PGI、PVF9.0にWindows HPC Serverクラスタ用のMPIデバッグ・サポート機能を追加
[09/08/24]
提供元:PRTIMES
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最新バージョンは、Microsoft Visual Studioから
ビルド/起動/デバッグの実行が可能STマイクロエレクトロニクス(NYSE:STM、以下ST)の完全子会社である
Portland Group(R)(以下PGI)は、Windowsワークステーション、サーバ、
クラスタ向けのPGI Visual Fortran(R) (PVF(R)) Release 9.0を発表しました。
PVF 9.0は、Microsoft Visual Studioの統合開発環境からMicrosoft MPI
(MSMPI) Fortranアプリケーションのビルド/起動/デバッグをサポートする
初の製品です。
PVFは、Visual StudioデバッガにFortran専用のカスタム・デバッグ・エンジン
を追加して強化したものです。PVFのデバッグ・エンジンは、シングル・
スレッドとマルチ・スレッド、OpenMP、マルチ・スレッドMSMPI、および
ハイブリッドMSMPI+OpenMP Fortranアプリケーションのデバッグをサポート
しています。これにより、ソース・コードやアセンブリ・コードを使用して
64 bitまたは32 bitのアプリケーションのデバッグが可能です。また、
プロセッサの全てのレジスタとハードウェア状態にアクセスできます。
その他、PVF 9.0の新しいマルチプロセスMSMPI機能では、Visual Studio
プロパティ・ページ内でのコンパイル時のオプション設定や、アプリケーション
のワークステーション内におけるローカル環境での起動、あるいはメモリ
分散型のWindows HPC Server 2008クラスタ・システム上での起動、さらには
ローカルまたはクラスタ上で実行中のプログラムをデバッグすることも可能です。
PGIのディレクタであるDouglas Milesは、次の様にコメントしています。
「PVF 9.0は、Windowsワークステーション、サーバ、クラスタへの
アプリケーションの移植や、Windowsワークステーション、サーバ、
クラスタ向けのアプリケーション開発を行うHPC Fortranプログラマに
とって、より使い易くなっています。Microsoft Visual Studio IDEの中から
MPIおよび並列Fortranアプリケーション開発のあらゆる面に対応できるため、
Windows HPC Server 2008クラスタを活用するWindows Fortranユーザの作業が
大幅に簡素化されます。」
Microsoft社の技術計算マーケティング部長であるVince Mendillo氏は、
次の様にコメントしています。「HPCアプリケーションの大部分は、今でもFortranで
作成され、MPIやOpenMPを使用して並列化されています。PGIは、PGI Visual
FortranでMSMPIのジョブ起動とデバッグをサポートすることにより、Windows
HPC Server 2008のエコシステムをさらに拡張し、Windowsクラスタへの
HPCアプリケーションの移植を簡素化しました。」
PVF 9.0に追加された新たな特徴には、Intel Core i7(Nehalem)プロセッサと
6 Core AMD Opteron(Istanbul)プロセッサのサポート、複数のFortran 2003
機能の追加、シリアル・デバッグ機能と逆アセンブル速度の向上、全面的に
更新された資料やオンライン・ヘルプなどがあります。
PGI Visual Fortranは、Visual Studioの最新バージョンであるVisual Studio
2008および旧バージョンのVisual Studio 2005に対応しています。
PGI Release 9.0は、NVIDIA CUDA対応のGPUを搭載したx64プロセッサ・ベースの
LinuxシステムにおけるハイレベルなPGI Accelerator(TM)プログラミング・
モデルをサポートする初の製品です。2009年6月に発表したPGI Release 9.0系列
のLinux、Mac OS X、Windows向け高性能並列化コンパイラ/開発ツールは
現在発売中です。
本プレスリリースは以下のURLでもご覧いただけます。
http://www.st-japan.co.jp/data/press/p2407t.html
文中で言及しているすべての商標、商品名、サービス・マーク、およびロゴは、
それぞれの企業の所有物です。
Portland Groupについて
STマイクロエレクトロニクスの100%子会社であるPortland Group
(社名:The Portland Group, Inc. )は、ハイエンド・コンピューティング・
システムとx86プロセッサ・ベースのワークステーション、サーバ、クラスタ
向け高性能Fortran、C、C++コンパイラ/ツールを提供するトップクラスの
サプライヤです。PGI(R)コンパイラおよびツールは、海洋モデリング、気象予測、
地震解析、バイオインフォマティクスなど、複雑な現象のモデリングと
シミュレーションを行う技術計算分野である、高性能コンピューティング(HPC)
において幅広く使用されています。PGIコンパイラは、ソフトウェア・
プログラムを、コンピュータが理解できるバイナリ命令に変換するものであり、
幅広いアプリケーションやベンチマークにおいて世界トップクラスの性能を
実現していることから、HPCコミュニティにおける評価が高く、性能と信頼性に
関する業界標準として注目されています。Portland Group製品の詳細については、
http://www.pgroup.comをご覧ください。
STマイクロエレクトロニクスについて
STマイクロエレクトロニクスは、多種多様な電子機器向けに半導体製品や
ソリューションを開発・提供する世界的な総合半導体メーカーです。STは、
他社の追随を許さない高度なシリコン技術とシステムノウハウを擁しており、
幅広いIP(Intellectual Property)ポートフォリオ、戦略的パートナーシップ、
大規模な製造力との組合わせにより、SoC(システム-オン-チップ)技術に
関し世界的リーダーとしての地位を確立しています。またSTの半導体製品は、
市場における技術やシステムのコンバージェンス化を促進するために重要な
役目を果たしています。STは、ニューヨーク証券取引所(NYSE:STM)、
パリ証券取引所(Euronext Paris)とミラノ証券取引所に上場しています。
2008年の売上は98.4億ドルでした。
さらに詳しい情報はSTのホームページをご覧ください。
ST日本法人:http://www.st-japan.co.jp
STグループ(英語):http://www.st.com
ビルド/起動/デバッグの実行が可能STマイクロエレクトロニクス(NYSE:STM、以下ST)の完全子会社である
Portland Group(R)(以下PGI)は、Windowsワークステーション、サーバ、
クラスタ向けのPGI Visual Fortran(R) (PVF(R)) Release 9.0を発表しました。
PVF 9.0は、Microsoft Visual Studioの統合開発環境からMicrosoft MPI
(MSMPI) Fortranアプリケーションのビルド/起動/デバッグをサポートする
初の製品です。
PVFは、Visual StudioデバッガにFortran専用のカスタム・デバッグ・エンジン
を追加して強化したものです。PVFのデバッグ・エンジンは、シングル・
スレッドとマルチ・スレッド、OpenMP、マルチ・スレッドMSMPI、および
ハイブリッドMSMPI+OpenMP Fortranアプリケーションのデバッグをサポート
しています。これにより、ソース・コードやアセンブリ・コードを使用して
64 bitまたは32 bitのアプリケーションのデバッグが可能です。また、
プロセッサの全てのレジスタとハードウェア状態にアクセスできます。
その他、PVF 9.0の新しいマルチプロセスMSMPI機能では、Visual Studio
プロパティ・ページ内でのコンパイル時のオプション設定や、アプリケーション
のワークステーション内におけるローカル環境での起動、あるいはメモリ
分散型のWindows HPC Server 2008クラスタ・システム上での起動、さらには
ローカルまたはクラスタ上で実行中のプログラムをデバッグすることも可能です。
PGIのディレクタであるDouglas Milesは、次の様にコメントしています。
「PVF 9.0は、Windowsワークステーション、サーバ、クラスタへの
アプリケーションの移植や、Windowsワークステーション、サーバ、
クラスタ向けのアプリケーション開発を行うHPC Fortranプログラマに
とって、より使い易くなっています。Microsoft Visual Studio IDEの中から
MPIおよび並列Fortranアプリケーション開発のあらゆる面に対応できるため、
Windows HPC Server 2008クラスタを活用するWindows Fortranユーザの作業が
大幅に簡素化されます。」
Microsoft社の技術計算マーケティング部長であるVince Mendillo氏は、
次の様にコメントしています。「HPCアプリケーションの大部分は、今でもFortranで
作成され、MPIやOpenMPを使用して並列化されています。PGIは、PGI Visual
FortranでMSMPIのジョブ起動とデバッグをサポートすることにより、Windows
HPC Server 2008のエコシステムをさらに拡張し、Windowsクラスタへの
HPCアプリケーションの移植を簡素化しました。」
PVF 9.0に追加された新たな特徴には、Intel Core i7(Nehalem)プロセッサと
6 Core AMD Opteron(Istanbul)プロセッサのサポート、複数のFortran 2003
機能の追加、シリアル・デバッグ機能と逆アセンブル速度の向上、全面的に
更新された資料やオンライン・ヘルプなどがあります。
PGI Visual Fortranは、Visual Studioの最新バージョンであるVisual Studio
2008および旧バージョンのVisual Studio 2005に対応しています。
PGI Release 9.0は、NVIDIA CUDA対応のGPUを搭載したx64プロセッサ・ベースの
LinuxシステムにおけるハイレベルなPGI Accelerator(TM)プログラミング・
モデルをサポートする初の製品です。2009年6月に発表したPGI Release 9.0系列
のLinux、Mac OS X、Windows向け高性能並列化コンパイラ/開発ツールは
現在発売中です。
本プレスリリースは以下のURLでもご覧いただけます。
http://www.st-japan.co.jp/data/press/p2407t.html
文中で言及しているすべての商標、商品名、サービス・マーク、およびロゴは、
それぞれの企業の所有物です。
Portland Groupについて
STマイクロエレクトロニクスの100%子会社であるPortland Group
(社名:The Portland Group, Inc. )は、ハイエンド・コンピューティング・
システムとx86プロセッサ・ベースのワークステーション、サーバ、クラスタ
向け高性能Fortran、C、C++コンパイラ/ツールを提供するトップクラスの
サプライヤです。PGI(R)コンパイラおよびツールは、海洋モデリング、気象予測、
地震解析、バイオインフォマティクスなど、複雑な現象のモデリングと
シミュレーションを行う技術計算分野である、高性能コンピューティング(HPC)
において幅広く使用されています。PGIコンパイラは、ソフトウェア・
プログラムを、コンピュータが理解できるバイナリ命令に変換するものであり、
幅広いアプリケーションやベンチマークにおいて世界トップクラスの性能を
実現していることから、HPCコミュニティにおける評価が高く、性能と信頼性に
関する業界標準として注目されています。Portland Group製品の詳細については、
http://www.pgroup.comをご覧ください。
STマイクロエレクトロニクスについて
STマイクロエレクトロニクスは、多種多様な電子機器向けに半導体製品や
ソリューションを開発・提供する世界的な総合半導体メーカーです。STは、
他社の追随を許さない高度なシリコン技術とシステムノウハウを擁しており、
幅広いIP(Intellectual Property)ポートフォリオ、戦略的パートナーシップ、
大規模な製造力との組合わせにより、SoC(システム-オン-チップ)技術に
関し世界的リーダーとしての地位を確立しています。またSTの半導体製品は、
市場における技術やシステムのコンバージェンス化を促進するために重要な
役目を果たしています。STは、ニューヨーク証券取引所(NYSE:STM)、
パリ証券取引所(Euronext Paris)とミラノ証券取引所に上場しています。
2008年の売上は98.4億ドルでした。
さらに詳しい情報はSTのホームページをご覧ください。
ST日本法人:http://www.st-japan.co.jp
STグループ(英語):http://www.st.com