3年間で約9億円を投資する改修工事を実施〜本物の文化と芸術を後世に伝えるために
[10/10/28]
提供元:PRTIMES
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〜貴重な文化財を未来に伝えるために、藤田観光だからできる取り組み〜
本物の文化と芸術を後世に伝える2万坪の日本庭園
3年間で約9億円を投資する改修工事を実施
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藤田観光株式会社(本社:東京、代表取締役:末澤 和政)では、明治初期以来維持してきた文化財を次世代に引き継いでいくため、昨年より椿山荘/フォーシーズンズホテル椿山荘 東京の庭園内にある歴史的木造建築物の石焼懐石レストラン「木春堂」の個室を改修してまいりました。本年11月には、東京に現存する3つの古塔のひとつである、登録有形文化財に指定されている椿山荘の三重塔を改修し、更に12月には木春堂の本体の改修工事を実施いたします。当社は、この庭園内にある複数の歴史的木造建築物を次世代に伝えるために、昨年より3年間で総額約9億円を投資して改修工事を行い、リニューアルを実施いたします。
昨年10月、石焼懐石のレストラン「木春堂」の個室を耐震補強と、それぞれ特徴のある個室に改装した改修工事を行い、歴史的価値のある木造建築に生まれ変わりました。本年度11月には、もともと広島県竹林寺に建立されたもので、平安前期(弘仁時代)に小野篁(おののたかむら)が創建し、また平清盛が第1回目の修復を執り行ったとの言い伝えがある椿山荘の三重塔の、移築後初めての改修工事を実施し、歴史ある当社のシンボルを次世代に伝えてまいります。その改修工事に先駆け、恙無く工事が行われますように9月17日(金)、京都仏教会理事長有馬?底猊下ならびに相國寺御本山より9名の高僧をお招きし、「三重塔改修工事起工式」も執り行いました。
今回の改修は、石焼懐石レストラン「木春堂」を地震に対する構造部の補強はもとより、建物の価値を高めるため、内装・家具などのデザインを一新し、当社の最大の強みでもある日本庭園の緑を眺めながら出入りできるエントランスを新設いたします。また、営業面積を広げ、席数を増やし、さらに接待や節目利用の需要を取り込むため、庭園を眺められる個室を新たに設けます。歴史的価値ある木造建築の中で、緑を眺めながらお食事をするという本物の価値をこれからもご提供してまいります。
今回の改修工事は、三重塔の改修工事に続くもので約3億円を投資し、次年度以降も、そば処「無茶庵」などを対象としています。