国内出版社初!アシェット婦人画報社がFSC(TM)、PEFCの2つの森林認証を取得
[10/12/21]
提供元:PRTIMES
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住友商事の事業会社、アシェット婦人画報社は、国際機関であるFSC(Forest Stewardship Council森林管理協議会)とPEFC森林認証プログラム(Programme for the Endorsement of Forest Certification Schemes)の2つの認証を取得しました。
アシェット婦人画報社では、CSRの一環として、以前より「サステナブルディベロップメント(持続可能な開発)」に力を入れており、紙を大量に(年間一万トン規模)使用する企業として、環境に与える汚染などの影響を減らすためどのように貢献することができるかを数年前から考えてきました。厳密な審査を必要とするFSCとPEFCの2つの認証紙を導入することで、森林資材を保護し、流通工程や加工までが管理されることが社会的責任につながると考え、本プロジェクトの着想から実現まで約6カ月かけ、11月末に認証取得に至りました。
FSCとPEFCの2つの認証を取得し、定期刊行物に認証紙を使用するのは、日本国内の出版社では初となります。FSCとPEFCの認証を取得した森林認証紙の導入を実現させるため、実際に製紙会社や印刷会社などの関係各社に多大なご協力賜りましたことをお礼申し上げるとともに、今後出版・印刷業界全体の刺激となり、関係各社が意識を高めてくれることを期待し、ひいては社会的影響・貢献に繋がればと考えます。
アシェット婦人画報社では、2011年以降、順次認証済みの用紙を「ELLE JAPON」「25ans」「婦人画報」「MEN’S CLUB」等の月刊誌をはじめ、定期刊行物全誌に導入し、その他の刊行物も可能な限り対象にして参ります。
■FSC(Forest Stewardship Council森林管理協議会)1993年 WWF(世界自然保護基金)を中心に発足。木材関連企業、環境NGO、先住民団体等が参加する非営利の国際会員制組織。現在の本部はドイツ/ボン。「FM(森林管理)認証」と「CoC(加工・流通過程の管理)認証」からなり、独立した認証機関が認証審査を世界規模で実施している。
ホームページ http://info.fsc.org/
■PEFC森林認証プログラム(Programme for the Endorsement of Forest Certification Schemes)1999年 欧州11ヵ国の代表によりパリで発足。現在は35カ国が加盟しており、欧州・アジア・北米等の各国で個別に策定された森林認証制度を評価、相互承認。認証森林面積は世界最大を誇る。現在の本部はスイス/ジュネーブ。
ホームページ http://www.pefcasia.org/japan/