Nソナーが国交省「点検支援技術性能カタログ」に登録
[25/04/28]
提供元:PRTIMES
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〜無人船の自動航行を用いた河床・湖底の3D地形モデル作成技術〜
[画像1: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/93454/29/93454-29-2400da534bcc78ffc8cfeeb162696a7c-3900x2599.jpg?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]
Nソナーを用いた自動航行による3Dマッピングの様子
中央開発株式会社(本社:東京都新宿区、代表取締役社長:田中誠)は、2025年4月10日、魚群探知機を用いた水中の3Dマッピング技術「Nソナー」が、国土交通省の「橋梁・トンネルの点検支援技術性能カタログ(令和7年4月版)」に登録されたことを発表しました。
点検支援技術性能カタログとは
点検支援技術性能カタログとは、2019年に国土交通省が策定した取り組みです。道路構造物の点検の効率化・高度化を推進するため、点検に活用可能な技術をとりまとめたものです。
■Nソナーの登録情報■
[表: https://prtimes.jp/data/corp/93454/table/29_1_117d45e73133873e3188c69df19954c9.jpg ]
Nソナーとは
Nソナーは、水面下や水中の状況を可視化できる新たな調査手法として、2018年に中央開発が考案した独自技術です。開発以来、ダムやため池分野での優位性が認められ、数々の賞※を受賞してきた技術ですが、今回点検支援技術性能カタログに掲載されたことで、河川分野における適用性が認められたこととなります。
この技術を活用することで、河床構造物並びに橋脚基礎部の洗掘状況や、水面下の護岸の浸食状況、水門・樋門等の横断工作物の洗掘状況等を「安価」かつ「短期間」で可視化することができます。
※【受賞歴】
2020年 第70回農業農村工学会関東支部大会講演会 優秀賞
2022年 国土交通省NETIS(新技術情報提供システム)登録
2024年 第7回インフラメンテナンス大賞 優秀賞 など
自動航行機能の開発
2018年の開発当初は、有人航行を想定して運用しておりましたが、2024年度には点検支援技術性能カタログへの掲載に併せて、無人船舶による自動航行機能と遠隔操縦機能を実装いたしました。
自動航行機能は、予め設定したルートに沿って無人船を移動させ、航路上の点群を取得する技術です。遠隔操縦機能では、広く普及しているスマートフォン等を用いて船舶の操縦が可能です。
[画像2: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/93454/29/93454-29-8d278fb51a8e848c4b1bd1d799535880-982x654.png?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]
QGISを利用したダム湖の3D表示:https://ckccorp.matrix.jp/temp/pointcloud/qgis2three/n_sonar/n_sonar.html
[画像3: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/93454/29/93454-29-724fceccb573bc672b00acaa35f2c349-1076x717.png?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]
QGISを利用した橋梁の洗堀の3D表示:https://ckccorp.matrix.jp/temp/pointcloud/qgis2three/n_sonar2/Scouring.html
[画像4: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/93454/29/93454-29-08b55beac7199d46a73f25eb29815682-2304x1586.jpg?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]
無人船舶の自動航行の様子
[画像5: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/93454/29/93454-29-1a946c4224a7e8bfa238d1fda5cf0a90-876x584.jpg?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]
スマホ用アプリを用いた遠隔操縦
【Nソナーの優位点】
- 従来の深浅測量よりも「安価」かつ「短期間」で成果を提供できる。
- 水域全体の3D地形モデル(DEM:数値標高モデル)をはじめ、底質区分図や超音波エコー等の多彩な成果が提供できる。
- 多様な水域(河川・ダム・貯水池など)において活用することができる。
【Nソナーによる作業手順】
[画像6: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/93454/29/93454-29-8886f2f4495614698e0f33524f46474e-950x119.jpg?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]
(中央開発公式HPより引用)
◯詳細は、下記よりご覧ください。
Nソナーの紹介(中央開発公式HP)
今後の展望
中央開発では引き続き、社会インフラ維持管理に対して先進技術の開発展開を進めることで、橋梁点検支援技術の普及促進に努めてまいります。
中央開発について
中央開発(株)は1946(昭和21)年、日本初の地盤コンサルティングカンパニーとして、戦後復興を目的にスタートした会社です。以来、国内における標準貫入試験の実用化を行うなど、地質調査業界のパイオニアとして、国内外のインフラ整備に関わるビッグプロジェクトに携わりながら、土木設計、情報解析、IoT機器を用いた防災コンサルティングなど建設コンサルタントへ事業領域を拡大して参りました。
近年では”地質DX”と銘打ったデジタルトランスフォーメーションを推進しています。点群データ活用やSfM処理技術、保有するボーリングデータを活用したAI分野での研究開発に取り組み、建設コンサルタント業界における新たな価値の創造に努めています。
詳しくは、中央開発(株)のWEBサイトをご覧ください。
詳細を見る
[画像7: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/93454/29/93454-29-c640fafe692121f7bc8113e4057a971f-1755x1314.jpg?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]
土と水ホールディングスグループについて
土と水ホールディングスグループは、大地に残る仕事、人々の心に残る仕事、そして、豊かな未来へつないでいく仕事に実践的に関わっています。
私たち土と水ホールディングスグループがテーマにしている「土と水」はわかっているようで、まだまだわからない未知の部分が多く残っています。大地の造山活動によって地域毎にも異なっており、その時々によっても千差万別の条件や環境になり、画一的にこうとは決められない性格のものです。
私たちは自然の現場を重視し、実務経験に基づいて、時には新たに必要な技術を開発し、正確な調査に基づいて的確な判断を導くように努めてまいります。
【土と水ホールディングスグループ構成企業】
中央開発グループ
・中央開発(株)
・(株)ホクスイ設計コンサル
・新和ボーリング工業(株)
・(株)地域環境研究所
・日本計測調査(株)
・成都東中防災減災環境技術有限公司
日建商事グループ
・日建商事(株)
・西部ポンプ機工(株)
・ワインきのこ(株)
[画像8: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/93454/29/93454-29-2a125a8d963e90709874acac0e12c8f8-1755x1314.jpg?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]
【本件に関するお問合せ先】
中央開発株式会社 経営企画センター プレスリリース担当
03-6228-0861
public_relations@ckcnet.co.jp
[画像1: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/93454/29/93454-29-2400da534bcc78ffc8cfeeb162696a7c-3900x2599.jpg?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]
Nソナーを用いた自動航行による3Dマッピングの様子
中央開発株式会社(本社:東京都新宿区、代表取締役社長:田中誠)は、2025年4月10日、魚群探知機を用いた水中の3Dマッピング技術「Nソナー」が、国土交通省の「橋梁・トンネルの点検支援技術性能カタログ(令和7年4月版)」に登録されたことを発表しました。
点検支援技術性能カタログとは
点検支援技術性能カタログとは、2019年に国土交通省が策定した取り組みです。道路構造物の点検の効率化・高度化を推進するため、点検に活用可能な技術をとりまとめたものです。
■Nソナーの登録情報■
[表: https://prtimes.jp/data/corp/93454/table/29_1_117d45e73133873e3188c69df19954c9.jpg ]
Nソナーとは
Nソナーは、水面下や水中の状況を可視化できる新たな調査手法として、2018年に中央開発が考案した独自技術です。開発以来、ダムやため池分野での優位性が認められ、数々の賞※を受賞してきた技術ですが、今回点検支援技術性能カタログに掲載されたことで、河川分野における適用性が認められたこととなります。
この技術を活用することで、河床構造物並びに橋脚基礎部の洗掘状況や、水面下の護岸の浸食状況、水門・樋門等の横断工作物の洗掘状況等を「安価」かつ「短期間」で可視化することができます。
※【受賞歴】
2020年 第70回農業農村工学会関東支部大会講演会 優秀賞
2022年 国土交通省NETIS(新技術情報提供システム)登録
2024年 第7回インフラメンテナンス大賞 優秀賞 など
自動航行機能の開発
2018年の開発当初は、有人航行を想定して運用しておりましたが、2024年度には点検支援技術性能カタログへの掲載に併せて、無人船舶による自動航行機能と遠隔操縦機能を実装いたしました。
自動航行機能は、予め設定したルートに沿って無人船を移動させ、航路上の点群を取得する技術です。遠隔操縦機能では、広く普及しているスマートフォン等を用いて船舶の操縦が可能です。
[画像2: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/93454/29/93454-29-8d278fb51a8e848c4b1bd1d799535880-982x654.png?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]
QGISを利用したダム湖の3D表示:https://ckccorp.matrix.jp/temp/pointcloud/qgis2three/n_sonar/n_sonar.html
[画像3: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/93454/29/93454-29-724fceccb573bc672b00acaa35f2c349-1076x717.png?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]
QGISを利用した橋梁の洗堀の3D表示:https://ckccorp.matrix.jp/temp/pointcloud/qgis2three/n_sonar2/Scouring.html
[画像4: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/93454/29/93454-29-08b55beac7199d46a73f25eb29815682-2304x1586.jpg?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]
無人船舶の自動航行の様子
[画像5: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/93454/29/93454-29-1a946c4224a7e8bfa238d1fda5cf0a90-876x584.jpg?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]
スマホ用アプリを用いた遠隔操縦
【Nソナーの優位点】
- 従来の深浅測量よりも「安価」かつ「短期間」で成果を提供できる。
- 水域全体の3D地形モデル(DEM:数値標高モデル)をはじめ、底質区分図や超音波エコー等の多彩な成果が提供できる。
- 多様な水域(河川・ダム・貯水池など)において活用することができる。
【Nソナーによる作業手順】
[画像6: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/93454/29/93454-29-8886f2f4495614698e0f33524f46474e-950x119.jpg?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]
(中央開発公式HPより引用)
◯詳細は、下記よりご覧ください。
Nソナーの紹介(中央開発公式HP)
今後の展望
中央開発では引き続き、社会インフラ維持管理に対して先進技術の開発展開を進めることで、橋梁点検支援技術の普及促進に努めてまいります。
中央開発について
中央開発(株)は1946(昭和21)年、日本初の地盤コンサルティングカンパニーとして、戦後復興を目的にスタートした会社です。以来、国内における標準貫入試験の実用化を行うなど、地質調査業界のパイオニアとして、国内外のインフラ整備に関わるビッグプロジェクトに携わりながら、土木設計、情報解析、IoT機器を用いた防災コンサルティングなど建設コンサルタントへ事業領域を拡大して参りました。
近年では”地質DX”と銘打ったデジタルトランスフォーメーションを推進しています。点群データ活用やSfM処理技術、保有するボーリングデータを活用したAI分野での研究開発に取り組み、建設コンサルタント業界における新たな価値の創造に努めています。
詳しくは、中央開発(株)のWEBサイトをご覧ください。
詳細を見る
[画像7: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/93454/29/93454-29-c640fafe692121f7bc8113e4057a971f-1755x1314.jpg?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]
土と水ホールディングスグループについて
土と水ホールディングスグループは、大地に残る仕事、人々の心に残る仕事、そして、豊かな未来へつないでいく仕事に実践的に関わっています。
私たち土と水ホールディングスグループがテーマにしている「土と水」はわかっているようで、まだまだわからない未知の部分が多く残っています。大地の造山活動によって地域毎にも異なっており、その時々によっても千差万別の条件や環境になり、画一的にこうとは決められない性格のものです。
私たちは自然の現場を重視し、実務経験に基づいて、時には新たに必要な技術を開発し、正確な調査に基づいて的確な判断を導くように努めてまいります。
【土と水ホールディングスグループ構成企業】
中央開発グループ
・中央開発(株)
・(株)ホクスイ設計コンサル
・新和ボーリング工業(株)
・(株)地域環境研究所
・日本計測調査(株)
・成都東中防災減災環境技術有限公司
日建商事グループ
・日建商事(株)
・西部ポンプ機工(株)
・ワインきのこ(株)
[画像8: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/93454/29/93454-29-2a125a8d963e90709874acac0e12c8f8-1755x1314.jpg?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]
【本件に関するお問合せ先】
中央開発株式会社 経営企画センター プレスリリース担当
03-6228-0861
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