インフォメティスと日本気象協会が協業
[23/05/29]
提供元:PRTIMES
提供元:PRTIMES
気象データを用いた電力需要予測でDRを効果的に発動
インフォメティス株式会社(本社:東京都港区、代表取締役:只野 太郎、以下「インフォメティス」)と一般財団法人 日本気象協会(本社:東京都豊島区、理事長:長田 太、以下「日本気象協会」)は電力需要予測の分野で協業します。インフォメティスが提供するデマンドレスポンス(*1)支援サービス「BridgeLAB DR(ブリッジラボ ディーアール)」と日本気象協会の「電力需要予測サービス」とのデータ連携により、夏冬の需要ピーク時を高精度に予測し、小売電気事業者の効果的なデマンドレスポンス発動を実現します。
*1 デマンドレスポンス(DR)とは、小売電気事業者等が需要家へ節電を促すために、電力需給ひっ迫時に節電に応じた需要家の電気料金を割り引いたりポイントを付与したりすることです。本取り組みには電力の需給バランスを調整する効果があり、安定供給の実現に貢献します。
協業の背景と目的
2022年以降、電力需給ひっ迫や市場価格高騰によって、多数の事業者が小売電気事業の撤退や中途解約を決断する事態に直面しました。また、需要家は燃料価格に合わせて電気料金の高騰に直面するなど、小売電気事業の運営は困難な状況が続いています。
このような状況の中、電力需要を予測したりコントロールしたりすることで、需給のバランスを管理することがますます重要になっています。日本気象協会は独自の気象情報を用いて自社小売分需要や一般送配電エリアの総電力需要を予測する「電力需要予測サービス」を展開し、インフォメティスは小売電気事業者向けのDR支援サービス「BridgeLAB DR」の提供や住宅内に設置する電力センサーから取得する電力データを用いて主要家電の使用電力量をAI推定する「機器分離推定技術」を活かした事業を展開しています。
今回の協業では、両者の得意とする電力需要データ分析を通じて小売電気事業者の経営支援を目指し、第一弾の取り組みとして、インフォメティスの「BridgeLAB DR」と日本気象協会の「電力需要予測サービス」をデータ連携します。本連携によって、夏冬の需要ピーク時を高精度に予測し、小売電気事業者の効果的なデマンドレスポンス発動を実現します。
システム連携の概要
日本気象協会の電力需要予測サービスは、電力需要に大きく影響を与える気象情報を用いて自社小売分需要や一般送配電エリアの総電力需要を予測するサービスです。過去の電力需要の特徴を、社会活動・気象条件等の変動要因に基づき解析し、気象予測スペシャリストの技術と人工知能を融合させることにより、高精度な電力需要予測を実現しています。特に、容量拠出金支払い額のベースとなる一般送配電エリア全体の電力需要量に関しては、1日48点の需要カーブとそのピーク需要を、当日〜数か月先まで高精度に予測することが可能です。
今回の連携によって、「BridgeLAB DR」で気象情報を元にした精度の高い需要予測を用いることができるようになるため、容量拠出金支払いの算定対象となる夏季冬季の高需要となり得るタイミングで適切にデマンドレスポンスを発動することができます。
今後の取り組み
今回の協業をきっかけに、日本気象協会の「電力需要予測サービス」、「太陽光・風力発電出力予測」、「電力市場取引価格予測」や、インフォメティスの「BridgeLAB DR」、「機器分離推定技術」などを組み合わせて、小売電気事業者の経営課題を解決するサービスの企画・開発を目指し、協議を進めてまいります。
「BridgeLAB DR」(ブリッジラボ ディーアール)について
インフォメティスが提供する「BridgeLAB DR」は、小売電気事業者のデマンドレスポンス発動における需要家の参加意思収集、需要調整量計算、レポート発行をクラウド上で手軽に実現できるサービスです。最短4週間程度で始めることができ、デマンドレスポンスに関わる工数を大幅に減らします。
本サービスは、一般財団法人省エネルギーセンターが主催する「2022年度(令和4年度)省エネ大賞」において、「省エネルギーセンター会長賞」を受賞。「BridgeLAB DR」は、小売電気事業者の適切なデマンドレスポンス対応を支援し、日本全体の需給バランスに貢献します。
「BridgeLAB DR」サービスサイト:https://dr.bridgelab.app/
「BridgeLAB DR」サービス動画:https://youtu.be/8wpWyKPjL1Q
インフォメティス 会社概要
インフォメティス株式会社
所在地 : 東京都港区芝5丁目5番1号三田ビル4F
代表者 : 代表取締役 只野 太郎
事業内容 :エナジー・インフォマティクス事業(独自の電力センサーの開発・販売、データマイニング、エネルギーデータ等を利活用するための独自IoTデータプラットフォーム及びアプリケーションの提供並びにエネルギーデータ等を利活用した新サービスの創出)
設立 : 2013年4月8日
URL : https://www.informetis.com/
日本気象協会 会社概要
一般財団法人 日本気象協会
所在地 : 東京都豊島区東池袋3-1-1 サンシャイン60 55階
代表者 : 理事長 長田 太
事業内容 :気象・環境・防災などに関わる調査解析や情報提供事業(特にエネルギー分野では、日本国内および海外の事業者向けに、高精度の気象予測、エネルギー需要予測、再エネ出力予測、電力取引価格予測などのサービスを展開)
設立 :1950年5月10日
URL :https://www.jwa.or.jp/
※本リリースに掲載の情報は、発表日現在の情報です。その後予告なしに変更されることがございますのでご了承ください。
インフォメティス株式会社(本社:東京都港区、代表取締役:只野 太郎、以下「インフォメティス」)と一般財団法人 日本気象協会(本社:東京都豊島区、理事長:長田 太、以下「日本気象協会」)は電力需要予測の分野で協業します。インフォメティスが提供するデマンドレスポンス(*1)支援サービス「BridgeLAB DR(ブリッジラボ ディーアール)」と日本気象協会の「電力需要予測サービス」とのデータ連携により、夏冬の需要ピーク時を高精度に予測し、小売電気事業者の効果的なデマンドレスポンス発動を実現します。
*1 デマンドレスポンス(DR)とは、小売電気事業者等が需要家へ節電を促すために、電力需給ひっ迫時に節電に応じた需要家の電気料金を割り引いたりポイントを付与したりすることです。本取り組みには電力の需給バランスを調整する効果があり、安定供給の実現に貢献します。
協業の背景と目的
2022年以降、電力需給ひっ迫や市場価格高騰によって、多数の事業者が小売電気事業の撤退や中途解約を決断する事態に直面しました。また、需要家は燃料価格に合わせて電気料金の高騰に直面するなど、小売電気事業の運営は困難な状況が続いています。
このような状況の中、電力需要を予測したりコントロールしたりすることで、需給のバランスを管理することがますます重要になっています。日本気象協会は独自の気象情報を用いて自社小売分需要や一般送配電エリアの総電力需要を予測する「電力需要予測サービス」を展開し、インフォメティスは小売電気事業者向けのDR支援サービス「BridgeLAB DR」の提供や住宅内に設置する電力センサーから取得する電力データを用いて主要家電の使用電力量をAI推定する「機器分離推定技術」を活かした事業を展開しています。
今回の協業では、両者の得意とする電力需要データ分析を通じて小売電気事業者の経営支援を目指し、第一弾の取り組みとして、インフォメティスの「BridgeLAB DR」と日本気象協会の「電力需要予測サービス」をデータ連携します。本連携によって、夏冬の需要ピーク時を高精度に予測し、小売電気事業者の効果的なデマンドレスポンス発動を実現します。
システム連携の概要
日本気象協会の電力需要予測サービスは、電力需要に大きく影響を与える気象情報を用いて自社小売分需要や一般送配電エリアの総電力需要を予測するサービスです。過去の電力需要の特徴を、社会活動・気象条件等の変動要因に基づき解析し、気象予測スペシャリストの技術と人工知能を融合させることにより、高精度な電力需要予測を実現しています。特に、容量拠出金支払い額のベースとなる一般送配電エリア全体の電力需要量に関しては、1日48点の需要カーブとそのピーク需要を、当日〜数か月先まで高精度に予測することが可能です。
今回の連携によって、「BridgeLAB DR」で気象情報を元にした精度の高い需要予測を用いることができるようになるため、容量拠出金支払いの算定対象となる夏季冬季の高需要となり得るタイミングで適切にデマンドレスポンスを発動することができます。
今後の取り組み
今回の協業をきっかけに、日本気象協会の「電力需要予測サービス」、「太陽光・風力発電出力予測」、「電力市場取引価格予測」や、インフォメティスの「BridgeLAB DR」、「機器分離推定技術」などを組み合わせて、小売電気事業者の経営課題を解決するサービスの企画・開発を目指し、協議を進めてまいります。
「BridgeLAB DR」(ブリッジラボ ディーアール)について
インフォメティスが提供する「BridgeLAB DR」は、小売電気事業者のデマンドレスポンス発動における需要家の参加意思収集、需要調整量計算、レポート発行をクラウド上で手軽に実現できるサービスです。最短4週間程度で始めることができ、デマンドレスポンスに関わる工数を大幅に減らします。
本サービスは、一般財団法人省エネルギーセンターが主催する「2022年度(令和4年度)省エネ大賞」において、「省エネルギーセンター会長賞」を受賞。「BridgeLAB DR」は、小売電気事業者の適切なデマンドレスポンス対応を支援し、日本全体の需給バランスに貢献します。
「BridgeLAB DR」サービスサイト:https://dr.bridgelab.app/
「BridgeLAB DR」サービス動画:https://youtu.be/8wpWyKPjL1Q
インフォメティス 会社概要
インフォメティス株式会社
所在地 : 東京都港区芝5丁目5番1号三田ビル4F
代表者 : 代表取締役 只野 太郎
事業内容 :エナジー・インフォマティクス事業(独自の電力センサーの開発・販売、データマイニング、エネルギーデータ等を利活用するための独自IoTデータプラットフォーム及びアプリケーションの提供並びにエネルギーデータ等を利活用した新サービスの創出)
設立 : 2013年4月8日
URL : https://www.informetis.com/
日本気象協会 会社概要
一般財団法人 日本気象協会
所在地 : 東京都豊島区東池袋3-1-1 サンシャイン60 55階
代表者 : 理事長 長田 太
事業内容 :気象・環境・防災などに関わる調査解析や情報提供事業(特にエネルギー分野では、日本国内および海外の事業者向けに、高精度の気象予測、エネルギー需要予測、再エネ出力予測、電力取引価格予測などのサービスを展開)
設立 :1950年5月10日
URL :https://www.jwa.or.jp/
※本リリースに掲載の情報は、発表日現在の情報です。その後予告なしに変更されることがございますのでご了承ください。