LIXILが第12回西洋美術振興財団賞「文化振興賞」を受賞
[17/06/30]
提供元:PRTIMES
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住まいと暮らしの総合住生活企業である株式会社LIXIL(本社:東京都千代田区、社長:瀬戸欣哉)は、公益財団法人西洋美術振興財団*より、第12回西洋美術振興財団賞「文化振興賞」を受賞しましたのでお知らせいたします。
※公益財団法人西洋美術振興財団:日本における西洋美術研究の振興を目的として1995年3月に設立された内閣府所管の公益財団法人。
西洋美術振興財団賞は、過去2年に国内で開催された西洋美術に関する展覧会等の中から、日本における西洋美術の理解と文化交流の促進、西洋美術研究の発展のため、顕著な業績があると認められる個人(「学術賞」)と団体(「文化振興賞」)を顕彰するもので、2006年に創設され、過去学術賞22 件31 名、文化振興賞11 件11 団体が表彰されています。
「文化振興賞」は、西洋美術研究を促進し、学術的に優れた展覧会等の実現に貢献した団体等に授与されるものです。
この度の受賞は、LIXILが日本の近代化において、タイルやテラコッタなど、やきもの製品の製造を通して日本の建築や暮らしに新たな文化をもたらすことで建築文化の西洋化に貢献してきたこと、また、本業を背景に、「ものづくり」の伝統を継承することや、生活に新たな気づきの場を提供することを目的とする広範な「文化活動」を長年にわたり継続して推進してきたことが評価されたものです。
その成果の一つとして、文化施設「INAXライブミュージアム」(愛知県常滑市)で2016年11月から2017年3月まで開催したINAXライブミュージアム10周年特別展「つくるガウディ-塗る、張る、飾る!」において、スペインの巨匠、アントニオ・ガウディを媒体に、建築におけるタイルの魅力や可能性を広く伝えた点で高い評価をいただきました。
賞の贈呈は2017年10月27日(金)、東京・上野精養軒で開催される顕彰式で行われます。
LIXILは、これからもミュージアム、ギャラリー、書籍を柱とする独自の文化活動を通じて、世界中の人びとの心豊かな住生活の未来に貢献していきます。
<選考理由>
1)2011年、LIXILに統合した個社の1つであるINAXが、その前身である伊奈製陶の設立前から、F.L.ライト設計の帝国ホテル旧本館(ライト館)のタイルやテラコッタの製造に関わるなど、やきもの建材を介して日本の建築文化の西洋化に貢献してきたこと。
2)INAX創業の地であり、LIXILのやきもの製品の製造拠点を持つ愛知県常滑市に運営する文化施設「INAXライブミュ―ジアム」において、世界の装飾タイル7000点を収蔵*、1000点を常設展示で公開すると共に、数々の独自の企画展を開催し、西洋建築の啓蒙に努めてきたこと。
※7000点のうち、6000点は、愛知県常滑市所蔵の山本コレクションにあたり、INAXライブミュージアム「世界のタイル博物館」で保存、研究、展示公開している。山本コレクションとは、タイル研究家 山本正之氏(1920-2000)によって収集されたもの。
3)「INAXライブミュージアム」で、2016年11月から2017年3月まで開催したINAXライブミュージアム10周年特別展「つくるガウディ-塗る、張る、飾る!」展は、スペインの巨匠、アントニオ・ガウディを媒体に、タイルの持つ表現の可能性やその魅力を広く伝えた意欲的な展覧会であったこと。
4)東京、大阪の2拠点で展開し、2016年に開設35周年を迎えたギャラリーの活動、都市・建築・デザイン・生活文化をテーマにした書籍を刊行し、社会をとりまく諸問題に新しいヴィジョンを提示しつづけてきた出版活動など、広範な文化活動を長きに渡り継続していること。
『INAXライブミュージアム』
所在地 〒479-8586 愛知県常滑市奥栄町1-130
TEL 0569-34-8282
URL http://www1.lixil.co.jp/ilm/
LIXILがINAX創業の地、愛知県常滑市で展開しているミュージアムです。かつて土管が焼かれていた、大煙突と大きな窯を抱く建物を公開するなど、様々な展示や体験教室を通し、土とやきものが織りなす多様な世界と、ものづくりの心を伝えています。1986年「窯のある広場・資料館」に始まり、「世界のタイル博物館」(1997年)「陶楽工房(とうがくこうぼう)」(1999年)を順次開設、2006年には「土・どろんこ館」と「ものづくり工房」を加え、5つの館を擁する「INAXライブミュージアム」としてグランドオープン。2012年には近代日本の建築と街を彩ったテラコッタやタイルを展示する「建築陶器のはじまり館」を開設し、6つの館で躍動感あふれる活動を展開しています。
※公益財団法人西洋美術振興財団:日本における西洋美術研究の振興を目的として1995年3月に設立された内閣府所管の公益財団法人。
西洋美術振興財団賞は、過去2年に国内で開催された西洋美術に関する展覧会等の中から、日本における西洋美術の理解と文化交流の促進、西洋美術研究の発展のため、顕著な業績があると認められる個人(「学術賞」)と団体(「文化振興賞」)を顕彰するもので、2006年に創設され、過去学術賞22 件31 名、文化振興賞11 件11 団体が表彰されています。
「文化振興賞」は、西洋美術研究を促進し、学術的に優れた展覧会等の実現に貢献した団体等に授与されるものです。
この度の受賞は、LIXILが日本の近代化において、タイルやテラコッタなど、やきもの製品の製造を通して日本の建築や暮らしに新たな文化をもたらすことで建築文化の西洋化に貢献してきたこと、また、本業を背景に、「ものづくり」の伝統を継承することや、生活に新たな気づきの場を提供することを目的とする広範な「文化活動」を長年にわたり継続して推進してきたことが評価されたものです。
その成果の一つとして、文化施設「INAXライブミュージアム」(愛知県常滑市)で2016年11月から2017年3月まで開催したINAXライブミュージアム10周年特別展「つくるガウディ-塗る、張る、飾る!」において、スペインの巨匠、アントニオ・ガウディを媒体に、建築におけるタイルの魅力や可能性を広く伝えた点で高い評価をいただきました。
賞の贈呈は2017年10月27日(金)、東京・上野精養軒で開催される顕彰式で行われます。
LIXILは、これからもミュージアム、ギャラリー、書籍を柱とする独自の文化活動を通じて、世界中の人びとの心豊かな住生活の未来に貢献していきます。
<選考理由>
1)2011年、LIXILに統合した個社の1つであるINAXが、その前身である伊奈製陶の設立前から、F.L.ライト設計の帝国ホテル旧本館(ライト館)のタイルやテラコッタの製造に関わるなど、やきもの建材を介して日本の建築文化の西洋化に貢献してきたこと。
2)INAX創業の地であり、LIXILのやきもの製品の製造拠点を持つ愛知県常滑市に運営する文化施設「INAXライブミュ―ジアム」において、世界の装飾タイル7000点を収蔵*、1000点を常設展示で公開すると共に、数々の独自の企画展を開催し、西洋建築の啓蒙に努めてきたこと。
※7000点のうち、6000点は、愛知県常滑市所蔵の山本コレクションにあたり、INAXライブミュージアム「世界のタイル博物館」で保存、研究、展示公開している。山本コレクションとは、タイル研究家 山本正之氏(1920-2000)によって収集されたもの。
3)「INAXライブミュージアム」で、2016年11月から2017年3月まで開催したINAXライブミュージアム10周年特別展「つくるガウディ-塗る、張る、飾る!」展は、スペインの巨匠、アントニオ・ガウディを媒体に、タイルの持つ表現の可能性やその魅力を広く伝えた意欲的な展覧会であったこと。
4)東京、大阪の2拠点で展開し、2016年に開設35周年を迎えたギャラリーの活動、都市・建築・デザイン・生活文化をテーマにした書籍を刊行し、社会をとりまく諸問題に新しいヴィジョンを提示しつづけてきた出版活動など、広範な文化活動を長きに渡り継続していること。
『INAXライブミュージアム』
所在地 〒479-8586 愛知県常滑市奥栄町1-130
TEL 0569-34-8282
URL http://www1.lixil.co.jp/ilm/
LIXILがINAX創業の地、愛知県常滑市で展開しているミュージアムです。かつて土管が焼かれていた、大煙突と大きな窯を抱く建物を公開するなど、様々な展示や体験教室を通し、土とやきものが織りなす多様な世界と、ものづくりの心を伝えています。1986年「窯のある広場・資料館」に始まり、「世界のタイル博物館」(1997年)「陶楽工房(とうがくこうぼう)」(1999年)を順次開設、2006年には「土・どろんこ館」と「ものづくり工房」を加え、5つの館を擁する「INAXライブミュージアム」としてグランドオープン。2012年には近代日本の建築と街を彩ったテラコッタやタイルを展示する「建築陶器のはじまり館」を開設し、6つの館で躍動感あふれる活動を展開しています。