家でも学校でもない塾でもない『子ども第三の居場所』広島県尾道市では3カ所目となる拠点を向島にて開設!協定書調印式および落成式を実施
[23/03/01]
提供元:PRTIMES
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広島県尾道市(以下、尾道市)とB&G財団(東京都港区・前田康吉会長)は、様々な状況にある子どもを支援する、家でも学校でも塾でもない「尾道市 子ども第三の居場所」の開設に先立ち、1月31日(火)に協定書調印式・落成式を開催いたしました。
授与式には、平谷 祐宏(ひらたに ゆうこう)尾道市長、高本 訓司(こうもと くんじ)尾道市議会議長など子ども支援に関わる関係者13名が出席。またB&G財団から菅原 悟志(すがわら さとし)理事長が参加し、協定書を取り交わしました。
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平谷市長は式典で、「尾道市では職員による『子どもの貧困対策プロジェクトチーム』を立ち上げ、貧困対策を重点的に取り組んでおり、子どもに生き抜く力を身に着けさせることを目的とした子ども第三の居場所づくり事業は、各方面でも高い評価をいただいております。そうした中、市内で3カ所目となる生活・学習支援拠点を開設し、引き続き関係者の皆さまと連携して子どもたちの健やかな成長を支えてまいりたいと考えております。」と、決意表明されました。
「尾道市 子ども第三の居場所」の向島拠点は、尾道拠点、因島拠点、廿日市市拠点、大崎上島町拠点に続く広島県内では5拠点目、尾道市内では3拠点目として、B&G財団管轄としては県内初の拠点となり、2023年2月1日(水)から運営しております。向島島内の公立の小中学校に通う児童生徒を対象に、火・木曜日の放課後から午後7時まで、土曜日と長期休業時の午後1時〜午後7時まで運営し、子どもたちが安全・安心な環境の中で、学ぶ意欲や一日の生活リズムを育むことができる環境を提供してまいります。
向島拠点では生活習慣支援、学習支援のほか、今後はB&G海洋センターを活用した体験活動などを行い、放課後の時間を安心して過ごすことができる拠点として活動する計画です。また、保護者の相談支援など、地域の子育て支援の場としても活用していきます。
広島県尾道市「子ども第三の居場所」事業概要
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対象学年:小学1年生〜中学3年生
対象地域:向島島内の小・中学校に通学する児童・生徒
定 員:20名
利用条件:就学援助、児童扶養手当、ひとり親家庭等医療費助成、
生活保護等を受給している世帯の児童・生徒
運営時間:火・木曜日:放 課 後 〜19時00分
土曜日 :13時00分〜19時00分
長期休業日:13時00分〜19時00分
利用料金:無料
場 所:向東町14703番地1
運営主体:尾道市子育て支援課
「子ども第三の居場所」とは
[画像4: https://prtimes.jp/i/104626/22/resize/d104626-22-12380da7cb3472ae5e1c-5.jpg ]
「子ども第三の居場所」は、すべての子どもたちが将来の自立に向けて生き抜く力を育むことを目的として、日本財団が中心となって2016年より全国に開設しています。「子ども第三の居場所」では、特にひとり親世帯や親の共働きによる孤立や孤食、発達の特性による学習や生活上の困難、経済的理由による機会の喪失など、各々の置かれている状況により困難に直面している子どもたちを対象に放課後の居場所を提供し、食事、学習習慣・生活習慣の定着、体験機会を提供しています。同時に、学校や地域、専門機関と連携し、「誰一人取り残されない地域子育てコミュニティ」のハブとしての機能を担っていきます。現在全国に146ヶ所設置され、全国500拠点の開設を目指しています。(2023年2月末時点)
https://www.nippon-foundation.or.jp/what/projects/child-third-place