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「第16回キッズデザイン賞」最優秀賞「内閣総理大臣賞」など優秀作品36作品の表彰式および受賞9団体とのシンポジウムを開催




キッズデザイン協議会※は、9月28日(水)に「第16回キッズデザイン賞」表彰式及びシンポジウムを開催しましたので、下記の通りご報告いたします。
表彰式では、冒頭にキッズデザイン協議会会長 坂井 和則やご来賓より受賞者を讃える言葉が贈られるとともに、優秀作品36点の賞状授与が行われました。
シンポジウムでは「キッズデザイン開発ストーリー2022」と題し、最優秀賞・優秀賞受賞9団体による開発経緯や作品紹介と審査委員による受賞ポイントが語られました。
第16回キッズデザイン賞は383点の応募があり、 受賞作品214点で特に目立ったワードは“地域”でした。受賞作品を通し子育ての孤立化が社会課題として意識され、それを解決するために地域社会で子どもを育むことにより、地域自体の再生・ 成長・活性化にもつながっていることが見受けられます 。また応募作品の多くがSDGsを当たり前のように意識されており、キッズデザイン賞とSDGsのつながりの強さが感じられました。
次回「第17回キッズデザイン賞」の実施も決定しており、SDGsに通ずるキッズデザインの考え方を示した「子ども目線・子ども視点」の作品の応募に期待をしております。

※ 特定非営利活動法人キッズデザイン協議会(東京都港区)会長:坂井和則(凸版印刷株式会社取締役専務執行役員)
[画像1: https://prtimes.jp/i/20109/26/resize/d20109-26-de4303404bff29fb5b50-0.png ]


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表彰式

優秀作品36点の賞状授与を行いました。最優秀賞「内閣総理大臣賞」には茨城県の「なないろこまち」が選ばれ、受賞者の株式会社黒田潤三アトリエ 黒田 潤三氏からは「建設に携わってくれた方や全スタッフ、開院して14〜5年で関わってくださったママさんと子どもさんなど協力してくださったすべての人に感謝をしたい」と喜びの挨拶がありました。

経済産業省 中谷 真一副大臣からは「子どもたちに徹底的に寄り添い、試行錯誤を重ねて開発に尽力されました皆様に心から敬意を表したいと思います」と受賞者を讃える言葉が贈られました。また「困難な時代においてこそ、相手のことを思いやり直面する課題に向き合うデザインの力が進化を発揮すると考えています」とデザインに関する期待も寄せられました。

内閣府 自見 はなこ大臣政務官は「子どもに関する政策を我が国の社会の真ん中に据える“こどもまんなか社会”の実現に向けて取り組んでいくこととしています」と話し、「キッズデザイン賞はまさに子どもを真ん中に捉えた非常に意義深い取組であると考えております」とキッズデザイン賞に関するご講評をいただきました。

さらに内閣府 尾崎 正直大臣政務官は「幼少期からいかに中身の濃い形で消費者教育を実践していくことができるかが大きな課題となり続けている」と話し、消費者教育の進展のためにもキッズデザイン賞受賞団体との協力が必須だと述べられました。
[画像3: https://prtimes.jp/i/20109/26/resize/d20109-26-04a776388aeb85541e3c-2.jpg ]

[画像4: https://prtimes.jp/i/20109/26/resize/d20109-26-666454d7e1692e17dc80-3.jpg ]


<審査委員長 益田 文和からのコメント>
様々な社会不安の中に生きている我々は、とかく直近の危険から身を守ること、中でもいたいけな子どもたちの安全を可能な限り確保することを最優先課題と考える。そのうえでこの厳しい世の中を生き抜いてゆく知恵と力を身に付けさせたいと考える。その役に立つ環境や道具類のデザインがキッズデザインだと考える。それ自体は間違いではないのだろうが、その子らはあっという間に大人になる。その時に安心して楽しく暮らせる社会を用意するのは誰の仕事なのだろうか?そのことを子どもと一緒に考えるデザインこそが今求められているキッズデザインだと思われる。
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シンポジウム

「キッズデザイン開発ストーリー2022」と題し、最優秀賞・優秀賞受賞9団体による開発経緯やキッズデザイン視点などの作品紹介および益田審査委員長、赤池副審査委員長による受賞ポイントが語られました。

赤池副委員長は「今までになかった新しいものを作るだけではなく、古きよきもので持続的に社会で必要とされてきたものにはどんな価値があるのかということに向き合って、古きものの価値を新しきものへとつないでいくということは、キッズデザインに留まらず、あらゆるビジネスに共通しているのではないか」と話し、「来年以降のキッズデザイン賞でも古きよきものに学び新しいビジネスへと進化させた作品が応募されることを期待したい」と語られました。

続いて益田審査委員長は「“サステナビリティ”は今の文明を持続させるということではなく、この先に新しく生まれてくる時代に対する想像力だと思う」と語り、受賞団体による開発経緯を通して、それが随所に表れていると講評しました。また、受賞作品の内容に関する意外性と達成度の高さについて触れ、その両方を振り返りながら試行錯誤をする糧として、キッズデザイン賞を活用してほしいとくくられました。
[画像6: https://prtimes.jp/i/20109/26/resize/d20109-26-686bccf5ff2a8659cc70-5.jpg ]

[画像7: https://prtimes.jp/i/20109/26/resize/d20109-26-fc07d0dd3184d97907df-6.jpg ]


表彰式・シンポジウムの様子は下記YouTubeチャンネルにてアーカイブ動画を公開しております。
●第16回 キッズデザイン賞 表彰式    URL:https://youtu.be/pL6ILM7mo9o
●第16回 キッズデザイン賞 シンポジウム URL:https://youtu.be/aEFtvmh96t4


第17回キッズデザイン賞の開催について

キッズデザイン協議会は、来年も「第17回キッズデザイン賞」を実施いたします。
次回も子どもの笑顔があふれる社会環境づくりに貢献すべく、子育て支援・教育分野でのアプリ、IoT、SDGs、金融教育、STEAM教育、住宅設備、家電製品など幅広い業界からの応募をお待ちしております。
ぜひ、多くの皆様に奮ってご応募いただきたくお願いいたします。
詳細は決定次第、キッズデザイン賞のWebサイト(https://kidsdesignaward.jp/)にてお知らせいたします。


キッズデザイン協議会とは

キッズデザイン協議会は、次世代を担う子どもたちの安全・安心の向上と、健やかな成長発達につながる社会環境の創出のために、さまざまな企業・団体が業種を超えて集い合うNPO法人です。キッズデザインの理念を広く普及・啓発し、子ども目線での製品・コンテンツ開発が拡大していくことを目的としています。  
会員数103: 企業58 自治体28 その他、団体など17 (2022年9月1日在)


CSD認証について

キッズデザイン協議会では、「キッズデザイン賞」と並行して「CSD※認証」を設けています。
「キッズデザイン賞」が安全価値を高めるトップランナーを顕彰しているのに対して、「CSD認証」は、安全性を高めようとするプロセスを経た企業を認証する制度です。
キッズデザイン賞を産み出す根底にあるのが「CSD認証」の考え方であり、是非この機会に「CSD認証」の取得をお考え下さい。
https://kidsdesign.jp/business/certification
※CSDとは、CHILD SAFETY through DESIGNの略
[画像8: https://prtimes.jp/i/20109/26/resize/d20109-26-197bea2e3d2fe92a5d9e-7.png ]
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