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【ムービープラス】オリジナル番組「この映画が観たい」 6月はライムスター宇多丸さんが登場

CS映画専門チャンネル「ムービープラス」(ジュピターエンタテインメント(株)、東京都千代田区、代表取締役社長:寺嶋博礼)で放送中のオリジナル番組「この映画が観たい」。この番組は、様々な分野で活躍する著名人の方々にかけがえのない“映画体験”と、それに纏わる人生の様々なエピソードをお聞きする番組です。6月はラッパー・ラジオパーソナリティのライムスター宇多丸さんが登場。




[画像: http://prtimes.jp/i/7517/35/resize/d7517-35-746376-0.jpg ]



小学校中学年の頃から自発的に映画館に通うようになり、当時は「スター・ウォーズ」や「スーパーマン」に夢中だったというライムスター宇多丸さん。どんどん映画が好きになり、中学3年生で「ヤング・ゼネレーション」に出会うも、当時テレビで観た時には単なる面白い映画の1本でしかなかったが、大学を留年し先の見えない日々を過ごしていた時期に再びビデオで鑑賞すると、初めて観た時とは全く違う衝撃を受けたそう。イタリアの自転車レースチームに憧れイタリアにかぶれた主人公の姿は、アメリカのヒップホップにかぶれている自分そのものだったという。しかしその姿は滑稽ではあるものの「何かを好きなことは素晴らしい」ということにも同時に気づかされ、勇気を与えてくれた大切な映画だとコメント。いまも世界中で愛されているこの映画を、日本では自分が一番愛していると思う、と自信ありげな表情を浮かべました。

次に挙がった作品は、アルフレッド・ヒッチコックの「めまい」。ヒッチコック生誕85周年にあたる1984年、リバイバル上映で初めて「めまい」を鑑賞したのは中学生の頃。とても惹かれるものを感じたが、何に惹かれているのか分からずモヤモヤしていた。そんな時、ヒッチコック映画の評論で有名なドナルド・スポトーの「めまい」評を読み、自分がどうしてこの映画を好きなのかが理解でき、評論の力を強く感じたという。この映画は幻想としてしか愛されない女と、幻想しか愛せない男の物語。現代の性差別的な社会を表す普遍的なテーマを扱っていて、映画の中に逃避していた自分の少年時代を見せられているような気持ちになったと振り返りました。

そのほかにも、ライムスター宇多丸さんの人生に大きな影響を与えた映画について貴重なお話を伺った「この映画が観たい#22 〜ライムスター宇多丸のオールタイム・ベスト〜」。どうぞお楽しみください。

「この映画が観たい#22〜ライムスター宇多丸のオールタイム・ベスト〜」
初回放送:6月8日(月)23:00〜23:30
再放送:6月16日(火)11:00〜11:30、21日(日)8:30〜9:00、
26日(金)18:15〜18:45、30日(火)10:15〜10:45

ライムスター宇多丸 プロフィール
1969年、東京都出身。「早稲田大学ソウルミュージック研究会ギャラクシー」にてRHYMESTERを結成。そのほか、日本語DJ集団「申し訳ナイタズ」では宇多丸申し訳Jr.という名のDJとしても活動している。第46回ギャラクシー賞にて、パーソナリティを務めているラジオ番組『ライムスター宇多丸のウィークエンド・シャッフル』での業績を評価されてDJパーソナリティ賞を受賞。

7月は、美術監督の種田陽平さんが登場します!どうぞご期待ください。
「この映画が観たい」公式ページ http://www.movieplus.jp/guide/mybest/

ムービープラス(ジュピターエンタテインメント株式会社、代表取締役社長:寺嶋博礼)は、今年開局26年目を迎えた日本最大級の映画チャンネルです。ハリウッドのヒット作をはじめとする国内外の選りすぐりの映画、映画祭、最新映画情報を放送し、J:COMなど全国のケーブルテレビやスカパー!、IP放送を通じ、約720万世帯のお客様にご覧いただいています。
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