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タグ・ホイヤーとオラクル・レーシングがパートナーシップを締結
オラクル・レーシング アメリカス・カップの公式時計および公式アイウェアに

2011年11月17日サンディエゴ - タグ・ホイヤーとオラクル・レーシングは共同の記者会見を開き、パートナーシップを締結したことを発表いたしました。この締結により、オラクル・レーシングのクルーは、アメリカス・カップ ワールドシリーズおよび第34回アメリカス・カップ期間中、タグ・ホイヤーの時計とアイウェアを身につけて参戦することとなります。
http://www.tagheuer.co.jp/brand/campaign/entry-698.html


記者会見は、サンディエゴで開催されたアメリカス・カップ ワールドシリーズの第3ラウンド当日に行われ、タグ・ホイヤー 代表取締役社長 兼 CEOのジャン−クリストフ・ババン、オラクル・レーシングCEO 兼 アフターガードのラッセル・クーツ氏が、オラクルチームのスキッパーを務めるジミー・スピットヒル氏とともに、60名の海外ジャーナリストを迎えて記者会見に臨みました。2010年2月、スペインのバレンシアで開催された第33回アメリカス・カップでは、クーツ氏とスピットヒル氏が率いるオラクル・レーシングチームが、スイスの挑戦艇 アリンギに2対0の圧倒的な勝利を収めて、国際スポーツにおいて最も歴史の古い優勝杯を15年ぶりにアメリカへ取り戻しています。

ジャン-クリストフ・ババンは、次のように語りました。
「タグ・ホイヤーは、2003年に引き続きオラクル・レーシングと再びパートナーシップを提携し、アメリカス・カップに参戦することを誇りに思います。

オラクル・レーシングは、セーリング界における最高のチームです。モーターレーシングで言えば、F1のボーダフォン・マクラーレン・メルセデスや、ル・マン24時間耐久レースのアウディ・スポーツに匹敵するヨットレースのチームです。タグ・ホイヤーが誇るアンバサダー チームに加わることとなる、ジミー・スピットヒルとラッセル・クーツは、伝説的のドライバー アラン・プロストや、ルイス・ハミルトン、ジェンソン・バトン、セバスチャン・オジェらと同じ仲間であり、完璧への追求、革新への情熱、前衛的なテクノロジーとデザイン、そしてスピードと性能にかける熱意といった価値観を共有しています」

ラッセル・クーツ氏は、次のようにコメントをよせています。
「トップレベルのスポーツイベントや、著名人とのつながりが深いことで知られる世界的なブランドがヨットレースに参加することは、オラクル・レーシングにとってだけでなく、アメリカス・カップにとっても大変素晴らしいニュースです」

アメリカス・カップ： 国際セーリングにおいて最も名誉あるイベント
タグ・ホイヤーは、2012年と2013年に世界各地で開催されるアメリカス・カップ ワールドシリーズの残りのレースを皮切りに、第34回アメリカス・カップにおけるオラクル・レーシング防衛戦のあらゆる舞台でともに戦います。クライマックスとなる第34回アメリカス・カップ決勝戦は、2013年9月にサンフランシスコベイで開催され、そこでオラクル・レーシングは、勝ち残った挑戦艇に戦いを挑みます。

“海の王者”： 海のように深い、タグ・ホイヤーとウォータースポーツ
1895年 初の防水ケースの特許からアクアレーサーまで

タグ・ホイヤーが誇るセーリング用タイムピースには、ストップウォッチ〈ヨットタイマー〉(1930年)、月時計を搭載した潮の干満を表示する〈ソルナー〉(1949年)、潮の干満表示とレガッタ用文字盤を用いた世界初クロノグラフの〈シーファラー〉(1950年)、ボートダッシュボード用クロックの〈ナヴィア〉(1955年)、〈アクアスター レガッタ〉(1965年)、自動巻きの〈スキッパー セーリング クロノグラフ〉（1972年）などがあります。
1980年には、レガッタおよびダイビング コレクションである〈1000〉を、続いて1982年には、プロフェッショナル用ダイビング コレクションの〈2000〉を発表し、これが今日の〈アクアレーサー〉の前身となりました。1980年代には、ジャック・イヴ・クストーが設立したダイビング会社とのコラボレーションモデル〈スピロテクニーク〉を発表しました。

そして、2002年に発表した〈アクアレーサー〉こそが、タグ・ホイヤーの水の世界における優れた技術を結集させたコレクションです。なかでも中央の時針、分針、秒針で時間とクロノグラフを表示する世界初のレガッタ用アナログクロノグラフ〈アクアレーサー キャリバーS〉(2005年)や〈アクアレーサー500M 〉(2009年)は、500m防水、自動へリウムバルブを備えたダイビング用クロノグラフです。

水の世界においても、タグ・ホイヤーは数々のパートナーと時を積み重ねてきました。
1967年、タグ・ホイヤーは、アメリカス・カップを二度にわたり制覇した“イントレピッド”の公式タイムキーパーを務めました。1983年には、ケブラーとカーボンファイバーで作られた初の双胴船である“フォルミュールTAG”を発表しました。1984年、マイク・バーチが舵を取り、ケベック−サンマロ間レースの1ラップで524マイルを記録し、24時間内での最長距離の世界記録を打ち立てました。1993年には、ジュール・ヴェルヌ・トロフィーで、フランス人のティトウアン・ラマズが、世界最大の単胴船“タグ・ホイヤー”のスキッパーを務め、1995年には、“タグ・ホイヤー チャレンジ”(NZL59)が、ルイ・ヴィトン・カップで準決勝まで進みました。2003年には、第31回アメリカス・カップにおいてはじめてBMWレーシングのパートナーを務めました。2005年には、フランスのサントロペで開催された“タグ・ホイヤー アクアレーサー杯”を主催し、2007年第32回アメリカス・カップにおいて、挑戦艇の座争いに参加した初めての中国チーム、“チャイナ チーム チャレンジ”の公式時計、公式計時、および公式アイウェアとしてレースに参加しました。

タグ・ホイヤーとオラクル・レーシング
サンディエゴで行われた記者会見に、ラッセル・クーツ氏、ジミー・スピットヒル氏、そしてジャン−クリストフ・ババンは、〈アクアレーサー 500M クロノグラフ アメリカチーム 限定モデル〉を着用して臨みました。
プロフェッショナルな機能、大きめのケース径 (44mm)、ブラックラバーのスタイリッシュなストラップはそのままに、ブラックのダイアルにはTEAM USAのロゴが刻まれています。その力強く、機能的なデザインは、優れた視認性、高い信頼性、セーリング時の使いやすさといった具体的なニーズに対応しています。究極のパフォーマンスを求める力と強さ、〈アクアレーサー 500M クロノグラフ〉は、まさにラッセルとジミーと同じDNAを持ったパーフェクトな組み合わせです。

オラクル・レーシングチームは、デジタルカウントダウン機能を搭載した〈アクアレーサー〉と、アイウェア〈レーサー〉の限定モデルを着用して会見に臨みました。〈レーサー〉はカーブのついたラップアラウンド型が、人間工学に基づいて快適性を高めており、海上での使用に理想的なモデルです。非常に軽量なコンポジット製のフレームとテンプルにより、最適な軽量感を実現しています。〈レーサー オラクル・レーシング 限定モデル〉には、ブルー偏光、疎水性、油をはじく特徴を持つウォータースポーツ用レンズを使い、5層からなる反射防止による最高の精度と保護機能が備わっています。

アメリカス・カップ： タグ・ホイヤーとオラクル・レーシングのレース
タグ・ホイヤー代表取締役 兼 CEOのジャン−クリストフ・ババンは、次のように言葉をしめくくりました。
「これは人間にとっても、技術にとっても、大きな冒険となるでしょう。オラクル・レーシングとタグ・ホイヤーは、名誉あるアメリカス・カップにおいて、最も歴史のあるブランドの一角を占め、海上で通用するパフォーマンスの頂点を象徴しています。双方のデザイナーとエンジニアは、クルーに最善の装備を身につけさせるため、日々協力しています。私たちの目標は高く、これまでの記録をすべて塗り替えたいと望んでいます。人間が打ち立てた記録も、マシンが打ち立てた記録も、どちらともです」

Brand Information:
LVMH ウォッチ・ジュエリー ジャパン株式会社 タグ・ホイヤー ディヴィジョン
TEL : 03-3613-3951　　
http://www.tagheuer.com/jp http://www.tagheuer.co.jp