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災害トイレ備蓄率「37.5%」という課題が浮き彫りに「もしもに備えるBOSAIキャンパス」来場者アンケート

──震災から30年、次世代へ防災意識をどうつなぐか──




消防・防災設備の設計施工を手掛ける株式会社神防社(読み:こうぼうしゃ、所在地:兵庫県神戸市、代表取締役社長:辻真一、以下、「当社」)は、2025年12月7日(日)、神戸学院大学ポートアイランド第2キャンパスで開催された「もしもに備えるBOSAIキャンパス」に出展しました。
本イベントは、阪神淡路大震災から30年となる節目の年に、産官学金が連携して地域一体で防災の知識を広めることを目的に開催されました。当社は災害用携帯トイレの説明・体験、来場者アンケートを実施し、防災意識の“いま”を可視化しました。
[画像1: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/84109/24/84109-24-b0fef9d17f6e06efda7d262386c0cc76-1477x1108.jpg?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]



震災から30年、なぜ今「災害トイレ」なのか
1995年の震災から30年が経った今も、日本各地では地震や豪雨災害が相次ぎ、そのたびに「避難所のトイレが足りない」「水が使えずトイレが流せない」といった声が繰り返し聞かれています。電気・水道・下水といったライフラインが止まると、私たちの生活は一気に制約されますが、その中でもトイレ環境の悪化は、健康被害や感染症リスク、さらには「行きたくても我慢してしまう」という心理的負担を生み出します。一方で、防災対策というと、食料・飲料水・懐中電灯・モバイルバッテリーなどが優先され、「トイレ」は後回しになりがちです。「なんとかなるだろう」「公共のトイレが使えるはず」──そうした“見えにくい楽観”が、備蓄行動を遅らせている側面もあります。さらに近年は、在宅避難やマンション・オフィスビルでの長期停電・断水リスクも指摘されています。自宅や勤務先、学校など、日常の生活空間で「水が流れないトイレ」をどう補うかは、地域防災だけでなく、企業や教育機関のBCP(事業継続計画)においても重要なテーマです。震災から30年という節目の年に、神戸・ポートアイランドという“震災を知る地域”で開催された本イベントは、「防災意識をつなぐ」というテーマとともに、これまで見過ごされがちだった災害トイレの備えに改めて光をあてる機会となりました。今回のアンケート結果は、そうした“防災の盲点”を具体的な数字として示すものです。

アンケート結果サマリー
■ 災害用トイレを備えていますか?
はい:62.5%
いいえ:37.5%

今回アンケートにご協力いただいた方は、「もしもに備えるBOSAIキャンパス」に足を運ばれるほど、防災への関心が高い層です。その来場者の中でさえ、約4割が「災害用トイレを備えていない」という結果となりました。飲料水や食料といったイメージしやすい備えは進んでいても、トイレの備蓄については、具体的な行動に移せていない世帯が一定数存在していることがわかります。また、ブースでは「必要性は感じていたが、どの商品を選べばよいかわからなかった」という声も多く聞かれ、“重要性の理解”と“備蓄の実行”の間にあるギャップが浮き彫りになりました。

■ モラスマイは簡単に使えそうですか?
はい:93.8%
いいえ:6.3%

実物を手に取っていただき、使い方の説明を行ったうえで質問したところ、9割以上の方が「簡単に使えそう」と回答されました。
「もっと複雑なものを想像していたが、袋をかけて凝固剤を入れるだけなら自分でもできそう」「高齢の家族や子どもでも使えるイメージが持てた」といったコメントも寄せられ、“使い方が難しそう”という心理的ハードルが想像以上に小さいことが確認できました。
この結果から、災害トイレの普及においては、具体的な使用イメージを持ってもらうことや実物に触れてもらう体験の場を設けることが、備蓄検討の後押しにつながる可能性が高いと考えられます。

■ イベントの感想を教えてください。
とても満足:87.1%
満足:12.9%

イベント全体の満足度については、回答者全員が「とても満足」または「満足」と回答し、100%がポジティブな評価となりました。特に、「子どもと一緒に楽しく学べた」「体験型のブースが多く、飽きずに回れた」「行政・企業・大学など、さまざまな立場の人が関わっていることに安心感があった」といった声が多く、防災を難しいことではなく「自分ごと」として楽しく学べること”に変える工夫が高く評価されたといえます。

■ 防災知識は高まりましたか?
とても高まった:61.3%
高まった:38.7%

防災知識の変化についても、全員が「とても高まった」「高まった」と回答しました。
「普段意識していなかったトイレ問題を具体的に考えるきっかけになった」「家庭で話し合うテーマが増えた」「会社として備えるべきポイントが整理できた」といった感想から、単に知識を得るだけでなく、家族や職場での会話・行動につながる“気づき”が生まれていることがわかります。

[画像2: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/84109/24/84109-24-ec54744fd1e2244f06f9bc098eb932e2-3900x2600.jpg?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]
災害用携帯トイレ”モラスマイ”。100回分はA4サイズ×高さ約15cmとコンパクト。

イベントを通じて見えたこと
● “防災意識の高い層” でも 約4割は災害トイレを備蓄していない
今回の調査対象は、防災イベントに自ら足を運ぶ、比較的意識の高い来場者でした。その層であっても、4割近くが災害用トイレを持っていないという事実は、一般層に目を向けると、備蓄の遅れはさらに大きい可能性があることを示唆しています。災害トイレは、まだまだ「当たり前の備え」になっていないと言えます。

● 災害トイレの必要性は伝わっているが、行動に移りきれていない
ブースでの会話やアンケートからは、「大切なのはわかっている」「ニュースなどで聞いたことはある」という声が多く聞かれました。それでも備蓄が進んでいない背景には、「どの商品を選べばよいか分からない」「どれくらいの量を用意すればよいかイメージしづらい」「収納場所やコストへの不安がある」といった具体化の壁が存在します。必要性の理解から、具体的な備蓄プランへの「橋渡し」をする情報提供が、今後の大きなテーマです。

●体験型イベントは知識定着と備蓄意識向上に大きな効果
アンケートでは、防災知識が「とても高まった・高まった」と回答した方が100%であり、モラスマイの使用イメージも9割以上が「簡単に使えそう」と感じていました。実物を見て触れ、使い方を体験できる場は、「知らなかった」から「自分も備えよう」へと気持ちを動かすきっかけになります。特に親子連れの来場者からは、「子どもと一緒に考えるきっかけになった」という声も多く、次世代への防災教育という観点でも重要な役割を果たしていることがわかりました。

● 地域の防災力向上には、行政・企業・大学の連携が不可欠
今回の「もしもに備えるBOSAIキャンパス」は、産官学金が連携し、地域一体で企画・運営されたイベントです。行政が持つ情報発信力、大学の教育・研究機能、企業の技術や製品、金融機関のネットワークが組み合わさることで、単発のイベントにとどまらない地域全体の防災力向上へとつなげていくことが可能になります。当社は、その中で「トイレ」という生活の根幹に関わるテーマを担う企業として、今後も地域と共に、防災の裾野を広げていきます。

神防社とは
株式会社神防社は、創業17年の防災の新しい「カタチ」を創造する会社。消防設備の設計施工・保守点検、消防防災用品の販売、消防訓練など、防災に関する幅広いサービスを提供しています。創業メンバーを含め多くの従業員が阪神大震災を経験しており、近年増えつつある自然災害に備えるため、防災グッズの商品開発にも注力しています。また消防・防災関連の商品はECサイトで購入可能。 神防社は安心・安全な防災システムと生活空間を提供し、『生命、財産、生活環境』を守ることで社会に貢献することを目指しています。

【会社概要】
会社名:株式会社神防社(こうぼうしゃ)
代表者:代表取締役社長 辻真一
所在地:兵庫県神戸市中央区東雲通3-4-3
TEL:078-241-3505(代)
FAX:078-241-3506
URL:https://kobosha.com/about/
E-Mail:recruit@kobosha.com
事業内容:防災設備の設計・施工・防災グッズ販売
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