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聖路加国際大学・慶應義塾大学医学部・順天堂大学医学部が「東京オンコロジーコンソーシアム」を形成し米国・MDアンダーソンがんセンターと姉妹協定を締結

聖路加国際大学(学長:福井次矢)と慶應義塾大学医学部(学部長:岡野栄之)と順天堂大学医学部(学部長:代田浩之)は、「東京オンコロジーコンソーシアム(Tokyo Oncology Consortium, 略称TOC)」を形成し、平成29年7月29日に米国・MDアンダーソンがんセンター(MDACC)と姉妹協定を締結いたしました。今後は、本協定のもと、がんの根絶に向け、臨床・教育・予防・研究プログラムの開発に関する協働活動を行ってまいります。
協定締結を記念し、同日、MDアンダーソンがんセンター・東京オンコロジーコンソーシアム主催(後援:厚生労働省)による国際シンポジウム「Oncology Forum 2017」を開催いたしました。




1)協定締結の背景・経緯
聖路加国際病院と慶應義塾大学医学部は、平成22年にTOCを組織し、同年TOC-MDACC姉妹協定を締結しました。協定のもと、がん研究・治療チームのリーダーを養成する大学院プログラム(Academy of Cancer Expert:ACEプログラム)を継続すると共に、相互の人的・研究交流を推進し、将来のがん研究を担うべき人材の育成を行ってきました。一方、順天堂大学は、平成26年に理化学研究所と共にMDACCと包括的基本協定を締結しています。これまでそれぞれの協定のもとで、がんの診断・治療に関わる共同研究を推進してきましたが、このたび、研究および人材交流面での連携と協力関係の更なる発展を目指して、順天堂大学がTOCに参画し、理化学研究所を協力機関として新たにTOC-MDACC姉妹協定を締結する運びとなりました。

2)協定の目的
今回締結されたTOC-MDACC姉妹協定では、(1)がんの診断、治療、予防に資する情報を共有し、臨床・学術・研究での協働活動を推進すること、(2)国際的な次世代がん医療の担い手と研究者を連携して育成することを目的としています。

3)協定の主な内容
がんの根絶に向けて、臨床・教育・予防・研究の4領域での協働活動を行います。具体的には、(1)がん治療の質の向上を目指した連携、(2)教育および臨床・基礎研究プロジェクトに関する共同研究活動、(3)人材交流をはじめとする相互交流を推進します。

4)今後について
新たなTOC-MDACC姉妹協定のもとで、4機関は、さらに強固な協力関係を構築し、がんの診断や治療に関わる研究と新しい技術のがん医療への応用、人材交流面での連携・協力を推進することによって、日本そして世界の人々のがん医療に資することを目指します。

[画像1: https://prtimes.jp/i/21495/31/resize/d21495-31-296621-0.jpg ]

[画像2: https://prtimes.jp/i/21495/31/resize/d21495-31-845293-1.jpg ]
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