8月31日、「容リ法見直しと2R促進を求める」国会請願が採択!
[11/09/13]
提供元:PRTIMES
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衆議院環境委員会では、実に10年振り
生活クラブでは、2010年10月から、Rびんの社会普及を進める「びん再使用ネットワーク」に参加する生協や「容器包装の3Rを進める全国ネットワーク」に賛同する全国の市民や団体と共に、税金でリサイクルを進める容器包装リサイクル法を見直し、発生抑制(リデュース)と再使用(リユース)を促進するための仕組みの検討を求める国会請願署名の運動に取り組んできました。
最終的に、今般の第177回通常国会に全国から提出された署名は、衆参あわせて90件、394,165筆にのぼります。
■請願の内容はこちらからご覧ください(PDFファイル)。↓
http://www.citizens-i.org/gomi0/2r/img/kokaiseigan.pdf
生活クラブでは、昨夏から請願署名の運動に取り組み、会員単協が各地で紹介議員をお願いする働きかけをすすめました。2011年3月1日には、びん再使用ネットワークが開催した院内集会でアピールし、会期末となる6月中旬の請願採択を目指したのです。
ところが、3.11の東日本大震災・原発震災という未曾有の国難への対応に伴い、国会は8月末まで延長されてしまいました。しかも会期末には与党代表・首相が交替するという混沌とした中で、請願の採択は危ぶまれましたが、会期最終日の8 月 31 日、無事、衆議院環境委員会と参議院環境委員会で全会一致での採択に至りました。全国の市民の願いが国会に届いた瞬間です。
これまでの国会請願の結果を鑑みると、昨年の政権交代後の国会 (176 回)でこそ、26 件の請願が採択されましたが、それ以前の174 回通常国会や175 回通常国会はゼロ件で、177 回の今通常国会も国会情勢を反映した“狭き門”といわれてきました。が、超党派で紹介議員を獲得した私たちの請願は、衆議院環境委員会に付託された15種(150 件)の請願の内、唯一採択された請願(69 件)となりました。衆議院環境委員会では10年振りの請願採択という画期的なものでした。
この度の国会請願採択を受けて、“市民の願い(請願)”は内閣に送付されました。今後の容器包装リサイクル法見直しの動きは確実に前進します。聞くところによれば、今秋にも関連省庁による論点整理がはじまり、 2012年には審議会が立ち上がると言われています。
前回2006年の容器包装リサイクル法の改正では、“1R(リサイクル)が1.5R”になったに過ぎない、まったく不十分な結果に終わりました。このため生活クラブでは、次の法改正でこそ、“2R(リデュース・リユース)を優先する抜本改正”を実現しようと取り組んできました。2013年の法改正では、発生抑制(リデュース)と再使用(リユース)が優先される容器包装リサイクル法の抜本的改正を実現し、真に持続可能な循環型社会が構築されるよう、びん再使用ネットワークや容器包装の3Rを進める全国ネットワークとともに取組みをすすめます。
生活クラブでは、2010年10月から、Rびんの社会普及を進める「びん再使用ネットワーク」に参加する生協や「容器包装の3Rを進める全国ネットワーク」に賛同する全国の市民や団体と共に、税金でリサイクルを進める容器包装リサイクル法を見直し、発生抑制(リデュース)と再使用(リユース)を促進するための仕組みの検討を求める国会請願署名の運動に取り組んできました。
最終的に、今般の第177回通常国会に全国から提出された署名は、衆参あわせて90件、394,165筆にのぼります。
■請願の内容はこちらからご覧ください(PDFファイル)。↓
http://www.citizens-i.org/gomi0/2r/img/kokaiseigan.pdf
生活クラブでは、昨夏から請願署名の運動に取り組み、会員単協が各地で紹介議員をお願いする働きかけをすすめました。2011年3月1日には、びん再使用ネットワークが開催した院内集会でアピールし、会期末となる6月中旬の請願採択を目指したのです。
ところが、3.11の東日本大震災・原発震災という未曾有の国難への対応に伴い、国会は8月末まで延長されてしまいました。しかも会期末には与党代表・首相が交替するという混沌とした中で、請願の採択は危ぶまれましたが、会期最終日の8 月 31 日、無事、衆議院環境委員会と参議院環境委員会で全会一致での採択に至りました。全国の市民の願いが国会に届いた瞬間です。
これまでの国会請願の結果を鑑みると、昨年の政権交代後の国会 (176 回)でこそ、26 件の請願が採択されましたが、それ以前の174 回通常国会や175 回通常国会はゼロ件で、177 回の今通常国会も国会情勢を反映した“狭き門”といわれてきました。が、超党派で紹介議員を獲得した私たちの請願は、衆議院環境委員会に付託された15種(150 件)の請願の内、唯一採択された請願(69 件)となりました。衆議院環境委員会では10年振りの請願採択という画期的なものでした。
この度の国会請願採択を受けて、“市民の願い(請願)”は内閣に送付されました。今後の容器包装リサイクル法見直しの動きは確実に前進します。聞くところによれば、今秋にも関連省庁による論点整理がはじまり、 2012年には審議会が立ち上がると言われています。
前回2006年の容器包装リサイクル法の改正では、“1R(リサイクル)が1.5R”になったに過ぎない、まったく不十分な結果に終わりました。このため生活クラブでは、次の法改正でこそ、“2R(リデュース・リユース)を優先する抜本改正”を実現しようと取り組んできました。2013年の法改正では、発生抑制(リデュース)と再使用(リユース)が優先される容器包装リサイクル法の抜本的改正を実現し、真に持続可能な循環型社会が構築されるよう、びん再使用ネットワークや容器包装の3Rを進める全国ネットワークとともに取組みをすすめます。