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家族割や早割も---全国「インフルエンザ予防接種」価格調査、病院と診療所とで差は200円程度、コストダウン工夫も多数

日本最大級の病院検索サイトを運営する株式会社QLife(キューライフ/本社:東京都世田谷区、代表取締役:山内善行)は、『インフルエンザ予防接種の費用実態などに関する調査報告』を発表した。全国300の医師に自院での接種実態についてアンケートを行った。

大人の接種(1回目)費用の平均は3,066円。子供は1回目2,622円、2回目2,379円だった。ただ医院によっての違いは大きく、子供の1回目では7,000円超の価格差があった。さらには、「家族同時接種」などさまざまな割引制度もあった。病院と診療所とで平均値や分布状況にそれほど大きな違いはなかった。地域別では、東京・神奈川など首都圏が高く、地方が安い。


医院側でのコストダウン工夫も調査した。納入価格交渉から始まって、接種時間帯の集約、消毒綿や接種液の節約など、さまざま挙がった。一方で、「問診表をきちんと書かないため、時間かかる」「予約したのに来院しないため、ロスが生じてしまう」など、患者側のモラルが原因となっている無駄なコスト要因も多かった。患者側も知識や意識レベルを向上させることで、双方のコストメリットを生む余地が大きいことが伺える。

本調査に関連する「予防接種のしくみや効果」に関する解説は、以下。
http://www.qlife.jp/square/hospital/story875.html

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インフルエンザ予防接種の費用実態などに関する調査報告
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【調査実施概要】

▼調査責任 株式会社QLife
▼調査実施機関 楽天リサーチ株式会社
▼調査概要
調査方法:
(1) 調査対象:病院・診療所で働く全国の医師
(2) 回収数:328人、うち有効回答:300人(有効回答率91%)
(3) 調査方法:インターネット調査
(4) 調査時期:2008/12/08〜2008/12/09
▼有効回答者の属性
(1) 所属医療機関:病院54%、診療所(有床・無床)46%
(2) 性・年代:別途記載
(3) 地域:別途記載

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【調査の背景】

病院検索サイトQLife(http://www.qlife.jp/)上で、「インフルエンザ 安い」「予防接種 安い」などのキーワードで口コミを検索するユーザが11月に入ってから急増した。「安い」が検索ワード上位に入ったのはQLife運営史上で初めてで、不況の影響か生活者が予防接種でも費用に敏感になっている様子が伺える。(参考資料→http://www.qlife.co.jp/news/108.html

なお、平成20年12月11日現在で「インフルエンザ 安い」でヒットする口コミが77件、「予防接種 安い」が73件該当しているが、必ずしも「安ければよい」という投稿ばかりではない。なかには「水銀/チメロサールが含まれない接種」についての投稿も8件あり、安さよりも安全性を志向する生活者も見られる。

このように費用に関する意識・知識が患者側で高まっている一方で、医療機関側の費用設定環境はどうなっているのか?費用実態だけでなく、割引制度やコストダウンの工夫内容を明らかにするほか、「患者側が何をすれば双方にとってコストメリットが生まれやすいのか?」を探った。


【結果概要】

注:医師に対して「自院での状況」をアンケート調査したものなので、2人以上の回答者が属する「自院」が重複している可能性もあるが、集計上は無視した。

●大人の接種回数
大人への接種回数として推奨するのは、83%が「1回」。「2回」の医院も7%あったが、「1回」派の医院からは「ブースター効果(追加免疫効果)も考えられるが、エビデンスがはっきりしないので、むしろ2回接種を要求されるのは困る。」とのコメントもあった。なお「3回」は0%だった。「前年の接種実績などを聞いて細かく対応」「回数推奨は一切しない」も少数派だった。

●大人の接種費用(公費負担・助成などがない場合の「税込」額)
「1回目」に限定して費用を聞いたところ、最低額1000円〜最高額6500円と5000円の差が開いた。平均は3066円。最も多かったのは3000円。全体的にはこの3000円前後に価格設定する医院群と、4000円前後に設定する医院群とで、二つの山ができた。

●子供の1回目の接種費用(公費負担・助成などがない場合の「税込」額)
最低額0円〜最高額7350円と7000円以上の開きが出て、分布も大人費用より分散した。平均は2622円。最も多かったのは2000円で、全体の22%の医院がこの価格設定であった。ただし19%が3000円に設定しており、2000円ゾーン派と3000円ゾーン派で、大人費用の場合より二つの山は拮抗している。

●子供の2回目の接種費用(公費負担・助成などがない場合の「税込」額)
最低額0円〜最高額6500円と6500円の開きが出た。平均は2379円。最も多かったのは2000円だが、やはり明瞭に二つの山ができている。なお、0円(無料)にしていた医院も7%あった。子供の接種が1回で終わってしまうことを防ぐ意図だろうか。

●病院と診療所での違い
「病院は高く、診療所は安い」というイメージを持つ人も多いだろうし、実際、病院勤務医回答者からは「地域の診療所に配慮して、価格を下げられない」というコメントも複数あった。ところが実態は、全体的な分布状況の違いはほとんどなく、平均値は200円程度の差にとどまった。どちらの場合も二つの山ができている。若干、病院の方が大人でも子供でも分散傾向にある。
【大人の1回目の接種費用】(平均値は、病院3168円、診療所2945円)
【子供の1回目の接種費用】(平均値は、病院2702円、診療所2525円)
【子供の2回目の接種費用】(平均値は、病院2379円、診療所2160円)

●割引制度
定価とは別に、「家族同時接種」「2回セット申込/予約」など、数量が増えることでの割引制度を設けている医院が5%あった。目立った回答では、「早割制度(10月)」という医院も。

●昨年と比べての今年の費用変化
費用を高くしたり安くした医院はそれぞれ4%、5%に過ぎない。「84%」が昨年と据え置いている。特に価格設定を模索している様子は見られない。

●地域差
平均値を地域ごとに見ると、関東・近畿圏が高く、地方は安くなる傾向がある。特に東京都は大人が高く3451円、神奈川県は子供が高く1回目で3132円。ただ、大阪府は近畿圏ながら大人が2629円、子供1回目2179円と安い。大阪府の子供1回目平均値が低いのは、回収サンプル数が14医院とけして多くはないため断ずるのは難しいが、うち無料医院は1件のみなので、おしなべて低く価格設定する傾向があるのかもしれない。

●コストを下げるための苦心・工夫
「販売業者との納入価格交渉」「病院が買占めに動く前に(価格交渉余地がなくなる前に)仕入れる」など、仕入れ面での苦心を挙げる医院は多い。なかには「消毒綿を半分の大きさに切って使う」「関わるスタッフの数を最小限におさえる」「接種液が余った場合は、職員などから接種する人を探す」という努力をしている医院も複数(※)あった。
一方、患者側への働きかけによるコストダウンを図っている医院も多い。「インフルエンザワクチンのみの専門外来を開設」「予約制にして接種の時間帯を限定」など、接種を集約している医院が8%以上(※)あった。さらに「注射液が余らないように予約人数を合わせる(特に小児)」「偶数での接種を奨励」といったものまで含めると、患者誘導でロスを抑える工夫をしている医院は少なくとも17%(※)に上った。また、注目すべき工夫としては「在宅患者様のご家族に(訪問診療時に)サービスを提供する」という医院があった。
ただし、「受付でのチェック、介助、ショックへの対応などあるから、とてもこれ以上安くはできない」「すでに赤字」という声も多くみられた。
※自由記入方式で回答に出現した数。つまり、同様の工夫をしている医院は実際にはこれらの数値を上回ると思われる。

●予防接種患者の行為で、困ることは?
突出して多い訴えは、「問診表をきちんと書かない」「予約したのに来院しない」の二つ。後者は明らかなモラル違反だが、前者についても「正確かつ短時間での問診」は医師と患者双方にメリットがあること。患者側の意識向上が望まれる。
その他には、多いものから順に、「熱があるのに接種を強く望む」「過剰に効果を期待」「子供が暴れるのを親が止めない」「腕を出しにくい服や厚着で来院」「アレルギーある患者が接種を望む」などがあった。これらも患者側の知識や意識のレベルが少し高まるだけで、容易に解決する内容と思われる。


グラフ付き詳細報告書は↓
http://www.qlife.co.jp/news/081211qlife_news.pdf



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<株式会社QLifeの会社概要>
会社名 :株式会社QLife(キューライフ)
所在地 :〒154-0004 東京都世田谷区太子堂2-7-2 リングリングビルA棟6F
代表者 :代表取締役 山内善行
設立日 :2006年(平成18年)11月17日
事業内容:健康・医療分野の広告メディア事業ならびにマーケティング事業
企業理念:生活者と医療機関の距離を縮める
サイト理念:感動をシェアしよう!
URL : http://www.qlife.co.jp/
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本件に関するお問い合わせ先:
株式会社QLife  広報担当 山内善行
TEL : 03-5433-3161 / E-mail : info@qlife.jp
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