなんだグッズをプレゼント ほか
ソニービルの下記で「歌舞伎」にちなんだキャンペーンを開催。
5F :ライフプランニング・スクエア Life Planning SQUARE
期間中、5Fコンサルティングブースで「ライフプランニング」を体験された方、先着300名様に「着物ハンカチ」プレゼント!
4F:マネックス ラウンジ@銀座 Monex Lounge@Ginza
期間中、4Fマネックス ラウンジ@銀座で新規口座開設された方、先着30名様に「白浪五人男ショットグラス」プレゼント!
※口座開設・維持費、株券等の入庫・移管料は無料です。
印鑑・本人確認書等をお持ち下さい。 詳しくはスタッフまで
マネックス証券株式会社 金融商品取引業者 関東財務局長(金商)第165号
加入協会:日本証券業協会、(社)金融先物取引業協会
3F:カフェ・ラキ Cafe Raki
イベント期間限定のオリジナルコースター登場!
1F:パブ・カーディナル Pub Cardinal
有機ELテレビにて歌舞伎映像上映!イベント期間限定オリジナルコースターも登場!
◇「Sony meets KABUKI.」スペシャルサイトもオープン!
URL:http://sony.jp/cinema-kabuki/
シネマ歌舞伎にかけるソニーの想いを表現したコンセプトムービーや、山田洋次監督、近森撮影監督などのスペシャルインタビュー、シネマ歌舞伎の最新情報や、その他イベント情報などをご覧いただけます。
<コンテンツラインアップ>
・WHAT'S "Sony meets KABUKI."
シネマ歌舞伎にかけるソニーの想い
・SPECIAL INTERVIEW
シネマ歌舞伎を支えるソニーのハイビジョン技術(9月末公開予定)
・ABOUT "CINEMA-KABUKI"
"新しいメディア" シネマ歌舞伎の紹介
・EVENT
"Sony meets KABUKI." イベント情報
<その他>
◇シネマ歌舞伎とは
シネマ歌舞伎は、歌舞伎の舞台公演をデジタルシネマカメラで撮影し、スクリーンで上映するという、今までにない映像作品です。(映画ではありません。)
その第一弾として、2003年8月に歌舞伎座で上演された野田秀樹・作・演出の『野田版鼠小僧(のだばんねずみこぞう)』を撮影。2005年1月、東銀座の東劇での公開を皮切りに全国主要都市で上映しました。以後、現在までに『鷺娘(さぎむすめ)』、『日高川入相花王(ひだかがわいりあいざくら)』、『京鹿子娘二人道成寺(きょうかのこむすめににんどうじょうじ)』、『野田版 研辰の討たれ(のだばんとぎたつのうたれ)』、『ふるあめりかに袖はぬらさじ』の計6作品が全国主要都市にて公開され、いずれも大好評を博しました。
また2005年秋には、第43回NY国際映画祭に招待上映され、2008年4月にはシンガポールで海外初の商業上映を開始(ソニー4Kプロジェクターを活用)、海外でも高い評価を得ています。
その「シネマ歌舞伎」の最新作が、山田洋次監督による『人情噺文七元結(にんじょうばなしぶんしちもっとい)』(2008年10月18日公開)、『連獅子(れんじし)』(2008年12月27日公開予定)の2作品です。
◇ソニーのハイビジョン技術について
歌舞伎の豊かな色彩やダイナミックな動きはもちろん、細部にわたるこだわりも存分に堪能できるのが、シネマ歌舞伎の醍醐味です。ソニーのデジタルシネマカメラ「F23」は、目の表情や指先の演技、息づかいさえ逃すことなく、舞台の臨場感をそのまま映像として表現しています。
シネマ歌舞伎最新作『人情噺文七元結(にんじょうばなしぶんしちもっとい)』『連獅子(れんじし)』では、山田洋次監督、中村勘三郎さんといった一流の表現者の情熱と、ソニーの情熱が出会い、作品世界に込められた“心”まで伝わる映像を追求しました。
また、撮影だけにとどまらず、編集から上映に至るまで、ソニーのハイビジョン技術を惜しみなく提供し、シネマ歌舞伎の魅力を最大限に引き出しています。
これからもソニーは、松竹「シネマ歌舞伎」プロジェクトを応援し、みなさまに満足いただける作品を届けていきます。
どうぞご期待ください。
◇シネマ歌舞伎『人情噺文七元結(にんじょうばなしぶんしちもっとい)』
三遊亭円朝が口演した落語が原作の歌舞伎『人情噺文七元結』。
日本映画界を代表する名匠山田洋次監督が、中村勘三郎さんの要請に応えてシネマ歌舞伎を初監督、夢の顔合わせが実現。「カットによっては生の舞台よりも力を感じるときがある』とシネマ歌舞伎の映像の迫力を高く評価する山田監督のもと、これまでの「シネマ歌舞伎」よりも多くのカメラを設置して撮影された映像は、劇場の生々しい臨場感から、勘三郎さん演じる長兵衛の人間味や息遣いまで余すところなく捉えました。
あらすじ
左官の長兵衛は、大の博打好き。女房のお兼とはいつも喧嘩ばかり。見かねた娘のお久は、吉原に身を売る決意をします。事情を察した妓楼の女房・お駒は、長兵衛を呼び、娘のためにも心根を入れ替えて仕事に精を出すよう諭して、五十両の金を貸し与えます。その帰り道、大川端で身投げをしようとしている若い男を見かけ、その窮状を気の毒に思った長兵衛は…。三遊亭円朝が口演した落語が原作。
配役
左官長兵衛… 中村 勘三郎
女房お兼… 中村 扇雀
手代文七… 中村 勘太郎
お久… 中村 芝のぶ
鳶頭伊兵衛… 片岡 亀蔵
和泉屋清兵衛… 坂東 彌十郎
角海老女房お駒… 中村 芝翫
シネマ歌舞伎『人情噺文七元結』公開情報
2008年10月18日(土)〜 12月26日(金) 東劇 (東京)
2008年10月18日(土)〜 11月7日(金) 梅田ピカデリー(大阪)
2008年10月18日(土)〜終映日未定 なんばパークス(大阪)、MOVIX京都 (京都)
初冬ロードショー ミッドランドスクエアシネマ (名古屋)
ほか、全国順次ロードショー
◇シネマ歌舞伎『連獅子(れんじし)』
河竹黙阿弥作詞による歌舞伎舞踊の人気演目のひとつ。親獅子を中村勘三郎さん、子獅子を勘太郎さん、七之助さんが踊った舞台をシネマ歌舞伎にしました。シネマ歌舞伎史上初の試みとして、舞台上に設置したカメラで舞台稽古も撮影。
客席からでは観ることのできない迫力ある映像が誕生しました。
配役
狂言師後に親獅子の精… 中村 勘三郎
狂言師後に子獅子の精… 中村 勘太郎
狂言師後に子獅子の精… 中村 七之助
僧蓮念… 片岡 亀蔵
僧遍念… 坂東 彌十郎
シネマ歌舞伎『連獅子』公開情報
2008年12月27日(土)より 東劇ほか全国順次ロードショー
◇「シネマ歌舞伎」座こけら落とし イベントレポート
2008年9月21日(日)、「シネマ歌舞伎」座こけら落としが銀座 ソニービルにて開催されました。
イベント当日は、シネマ歌舞伎「人情噺文七元結(にんじょうばなしぶんしちもっとい)」に出演の中村勘三郎さん、監督を務めた山田洋次監督、そしてスペシャルゲストの内田有紀さんを交えてトークショーと囲み取材が行われました。
トークショーでは、今回の「人情噺文七元結」が中村勘三郎さんのラブコールで山田洋次監督の参加が実現したこと、歌舞伎を“持ち出して楽しめる”ことや、歌舞伎を新しい形で表現できたことへの喜びなど、お二人の歌舞伎と映像に対する思いのこもったお話をしていただきました。
スペシャルゲストの内田有紀さんは、23歳のときに初めて平成中村座を見たときから歌舞伎のファンになり、現在でも中村勘三郎さん出演の舞台には欠かさず足を運んでいるほどで、今回の「人情噺文七元結」も、歌舞伎の臨場感をスクリーンで見られることや普段舞台では見ることのできない「シネマ歌舞伎」ならではの歌舞伎を大変喜んでおられました。中村勘三郎さんのお芝居に山田洋次監督の脚本が加わった同作品に大変興奮されたそうです。
トークショーの最後にはゲスト3人に加え、松竹株式会社取締役の荒牧大四郎様とイベント主催者であるソニーマーケティング株式会社代表取締役の宮下次衛を加えた5人で鏡開きが行われました。
中村勘三郎さんと山田洋次監督の囲み取材では、銀座 ソニービルでの開催を感謝すると共に、お互いに一緒に同作品を作れたことへの喜びをお話していただきました。細部にまでこだわった作品の素晴らしさなど、撮影現場での笑い話を交えながらお話いただきました。
〜ハイビジョンで巡る「シネマ歌舞伎」の舞台裏〜>を銀座 ソニービルにて
開催しております。
歌舞伎の舞台公演を、高性能デジタルシネマカメラで撮影した映像作品が、松竹株式会社製作・配給の「シネマ歌舞伎」です。ソニーは、歌舞伎の舞台の臨場感や、感動を、より多くの人々に伝え、残していきたいという想いのもと、この「シネマ歌舞伎」を映像技術でサポートしています。
名匠山田洋次監督と中村勘三郎さんの夢の顔合わせが話題の「シネマ歌舞伎」最新作『人情噺文七元結(にんじょうばなしぶんしちもっとい)』(10/18より公開)。山田監督が台本・演出も手がけた舞台が臨場感溢れる映像でスクリーンに甦ります。
その魅力を、ソニーのハイビジョン機器をつかった展示で体験いただけます。
また、このイベントでしか見ることの出来ないメイキング映像や、「シネマ歌舞伎」特別篇の上映など、特別企画を多数ご用意いたしました。
ソニーで感じる「シネマ歌舞伎」展
〜ハイビジョンで巡る「シネマ歌舞伎」の舞台裏〜 実施概要
期 間 : 2008年9月20日(土)〜10月22日(水) 33日間
時 間 : 11:00〜19:00 ※入場・体験無料
場 所 : 銀座 ソニービル
〒104-0061 東京都中央区銀座5-3-1
主 催 : ソニー株式会社/ソニーマーケティング株式会社
協 力 : 松竹株式会社/ソニー企業株式会社
※SHOCHIKU CINEMA KABUKI PROJECTとは?
松竹(株)は、シネマ歌舞伎を通じて、世界中のどこであろうと、スクリーン上に、まるで歌舞伎座で生の舞台を観ているかのような「美」の感覚を再現し、芝居小屋の楽しさや感動を味わってもらいたいと考えております。
今後も、歌舞伎のさまざまなジャンル、さまざまな役者の舞台をシネマ歌舞伎化してゆき、とても豊かで深い歌舞伎の世界を、国内外のすべての人々の身近なものにするべく、このプロジェクトに取り組んでまいります。
<ソニーで感じる「シネマ歌舞伎」展の見どころ>
◇1F ソニースクエア 屋外・正面入口:
銀座の街に「シネマ歌舞伎」座が出現!
1Fソニースクエア(屋外イベントスペース)に、今回のイベントの象徴となる本イベントオリジナルの「シネマ歌舞伎」座をこしらえました。
華やかな造作の中には、160インチの大型LEDスクリーンを埋め込み、「シネマ歌舞伎」予告編映像や、TV-CMを上映します。
◇1F エントランスホール :「シネマ歌舞伎」の撮影現場を再現
『人情噺文七元結』の美術スタッフの手により、舞台美術を忠実に再現しました。
実際の撮影現場で活躍したソニーのデジタルシネマカメラ(F23)や、小道具なども展示されています。監督気分、役者気分を存分に味わってください。
また、舞台上の中村勘三郎さん(長兵衛役)のカキワリと記念撮影もできます。
◇1F :必見!山田洋次監督と中村勘三郎さんの
白熱した「シネマ歌舞伎」の制作舞台裏を公開!
このイベントでしか見られない、『人情噺文七元結』名場面の秘蔵メイキング映像を大公開。山田洋次監督のこまやかな演技指導、ひとつひとつの演技にも真剣に打ち込む中村勘三郎さんの役者魂、そしてそんなお二人が意見をぶつけ合う場面など、本編に負けず劣らず見どころ満載。
山田洋次監督のシネマ歌舞伎「人情噺文七元結」台本制作までの筆耕と完成した台本の実物展示がご覧いただけます。
中村勘三郎さん愛用の化粧道具も期間限定(9/21〜9/28)で特別公開いたします。
※公開日程は予告なく変更する場合がございます)
◇1F〜2F :「シネマ歌舞伎」の見どころをテーマ別に徹底解説
シネマ歌舞伎ならではの見どころを「表情」「鮮やかさ」「ディテール」という3つのテーマ別に解説します。さらに、山田監督や撮影監督の談話をもとに、各シーンに込められたこだわりを映像とパネルで展示。
表現者たちがシネマ歌舞伎にかけた熱い想いを、ソニーのハイビジョン機器を通して様々な角度から体験いただけます。
また、実際の舞台で使用された小道具なども多数展示します。
中村勘三郎さんが『連獅子(れんじし)』の舞台で実際に着用された衣装とカツラも特別に公開いたします。
◇1F〜2F :ウォークマン音声ガイド 中村勘太郎さんが、「シネマ歌舞伎」の世界へ導きます
「シネマ歌舞伎」展を立体的に体験できる「ウォークマン音声ガイド」を貸し出します。
ナレーションにはなんと、中村勘太郎さんが出演。音声と映像による丁寧なガイドと一緒に展示コーナーを巡れば、「シネマ歌舞伎」の世界をより深く堪能していただけることでしょう。『人情噺文七元結』で文七役を熱演された勘太郎さんだからこその貴重なエピソードもお楽しみいただけます。
<概要>
1F(1C)〜2F(2A)展示コーナーと連動した音声・映像コンテンツを、ウォークマンで視聴しながら、展示体験できる企画。
希望者に1F(1C)カウンターにて「ウォークマン音声ガイド」を貸出。使用後は、2階の専用ボックスに返却。
※貸し出しには、ソニー製品情報(ケータイ)サイトへの簡単な登録が必要です。
◇8Fコミュニケーションゾーン OPUS(オーパス):大迫力の「シネマ歌舞伎」特別上映
映画館さながらの200型の大画面4K SXRDプロジェクターで、「シネマ歌舞伎」特別篇を上映いたします。
松竹監修により、このイベントだけに特別に編集された“ソニーで感じる「シネマ歌舞伎」の世界“をご覧いただけます。
<「シネマ歌舞伎」特別篇 (上映時間約23分)>
1.『野田版鼠小僧 (のだばんねずみこぞう) 』
2.『日高川入相花王 (ひだかがわいりあいざくら) 』
3.『鷺娘 (さぎむすめ)』
4.『ふるあめりかに袖はぬらさじ (ふるあめりかにそではぬらさじ)』
5.『野田版 研辰の討たれ (のだばんとぎたつのうたれ) 』
6.『京鹿子娘二人道成寺 (きょうかのこむすめににんどうじょうじ) 』
7.『連獅子 (れんじし) 』
8.『人情噺文七元結 (にんじょうばなしぶんしちもっとい) 』
◎上映時間 11:00〜19:00まで (毎時00分・毎時30分より 計16上映) ※初回のみ11:05に上映します。
◇8F コミュニケーションゾーン OPUS(オーパス):Sony Presents 「シネマ歌舞伎」 トークライブ開催
ソニービルでは「シネマ歌舞伎」の映像作品をさらに楽しんでいただけるよう、10月より月に1度、スペシャルトークイベントを開催します。
歌舞伎ファンの方にも、歌舞伎初心者の方にも、存分に楽しんでいただける内容です。是非ご期待ください。
<概要>
■Sony Presents 「シネマ歌舞伎」 トークライブ Vol.1
日時 :2008年10月18日(土)
会場 :ソニービル 8階 コミュニケーションゾーン OPUS(オーパス)
参加料 :無料 (インターネット申込みによる抽選で、合計45組90名様をご招待)
第一回目のゲストは、落語家の林家正蔵(はやしやしょうぞう)さんです。
10月より上映される「シネマ歌舞伎」最新作『人情噺文七元結』は、落語の名演目が原作。
噺家ならではの視点で「シネマ歌舞伎」の魅力に迫ります。
■シネマ歌舞伎トークライブのチケット申込み応募方法
2008年10月1日(水)15時より、応募申込みを受け付け(予定)
ご応募は携帯電話か、パソコンで。当選の発表は、招待状の発送をもってかえさせていただきます。
詳細は、こちらでご案内しています。
PC 「Sony meets KABUKI.」スペシャルサイト http://sony.jp/cinema-kabuki/
携帯電話 「Sony meets KABUKI.」ケータイサイト http://m.sony.jp/qr/cinema-kabuki/
◇1F・2F・4F・8F :携帯ラリーで見どころガイドをコンプリート!
フェリカ機能のついた携帯電話で、全館ラリーをお楽しみいただけます。
4つのタッチポイントから簡単に、 “見どころガイド”にアクセス。『人情噺文七元結』の見どころガイドをご覧いただければ、シネマ歌舞伎『人情噺文七元結』をより深くお楽しみいただけます。
また、4つの解説をすべてご覧になると、オリジナルグッズが当たる抽選ゲームにアクセスできます。
■オリジナルグッズ オリジナル扇子・ケータイコンテンツなど
◇1F・2F・4F・8F :スタンプラリーで、4つの隈取を完成させよう
1F/2F/4F/8Fに4つの隈取スタンプを設置。
イベントガイドブックのスタンプラリーページに4つの特製スタンプを捺して、隈取を完成させる企画です。
隈取の説明もガイドブックに掲載されており、歌舞伎をより身近に楽しんでいただける企画です。
◇店舗コラボ企画 :歌舞伎にちなんだグッズをプレゼント ほか
ソニービルの下記で「歌舞伎」にちなんだキャンペーンを開催。
5F :ライフプランニング・スクエア Life Planning SQUARE
期間中、5Fコンサルティングブースで「ライフプランニング」を体験された方、先着300名様に「着物ハンカチ」プレゼント!
4F:マネックス ラウンジ@銀座 Monex Lounge@Ginza
期間中、4Fマネックス ラウンジ@銀座で新規口座開設された方、先着30名様に「白浪五人男ショットグラス」プレゼント!
※口座開設・維持費、株券等の入庫・移管料は無料です。
印鑑・本人確認書等をお持ち下さい。 詳しくはスタッフまで
マネックス証券株式会社 金融商品取引業者 関東財務局長(金商)第165号
加入協会:日本証券業協会、(社)金融先物取引業協会
3F:カフェ・ラキ Cafe Raki
イベント期間限定のオリジナルコースター登場!
1F:パブ・カーディナル Pub Cardinal
有機ELテレビにて歌舞伎映像上映!イベント期間限定オリジナルコースターも登場!
◇「Sony meets KABUKI.」スペシャルサイトもオープン!
URL:http://sony.jp/cinema-kabuki/
シネマ歌舞伎にかけるソニーの想いを表現したコンセプトムービーや、山田洋次監督、近森撮影監督などのスペシャルインタビュー、シネマ歌舞伎の最新情報や、その他イベント情報などをご覧いただけます。
<コンテンツラインアップ>
・WHAT'S "Sony meets KABUKI."
シネマ歌舞伎にかけるソニーの想い
・SPECIAL INTERVIEW
シネマ歌舞伎を支えるソニーのハイビジョン技術(9月末公開予定)
・ABOUT "CINEMA-KABUKI"
"新しいメディア" シネマ歌舞伎の紹介
・EVENT
"Sony meets KABUKI." イベント情報
<その他>
◇シネマ歌舞伎とは
シネマ歌舞伎は、歌舞伎の舞台公演をデジタルシネマカメラで撮影し、スクリーンで上映するという、今までにない映像作品です。(映画ではありません。)
その第一弾として、2003年8月に歌舞伎座で上演された野田秀樹・作・演出の『野田版鼠小僧(のだばんねずみこぞう)』を撮影。2005年1月、東銀座の東劇での公開を皮切りに全国主要都市で上映しました。以後、現在までに『鷺娘(さぎむすめ)』、『日高川入相花王(ひだかがわいりあいざくら)』、『京鹿子娘二人道成寺(きょうかのこむすめににんどうじょうじ)』、『野田版 研辰の討たれ(のだばんとぎたつのうたれ)』、『ふるあめりかに袖はぬらさじ』の計6作品が全国主要都市にて公開され、いずれも大好評を博しました。
また2005年秋には、第43回NY国際映画祭に招待上映され、2008年4月にはシンガポールで海外初の商業上映を開始(ソニー4Kプロジェクターを活用)、海外でも高い評価を得ています。
その「シネマ歌舞伎」の最新作が、山田洋次監督による『人情噺文七元結(にんじょうばなしぶんしちもっとい)』(2008年10月18日公開)、『連獅子(れんじし)』(2008年12月27日公開予定)の2作品です。
◇ソニーのハイビジョン技術について
歌舞伎の豊かな色彩やダイナミックな動きはもちろん、細部にわたるこだわりも存分に堪能できるのが、シネマ歌舞伎の醍醐味です。ソニーのデジタルシネマカメラ「F23」は、目の表情や指先の演技、息づかいさえ逃すことなく、舞台の臨場感をそのまま映像として表現しています。
シネマ歌舞伎最新作『人情噺文七元結(にんじょうばなしぶんしちもっとい)』『連獅子(れんじし)』では、山田洋次監督、中村勘三郎さんといった一流の表現者の情熱と、ソニーの情熱が出会い、作品世界に込められた“心”まで伝わる映像を追求しました。
また、撮影だけにとどまらず、編集から上映に至るまで、ソニーのハイビジョン技術を惜しみなく提供し、シネマ歌舞伎の魅力を最大限に引き出しています。
これからもソニーは、松竹「シネマ歌舞伎」プロジェクトを応援し、みなさまに満足いただける作品を届けていきます。
どうぞご期待ください。
◇シネマ歌舞伎『人情噺文七元結(にんじょうばなしぶんしちもっとい)』
三遊亭円朝が口演した落語が原作の歌舞伎『人情噺文七元結』。
日本映画界を代表する名匠山田洋次監督が、中村勘三郎さんの要請に応えてシネマ歌舞伎を初監督、夢の顔合わせが実現。「カットによっては生の舞台よりも力を感じるときがある』とシネマ歌舞伎の映像の迫力を高く評価する山田監督のもと、これまでの「シネマ歌舞伎」よりも多くのカメラを設置して撮影された映像は、劇場の生々しい臨場感から、勘三郎さん演じる長兵衛の人間味や息遣いまで余すところなく捉えました。
あらすじ
左官の長兵衛は、大の博打好き。女房のお兼とはいつも喧嘩ばかり。見かねた娘のお久は、吉原に身を売る決意をします。事情を察した妓楼の女房・お駒は、長兵衛を呼び、娘のためにも心根を入れ替えて仕事に精を出すよう諭して、五十両の金を貸し与えます。その帰り道、大川端で身投げをしようとしている若い男を見かけ、その窮状を気の毒に思った長兵衛は…。三遊亭円朝が口演した落語が原作。
配役
左官長兵衛… 中村 勘三郎
女房お兼… 中村 扇雀
手代文七… 中村 勘太郎
お久… 中村 芝のぶ
鳶頭伊兵衛… 片岡 亀蔵
和泉屋清兵衛… 坂東 彌十郎
角海老女房お駒… 中村 芝翫
シネマ歌舞伎『人情噺文七元結』公開情報
2008年10月18日(土)〜 12月26日(金) 東劇 (東京)
2008年10月18日(土)〜 11月7日(金) 梅田ピカデリー(大阪)
2008年10月18日(土)〜終映日未定 なんばパークス(大阪)、MOVIX京都 (京都)
初冬ロードショー ミッドランドスクエアシネマ (名古屋)
ほか、全国順次ロードショー
◇シネマ歌舞伎『連獅子(れんじし)』
河竹黙阿弥作詞による歌舞伎舞踊の人気演目のひとつ。親獅子を中村勘三郎さん、子獅子を勘太郎さん、七之助さんが踊った舞台をシネマ歌舞伎にしました。シネマ歌舞伎史上初の試みとして、舞台上に設置したカメラで舞台稽古も撮影。
客席からでは観ることのできない迫力ある映像が誕生しました。
配役
狂言師後に親獅子の精… 中村 勘三郎
狂言師後に子獅子の精… 中村 勘太郎
狂言師後に子獅子の精… 中村 七之助
僧蓮念… 片岡 亀蔵
僧遍念… 坂東 彌十郎
シネマ歌舞伎『連獅子』公開情報
2008年12月27日(土)より 東劇ほか全国順次ロードショー
◇「シネマ歌舞伎」座こけら落とし イベントレポート
2008年9月21日(日)、「シネマ歌舞伎」座こけら落としが銀座 ソニービルにて開催されました。
イベント当日は、シネマ歌舞伎「人情噺文七元結(にんじょうばなしぶんしちもっとい)」に出演の中村勘三郎さん、監督を務めた山田洋次監督、そしてスペシャルゲストの内田有紀さんを交えてトークショーと囲み取材が行われました。
トークショーでは、今回の「人情噺文七元結」が中村勘三郎さんのラブコールで山田洋次監督の参加が実現したこと、歌舞伎を“持ち出して楽しめる”ことや、歌舞伎を新しい形で表現できたことへの喜びなど、お二人の歌舞伎と映像に対する思いのこもったお話をしていただきました。
スペシャルゲストの内田有紀さんは、23歳のときに初めて平成中村座を見たときから歌舞伎のファンになり、現在でも中村勘三郎さん出演の舞台には欠かさず足を運んでいるほどで、今回の「人情噺文七元結」も、歌舞伎の臨場感をスクリーンで見られることや普段舞台では見ることのできない「シネマ歌舞伎」ならではの歌舞伎を大変喜んでおられました。中村勘三郎さんのお芝居に山田洋次監督の脚本が加わった同作品に大変興奮されたそうです。
トークショーの最後にはゲスト3人に加え、松竹株式会社取締役の荒牧大四郎様とイベント主催者であるソニーマーケティング株式会社代表取締役の宮下次衛を加えた5人で鏡開きが行われました。
中村勘三郎さんと山田洋次監督の囲み取材では、銀座 ソニービルでの開催を感謝すると共に、お互いに一緒に同作品を作れたことへの喜びをお話していただきました。細部にまでこだわった作品の素晴らしさなど、撮影現場での笑い話を交えながらお話いただきました。