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台湾高速鉄道向け置換用電気品受注について

-360両分の置換用電気品を受注-

東芝インフラシステムズ株式会社は、台湾高速鐵路股份有限公司から、東芝エレクトロニクス台湾社経由台湾高速鉄道向けに既存車両30編成(360両)分の置換用電気機器等を受注しました。2021年度上期から順次納入を行います。




 (株)東芝の事業会社である東芝インフラシステムズ株式会社は、台湾高速鐵路股份有限公司から、東芝エレクトロニクス台湾社(以下、東芝台湾社)経由台湾高速鉄道向けに既存車両30編成(360両)分の置換用電気機器等(以下、電気品)を受注しました。2021年度上期から順次納入を行います。

 台湾高速鉄道は、台北〜高雄間(345km)を最速約1時間半で結ぶ鉄道として2007年1月に営業運転を開始しました。今回受注したのは開業時に台湾新幹線株式会社経由で当社が納入した360両向けの置換用電気品です。製造は当社の府中事業所で行います。

 当社は、2000年に日本企業連合が受注した台湾高速鉄道プロジェクトにおいて、車両電気品や変電システム、運行管理システム、通信システム、保守管理システムなどを担当しました。また、2012年5月に、川崎重工業株式会社と車両4編成(48両)を、2013年7月に三菱重工株式会社と台北駅と南港駅を結ぶ南港延伸プロジェクトにおける変電システムなどを受注したほか、2014年2月には台北〜左営間の中間3駅向けの放送や信号制御などのシステムを単独で受注しています。また、台湾高速鉄道開業以来これら納入設備およびシステムのメンテナンスサービスを東芝台湾社と共同で行ってきました。
 今回、これまでの納入実績やサービスの提供による設備・システムの長期的維持継続力が高く評価され、受注につながりました。

 当社は、台湾において高速鉄道以外にも、台湾鉄路管理局の通勤電車向け電気品を納入するなど、豊富な実績があります。当社は台湾を海外鉄道事業の注力市場と位置付け、今後も長期にわたり顧客のオペレーションに貢献すべく受注活動を続けてまいります。

[画像: https://prtimes.jp/i/28039/37/resize/d28039-37-201938-0.png ]

https://www.toshiba.co.jp/infrastructure/news/20190924.htm
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