「さくら」がもたらす観光需要―さくらの季節に訪日が多い国は?【2018年訪日外国人の年間動向と2019年の予測 vol.3】
[19/03/26]
提供元:PRTIMES
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アウンコンサルティング株式会社(東証二部:2459、本社:東京都文京区、代表取締役:信太明、以下アウンコンサルティング)は、アジア9拠点で、マーケティング(SEM(検索エンジンマーケティングサービス、インターネット広告など)、アセットなどのグローバルコンサルティングを展開しています。また、アジアにおいていち早くSEOを事業化し、2018年6月より21期目を迎えています。
この度、各国の訪日数や検索数に基づき桜の季節(4月)の訪日トレンドについて調査いたしました。
[画像1: https://prtimes.jp/i/34654/29/resize/d34654-29-134743-0.png ]
URL:https://www.auncon.co.jp/corporate/2019/0326.html
■台湾・東南アジアの訪日ピークはさくらツアーのある4月
桜の季節(4月)に最も訪日客数の多い国について、訪日外国人観光客の中でも割合の多いアジア、これからのターゲットとなってくる欧米、オセアニア圏、ヨーロッパ圏について調査いたしました。
その結果、4月に訪日客数が最も多いのは、タイやフィリピンなどの東南アジアを含む以下の6カ国でした。
[画像2: https://prtimes.jp/i/34654/29/resize/d34654-29-643135-1.png ]
出典:JNTO 月別・年別統計データ(訪日外国人・出国日本人)を参考にアウンコンサルティングで加工
■各国の祝日や学校制度も要因の一つ
台湾では4月に清明節と児童節という祝日があり、2018年は土日を合わせて4月4日〜8日までの連休、タイは4月13日〜16日までソンクラーンと呼ばれるタイの正月で、休日を合わせ、4月12日〜16日が連休でした。
また、フィリピンでは学校休暇が4月上旬〜6月上旬です。特に東南アジアの人たちは家族との時間を大切にする文化があり、海外旅行に家族で行くことが多く、このような文化や休暇制度も訪日客数を後押ししている要因として考えられます。
[画像3: https://prtimes.jp/i/34654/29/resize/d34654-29-364411-2.png ]
※ Google AdWords キーワードプランナーツール利用による検索数データ
―検索数から見る、関心が高い「さくら」観光地は?―
■2月〜3月にさくらを楽しめる観光地の関心度が高くなる
調査した中で比較的検索数データの多い「台湾」について、桜を見ることができる観光地の中で年間の平均検索数と比較して1月〜3月の検索数が大きいものを以下にまとめました。検索数のボリュームにバラつきはあるものの、3月に検索数のピークを迎える観光地が多く、関心が高いことが分かります。
なお、同様にフィリピンは「姫路城(3月:1,600/年間平均:1,290)」、「清水寺(1月、2月:1,600/年間平均:1,290)」、「上野動物公園(3月:720/年間平均:552)」、ベトナムでは「清水寺(3月:590/年間平均:383)」と、1月〜3月にさくらに関係する観光地の検索数が高くなることが分かりました。
特に東南アジアでは、日本ほど四季がはっきりしておらず、雪やさくらなど自国では味わうことのできない景色を求めて、海外へ行く人が多いといわれています。また、SNSの普及によって主要観光地のみならず、地方の観光地についても世界に向けて情報発信を行うことができるようになり、自然がもたらす観光資源を有効的に活用することで、地方誘致の可能性が広がってきています。
今後もインバウンド領域における検索市場からみなさまに有益な情報をお伝えできるよう努めてまいります。
―調査概要―
【調査主旨】
「さくら」がもたらす観光需要―さくらの季節に訪日が多い国は?
【調査要綱】
対象の国と地域:台湾、タイ、フィリピン、ベトナム、インド、フランス
調査日:2019年3月1日 〜 2019年3月20日
調査対象時期:2018年1月〜12月
この度、各国の訪日数や検索数に基づき桜の季節(4月)の訪日トレンドについて調査いたしました。
[画像1: https://prtimes.jp/i/34654/29/resize/d34654-29-134743-0.png ]
URL:https://www.auncon.co.jp/corporate/2019/0326.html
■台湾・東南アジアの訪日ピークはさくらツアーのある4月
桜の季節(4月)に最も訪日客数の多い国について、訪日外国人観光客の中でも割合の多いアジア、これからのターゲットとなってくる欧米、オセアニア圏、ヨーロッパ圏について調査いたしました。
その結果、4月に訪日客数が最も多いのは、タイやフィリピンなどの東南アジアを含む以下の6カ国でした。
[画像2: https://prtimes.jp/i/34654/29/resize/d34654-29-643135-1.png ]
出典:JNTO 月別・年別統計データ(訪日外国人・出国日本人)を参考にアウンコンサルティングで加工
■各国の祝日や学校制度も要因の一つ
台湾では4月に清明節と児童節という祝日があり、2018年は土日を合わせて4月4日〜8日までの連休、タイは4月13日〜16日までソンクラーンと呼ばれるタイの正月で、休日を合わせ、4月12日〜16日が連休でした。
また、フィリピンでは学校休暇が4月上旬〜6月上旬です。特に東南アジアの人たちは家族との時間を大切にする文化があり、海外旅行に家族で行くことが多く、このような文化や休暇制度も訪日客数を後押ししている要因として考えられます。
[画像3: https://prtimes.jp/i/34654/29/resize/d34654-29-364411-2.png ]
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―検索数から見る、関心が高い「さくら」観光地は?―
■2月〜3月にさくらを楽しめる観光地の関心度が高くなる
調査した中で比較的検索数データの多い「台湾」について、桜を見ることができる観光地の中で年間の平均検索数と比較して1月〜3月の検索数が大きいものを以下にまとめました。検索数のボリュームにバラつきはあるものの、3月に検索数のピークを迎える観光地が多く、関心が高いことが分かります。
なお、同様にフィリピンは「姫路城(3月:1,600/年間平均:1,290)」、「清水寺(1月、2月:1,600/年間平均:1,290)」、「上野動物公園(3月:720/年間平均:552)」、ベトナムでは「清水寺(3月:590/年間平均:383)」と、1月〜3月にさくらに関係する観光地の検索数が高くなることが分かりました。
特に東南アジアでは、日本ほど四季がはっきりしておらず、雪やさくらなど自国では味わうことのできない景色を求めて、海外へ行く人が多いといわれています。また、SNSの普及によって主要観光地のみならず、地方の観光地についても世界に向けて情報発信を行うことができるようになり、自然がもたらす観光資源を有効的に活用することで、地方誘致の可能性が広がってきています。
今後もインバウンド領域における検索市場からみなさまに有益な情報をお伝えできるよう努めてまいります。
―調査概要―
【調査主旨】
「さくら」がもたらす観光需要―さくらの季節に訪日が多い国は?
【調査要綱】
対象の国と地域:台湾、タイ、フィリピン、ベトナム、インド、フランス
調査日:2019年3月1日 〜 2019年3月20日
調査対象時期:2018年1月〜12月