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尾張藩士データベースを作る　-系図・役職・住所調べ-
〜　2010年10月10日（日）　於：愛知文教大学　国際交流センター　〜愛知文教大学（所在地：愛知県小牧市、学長：増田孝）の地域連携センターでは、10月10日（日）の学園祭に合わせ、地域の皆様を対象とした講演会“尾張藩士データベースを作る-系図・役職・住所調べ-”を開催いたします。
講演会では、およそ180年前の名古屋城下に住んでいた尾張藩士約二千二百人の名前や役職、石高などを13年もかけてデータベース化した松村氏が、尾張藩士の情報を集約する意義やその作成にまつわるエピソードをご紹介いたします。

【小牧市古文書調査会講演会　概要】
■開催日：2010年10月10日（日）　14：00〜15：30　（開場13：00）
■講師：名古屋市蓬左文庫　松村冬樹氏
■場所：愛知文教大学　国際交流会館（住所：愛知県小牧市大草年上坂5969-3　TEL：0120-78-2280）
■アクセス：JR高蔵寺駅から無料スクールバスで15分
■参加費用：無料
■申込方法：不要（定員：160名）
■主催：小牧市教育委員会
■共催：愛知文教大学地域連携センター／愛知文教大学大学祭実行委員会
■内容：
江戸時代の尾張地方の郷土資料を読んでいると、尾張藩の役職者の名前が頻繁に登場します。また、現代でも先祖が尾張藩士だったはずだがよく分からないという人も少なくありません。現存する尾張藩の藩士の名簿・系図・城下町の地図等を元に、尾張藩士のデータベースを作成した松村氏から、データベース作成におけるエピソードやデータベースの紹介をしていただきます。

【講師紹介】
■松村冬樹（まつむらふゆき）-名古屋市蓬左文庫調査研究員
1949年生まれ
名古屋市博物館学芸員を経て、現在、名古屋市蓬左文庫調査研究員 愛知淑徳大学非常勤講師
データベース歴史学、朝鮮・日本考古学、文献史学（近世尾張）を専攻
「尾張藩藩士名寄データベース（33,000件）」作成
「尾張藩士『士林泝洄（しりんそかい）』データベース（22,000件）」作成

【名古屋市蓬左文庫とは】
尾張徳川家の旧蔵書を中心に和漢の優れた古典籍を所蔵する公開文庫。現在の蔵書数は、約１１万点あり、蔵書内容の豊富さが特徴。さらに、書籍だけではなく、尾張徳川家に伝えられた２千枚をこえる絵図も所蔵しており、名古屋の城下図から世界図におよぶ古地図や、屋敷図・庭園図など、多彩な内容の絵図が含まれている。蔵書の閲覧のほかに、徳川美術館の大名道具と合わせて、武家の学問と教養など、近世武家文化をわかりやすく紹介する展示や、徳川美術館・徳川園と連携した講演会なども企画開催。
・所在地：名古屋市東区徳川町1001

【愛知文教大学データ】
■学部：人文学部人文学科（外国語専攻／日本文化専攻）
■大学院：国際文化研究科（博士前期・後期課程）
■学長：増田　孝
■設立：1998年
■所在地：愛知県小牧市大草年上坂5969-3