i-nest capitalが最先端の長鎖DNA合成技術を活用し遺伝子治療開発支援を行う「株式会社シンプロジェン」へ投資
[21/11/30]
提供元:PRTIMES
提供元:PRTIMES
i-nest capital株式会社(読み:アイ・ネスト・キャピタル、本社:東京都目黒区、代表:山中卓、以下i-nest capital)は2021年11月、同社1号ファンドである「i-nest1号投資事業有限責任組合」を通じ、株式会社シンプロジェン(本社:兵庫都神戸市、代表:三宅秀昭、以下シンプロジェン)への投資を実行いたしました。
[画像1: https://prtimes.jp/i/51734/30/resize/d51734-30-e425d9c2adca18ac9064-0.png ]
■ 独自の長鎖DNA合成技術を活かし、遺伝子治療薬開発支援のグローバルリーディングカンパニーを目指す
近年、従来技術では治療困難な疾患を治癒できる治療手段として、遺伝子治療薬の開発が世界的に非常に活発に進められています。一方で、従来の方法による遺伝子治療薬の開発・製造には、多額のコストがかかり高価な治療手段となってしまうことが課題とされており、遺伝子治療薬をより高品質・高収量に製造できるDNAを開発するための高度な遺伝子合成技術が待望されています。また、日本は海外に比べ遺伝子治療の臨床試験数が非常に少なく、研究開発も遅れている現状があります。その要因の一つとして国内の原料供給・開発・製造受託体制の不十分さも挙げられています。
シンプロジェンは神戸大学大学院科学技術イノベーション研究科発のDNA合成スタートアップ企業として2017年2月に設立されました。シンプロジェンは、DNA合成、DNAライブラリー(※1)の設計/構築、遺伝子治療(※2)に用いられる治療用ウイルスベクター(※3)の開発など、遺伝子治療薬の開発に必要なサービスを同社の一拠点に集約し、幅広い受託サービスを展開しています。
シンプロジェンが特許を保有するDNA合成技術「OGAB(オーギャブ)法」は、最先端の遺伝子工学、情報科学、ロボット工学を駆使し、合成困難なあらゆるDNA配列を従来よりも「正確・低コスト・短期間」に合成できる革新的な技術です。さらに、神戸大学により出願された「Combi-OGAB(コンビオーギャブ)法」に関する特許の独占的実施権を保有しており、長鎖のDNA配列パターンを創出することを可能にしています。シンプロジェンは独自のDNA合成技術を遺伝子治療の創薬・開発に活かすべく、研究から臨床開発へ円滑に橋渡しをできる体制を整え、2021年より支援サービスの提供を開始しています。
[画像2: https://prtimes.jp/i/51734/30/resize/d51734-30-1138bb9343d5ac6dbb13-1.jpg ]
[画像3: https://prtimes.jp/i/51734/30/resize/d51734-30-5ec014021366b0af631e-2.jpg ]
シンプロジェンは今回の調達資金を長鎖DNA合成受託事業の拡大および遺伝子治療薬の創薬・開発支援サービス拡充に必要な設備投資、組織拡充に充て、日本のみならず世界規模でバイオエコノミーと遺伝子治療の発展に貢献できるよう取り組んでまいります。
(※1) DNAライブラリー:ベクターにクローニングされたDNA断片のコレクションであり、研究者は更に研究をする上で関心のあるDNA断片を同定および単離できます。シンプロジェンは数千〜数万パターンの戦略的な配列パターンを持ったDNAライブラリーを受託合成します。
(※2) 遺伝子治療:疾病の治療を目的として遺伝子又は遺伝子を導入した細胞を人の体内に投与すること
(※3) ベクター:遺伝子組み換え実験に使われる、「遺伝子の運び屋」のことで挿入する遺伝子断片の大きさや挿入目的によって、それを挿入するために様々な特徴を付加した媒体がベクターとして使い分けられる。ウイルスが持つ病原性に関する遺伝子を取り除き、外来の目的遺伝子を組み込んだのがウイルスベクター。
■ i-nest capitalは豊富なノウハウ&ネットワークで成長を支援
i-nest capitalは、エンターテインメント&ライフスタイル領域を中心に新産業の創造や社会課題の解決を目指すベンチャーキャピタルです。本件は、2021年9月に新たにパートナーとして、i-nest capitalに参画した本蔵俊彦による最初の投資案件です。
(当社プレスリリース:https://www.i-nestcapital.com/news/210901.html)
国内外の製薬会社で治療困難な疾患への遺伝子治療薬の開発が進められていますが、遺伝子治療の発展には長鎖DNA合成技術が欠かせないものになっています。神戸大学大学院の科学技術イノベーション研究科の教員、大学発スタートアップの投資育成など様々な経験を持つシンプロジェンの経営陣と高い技術力を強みに、シンプロジェンが独自の長鎖DNA合成技術を通じ、治療困難な疾患を根本的に治癒できる可能性を秘めた遺伝子治療の発展に寄与し、世界規模で創薬支援のリーディングカンパニーとなり得る将来性を評価し、今回の出資に至りました。
i-nest capitalは今回の資金提供に加え、各パートナーの豊富な支援実績及び広範なネットワークを活かして、シンプロジェンの企業価値向上に貢献してまいります。
■ 株式会社 シンプロジェン
・Webサイト: https://www.synplogen.com
・連絡先 :info@synplogen.com
・設立 :2017 年2月
・代表者 :代表取締役 三宅 秀昭(みやけ ひであき)
■ i-nest capital株式会社(アイ・ネスト・キャピタル)
・Webサイト :https://www.i-nestcapital.com
・連絡先 :info@i-nestcapital.com
・設立 :2019年5月
・代表者 :代表パートナー 山中 卓(やまなか たかし)
[画像1: https://prtimes.jp/i/51734/30/resize/d51734-30-e425d9c2adca18ac9064-0.png ]
■ 独自の長鎖DNA合成技術を活かし、遺伝子治療薬開発支援のグローバルリーディングカンパニーを目指す
近年、従来技術では治療困難な疾患を治癒できる治療手段として、遺伝子治療薬の開発が世界的に非常に活発に進められています。一方で、従来の方法による遺伝子治療薬の開発・製造には、多額のコストがかかり高価な治療手段となってしまうことが課題とされており、遺伝子治療薬をより高品質・高収量に製造できるDNAを開発するための高度な遺伝子合成技術が待望されています。また、日本は海外に比べ遺伝子治療の臨床試験数が非常に少なく、研究開発も遅れている現状があります。その要因の一つとして国内の原料供給・開発・製造受託体制の不十分さも挙げられています。
シンプロジェンは神戸大学大学院科学技術イノベーション研究科発のDNA合成スタートアップ企業として2017年2月に設立されました。シンプロジェンは、DNA合成、DNAライブラリー(※1)の設計/構築、遺伝子治療(※2)に用いられる治療用ウイルスベクター(※3)の開発など、遺伝子治療薬の開発に必要なサービスを同社の一拠点に集約し、幅広い受託サービスを展開しています。
シンプロジェンが特許を保有するDNA合成技術「OGAB(オーギャブ)法」は、最先端の遺伝子工学、情報科学、ロボット工学を駆使し、合成困難なあらゆるDNA配列を従来よりも「正確・低コスト・短期間」に合成できる革新的な技術です。さらに、神戸大学により出願された「Combi-OGAB(コンビオーギャブ)法」に関する特許の独占的実施権を保有しており、長鎖のDNA配列パターンを創出することを可能にしています。シンプロジェンは独自のDNA合成技術を遺伝子治療の創薬・開発に活かすべく、研究から臨床開発へ円滑に橋渡しをできる体制を整え、2021年より支援サービスの提供を開始しています。
[画像2: https://prtimes.jp/i/51734/30/resize/d51734-30-1138bb9343d5ac6dbb13-1.jpg ]
[画像3: https://prtimes.jp/i/51734/30/resize/d51734-30-5ec014021366b0af631e-2.jpg ]
シンプロジェンは今回の調達資金を長鎖DNA合成受託事業の拡大および遺伝子治療薬の創薬・開発支援サービス拡充に必要な設備投資、組織拡充に充て、日本のみならず世界規模でバイオエコノミーと遺伝子治療の発展に貢献できるよう取り組んでまいります。
(※1) DNAライブラリー:ベクターにクローニングされたDNA断片のコレクションであり、研究者は更に研究をする上で関心のあるDNA断片を同定および単離できます。シンプロジェンは数千〜数万パターンの戦略的な配列パターンを持ったDNAライブラリーを受託合成します。
(※2) 遺伝子治療:疾病の治療を目的として遺伝子又は遺伝子を導入した細胞を人の体内に投与すること
(※3) ベクター:遺伝子組み換え実験に使われる、「遺伝子の運び屋」のことで挿入する遺伝子断片の大きさや挿入目的によって、それを挿入するために様々な特徴を付加した媒体がベクターとして使い分けられる。ウイルスが持つ病原性に関する遺伝子を取り除き、外来の目的遺伝子を組み込んだのがウイルスベクター。
■ i-nest capitalは豊富なノウハウ&ネットワークで成長を支援
i-nest capitalは、エンターテインメント&ライフスタイル領域を中心に新産業の創造や社会課題の解決を目指すベンチャーキャピタルです。本件は、2021年9月に新たにパートナーとして、i-nest capitalに参画した本蔵俊彦による最初の投資案件です。
(当社プレスリリース:https://www.i-nestcapital.com/news/210901.html)
国内外の製薬会社で治療困難な疾患への遺伝子治療薬の開発が進められていますが、遺伝子治療の発展には長鎖DNA合成技術が欠かせないものになっています。神戸大学大学院の科学技術イノベーション研究科の教員、大学発スタートアップの投資育成など様々な経験を持つシンプロジェンの経営陣と高い技術力を強みに、シンプロジェンが独自の長鎖DNA合成技術を通じ、治療困難な疾患を根本的に治癒できる可能性を秘めた遺伝子治療の発展に寄与し、世界規模で創薬支援のリーディングカンパニーとなり得る将来性を評価し、今回の出資に至りました。
i-nest capitalは今回の資金提供に加え、各パートナーの豊富な支援実績及び広範なネットワークを活かして、シンプロジェンの企業価値向上に貢献してまいります。
■ 株式会社 シンプロジェン
・Webサイト: https://www.synplogen.com
・連絡先 :info@synplogen.com
・設立 :2017 年2月
・代表者 :代表取締役 三宅 秀昭(みやけ ひであき)
■ i-nest capital株式会社(アイ・ネスト・キャピタル)
・Webサイト :https://www.i-nestcapital.com
・連絡先 :info@i-nestcapital.com
・設立 :2019年5月
・代表者 :代表パートナー 山中 卓(やまなか たかし)