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2017年6月の住宅ローン平均金利は主力の固定10年金利で上昇も、変動金利の平均金利は下落。金利は低位安定推移しており、予想外のイベントがなければ、金利水準は当面変わらないと予測

WhatzMoney住宅ローンレポート 2017/06

全国763金融機関、17,000超の住宅ローンプランを比較できる「WhatzMoney 住宅ローン」(https://whatzmoney.com/)や住宅ローンメディア「WhatzMoney Media」(http://media.whatzmoney.com/) を運営するWhatzMoney株式会社(本社:東京都目黒区、代表取締役:前田 一人)が独自に6月実行分のローン金利状況を調査し、公開いたしましたので、お知らせ致します。

※ 本資料またはデータは、ニュースなどでご自由にご利用ください。




■ 調査結果サマリー

10年固定金利型の金利は、5月に続き若干上昇。基準となる10年国債金利が前月末水準の0.015%程度から0.05%程度に上昇したことの影響を受け、大手銀行、ネット銀行を中心に金利を引き上げ。一方、いくつかの地方銀行は競争力確保のために金利を引き下げており、平均金利では若干の上昇にとどまった
米国の中央銀行に当たるFRB(米連邦準備理事会)は、6月の利上げを示唆しているが、金利市場に与える影響は限定的と大半の市場関係者はみており、米国の利上げが日本の住宅ローン金利に与える影響も限定的になる見込み
変動金利型の金利は、一部の銀行が競争力確保のために金利を引き下げており、平均金利も前月比若干低下
フラット35の最低金利は、基準となる長期金利が前月比上昇したため、返済期間20年以下のプラン、返済期間21年以上35年以下プランとも金利は0.3%上昇
主要銀行全プランの最低金利は0.270%と前月から変わらず。比較的短期間の固定金利選択型住宅ローンを中心に低金利プランが継続


1. 10年固定金利型の金利は、5月に続き若干上昇。基準となる10年国債金利が前月末水準の0.015%程度から0.05%程度に上昇したことの影響を受け、大手銀行、ネット銀行を中心に金利を引き上げ。一方、いくつかの地方銀行は競争力確保のために金利を引き下げており、平均金利では若干の上昇にとどまった

6月の10年固定金利型住宅ローンの金利は、4月末で0.015%であった10年国債金利が、5月末には0.05%に上昇し、大手銀行、ネット銀行を中心に金利は上昇しました。一方、いくつかの地方銀行は金利を引き下げており、平均金利では若干の上昇にとどまりました。
各銀行の住宅ローン金利はまちまちとなっており、依然にも増して、銀行別の金利に注意を払う必要があります。【図1,2,3】

【図1】10年固定金利型 金利引き上げ行(主要75行中)
[画像1: https://prtimes.jp/i/15793/25/resize/d15793-25-133992-5.jpg ]


【図2】10年固定金利型 金利引き下げ行(主要75行中)


[画像2: https://prtimes.jp/i/15793/25/resize/d15793-25-970599-6.jpg ]


【図3】10年固定金利型平均金利(主要75行)
[画像3: https://prtimes.jp/i/15793/25/resize/d15793-25-719377-7.jpg ]


2. 米国の中央銀行に当たるFRB(米連邦準備理事会)は、6月の利上げを示唆しているが、金利市場に与える影響は限定的と大半の市場関係者はみており、米国の利上げが日本の住宅ローン金利に与える影響も限定的になる見込み

FRBは6月の利上げを示唆していますが、予定通りの利上げにとどまる見込みであることから、金利市場に与える影響は限定的とみられます。
そのため、米国の利上げが日本の住宅ローン金利に与える影響も限定的なものとなり、予想外のイベントがなければ、来月の金利もさほどの変動はないと予測します。


3. 変動金利型の金利は、一部の銀行が競争力確保のために金利を引き下げており、平均金利も前月比若干低下

変動金利型の金利は、基準金利にほとんど変動は見られなかったものの、一部の銀行が競争力確保のために金利を引き下げており、平均金利は若干低下しました。【図4,5】
銀行間の金利競争がもう一段進む可能性があり、プランを比較検討することの重要性が増しています。

【図4】変動金利型 金利引き下げ行(主要75行中)
[画像4: https://prtimes.jp/i/15793/25/resize/d15793-25-390626-2.jpg ]


【図5】変動金利型平均金利(主要75行)
[画像5: https://prtimes.jp/i/15793/25/resize/d15793-25-820042-0.jpg ]


4. フラット35の最低金利は、基準となる長期金利が前月比上昇したため、返済期間20年以下のプラン、返済期間21年以上35年以下プランとも金利は0.3%上昇

フラット35の最低金利は、基準となる長期金利が上昇したことから借入期間20年以下のプラン、借入期間21年以上35年以下のプランともに金利は上昇しました。【図6】

【図6】フラット35の金利推移
[画像6: https://prtimes.jp/i/15793/25/resize/d15793-25-929059-3.jpg ]


5. 主要銀行全プランの最低金利は0.270%と前月から変わらず。比較的短期間の固定金利選択型住宅ローンを中心に低金利プランが継続

【図7】0.2%、0.3%台の住宅ローンプラン
[画像7: https://prtimes.jp/i/15793/25/resize/d15793-25-629732-4.jpg ]


WhatzMoney株式会社
代表取締役 前田一人

※ 本資料またはデータは、ニュースなどでご自由にご利用ください。ご利用頂く際は、「WhatzMoney 住宅ローンレポート」から引用したことを明記して頂けますと幸いです。
※ メディア関係者の方には、住宅ローンに関する本件リリース以外の情報についても、提供可能です。ご要望の際は、下記の問い合わせ先にご連絡ください。

▼ 問い合わせ先
WhatzMoney株式会社
担当:田中
TEL:03-6777-1280
mail:info@whatzmoney.com


▼ WhatzMoney株式会社 会社概要
商号:WhatzMoney株式会社
代表者:代表取締役 前田一人
所在地:〒153-0061 東京都目黒区中目黒1-3-3 アーバンリゾート代官山5F
事業内容:インターネットを利用した金融商品の情報提供サービス業


▼「WhatzMoney 住宅ローン」
https://whatzmoney.com/
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