第10回「デロイト トウシュ トーマツ リミテッド 日本テクノロジー Fast50」発表
[12/10/16]
提供元:PRTIMES
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テクノロジー企業成長率ランキング
第10回「デロイト トウシュ トーマツ リミテッド 日本テクノロジー Fast50」発表
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- インターネットおよびソフトウェア/コンテンツ関連会社が50社中35社ランクイン
- スマートフォン、ソーシャルメディアの普及によりB2CからB2Bへ広がり
有限責任監査法人トーマツ[東京都港区 包括代表(CEO)天野太道]は、日本国内のTMT(Technology, Media & Telecommunications) 業界の過去3年間の収益(売上高)成長率に基づいた成長企業50社のランキング、第10回「デロイト トウシュ トーマツ リミテッド 日本テクノロジー Fast50」を本日発表した。
1位はモバイルオンラインゲームの企画・開発・運営を行っている株式会社gumiで、過去3年間の売上高成長率3,950.2%を記録した。2位は2,013.8%を記録した住宅地盤の高度再解析サービスを行っている地盤ネット株式会社、3位にはモバイルエンターテインメントプラットフォーム「mobcast」の運営会社である株式会社モブキャストがランクインし、成長率898.1%を記録した。
「デロイト トウシュ トーマツ リミテッド 日本テクノロジー Fast50」の受賞企業50社、および応募企業は、アジア太平洋地域のランキング、第11回「デロイト アジア太平洋地域テクノロジー Fast500」に自動的にノミネートされ、国を超えた地域レベルでの顕彰、ネットワーキングの構築へと進む。
<2012年度のランキング傾向>
受賞企業50社の事業内容・事業領域は多岐に渡っているが、最も多い事業領域は、今年度もここ数年の傾向と同様、インターネットおよびソフトウェア/コンテンツ関連会社であった(35社)。その中には、ソーシャルネットワークやオンラインゲーム等B2C関連のビジネスを行っている企業が含まれているのはもちろんだが、ビジネスシステムソリューションの提供やソーシャルマーケティング関連サービス等、B2B関連のビジネスを行っている企業も多く含まれている点が今年度の大きな特徴といえる。これは、スマートフォンやソーシャルメディア、クラウドの普及により、インターネットビジネスがより一層拡大し、一部の特定コンシューマ向けビジネスにとどまらず、より広範囲かつ収益性の高いエンタープライズビジネス分野にも裾野を広げてきたことを意味する。
また、まだ企業数こそ多くはないが、「O2O(オンライン・ツー・オフライン)コマース」をコア事業として標榜する企業も複数ランクインしてきており、いよいよ日本においても、本格的にオンラインとオフライン消費の融合の萌芽を読み取ることができる結果となった。
また、受賞企業50社に重要と考えている成功要因を質問したところ、「顧客ニーズの把握」が重要な要因と回答した企業が最も多く、全体の60%を占めた。次いで「特定既存事業分野・地域への集中・特化」が47%、「独自技術の開発」が42%と上位を占めていることから、顧客が何を求めているかを正確に把握した上で、既存ビジネスにリソースを集中させ、特定技術等、独自の強みを強化している企業姿勢がうかがえる。
さらに、今後の課題としては、「優秀人材の確保」および「新規事業分野・地域への積極的な進出」が共に58%と最も重要視されており、次いで「他社との連携」が30%となった。これは、持続的な成長のためには既存事業への集中・特化だけでなく、事業分野・地域への積極的な拡大や他社とのアライアンスが重要であり、かつそういった事業展開をしっかりと支える優秀な人材の確保が欠かせないという認識の表れだと想定される。
*ランキング対象企業については、下の<デロイト トウシュ トーマツ リミテッド 日本テクノロジー Fast50とは> をご覧ください。
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<<第10回 デロイト トウシュ トーマツ リミテッド 日本テクノロジー Fast50ランキング>>
1位 株式会社gumi(未) /成長率:3950.2%
モバイルオンラインゲームの企画・開発・運営
2位 地盤ネット株式会社(未) /成長率:2013.8%
住宅地盤の高度再解析サービス「地盤セカンドオピニオン(R)」
3位 株式会社モブキャスト /成長率:898.1%
モバイルエンターテインメントプラットフォーム「mobcast」の運営
4位 株式会社UBIC /成長率:442.9%
リーガルテクノロジー関連事業(eディスカバリ事業他)
5位 株式会社エスキュービズム(未) /成長率:360.6%
EC・O2Oソリューション事業、「会社なび」就活支援事業等
6位 グリー株式会社 /成長率:360.2%
SNS「GREE」及びソーシャルゲームの開発・運営
7位 パスクリエイト株式会社(未) /成長率:336.3%
Webメディア、Webサービスの企画・開発・運営
8位 株式会社エイタロウソフト(未) /成長率:289.3%
モバイル及びWeb コンテンツの開発・運営
9位 株式会社エージェントゲート(未) /成長率:216.4%
アドテクノロジーを中心としたソリューション事業
10位 株式会社ドリコム/成長率:203.8%
ソーシャルゲームを始めとしたネットコンテンツの企画、運営
11位 株式会社スリー・ディー・マトリックス /成長率:175.8%
マサチューセッツ工科大の発明を用いた医療用バイオマテリアルのグローバルな製品開発
12位 トレンダーズ株式会社(未) /成長率:159.4%
ソーシャルメディアマーケティング事業
13位 株式会社Speee(未) /成長率:149.9%
SEO事業/バーティカルメディア事業/スマートフォンアプリ事業
14位 イー・アクセス株式会社 /成長率:146.5%
ブロードバンドIP通信サービス
15位 株式会社カヤック(未) /成長率:145.3%
日本的面白コンテンツ事業
16位 株式会社シャノン(未) /成長率:139.2%
マーケティング クラウドアプリケーション
17位 株式会社じげん(未) /成長率:135.2%
日本最大級のライフメディアプラットフォーム事業
18位 株式会社ネオ・モルガン研究所(未) /成長率:125.0%
微生物育種と発酵技術で地球環境問題の解消に貢献
19位 株式会社ジャパン・ティッシュ・エンジニアリング /成長率:123.8%
再生医療の産業化をめざすメーカー型のバイオベンチャー
20位 アブラハム・グループ・ホールディングス株式会社(未) /成長率:119.7%
富裕層組織「ゆかし」、自分年金支援サービス「いつかはゆかし」
21位 株式会社コマース21(未) /成長率:115.3%
ECサイト構築を中心としたECソリューションとサービスの提供
22位 ペットゴー株式会社(未) /成長率:110.4%
ペットのオンラインドラッグストア「ペットビジョン」の運営
23位 株式会社ブレインパッド /成長率:108.3%
データ活用支援及びデータマイニング・最適化技術を用いたサービスの提供
24位 株式会社アクトコール /成長率:102.3%
住生活に関連する総合アウトソーシング会社
25位 株式会社豆蔵ホールディングス /成長率:100.6%
ITコンサルティング、システム受託開発、半導体技術サービス
26位 株式会社リブセンス /成長率:97.9%
求人情報・不動産情報・中古車情報をはじめとするインターネットメディアの運営
27位 株式会社スタートトゥデイ /成長率:85.4%
ファッションショッピングサイト「ZOZOTOWN」運営などのEC事業、その他ファッション関連事業、メーカー様自社ECサイト支援事業
28位 株式会社ボルテージ /成長率:85.0%
モバイルコンテンツの企画・制作・開発・運営
29位 株式会社イード(未) /成長率:71.2%
マーケティングプラットフォーム事業/メディアプラットフォーム事業の運営
30位 ソーシャルワイヤー株式会社(未) /成長率:61.1%
ニュースワイヤー事業、インキュベーション事業
31位 株式会社クロス・マーケティング /成長率:60.2%
リサーチ事業、ITソリューション事業
32位 株式会社カカクコム /成長率:58.4%
「価格.com」及び「食べログ」をはじめとするインターネット・メディア企業
33位 株式会社デジタルハーツ /成長率:57.6%
ソフトウェアの動作テストで不具合を検出、報告するデバッグ事業
34位 株式会社パイプドビッツ /成長率:56.8%
情報資産プラットフォーム事業、他
35位 株式会社オロ(未) /成長率:55.8%
クラウドSaaS ERP事業、コミュニケーションデザイン事業
36位 1stホールディングス株式会社 /成長率:54.3%
帳票、BI(ビジネスインテリジェンス)ツール等ソフトウェア製品とセキュリティサービスを展開
37位 株式会社ビットアイル /成長率:51.9%
データセンターの運営を中心とする総合ITアウトソーシング事業
38位 スターティア株式会社 /成長率:51.6%
情報の集約と利益化を実現するITソリューションベンダー
39位 ネオス株式会社 /成長率:51.4%
モバイル、インターネット向けのサービス開発と提供
40位 シミックホールディングス株式会社 /成長率:51.3%
医薬品の開発、製造、営業など製薬会社に対する総合的な支援業務
41位 株式会社リアルワールド(未) /成長率:51.3%
国内最大級のクラウドソーシング事業及びポイントメディア事業
42位 株式会社VOYAGE GROUP(未) /成長率:47.2%
オンラインメディア事業などインターネット分野における事業開発
43位 株式会社エンターモーション(未) /成長率:45.8%
O2Oソリューションと機能拡張型モバイルCMSエンジンの提供
44位 フリービット株式会社 /成長率:44.0%
インターネットビジネス事業者へのインフラ提供事業
45位 株式会社リプロセル(未) /成長率:42.8%
iPS細胞技術を使って次世代バイオ事業を展開
46位 キングソフト株式会社(未) /成長率:40.8%
無料セキュリティソフト・オフィス互換ソフト・オンラインストレージサービス等の企画・開発・販売
47位 株式会社ディー・ディー・エス /成長率:40.3%
情報セキュリティ分野における指紋認証ソフトウェアの開発・販売
48位 株式会社ブイキューブ(未) /成長率:38.7%
ビジュアルコミュニケーションツールの企画、開発、販売
49位 ビリングシステム株式会社 /成長率:38.4%
金融機関と一般企業を結ぶ決済サービスのプラットフォームを提供
50位 レーザーテック株式会社 /成長率:37.3%
半導体関連分野を主とする検査・計測装置の世界のパイオニア
*(未)は未上場企業、それ以外は上場企業を示す(2012年9月末時点)。
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【デロイト トウシュ トーマツ リミテッド 日本テクノロジー Fast50とは】
2012年で10回目を迎えた「デロイト トウシュ トーマツ リミテッド 日本テクノロジー Fast50」は、TMT(Technology, Media & Telecommunications)インダストリーの過去3年間の収益(売上高)成長率の上昇が著しい日本企業(上場・未上場問わず)の応募からなるランキングプログラムです。指標を収益成長率としていることにより、企業規模によらない成長性を表わすランキングとなります。
ソフトウェア、音楽・エンターテインメント、通信インフラなど、情報・メディア・通信が幅広い分野で融合する中、デロイトは、これらをTMTインダストリーと捉え、インダストリーの活性を目指し、全世界でテクノロジー Fast50/500プログラムを展開しています。Fast50は国レベルの、Fast500は地域レベルの収益成長率を基準としたランキングです。Fast500は、アジア太平洋地域、北米地域、EMEA地域で実施しています。
なお、Fast50およびFast500プログラムの詳細については、http://www.tohmatsu.com/fast50/ よりご覧頂けます。
ランキング対象となる事業領域は通信、ネットワーキング、コンピュータ/周辺機器、インターネット、半導体、電子部品、電子機器、ソフトウェア、コンテンツ、バイオテクノロジー、製薬、医療機器、グリーンテクノロジー、メディア/エンターテインメントです。
【本プログラムで開示されている情報について】
この情報は、集計に当たり正確を期しておりますが、企業からの回答をそのまま集計し反映したものであり、有限責任監査法人トーマツやデロイト トウシュ トーマツ リミテッド は、明示または黙示を問わず、これらの情報の正確性などについて何らかの意見を表明したり、または内容を保証したりするものではありません。
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第10回「デロイト トウシュ トーマツ リミテッド 日本テクノジーFast50」において20位にランクインしたアブラハム・グループ・ホールディングス株式会社について、本プログラムの目的に照らして不適当であると判断される事実が発覚したため、受賞を取り消しました。これに伴う他企業のランキングに変更はありません。(2013年10月11日)