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Mastercard人事に関するお知らせ

・ 社長兼最高経営責任者であるアジェイ・バンガは、2021年1月1日付けで取締役会会長に就任
・ 最高プロダクト責任者であるマイケル・ミーバックは、2021年1月1日付けで最高経営責任者および取締役に就任。移行の一環として2020年3月1日付けで社長に就任
・ 会長であるリチャード・ヘイソーンスウェイトは、2021年1月1日付けで退任
・ メリット・ジェイノーは、2021年1月1日付けで筆頭独立取締役に就任




[画像: https://prtimes.jp/i/37691/30/resize/d37691-30-544959-2.png ]

※ 本プレスリリースは、米国時間2月25日Mastercard本社発表の日本語訳版となります。

Mastercard(本社:ニューヨーク州パーチェス、日本地区社長:ナンダン・マー、以下Mastercard)は本日、社長兼最高経営責任者(President and Chief Executive Officer)であるアジェイ・バンガ(Ajay Banga)が、2021年1月1日付けでMastercard Incorporatedの取締役会会長(Executive Chairman of the Board of Directors)に就任することを発表しました。また、Mastercardの取締役会は、現在 最高プロダクト責任者(Chief Product Officer)であるマイケル・ミーバック(Michael Miebach)が2021年1月1日付けで最高経営責任者および取締役(Chief Executive Officer and a member of the Board of Directors)に就任することを全会一致で決定しました。ミーバックは、その移行の一環として、2020年3月1日付けで社長(President)に就任し、営業、マーケティング、プロダクト、サービス、およびテクノロジーの各組織を統括します。

本役員人事異動につき、アジェイ・バンガは、以下のように述べています。

「Mastercardが次の成長段階に移行するために必要な経営陣の中から、マイケルを指導的立場に置くことにより、Mastercardを一段階上のレベルへ主導していきます。 プロダクトの開発やグローバル・ビジネスの運営で実績があり、ヨーロッパ、中東、アフリカ、および米国において、決済、データ、銀行サービス、およびテクノロジーの分野でリーダーシップを発揮した経歴を持つマイケルはMastercardにおいて10年間、マルチレール戦略の重要な設計者として、Vocalink(英国 決済システム会社)買収や懸案中のNets(シンガポール 電子決済サービス)との取引など、幅広い決済フローを先導してきました。また、Mastercardにおけるファイナンシャル・インクルージョン(金融包摂)の取り組みを始めた先見の明に長けた人物です。会長就任後も、引き続きマイケルと緊密に協力し、Mastercardの成功を支援する所存です。そして、これまでMastercardの企業としての変革の一翼を担うことができたことを光栄に思います。全経営陣の努力により、将来の成功に向けて有利な立場を築き、エマージングテクノロジー(新興技術)や新しいテクノロジーを導入し、あらゆるデバイスを商取引のデバイスにしていきます。成長志向の理念のもと緊張感を持って運営した結果、2009年から2019年までの複合年間収益成長率13%を達成し、私の在任期間において株価は約16倍に上昇しました [1]。統制のとれた有機的および無機的投資によって、リアルタイム決済での地位を築きつつ、テクノロジー、データと分析、およびサイバーセキュリティ機能を強化してきました。これらの取り組みにより、収益基盤が多様化し、対象市場が拡大しました。また、世界中の政府とのパートナーシップにより、主要な市場における現地での活動への道が開かれています。これらはすべて、当社のブランド、外ならぬ当社の優れた人財によって実現されています。」

また、マイケル・ミーバックは、以下のように述べています。
「Mastercardには、卓越した人財、優れたテクノロジーを保有し、非常に大きな可能性を持っています。優秀なトップ人材で構成されたチームでこの素晴らしい会社を率いる機会を得て光栄に思います。過去10年間のキャリアを決済のイノベーションに捧げ、今後もMastercardの戦略を進化させ実行し続ける所存です。取締役会からの信頼と信用へ感謝するとともに、現在および未来におけるエコシステムのニーズに対応するソリューションを構築し、アジェイやリーダーシップチームおよびすべての従業員と引き続き協力しながら、当社の新たな成長機会を追求して参ります。」

Mastercardの現会長であるリチャード・ヘイソーンスウェイト(Richard Haythornthwaite)は、バンガの取締役会会長就任を機に、10年以上に及ぶ任務を終えて取締役会を退く予定です。

リチャード・ヘイソーンスウェイトは、以下のように述べています。

「取締役会を代表し、アジェイの優れたリーダーシップとMastercardに対するコミットメントに感謝いたします。彼の経験と専門知識による功績を引き続き有効活用して参ります。アジェイは、会社の成長を可能にする戦略的および文化的変革を主導してきました。マイケルは、アジェイが培ってきた価値観を共有し、同社の変革において中心的な役割を果たしてきました。取締役会は、アジェイおよびその前任者のリーダーシップの下で開発された卓越したプラットフォームを構築するための、マイケルのリーダーシップ、経験、および能力を全面的に信頼しています。」

現取締役でコロンビア大学 国際公共政策学部長(Dean of the faculty of Columbia University’s School of International and Public Affairs /SIPA)であるメリット・ジェイノー(Merit Janow)は、取締役会により2021年1月1日付けで筆頭独立取締役に就任することを全会一致で決定されました。ヘイソーンスウェイトの退任後も、指名委員会およびコーポレート・ガバナンス委員会(Chair of the Nominating and Corporate Governance Committee)の議長を務めます。ジェイノーは国際貿易と国際投資において世界的に認められた専門家であり、政府や規制機関での豊富な経験があります。同時に、彼女の経歴と公職は、サイバーセキュリティを含む技術革新とデジタル問題について重要な洞察を提供しています。Mastercardの取締役会には2013年より参加しています。

以下は、アジェイ・バンガのコメントです。

「リック(リチャード)のMastercardへの多大な貢献に感謝します。彼は私たちの成長に貢献し、IPOを含む重要なマイルストーンを通じて私たちを導いてくれました。私は信頼、友情、指針、そして明確な説明責任と結びついた我々のリレーションシップに大変感謝しています。豊富な専門知識を持ち合わせているメリットが独立取締役のリーダーとして引き続き緊密に連携していくことを期待しております。」

[1] Mastercardの株価は、2009年8月31日時点で20.26ドル、2020年2月24日時点で324.67ドル

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Mastercardについて
Mastercardは、決済業界のグローバルテクノロジーカンパニーです。私たちの使命は、トランザクションを安全、シンプル、スマート、アクセス可能なものにすることで、あらゆる場所のすべての人に利益をもたらす包括的なデジタル経済を実現し、強化することです。安全なデータとネットワーク、パートナーシップ、情熱を活用し、消費者、金融機関、政府、企業が最大限の可能性を実現するための革新とソリューションを提供します。私たちのDQ(decency quotient:良識指数)は、社風や社内外で行うすべてのことに影響を与えます。世界210を超える国と地域とのつながりを通じて私たちは、すべての人々にとって貴重な可能性を解き放つ持続可能な世界を構築しています。

将来の見通しに関する記述について
本プレスリリースには、1995 年米国民事訴訟改革法(Private Securities Litigation Reform Act of 1995)の「セーフハーバー」規定に定義する「将来の見通しに関する記述(forward looking statements)」に該当する情報が記載されています。本プレスリリースで使用される「確信」、「期待」、「可能性」、「見込み」、「推量」、「意図」、「動向」やその類義語は将来の見通しに関する記述に該当する可能性があります。将来の見通しに関する記述の例には、Mastercard の将来の展望、展開、事業戦略に関連する記述が含まれますが、それに限定されるものではありません。これらのリスク要因の詳細については、2019年12月31日に発表した会計年度の年次報告書(フォーム10-K) のパートI、1A 「リスク要因」を参照してください。これらの将来の見通しに関する記述は、本プレスリリースの日付または作成時に得られた情報に基づくものであり、Mastercard がここで記述された将来の見通しに関する情報を更新、修正する義務を負うものではありません。
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