寝たきりでも、分身ロボットを操作してバリスタに!オリィ研究所と川田テクノロジーズが共同で「テレバリスタプロジェクト」始動
[20/08/31]
提供元:PRTIMES
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バリスタのような仕事を遠隔操作で可能にする”合体型分身ロボット”を開発
株式会社オリィ研究所(東京都港区、代表取締役所長:吉藤健太朗)と川田テクノロジーズ株式会社(東京都北区、代表取締役社長:川田 忠裕、東証1部:3443)は、難病や重度障害などによる外出困難者でも、遠隔操作により手先を使った接客業が可能となる分身ロボットを開発する「テレバリスタ(Tele-Barista)プロジェクト」を発表しました。
接客と同時に手先を使った作業を、ロボット操作により行うことで、たとえ病気や怪我などで思うように身体が動けなくなった方でも自分らしく働いたり、家事をしたりと社会参加をし続けられるようになります。
開発中のロボットは、9月13日(日)にWeb配信される「LIVES LIVE 2020」内で発表します。
[画像1: https://prtimes.jp/i/19066/33/resize/d19066-33-562638-0.jpg ]
【テレバリスタプロジェクト概要】
オリィ研究所が開発・販売する分身ロボット「OriHime(オリヒメ)」と、川田テクノロジーズのグループ企業であるカワダロボティクス株式会社が開発・販売している協働ロボット「NEXTAGE(ネクステージ)」を組み合わせることで、遠隔地からでも、バリスタのような接客と手先を使った作業が可能なロボットを開発するプロジェクトです。
お客様とのコミュニケーションは「OriHime」を通して、実際にコーヒーを淹れるなどの手作業は「NEXTAGE」を通してそれぞれ行い、接客するといった、まさにTele-Baristaを実現します。
[画像2: https://prtimes.jp/i/19066/33/resize/d19066-33-926615-2.jpg ]
●OriHime(オリヒメ)とは
[画像3: https://prtimes.jp/i/19066/33/resize/d19066-33-463213-3.jpg ]
オリィ研究所が開発している分身ロボット。
PCやタブレット、スマートフォンで手軽に操作でき、OriHimeの設置、持ち運び利用が簡単なのが特徴で、育児や介護、身体障害などで会社に身体を運ぶ事が困難な方のテレワークや、病気で学校に通えない児童・学生の遠隔教育ツールとして、その場に居るかのようなコミュニケーションを実現し、全国で使われている。
●NEXTAGE(ネクステージ)とは
[画像4: https://prtimes.jp/i/19066/33/resize/d19066-33-456910-4.jpg ]
NEXTAGEは「人と一緒に働くヒト型ロボット」というコンセプトのもと、製造現場の安全性確保と生産性の向上を目的として、カワダロボティクスにより開発された汎用ヒト型ロボット。2010年の販売開始以来、その高い汎用性を活かし、電機・電子部品、医薬品・食品・化粧品など幅広い業界で、組立・検査・梱包などの現場に導入されている。
OriHimeとNEXTAGEを組み合わせることで、視線入力やスイッチなどのインターフェースを用いて、OriHimeの操作者(以下パイロット)がNEXTAGEを遠隔操作できるようになり、これまでのOriHimeだけではできなかった、バリスタやバーテンダーのような手作業ができるようになります。
これにより重度肢体不自由の方でも、働き方の選択肢を広げ、その人が培ってきた技量や人間性を活かしながら新たな社会参加の形の実現を目指します。
また、新型コロナウイルスの影響により、人と人との直接の接触を減らしたい現場での活用も期待できます。
【プロジェクトの経緯】
オリィ研究所は、2018年より「分身ロボットカフェ」を開催し、外出困難でもOriHimeを使っての接客業などへの就業を可能にしてきました。
そうした中、OriHimeのパイロットの中に病気で思うように動けなくなった元バリスタの方がおられ、その方の「お客様のオーダーを取ってコーヒーをお届けするだけでなく、お客様の好みに合わせてコーヒーを淹れたい」という思いを実現したいというさらなる構想を抱いていました。
オリィ研究所の理念に賛同して2019年より分身ロボットカフェのスポンサーとなっていた川田テクノロジーズは、自社のグループ企業が手がけるロボット「NEXTAGE」の“人と一緒に働ける”というコンセプトが、オリィ研究所のさらなる構想と一致することから、共同開発を始めるに至りました。
今後の「分身ロボットカフェ」では、前述のバリスタ経験のあるパイロットが「テレバリスタプロジェクト」で開発された分身ロボットを操作し、コーヒーを淹れる仕事も行う予定です。
【LIVES LIVE 2020】
9月13日(日)にWeb配信される「LIVES LIVE 2020」内で、開発中のロボットを初披露します。
「LIVES LIVE 2020」は、ボランティア団体であるNPO法人「Hands On Tokyo(ハンズオン東京)」が、障がい者の「はたらく・たべる・わらう」をテーマに活動する「LIVESプロジェクト」の一環です。例年都内の会場でイベント形式により開催されていましたが、今年は新型コロナウイルスの影響でオンライン開催となっています。
「LIVES LIVE 2020」ライブ配信日時:9月13日(日) 10時〜
※「テレバリスタ」のご紹介は、13:00〜13:20にライブ配信の予定です。
LIVES LIVE 2020
https://hataraku-taberu-warau.jp/
【オリィ研究所について】
[画像5: https://prtimes.jp/i/19066/33/resize/d19066-33-950034-6.png ]
「孤独の解消」をテクノロジーで解決することをミッションとし、
・遠隔操作でありながら、「その場にいる」感覚を共有できる分身ロボット「OriHime」
・テレワークにおける身体的社会参加を可能にする分身ロボット「OriHime-D」
・難病や身体障害があっても、目や身体の一部の動きだけで意思伝達からPC、OriHimeの操作を行える「OriHime eye-switch」
これらの開発と、これまで難病や重度障害で就労を諦めていた方たちが、
社会と繋がり誰かとともに働くことができる「分身ロボットカフェ」
などの取り組みを行っています。
株式会社オリィ研究所 公式HP
https://orylab.com/
[画像6: https://prtimes.jp/i/19066/33/resize/d19066-33-692516-5.png ]
【川田テクノロジーズについて】
川田テクノロジーズ株式会社は、橋梁、鉄構造物、建築、土木、IT、航空、そしてヒト型ロボットなど、社会インフラに貢献する技術を幅広く展開する「川田グループ」の持ち株会社であり、グループ各社の事業を総括するとともに、最先端技術の研究開発を推進する技術研究所を擁しています。
「安心で快適な生活環境の創造」を理念に、ITを活用した社会貢献にも積極的に取り組んでいます。
川田テクノロジーズ株式会社 公式HP
https://www.kawada.jp/
【両社代表コメント】
オリィ研究所 代表取締役所長 吉藤健太朗
「川田テクノロジーズ様・カワダロボティクス様と出会った時からやりたいと思っていた、遠隔でお客様に珈琲を淹れるテレバリスタプロジェクトがいよいよ始まります。たとえ身体が動かせなくなっても、誰かに自分ならではの味、ならではの時間を楽しんでもらう事ができる可能性を研究していきます」
川田テクノロジーズ 代表取締役社長 川田忠裕
「この度、オリィ研究所さまと共にテレバリスタプロジェクトを始動させることができましたこと、とてもうれしく思います。すでに、同社の分身ロボットは、家から出られない人でもカフェで仕事ができることを証明していますが、今回のプロジェクトではOriHimeとカワダロボティクスのNEXTAGEがタッグを組むことで、パイロットさん達がもっともっと輝けることを目指します。
まだスタート台に立ったばかりですが、テレバリスタのこれからの進化にワクワクしています」
※「OriHime」「OriHime eye」「分身ロボットカフェ」は、株式会社オリィ研究所の登録商標です。
※「NEXTAGE」はカワダロボティクス株式会社の登録商標です。
株式会社オリィ研究所(東京都港区、代表取締役所長:吉藤健太朗)と川田テクノロジーズ株式会社(東京都北区、代表取締役社長:川田 忠裕、東証1部:3443)は、難病や重度障害などによる外出困難者でも、遠隔操作により手先を使った接客業が可能となる分身ロボットを開発する「テレバリスタ(Tele-Barista)プロジェクト」を発表しました。
接客と同時に手先を使った作業を、ロボット操作により行うことで、たとえ病気や怪我などで思うように身体が動けなくなった方でも自分らしく働いたり、家事をしたりと社会参加をし続けられるようになります。
開発中のロボットは、9月13日(日)にWeb配信される「LIVES LIVE 2020」内で発表します。
[画像1: https://prtimes.jp/i/19066/33/resize/d19066-33-562638-0.jpg ]
【テレバリスタプロジェクト概要】
オリィ研究所が開発・販売する分身ロボット「OriHime(オリヒメ)」と、川田テクノロジーズのグループ企業であるカワダロボティクス株式会社が開発・販売している協働ロボット「NEXTAGE(ネクステージ)」を組み合わせることで、遠隔地からでも、バリスタのような接客と手先を使った作業が可能なロボットを開発するプロジェクトです。
お客様とのコミュニケーションは「OriHime」を通して、実際にコーヒーを淹れるなどの手作業は「NEXTAGE」を通してそれぞれ行い、接客するといった、まさにTele-Baristaを実現します。
[画像2: https://prtimes.jp/i/19066/33/resize/d19066-33-926615-2.jpg ]
●OriHime(オリヒメ)とは
[画像3: https://prtimes.jp/i/19066/33/resize/d19066-33-463213-3.jpg ]
オリィ研究所が開発している分身ロボット。
PCやタブレット、スマートフォンで手軽に操作でき、OriHimeの設置、持ち運び利用が簡単なのが特徴で、育児や介護、身体障害などで会社に身体を運ぶ事が困難な方のテレワークや、病気で学校に通えない児童・学生の遠隔教育ツールとして、その場に居るかのようなコミュニケーションを実現し、全国で使われている。
●NEXTAGE(ネクステージ)とは
[画像4: https://prtimes.jp/i/19066/33/resize/d19066-33-456910-4.jpg ]
NEXTAGEは「人と一緒に働くヒト型ロボット」というコンセプトのもと、製造現場の安全性確保と生産性の向上を目的として、カワダロボティクスにより開発された汎用ヒト型ロボット。2010年の販売開始以来、その高い汎用性を活かし、電機・電子部品、医薬品・食品・化粧品など幅広い業界で、組立・検査・梱包などの現場に導入されている。
OriHimeとNEXTAGEを組み合わせることで、視線入力やスイッチなどのインターフェースを用いて、OriHimeの操作者(以下パイロット)がNEXTAGEを遠隔操作できるようになり、これまでのOriHimeだけではできなかった、バリスタやバーテンダーのような手作業ができるようになります。
これにより重度肢体不自由の方でも、働き方の選択肢を広げ、その人が培ってきた技量や人間性を活かしながら新たな社会参加の形の実現を目指します。
また、新型コロナウイルスの影響により、人と人との直接の接触を減らしたい現場での活用も期待できます。
【プロジェクトの経緯】
オリィ研究所は、2018年より「分身ロボットカフェ」を開催し、外出困難でもOriHimeを使っての接客業などへの就業を可能にしてきました。
そうした中、OriHimeのパイロットの中に病気で思うように動けなくなった元バリスタの方がおられ、その方の「お客様のオーダーを取ってコーヒーをお届けするだけでなく、お客様の好みに合わせてコーヒーを淹れたい」という思いを実現したいというさらなる構想を抱いていました。
オリィ研究所の理念に賛同して2019年より分身ロボットカフェのスポンサーとなっていた川田テクノロジーズは、自社のグループ企業が手がけるロボット「NEXTAGE」の“人と一緒に働ける”というコンセプトが、オリィ研究所のさらなる構想と一致することから、共同開発を始めるに至りました。
今後の「分身ロボットカフェ」では、前述のバリスタ経験のあるパイロットが「テレバリスタプロジェクト」で開発された分身ロボットを操作し、コーヒーを淹れる仕事も行う予定です。
【LIVES LIVE 2020】
9月13日(日)にWeb配信される「LIVES LIVE 2020」内で、開発中のロボットを初披露します。
「LIVES LIVE 2020」は、ボランティア団体であるNPO法人「Hands On Tokyo(ハンズオン東京)」が、障がい者の「はたらく・たべる・わらう」をテーマに活動する「LIVESプロジェクト」の一環です。例年都内の会場でイベント形式により開催されていましたが、今年は新型コロナウイルスの影響でオンライン開催となっています。
「LIVES LIVE 2020」ライブ配信日時:9月13日(日) 10時〜
※「テレバリスタ」のご紹介は、13:00〜13:20にライブ配信の予定です。
LIVES LIVE 2020
https://hataraku-taberu-warau.jp/
【オリィ研究所について】
[画像5: https://prtimes.jp/i/19066/33/resize/d19066-33-950034-6.png ]
「孤独の解消」をテクノロジーで解決することをミッションとし、
・遠隔操作でありながら、「その場にいる」感覚を共有できる分身ロボット「OriHime」
・テレワークにおける身体的社会参加を可能にする分身ロボット「OriHime-D」
・難病や身体障害があっても、目や身体の一部の動きだけで意思伝達からPC、OriHimeの操作を行える「OriHime eye-switch」
これらの開発と、これまで難病や重度障害で就労を諦めていた方たちが、
社会と繋がり誰かとともに働くことができる「分身ロボットカフェ」
などの取り組みを行っています。
株式会社オリィ研究所 公式HP
https://orylab.com/
[画像6: https://prtimes.jp/i/19066/33/resize/d19066-33-692516-5.png ]
【川田テクノロジーズについて】
川田テクノロジーズ株式会社は、橋梁、鉄構造物、建築、土木、IT、航空、そしてヒト型ロボットなど、社会インフラに貢献する技術を幅広く展開する「川田グループ」の持ち株会社であり、グループ各社の事業を総括するとともに、最先端技術の研究開発を推進する技術研究所を擁しています。
「安心で快適な生活環境の創造」を理念に、ITを活用した社会貢献にも積極的に取り組んでいます。
川田テクノロジーズ株式会社 公式HP
https://www.kawada.jp/
【両社代表コメント】
オリィ研究所 代表取締役所長 吉藤健太朗
「川田テクノロジーズ様・カワダロボティクス様と出会った時からやりたいと思っていた、遠隔でお客様に珈琲を淹れるテレバリスタプロジェクトがいよいよ始まります。たとえ身体が動かせなくなっても、誰かに自分ならではの味、ならではの時間を楽しんでもらう事ができる可能性を研究していきます」
川田テクノロジーズ 代表取締役社長 川田忠裕
「この度、オリィ研究所さまと共にテレバリスタプロジェクトを始動させることができましたこと、とてもうれしく思います。すでに、同社の分身ロボットは、家から出られない人でもカフェで仕事ができることを証明していますが、今回のプロジェクトではOriHimeとカワダロボティクスのNEXTAGEがタッグを組むことで、パイロットさん達がもっともっと輝けることを目指します。
まだスタート台に立ったばかりですが、テレバリスタのこれからの進化にワクワクしています」
※「OriHime」「OriHime eye」「分身ロボットカフェ」は、株式会社オリィ研究所の登録商標です。
※「NEXTAGE」はカワダロボティクス株式会社の登録商標です。