アボットが、アフリカにおける乳児HIV検査の改善を目指して、クリントン・ヘルス・アクセス・イニシアチブに参加
[10/11/15]
提供元:PRTIMES
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****このプレスリリースは、2010年11月8日(米国現地時間)に米国にて配信したものを翻訳したものです。本資料の正式言語は英語であり、その内容およびその解釈については英語が優先します。本資料(英文)についてはhttp://www.abbott.comをご覧ください****
[2010年11月8日、イリノイ州アボットパーク] アボット、およびクリントン・ヘルス・アクセス・イニシアチブ(CHAI:Clinton Health Access Initiative)は、CHAIと連携するすべての国々、とくにサハラ砂漠以南の地域に主たる重点を置き、乳児HIV検査の普及を目指す取り組みに参加しました。世界保健機関(WHO)によると、サハラ砂漠以南の地域は世界の小児HIV感染の90%を占めていると推定されています。
アボット、CHAI両者の合意に基づき、アボットは医療施設向けにRealTime HIV-1定性検査キットを供給します。同検査は、現在のところ研究用途のみで使用が許されていますが、2011年1月までにCEマーク(Comformite Europeene)を取得する見込みです。またアボットは乾燥血液スポット(DBS:dried blood spots)を用いたサンプルの採取・処理能力も提供します。標本採取においてDBSを使用することにより標本の冷蔵が不要となります。
研究用途のHIV検査やDBSサンプル採取法の供給に加え、アボットはCHAIと協力し、実験室でのターンキー・ソリューションを開発します。同ソリューションには、現時点では施設が存在しない地域においても、十分に機能する分子診断実験室を設立するために使用する機器のトレーニング・プロトコールが含まれています。
アボットの分子診断事業の責任者であるスタッフォード・オケリー(Stafford O'Kelly)は、「発展途上国の乳児に対しHIV検査を行う積極的な社会福祉活動に関し、CHAIと協力できることを光栄に思います。とくに18ヵ月未満の乳児のHIV/AIDS診断において、正確で利用しやすいHIV検査は、疾患の最適な管理や治療にとって不可欠です」と述べています。
Abbott Molecularについて
Abbott Molecular(http://www.abbottmolecular.com)は、分子レベルでのDNA、RNAおよびタンパク質の分析など、分子診断領域の新興リーダーです。Abbott Molecularの機器とアッセイは疾患の早期発見・診断に使用され、適切な治療法の選択に影響を及ぼすとともに、疾患の進行をモニタリングする補助手段としても活用されています。
アボットについて
米国イリノイ州シカゴに本拠を置くアボットは、広範囲のヘルスケアに基盤を置く世界的規模の会社であり、グループ総従業員数90,000人を擁し、世界130カ国で営業活動を行っています。その事業内容は医療用医薬品、栄養剤、医療機器、診断薬、診断機器の分野における研究・開発、製造、マーケティングそして販売と多岐にわたっています。
日本国内では、従業員 約2,500人が医療用医薬品、栄養剤、医療機器、診断薬、診断機器、ビジョンケア製品の製造開発、ならびに販売とマーケティングに従事しており、東京、福井、千葉に拠点を置いています。アボット ジャパンのプレスリリースは、http://www.abbott.co.jp、アボット本社のプレスリリースは、http://www.abbott.comをご参照ください。
[2010年11月8日、イリノイ州アボットパーク] アボット、およびクリントン・ヘルス・アクセス・イニシアチブ(CHAI:Clinton Health Access Initiative)は、CHAIと連携するすべての国々、とくにサハラ砂漠以南の地域に主たる重点を置き、乳児HIV検査の普及を目指す取り組みに参加しました。世界保健機関(WHO)によると、サハラ砂漠以南の地域は世界の小児HIV感染の90%を占めていると推定されています。
アボット、CHAI両者の合意に基づき、アボットは医療施設向けにRealTime HIV-1定性検査キットを供給します。同検査は、現在のところ研究用途のみで使用が許されていますが、2011年1月までにCEマーク(Comformite Europeene)を取得する見込みです。またアボットは乾燥血液スポット(DBS:dried blood spots)を用いたサンプルの採取・処理能力も提供します。標本採取においてDBSを使用することにより標本の冷蔵が不要となります。
研究用途のHIV検査やDBSサンプル採取法の供給に加え、アボットはCHAIと協力し、実験室でのターンキー・ソリューションを開発します。同ソリューションには、現時点では施設が存在しない地域においても、十分に機能する分子診断実験室を設立するために使用する機器のトレーニング・プロトコールが含まれています。
アボットの分子診断事業の責任者であるスタッフォード・オケリー(Stafford O'Kelly)は、「発展途上国の乳児に対しHIV検査を行う積極的な社会福祉活動に関し、CHAIと協力できることを光栄に思います。とくに18ヵ月未満の乳児のHIV/AIDS診断において、正確で利用しやすいHIV検査は、疾患の最適な管理や治療にとって不可欠です」と述べています。
Abbott Molecularについて
Abbott Molecular(http://www.abbottmolecular.com)は、分子レベルでのDNA、RNAおよびタンパク質の分析など、分子診断領域の新興リーダーです。Abbott Molecularの機器とアッセイは疾患の早期発見・診断に使用され、適切な治療法の選択に影響を及ぼすとともに、疾患の進行をモニタリングする補助手段としても活用されています。
アボットについて
米国イリノイ州シカゴに本拠を置くアボットは、広範囲のヘルスケアに基盤を置く世界的規模の会社であり、グループ総従業員数90,000人を擁し、世界130カ国で営業活動を行っています。その事業内容は医療用医薬品、栄養剤、医療機器、診断薬、診断機器の分野における研究・開発、製造、マーケティングそして販売と多岐にわたっています。
日本国内では、従業員 約2,500人が医療用医薬品、栄養剤、医療機器、診断薬、診断機器、ビジョンケア製品の製造開発、ならびに販売とマーケティングに従事しており、東京、福井、千葉に拠点を置いています。アボット ジャパンのプレスリリースは、http://www.abbott.co.jp、アボット本社のプレスリリースは、http://www.abbott.comをご参照ください。