【biscuit gallery】石井海音個展「warp」、フカミエリ個展「fictional reality」同時開催のお知らせ
[22/04/29]
提供元:PRTIMES
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渋谷区松涛文化ストリートに構える現代アートのコマーシャルギャラリーbiscuit gallery(渋谷区松濤)では、5/5(木)から石井海音とフカミエリによるダブル個展を開催いたします。
この度、biscuit galleryでは石井海音個展「warp」、フカミエリによる個展「fictional reality」を同時開催致します。
石井海音個展「warp」は、ポートレートの作品を中心に、biscuit gallery1階、2階の2フロアで開催されます。
[画像1: https://prtimes.jp/i/72476/22/resize/d72476-22-04b28731163048877b57-1.jpg ]
石井は自身の絵を「遠くに投げたい」と語ります。絵が何年も残ってほしいことを、遠くに投げる。と表現するのは、石井らしい感覚だと思います。現在とは別の時制へと作品を投企するような、主体的なニュアンスが感じ取れます。今、こことは異なる場所へ、賽の目のように、作品は投げ入れられるのです。
美術館などで普段観る作品は、そうして数々の時代へと投げ出され、なお現在に残ってきたものです。たしかに、人の見る目は変わるし、絵も老いる。それでも、絵画は、原理的には人よりも永い時間に生きています。時間や場所を越えて、ひとは遠い昔の対象と出会っています。
個展につけられたタイトル「warp」には、絵画空間の次元を行き来することとともに、そんな風に時空の歪みを耐え抜いてきた絵画に対する、石井の密やかな憧れと願いが感じ取れます。
[画像2: https://prtimes.jp/i/72476/22/resize/d72476-22-ad1e302746be8e4bb09a-3.jpg ]
フカミエリによる個展「fictional reality」では「fiction」をテーマに新作のペインティングを発表いたします。
展示会場はbiscuit galleryの3階フロアです。
[画像3: https://prtimes.jp/i/72476/22/resize/d72476-22-2e6f061190a80359bae6-2.jpg ]
フカミエリは絵画について、また現代に生きる自分にとって可能な絵画について、美術の系譜のみならず自身の時代や社会、文化を踏まえながら模索し、実践しています。シンプルな顔つきの、どこかヘタウマの流れを感じさせる人物が描かれた作品の多くは、作家の身の回りの出来事、家族や他者との関わり、恋や自分が見た夢といったパーソナルな世界を描いたものだと本人は語ります。
日常における疑念や気づき、私たちが日々生きていく中で向き合ってく曖昧で微妙な内面の運動を捉え、かつ幻想性を交えた絵画化するフカミエリの姿勢は、キルヒナーやムンクといった表現主義の画家らを連想させるでしょう。しかし本人は美術の系譜を物語る側に立つことより、むしろ恋や自然の摂理を歌い上げたヘレニズム文学のようにあくまでも生活者の側に立ち、そこにあるリアリティを絵画として提示することをモットーにします。だからこそ、フカミエリの作品は同時代の感性に呼応し、日常をあらためて観照させるきっかけとなる力を持つのではないでしょうか。
[画像4: https://prtimes.jp/i/72476/22/resize/d72476-22-812735db3251eafb4ed2-0.jpg ]
【アーティストプロフィール】
石井海音
-略歴-
1994年、大阪府出身。
窓、鏡、画中画を描く。その中を自由に動く少女たちのように、絵画自身もまた、時代や場所、技術をワープしてきたものである。今の時代、文化で生きる私にはどんな絵が描けるのだろうか、と日々考える。
フカミエリ
-略歴-
大阪生まれ
東京藝術大学油画科在学中
自分と世界における「こころの在りか」をテーマに制作している。
人間の意識を作っているのはなんだろうか。とある瞬間に、デジャヴを感じたり。夢の中で何度も繰り返される光景を見たり。「なにか」に出会って感動したり。私達が、意識せずとも。こころが、感情が、記憶が、私よりも正確に「世界の在りか」を教えてくれる。
■開催概要
石井海音個展「warp」
会場:biscuit gallery 1階〜2階
会期:2022年5月5日(木)〜5月22日(日)
時間:13:00〜19:00(土日祝:12:00〜18:00)
※月〜水休
入場:無料
主催:biscuit gallery
URL:https://biscuitgallery.com
フカミエリ個展「fictional reality」
会場:biscuit gallery 3階
会期:2022年5月5日(木)〜5月22日(日)
時間:13:00〜19:00(土日祝:12:00〜18:00)
※月〜水休
入場:無料
主催:biscuit gallery
URL:https://biscuitgallery.com
※新型コロナウイルス感染予防ご協力のお願い
マスクの着用と、ギャラリー入り口にて手指のアルコール消毒をお願い致します。また、 入店時に非接触の体温計にて体温測定をお願いしております。
■会社概要
商号:株式会社biscuit
代表者:代表取締役 小林真比古(コバヤシマヒロ)
所在地:〒150−0046 東京都渋谷区松濤1−28−8 biscuitビル
事業内容:現代美術作品の展示企画、販売、マネジメント、コンサル、メディア運営など
【本プレスリリースに関するお問い合わせ先】
株式会社biscuit
担当:小林、厚地
E-Mail:contact@biscuitgallery.com
【お問い合わせ先】
株式会社biscuit
担当:小林、厚地
E-Mail:contact@biscuitgallery.com
この度、biscuit galleryでは石井海音個展「warp」、フカミエリによる個展「fictional reality」を同時開催致します。
石井海音個展「warp」は、ポートレートの作品を中心に、biscuit gallery1階、2階の2フロアで開催されます。
[画像1: https://prtimes.jp/i/72476/22/resize/d72476-22-04b28731163048877b57-1.jpg ]
石井は自身の絵を「遠くに投げたい」と語ります。絵が何年も残ってほしいことを、遠くに投げる。と表現するのは、石井らしい感覚だと思います。現在とは別の時制へと作品を投企するような、主体的なニュアンスが感じ取れます。今、こことは異なる場所へ、賽の目のように、作品は投げ入れられるのです。
美術館などで普段観る作品は、そうして数々の時代へと投げ出され、なお現在に残ってきたものです。たしかに、人の見る目は変わるし、絵も老いる。それでも、絵画は、原理的には人よりも永い時間に生きています。時間や場所を越えて、ひとは遠い昔の対象と出会っています。
個展につけられたタイトル「warp」には、絵画空間の次元を行き来することとともに、そんな風に時空の歪みを耐え抜いてきた絵画に対する、石井の密やかな憧れと願いが感じ取れます。
[画像2: https://prtimes.jp/i/72476/22/resize/d72476-22-ad1e302746be8e4bb09a-3.jpg ]
フカミエリによる個展「fictional reality」では「fiction」をテーマに新作のペインティングを発表いたします。
展示会場はbiscuit galleryの3階フロアです。
[画像3: https://prtimes.jp/i/72476/22/resize/d72476-22-2e6f061190a80359bae6-2.jpg ]
フカミエリは絵画について、また現代に生きる自分にとって可能な絵画について、美術の系譜のみならず自身の時代や社会、文化を踏まえながら模索し、実践しています。シンプルな顔つきの、どこかヘタウマの流れを感じさせる人物が描かれた作品の多くは、作家の身の回りの出来事、家族や他者との関わり、恋や自分が見た夢といったパーソナルな世界を描いたものだと本人は語ります。
日常における疑念や気づき、私たちが日々生きていく中で向き合ってく曖昧で微妙な内面の運動を捉え、かつ幻想性を交えた絵画化するフカミエリの姿勢は、キルヒナーやムンクといった表現主義の画家らを連想させるでしょう。しかし本人は美術の系譜を物語る側に立つことより、むしろ恋や自然の摂理を歌い上げたヘレニズム文学のようにあくまでも生活者の側に立ち、そこにあるリアリティを絵画として提示することをモットーにします。だからこそ、フカミエリの作品は同時代の感性に呼応し、日常をあらためて観照させるきっかけとなる力を持つのではないでしょうか。
[画像4: https://prtimes.jp/i/72476/22/resize/d72476-22-812735db3251eafb4ed2-0.jpg ]
【アーティストプロフィール】
石井海音
-略歴-
1994年、大阪府出身。
窓、鏡、画中画を描く。その中を自由に動く少女たちのように、絵画自身もまた、時代や場所、技術をワープしてきたものである。今の時代、文化で生きる私にはどんな絵が描けるのだろうか、と日々考える。
フカミエリ
-略歴-
大阪生まれ
東京藝術大学油画科在学中
自分と世界における「こころの在りか」をテーマに制作している。
人間の意識を作っているのはなんだろうか。とある瞬間に、デジャヴを感じたり。夢の中で何度も繰り返される光景を見たり。「なにか」に出会って感動したり。私達が、意識せずとも。こころが、感情が、記憶が、私よりも正確に「世界の在りか」を教えてくれる。
■開催概要
石井海音個展「warp」
会場:biscuit gallery 1階〜2階
会期:2022年5月5日(木)〜5月22日(日)
時間:13:00〜19:00(土日祝:12:00〜18:00)
※月〜水休
入場:無料
主催:biscuit gallery
URL:https://biscuitgallery.com
フカミエリ個展「fictional reality」
会場:biscuit gallery 3階
会期:2022年5月5日(木)〜5月22日(日)
時間:13:00〜19:00(土日祝:12:00〜18:00)
※月〜水休
入場:無料
主催:biscuit gallery
URL:https://biscuitgallery.com
※新型コロナウイルス感染予防ご協力のお願い
マスクの着用と、ギャラリー入り口にて手指のアルコール消毒をお願い致します。また、 入店時に非接触の体温計にて体温測定をお願いしております。
■会社概要
商号:株式会社biscuit
代表者:代表取締役 小林真比古(コバヤシマヒロ)
所在地:〒150−0046 東京都渋谷区松濤1−28−8 biscuitビル
事業内容:現代美術作品の展示企画、販売、マネジメント、コンサル、メディア運営など
【本プレスリリースに関するお問い合わせ先】
株式会社biscuit
担当:小林、厚地
E-Mail:contact@biscuitgallery.com
【お問い合わせ先】
株式会社biscuit
担当:小林、厚地
E-Mail:contact@biscuitgallery.com