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ジェイエムインテグラル、「山口県デジタル実装モデル創出事業」におけるオンライン当直モデル実証を完了

岩国市内の複数医療機関と連携し、ICTを活用した夜間当直体制の持続可能性を検証




[画像1: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/136007/34/136007-34-ebbcf5aea6df2711665d79fccf23e841-2400x1200.png?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]
 地域医療を支援する株式会社ジェイエムインテグラル(本社:東京都港区、代表取締役:和泉大志)は、山口県が実施する「山口県デジタル実装モデル創出事業」において、岩国市および市内医療機関と連携して実施した「ICTを活用した医療機関の持続可能な夜間当直体制構築事業」を完了いたしました。本事業は、岩国市内の複数医療機関をICTネットワークで接続し、中核医療機関の医師がオンライン診療を活用して連携医療機関の夜間当直業務を支援する体制の構築を目指した実証事業です。夜間当直帯における入院患者対応および救急外来の初期救急患者対応を対象に、オンライン診療を活用した運用を行いました。約4か月間の運用を通じて、初期救急外来におけるオンライン診療での対応割合は最大85%に達し、短期間でもオンライン診療を実装できる可能性と、医師の負担軽減につながる有効性が確認されました。

■本事業の概要

 本事業は、山口県が実施する「山口県デジタル実装モデル創出事業」において、岩国市および市内医療機関と連携し、オンライン診療を活用した夜間当直体制の持続可能性を検証する実証事業として実施したものです。岩国市内の複数医療機関がオンライン診療を活用して連携することで、地域内の限られた医師リソースを有効に共有し、夜間帯の医療提供体制を維持する仕組みの構築に取り組みました。
 岩国市では、救急医療体制の充実やICTを活用した遠隔診療の導入に対する住民ニーズが高い一方で、医療提供側では医師の高齢化や人材不足により、夜間当直体制の維持が課題となっています。本事業開始前に弊社が岩国市内の8病院を対象に実施したアンケートでは、5病院が「現在の夜間当直体制の維持は持続可能ではない」と回答しており、持続可能な医療提供体制の構築は、住民・医療機関両方から求められていました。
 こうした背景を踏まえ、本事業では岩国市医療センター医師会病院を中核医療機関とし、岩国市立美和病院および医療法人岩国みなみ病院を連携医療機関として、夜間当直帯における入院患者対応および救急外来の初期救急患者対応を対象に、オンライン診療を活用した運用を行いました。

◯本事業に関する過去プレスリリースはこちら
「ジェイエムインテグラル、山口県デジタル実装事業に採択」
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000024.000136007.html

■弊社の実施内容

 本事業において弊社は、岩国市および関係医療機関と連携し、オンライン診療を活用した夜間当直体制の実証に向けて、体制整備から運用設計、システム整備、実証結果の分析までを一貫して支援しました。
 具体的には、医療機関間の連携体制の構築、夜間当直運用フローの設計、診療に必要なICT環境の整備、各医療機関の実情に応じた対応フローの策定、看護師・医師向けマニュアルの整備、オンライン勤務医師の確保等を実施しました。
 また、運用開始後も現場状況を継続的に確認し、来院から処方受取までの流れや、オンライン当直医と現場看護師との連携方法について、医療機関ごとの状況に応じた改善を行いました。

■本事業の成果

 本事業では、2025年11月4日から2026年2月26日まで、月曜日から木曜日の19時から翌朝7時を対象に、夜間当直帯におけるオンライン診療の活用可能性を検証しました。実証期間中は、オンラインで勤務を行う医師10名を確保し、入院患者444名、外来患者15名を対象として運用を行いました。
[画像2: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/136007/34/136007-34-2e8aca2da9bdbcdc4a4411d2e3891166-1672x941.png?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]


 その結果、入院患者対応においては、発熱時の薬剤処方、入眠困難時の薬剤処方、転倒後の診察、薬剤に関する相談などをオンライン診療で実施し、夜間帯の入院患者対応の一部を遠隔で対応できる可能性が示されました。さらに、外来患者対応においては、オンライン診療での対応可能率は平均54%となり、初期救急外来においては最大85%まで到達しました。特に初期救急外来では、その場での状態評価が中心となるため、事前の詳細な患者情報共有にかかる負担を抑えながら、短期間でも比較的スムーズに運用できることが確認されました。
 また、入院患者対応においても、発熱時の薬剤処方、入眠困難時の薬剤処方、転倒後の診察、薬剤に関する相談などをオンライン診療で実施し、夜間帯の入院患者対応の一部を遠隔で対応できる可能性が示されました。一方で、入院患者対応では事前の患者情報共有や、看護師と医師の信頼関係の構築が重要であることも確認されました。
 本事業を通じて、オンライン診療は初期救急外来における医師負担軽減に資する有効な手法となり得ること、また、入院患者対応においても一定の条件下で夜間対応の一部を遠隔で対応できる可能性が確認されました。 

■今後の展望

 本実証の結果を踏まえ、岩国市医療センター医師会病院では、2026年4月より成人を対象とした初期救急においてオンライン診療を実施しています。同病院では、昨年度より小児向けの初期救急においてもオンライン診療を実施しており、今後は小児・成人双方の初期救急領域において、オンライン診療の活用が進むことが期待されます。

■代表取締役 和泉大志 コメント

 私は山口県岩国市で育ちました。ふるさとであるこの地域において、医療機関、自治体、関係者の皆さまとともに、地域医療の持続可能性に向けた実証に取り組めたことを大変意義深く感じております。
 本事業では、ICTを活用することで、限られた医師リソースを地域全体で有効に活用する新たな可能性を検証しました。特に初期救急外来において、短期間でオンライン診療の運用が進み、一定の医師負担軽減につながる成果が得られたことは、今後の地域医療体制を考える上で重要な一歩であると考えています。
 弊社は今後も、地域の医療現場の実情に寄り添いながら、自治体、医療機関、地域関係者の皆さまと連携し、持続可能な地域医療の実現に貢献してまいります。

【株式会社ジェイエムインテグラルについて】

■所在地:〒107-0052 東京都港区赤坂1-14-14 第35興和ビル5F
■設立:2021年6月
■事業内容:
・自治体向け医療関連サービスの提供
・医療・検査機器の販売
・医療ヘルスケアにおけるコンサルティング事業
・医療ヘルスケアにおける人材紹介
・クリニック経営支援
■ホームページ:
ジェイエムインテグラル
ふるさと診療
■事業概要と弊社の沿革
 弊社は2021年6月の設立以来、自治体や医療機関と連携し、地域医療の課題解決に取り組んでまいりました。 創業期には、山口県において新型コロナウイルス対策支援(検査体制や陽性者情報管理システムの構築等)を行い、行政や医療現場と対話を重ねながら、その地域の実情に即した運用体制を構築してまいりました。 現在は、医療DXの推進や医師人材の確保を支援する「ふるさと診療」事業を展開しております。支援対象を特定の地域や課題に限定することなく、現場のニーズがあるあらゆる地域において、システム導入にとどまらない「持続可能な医療提供体制」の構築を支援しています。

【本件に関するお問合せ】
株式会社ジェイエムインテグラル
地域医療支援部:田中勇成
お問い合わせ:https://jmintegral.com/contact
Tel: 03-4500-7155 
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