“このミス”などのミステリー大賞総なめ作家・石持浅海が、活動15周年で世に放つ新刊『鎮憎師』!定番とも言える“復讐”をテーマに、ミステリー界に一石を投じた衝撃作とは?
[17/05/18]
提供元:PRTIMES
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あの作家の意外な素顔が・・・?著者出演インタビュー企画!
1億人の本と本屋の動画投稿サイト「本TUBE」のスペシャル企画"著者出演インタビュー"で、推理作家・石持浅海が新刊・『鎮憎師』について、じっくりと語っています。
[画像1: https://prtimes.jp/i/13301/21/resize/d13301-21-410444-0.jpg ]
◆本編再生はコチラ!
http://www.hon-tube.com/pc/movie.php?movieid=1846
独創性あふれる推理作家・石持浅海が、作家活動15周年という節目で新刊、『鎮憎師』を発表した。石持さんは、2002年『アイルランドの薔薇』でカッパ・ノベルスの新人発掘プロジェクト「KAPPA-ONE」で高い評価を得て本格デビューした後、多くの作品を世に送り出し、名だたるミステリー大賞を総なめにしている。代表作として「このミステリーがすごい!」で2位になり、WOWOWでドラマ化された『扉は閉ざされたまま』をはじめとする人気の碓氷優佳シリーズ、『月の扉』『水の迷宮』『わたしたちが少女と呼ばれていた頃』などがある。毎回毛色の違うヒット作を自在に生み出す石持さんだが、最新作の『鎮憎師』をいかにして作っていったのだろうか?
ミステリーでは定番の“復讐”というキーワードから、その構想は膨らんでいったという。
「本格ミステリー業界において、殺人の動機でもっともメジャーなのが復讐です。私も結構、復讐を動機に色んな小説を書いてきましたけど、この復讐というものを新しい切り口で見せられないかと考えたのがそもそものきっかけです。」
石持さんはいつでも、数多のミステリー作家がこれまでに考えなかった切り口を追求し続けていく。今回も、すでに見慣れた復讐というテーマをいかに石持流に魅せるか?という部分がキーとなっていた。
[画像2: https://prtimes.jp/i/13301/21/resize/d13301-21-322835-1.jpg ]
「まず復讐の一つの形として、何らかの殺人事件を追って被害者側の人間が、加害者側の人間に復讐をするということがあると。そうなってくると本格ミステリーお決まりの連続殺人に変わっていきます。しかし今回は、ひとりの人間が複数の人を殺す連続殺人ではなくて、キャッチボールのような被害者側と加害者側が攻守を変えてお互いを殺し続けると、そういった連続殺人が起き得ると思いました。『鎮憎師』は、それを止めようとする話なんです。」
もともと、この辞書を開いたら出てきそうな「鎮憎師」というのは、石持さんの造語である。本文には、
〜『憎しみを鎮める人』ってくらいの意味だよ。(中略)鎮魂という意味じゃない。事件の話を聞いて、上手に終わらせる方法を考えてくれる人だ〜
と綴られている。これまでのミステリーは、復讐の連鎖こそが物語を進めていき、クライマックスまで加速させていく役割を果たしていたはずなのだが、あえて鎮憎師というキャラクターを作ることで、その“お決まり”に一石を投じたのだ。
「復讐の連鎖を止める、要するに連続殺人を止める、復讐を止める…こういった通常本格ミステリーが大手を振ってやっていることを敢えて全否定してみる。そういった新しい書き方が出来ないかと思いまして、今回の物語を創りました。」ミステリーは冊数を重ねれば重ねるほど、筋書のパターンもインプットされていき、展開や結末は予想する目は肥えていくもの。それも含めて楽しむのが推理というところもあるが、どこかでミステリーファンは“裏切り”を期待している。石持浅海という作家ほど、いい意味での“裏切り”をいつでもシビアに、俯瞰で冷静に見つめながら追求する推理作家は居ないかもしれない。そんなこだわりの中、本格ミステリーからライトミステリーまで、様々なカラーの作品が揃っているため、新旧の作品を読みつくしたミステリー熟練者も、もちろんミステリー初心者でも楽しめるようになっている。ふと、思い切りミステリーに裏切られたくなった時こそ、石持作品をお勧めしたい。
[画像3: https://prtimes.jp/i/13301/21/resize/d13301-21-410444-0.jpg ]
単行本(ソフトカバー): 293ページ
出版社: 光文社
[画像4: https://prtimes.jp/i/13301/21/resize/d13301-21-176428-2.jpg ]
◆本TUBEとは・・・
著者出演動画数は国内最大級!読んでみたくなる本が動画で見つかる、読んだ本の記録や整理が本棚でできる、
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独創性あふれる推理作家・石持浅海が、作家活動15周年という節目で新刊、『鎮憎師』を発表した。石持さんは、2002年『アイルランドの薔薇』でカッパ・ノベルスの新人発掘プロジェクト「KAPPA-ONE」で高い評価を得て本格デビューした後、多くの作品を世に送り出し、名だたるミステリー大賞を総なめにしている。代表作として「このミステリーがすごい!」で2位になり、WOWOWでドラマ化された『扉は閉ざされたまま』をはじめとする人気の碓氷優佳シリーズ、『月の扉』『水の迷宮』『わたしたちが少女と呼ばれていた頃』などがある。毎回毛色の違うヒット作を自在に生み出す石持さんだが、最新作の『鎮憎師』をいかにして作っていったのだろうか?
ミステリーでは定番の“復讐”というキーワードから、その構想は膨らんでいったという。
「本格ミステリー業界において、殺人の動機でもっともメジャーなのが復讐です。私も結構、復讐を動機に色んな小説を書いてきましたけど、この復讐というものを新しい切り口で見せられないかと考えたのがそもそものきっかけです。」
石持さんはいつでも、数多のミステリー作家がこれまでに考えなかった切り口を追求し続けていく。今回も、すでに見慣れた復讐というテーマをいかに石持流に魅せるか?という部分がキーとなっていた。
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もともと、この辞書を開いたら出てきそうな「鎮憎師」というのは、石持さんの造語である。本文には、
〜『憎しみを鎮める人』ってくらいの意味だよ。(中略)鎮魂という意味じゃない。事件の話を聞いて、上手に終わらせる方法を考えてくれる人だ〜
と綴られている。これまでのミステリーは、復讐の連鎖こそが物語を進めていき、クライマックスまで加速させていく役割を果たしていたはずなのだが、あえて鎮憎師というキャラクターを作ることで、その“お決まり”に一石を投じたのだ。
「復讐の連鎖を止める、要するに連続殺人を止める、復讐を止める…こういった通常本格ミステリーが大手を振ってやっていることを敢えて全否定してみる。そういった新しい書き方が出来ないかと思いまして、今回の物語を創りました。」ミステリーは冊数を重ねれば重ねるほど、筋書のパターンもインプットされていき、展開や結末は予想する目は肥えていくもの。それも含めて楽しむのが推理というところもあるが、どこかでミステリーファンは“裏切り”を期待している。石持浅海という作家ほど、いい意味での“裏切り”をいつでもシビアに、俯瞰で冷静に見つめながら追求する推理作家は居ないかもしれない。そんなこだわりの中、本格ミステリーからライトミステリーまで、様々なカラーの作品が揃っているため、新旧の作品を読みつくしたミステリー熟練者も、もちろんミステリー初心者でも楽しめるようになっている。ふと、思い切りミステリーに裏切られたくなった時こそ、石持作品をお勧めしたい。
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出版社: 光文社
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