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チーム・コラボレーションと生産性向上を支援するソフトウェア企業のアトラシアン（NASDAQ: TEAM）は本日、スウェーデンを拠点とするMindvilleを買収することで合意しました。Mindvilleは資産・構成管理ソリューション企業で、NASA、スポティファイ、サムスンなど世界に1,700社を超える顧客を有しています。




アトラシアンの多様なツール開発から得た豊富な知見とMindvilleのインフラストラクチャ関連情報を組み合わせてサービスを生み出すことで、ITチームがJira Service Deskを活用して、重要なビジネスサービスにかかわる変更のインパクトをより的確に予測し、予期しない事態にも迅速に対応できるようになります。

Mindvilleは、人事、販売、設備などIT以外の分野をも含む企業全体にかかわるあらゆる資産とインフラストラクチャに関する情報の保存および共有の場所を提供します。それにより、様々なサービスが基盤となるインフラストラクチャにどのようにリンクされているかを把握し、特定の変更が顧客や従業員のエクスペリエンスにどのような影響を及ぼすのかを理解することができるようになります。また、Mindvilleではネットワークをスキャンして、資産とインフラストラクチャを検出および追跡することができるため、すべての資産を手動で入力する必要はありません。この柔軟なソリューションにより、AWSやAzureといった主要なクラウドプロバイダーと統合することが可能となり、ServiceNow、Microsoft SCCM、Snow Softwareなどの他のソリューションとの共存や移行を実現します。

今日、デジタル企業では無数の資産やサービスの追跡および管理を行わなければなりません。Mindville Insightは、顧客や従業員に対して優れたエクスペリエンスを提供するために必要不可欠な無数の資産やサービス管理を必要とする企業に対して、保有する資産やサービスの完全な可視化を実現します。こうした機能は、アトラシアンが注力するITサービスマネジメント（ITSM）ツールの要でもあります。

Mindvilleは既にAtlassian Marketplaceで大きな成功を収めているパートナーであり、引き続きJira Service Deskと緊密に統合していきます。今回のMindvilleの買収によって、インシデント管理のためのOpsgenie、ノンコーディングの自動化を実現するAutomation for JiraのためのCode Barrel、対話型チケット管理ソリューションを提供するHalpの買収といったこれまでの買収案件と同様に、アトラシアンのITSM機能の強化につながることを期待しています。

アトラシアンは革新的なITツールを提供することで、働き方の改革やパンデミックの影響でビジネスのデジタル化が急速に進んでいるニューノーマルな環境に企業が適応できるよう支援していきます。Mindvilleがアトラシアンの一員となることで、Mindvilleの卓越した文化と徹底した顧客重視の姿勢は、あらゆるチームの可能性を解き放つというアトラシアンのミッションを推進する上で重要な役割を果たします。

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アトラシアンについて
2002年豪州シドニーで創業。あらゆるチームの可能性を解き放つことを企業のミッションとし、チームによる作業の整理、議論、完遂を支援するコラボレーションソフトウェア開発を手掛けています。アトラシアンの顧客はゼネラルモーターズ、ウォールマートラボ、バンク・オブ・アメリカ・メリルリンチ、リフト、スポティファイ、NASAなど17万1000社を超えています。顧客企業はプロジェクト管理、コンテンツ作成・共有やサービス管理ツールを利用することでチーム・コラボレーションを実現し、期限内に質の高いサービスや製品を提供することがきています。主要製品はソフトウェア開発チーム向けのオンプレミスおよびSaaSプロダクトで、Jira Software（プロジェクト管理）、Confluence（コラボレーション）、Trello（タスク管理）、Bitbucket（ソースコード管理）、Jira Service Desk（ITSM）などがあげられます。日本法人のアトラシアン株式会社は2013年の設立以来、日本語によるお問い合わせ対応や技術サポートの提供、マーケティングなどの業務を行っています。