国内メーカーと地場企業をつなぐ“ものづくりの総合窓口”『燕三条こうばの窓口』。ついに始動開始!
[23/04/28]
提供元:PRTIMES
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2023年3月20日(月)、JR東日本・燕三条駅2階に、国内メーカーと地場企業をつなぐ“ものづくりの総合窓口”『燕三条こうばの窓口』がついにオープン。オープニングセレモニーから工場見学のプレスツアーの模様に併せて、4月より始動した主軸サービス「MOC」を始め、この新しい窓口が果たそうとする役割と機能を紹介します。
[画像1: https://prtimes.jp/i/25559/44/resize/d25559-44-1f42919c57399bc7713f-9.jpg ]
■100以上の工場(こうば)とつながるビジネスマッチング
『燕三条こうばの窓口』は、国内メーカーと地場企業をつなぐ“ものづくりの総合窓口”を目的とした施設。株式会社ドッツアンドラインズ(以下、ドッツアンドラインズ)が三条市とJR東日本新潟支社と提携し、先んじて2月17日(金)に開業した地方創生型ワークプレイス『JRE Local Hub 燕三条』の手前に、その窓口を構えます。
[画像2: https://prtimes.jp/i/25559/44/resize/d25559-44-57f1e9366065137e1ba1-1.jpg ]
『燕三条こうばの窓口』のメイン機能は、100以上の工場(こうば)とつながるビジネスマッチングを目的としたMOC(ものづくりコンシェルジュ)。こうばの窓口会員として属する、燕三条地域のものづくりに関連する企業が連携し、新商品開発や外注依頼など、製造からパッケージまで一貫したサービスを提供します。4月1日よりサービスサイトを公開し、本格始動しました。
『MOC』サービスサイトはこちら>> https://moc.factory-window.jp/
そして、このマッチングの具体的なツールとなるのが、『燕三条こうばの窓口』内に設置された『燕三条企業図鑑』です。
[画像3: https://prtimes.jp/i/25559/44/resize/d25559-44-8feace66a1395dda4f93-3.jpg ]
ラックには、100以上の企業の情報が記載されたカードが収められています。無料配布されるそのカードで各企業を訪問したり、持ち帰って次の商談企画に役立てることが可能です。
[画像4: https://prtimes.jp/i/25559/44/resize/d25559-44-19b56944ee884a11aae2-2.jpg ]
また、こうばの窓口スタッフが常駐しており、カード以上の情報収集や具体的なマッチングのサポートも行います。
[画像5: https://prtimes.jp/i/25559/44/resize/d25559-44-50955542411c7da96c9e-4.jpg ]
『燕三条こうばの窓口』の詳しい施設情報はこちら>> https://factory-window.jp/
■『燕三条こうばの窓口』開業の背景とは 〜ドッツアンドラインズ代表・齋藤氏の想い〜
『燕三条こうばの窓口』を開業した理由を、同施設の運営を行うドッツアンドラインズ代表・齋藤和也氏にたずねると、燕三条地域が伝統としてきたものづくり産業の存続危機以外にないといいます。
[画像6: https://prtimes.jp/i/25559/44/resize/d25559-44-d0a477e3303226c86f78-5.jpg ]
「一つは、この地域に点在する数千の町工場が迫られている問題、価格競争です。職人たちが培ってきた高度な技術が安売りされ、いつまで経っても適正価格を取り戻せない状況が続いています。もう一つは、あまりに仕事の取りこぼしが多いこと。後継者は減っているものの、仕事自体は決して少なくなっていないんですね。つまり県外の企業は、燕三条地域に依頼したい案件をたくさん抱えている。にもかかわらずスルーされてしまうのは、この地域の町工場で何ができるか知られていないからです。一方で町工場にすれば、人材不足に直面しながら日々の業務をこなす上で、情報発信まで手が回らない実情があります」(齋藤氏)
そのような町工場単位の業務内容と技術力の情報を一括で管理し、県外へアピールすることで、両者にとって確実な収益を上げていくマッチングサービス。その役割を果たすのが『燕三条こうばの窓口』だと齋藤氏は強く語りました。
「これからは、競争より共創。横のつながりで燕三条地域を盛り上げていかなければなりません。目標は、『燕三条こうばの窓口』を通じた売上を3年で100億円にすることです。できますよ。100の参加企業が1社あたり1億円の成長を実現するのは、決して不可能な数字ではありませんから。世界一のものづくりの街を目指してやっていきます」(齋藤氏)
■プレスツアーで見た『燕三条こうばの窓口』の活用方法
午前9時半から始まったオープニングセレモニーには、三条市の滝沢亮市長やJR東日本の小川治彦新潟支社長らが来賓として出席。地元企業の代表も駆け付けた模様は、当日の内に地元メディアで紹介されました。オープニングセレモニーの終了後、ドッツアンドラインズの齋藤氏の案内で工場を巡るプレスツアーが実施され、その中で見た『燕三条こうばの窓口』の機能例の一部を紹介します。
訪れたのは、合同会社NK溶接(以下、NK溶接)。小さな住宅街の奥にその工場を構え、文字通り溶接のスペシャリストで、その日は花火の筒や急須の口を取り付ける作業を行っていました。
[画像7: https://prtimes.jp/i/25559/44/resize/d25559-44-03995e5260d1df0be589-7.jpg ]
同行していたのは、まさしく業務発注を行おうと考えている、サウナプロデューサーのmadsaunist(マッドサウニスト)氏。テントサウナで使用する新型のスチームジェネレーターの製造先を探していたところ、NK溶接の技術を知り、ツアー当日、試作機の打ち合わせで両者が対面しました。
「見てもらえればわかると思いますが、ここの企業(NK溶接)はホームページすらないんです。こうした高度な技術が埋もれたままになっているのが現状。それを何とか吸い上げたい。その仕事を私個人ではなく、『燕三条こうばの窓口』で実現させたいんです」(齋藤氏)
[画像8: https://prtimes.jp/i/25559/44/resize/d25559-44-125bdedeac061ca3cfd4-8.jpg ]
上記で紹介したように、まだ知らないものづくりの技術が燕三条地域で見つかるかもしれません。伝統に裏打ちされた高い技術のものづくりを求めている方は、JR東日本・燕三条駅の改札から数秒でたどり着く『燕三条こうばの窓口』をぜひたずねてみてください。
[画像9: https://prtimes.jp/i/25559/44/resize/d25559-44-8417325a4bacb48ab787-6.jpg ]
■『燕三条こうばの窓口』施設情報
HP:https://factory-window.jp/
営業時間:10:00〜19:00(全日)※休業日についてはHPにてお知らせいたします。
住所:新潟県三条市下須頃497 燕三条駅2階 燕三条こうばの窓口
連絡先:info@factry-window.jp
■株式会社ドッツアンドラインズ
株式会社ドッツアンドラインズは、デザイン、設計、金属などの加工、パッケージ作成などの業種で構成された燕三条地域の若手経営者9名並びに東京在住のデザイナー川瀬和幸によって設立。あなたの頭の中にある「ものを作りたい」という想いと燕三条地域の技術を結集し、「形にする」ことをお手伝いするプラットフォームです。ものづくりのさまざまな悩みを解決し、あなたがクリエイターになれるお手伝いをサポート。また、現アルビレックス新潟取締役でシンガポール在住の加藤順彦を取締役に加え、その経験から多くの専門知識や情報を提供します。
・「EkiLab帯織」開業(https://eki-lab.com/)
・ものづくりAWARD開催(https://eki-lab.com/award)
・地域の魅力発信 ポータルサイト運営「SANPOST」(https://sanpost.jp/)
■会社概要 https://dotsandlines.co.jp/
社名 株式会社ドッツアンドラインズ
本社 新潟県三条市帯織 2342-2
代表者 代表取締役社長 齋藤和也
ディレクション:株式会社メソッド(山田遊・坂井小夜香)
インテリアデザイン:14sd / Fourteen stones design(林洋介)
施工:有限会社神田板金
ロゴデザイン:株式会社プログラフ(角田正之)
WEBデザイン・PR:Qetic株式会社
撮影:大石隼土
本リリース原稿執筆:田村十七男
什器製作:株式会社ドッツアンドラインズ
Special Thanks
アイケー溶接
株式会社五十嵐
若直溶接
株式会社高義製作所
株式会社アオテツ
株式会社三条タイセイ
熊倉シャーリング有限会社
有限会社ストカ
株式会社長谷弘工業
株式会社丸山製作所
有限会西川ベンダー
株式会社後藤鉄工所
株式会社LINK
有限会社中進住宅
SPACE DESIGN TAKUMI
合同会社NK溶接
株式会社野崎忠五郎商店
有限会社横山メッキ工場
ミノル製作所株式会社
株式会社日本旅行
エコー金属株式会社
株式会社 小林工具製作所
藤田金屬株式会社
(順不同)
[画像1: https://prtimes.jp/i/25559/44/resize/d25559-44-1f42919c57399bc7713f-9.jpg ]
■100以上の工場(こうば)とつながるビジネスマッチング
『燕三条こうばの窓口』は、国内メーカーと地場企業をつなぐ“ものづくりの総合窓口”を目的とした施設。株式会社ドッツアンドラインズ(以下、ドッツアンドラインズ)が三条市とJR東日本新潟支社と提携し、先んじて2月17日(金)に開業した地方創生型ワークプレイス『JRE Local Hub 燕三条』の手前に、その窓口を構えます。
[画像2: https://prtimes.jp/i/25559/44/resize/d25559-44-57f1e9366065137e1ba1-1.jpg ]
『燕三条こうばの窓口』のメイン機能は、100以上の工場(こうば)とつながるビジネスマッチングを目的としたMOC(ものづくりコンシェルジュ)。こうばの窓口会員として属する、燕三条地域のものづくりに関連する企業が連携し、新商品開発や外注依頼など、製造からパッケージまで一貫したサービスを提供します。4月1日よりサービスサイトを公開し、本格始動しました。
『MOC』サービスサイトはこちら>> https://moc.factory-window.jp/
そして、このマッチングの具体的なツールとなるのが、『燕三条こうばの窓口』内に設置された『燕三条企業図鑑』です。
[画像3: https://prtimes.jp/i/25559/44/resize/d25559-44-8feace66a1395dda4f93-3.jpg ]
ラックには、100以上の企業の情報が記載されたカードが収められています。無料配布されるそのカードで各企業を訪問したり、持ち帰って次の商談企画に役立てることが可能です。
[画像4: https://prtimes.jp/i/25559/44/resize/d25559-44-19b56944ee884a11aae2-2.jpg ]
また、こうばの窓口スタッフが常駐しており、カード以上の情報収集や具体的なマッチングのサポートも行います。
[画像5: https://prtimes.jp/i/25559/44/resize/d25559-44-50955542411c7da96c9e-4.jpg ]
『燕三条こうばの窓口』の詳しい施設情報はこちら>> https://factory-window.jp/
■『燕三条こうばの窓口』開業の背景とは 〜ドッツアンドラインズ代表・齋藤氏の想い〜
『燕三条こうばの窓口』を開業した理由を、同施設の運営を行うドッツアンドラインズ代表・齋藤和也氏にたずねると、燕三条地域が伝統としてきたものづくり産業の存続危機以外にないといいます。
[画像6: https://prtimes.jp/i/25559/44/resize/d25559-44-d0a477e3303226c86f78-5.jpg ]
「一つは、この地域に点在する数千の町工場が迫られている問題、価格競争です。職人たちが培ってきた高度な技術が安売りされ、いつまで経っても適正価格を取り戻せない状況が続いています。もう一つは、あまりに仕事の取りこぼしが多いこと。後継者は減っているものの、仕事自体は決して少なくなっていないんですね。つまり県外の企業は、燕三条地域に依頼したい案件をたくさん抱えている。にもかかわらずスルーされてしまうのは、この地域の町工場で何ができるか知られていないからです。一方で町工場にすれば、人材不足に直面しながら日々の業務をこなす上で、情報発信まで手が回らない実情があります」(齋藤氏)
そのような町工場単位の業務内容と技術力の情報を一括で管理し、県外へアピールすることで、両者にとって確実な収益を上げていくマッチングサービス。その役割を果たすのが『燕三条こうばの窓口』だと齋藤氏は強く語りました。
「これからは、競争より共創。横のつながりで燕三条地域を盛り上げていかなければなりません。目標は、『燕三条こうばの窓口』を通じた売上を3年で100億円にすることです。できますよ。100の参加企業が1社あたり1億円の成長を実現するのは、決して不可能な数字ではありませんから。世界一のものづくりの街を目指してやっていきます」(齋藤氏)
■プレスツアーで見た『燕三条こうばの窓口』の活用方法
午前9時半から始まったオープニングセレモニーには、三条市の滝沢亮市長やJR東日本の小川治彦新潟支社長らが来賓として出席。地元企業の代表も駆け付けた模様は、当日の内に地元メディアで紹介されました。オープニングセレモニーの終了後、ドッツアンドラインズの齋藤氏の案内で工場を巡るプレスツアーが実施され、その中で見た『燕三条こうばの窓口』の機能例の一部を紹介します。
訪れたのは、合同会社NK溶接(以下、NK溶接)。小さな住宅街の奥にその工場を構え、文字通り溶接のスペシャリストで、その日は花火の筒や急須の口を取り付ける作業を行っていました。
[画像7: https://prtimes.jp/i/25559/44/resize/d25559-44-03995e5260d1df0be589-7.jpg ]
同行していたのは、まさしく業務発注を行おうと考えている、サウナプロデューサーのmadsaunist(マッドサウニスト)氏。テントサウナで使用する新型のスチームジェネレーターの製造先を探していたところ、NK溶接の技術を知り、ツアー当日、試作機の打ち合わせで両者が対面しました。
「見てもらえればわかると思いますが、ここの企業(NK溶接)はホームページすらないんです。こうした高度な技術が埋もれたままになっているのが現状。それを何とか吸い上げたい。その仕事を私個人ではなく、『燕三条こうばの窓口』で実現させたいんです」(齋藤氏)
[画像8: https://prtimes.jp/i/25559/44/resize/d25559-44-125bdedeac061ca3cfd4-8.jpg ]
上記で紹介したように、まだ知らないものづくりの技術が燕三条地域で見つかるかもしれません。伝統に裏打ちされた高い技術のものづくりを求めている方は、JR東日本・燕三条駅の改札から数秒でたどり着く『燕三条こうばの窓口』をぜひたずねてみてください。
[画像9: https://prtimes.jp/i/25559/44/resize/d25559-44-8417325a4bacb48ab787-6.jpg ]
■『燕三条こうばの窓口』施設情報
HP:https://factory-window.jp/
営業時間:10:00〜19:00(全日)※休業日についてはHPにてお知らせいたします。
住所:新潟県三条市下須頃497 燕三条駅2階 燕三条こうばの窓口
連絡先:info@factry-window.jp
■株式会社ドッツアンドラインズ
株式会社ドッツアンドラインズは、デザイン、設計、金属などの加工、パッケージ作成などの業種で構成された燕三条地域の若手経営者9名並びに東京在住のデザイナー川瀬和幸によって設立。あなたの頭の中にある「ものを作りたい」という想いと燕三条地域の技術を結集し、「形にする」ことをお手伝いするプラットフォームです。ものづくりのさまざまな悩みを解決し、あなたがクリエイターになれるお手伝いをサポート。また、現アルビレックス新潟取締役でシンガポール在住の加藤順彦を取締役に加え、その経験から多くの専門知識や情報を提供します。
・「EkiLab帯織」開業(https://eki-lab.com/)
・ものづくりAWARD開催(https://eki-lab.com/award)
・地域の魅力発信 ポータルサイト運営「SANPOST」(https://sanpost.jp/)
■会社概要 https://dotsandlines.co.jp/
社名 株式会社ドッツアンドラインズ
本社 新潟県三条市帯織 2342-2
代表者 代表取締役社長 齋藤和也
ディレクション:株式会社メソッド(山田遊・坂井小夜香)
インテリアデザイン:14sd / Fourteen stones design(林洋介)
施工:有限会社神田板金
ロゴデザイン:株式会社プログラフ(角田正之)
WEBデザイン・PR:Qetic株式会社
撮影:大石隼土
本リリース原稿執筆:田村十七男
什器製作:株式会社ドッツアンドラインズ
Special Thanks
アイケー溶接
株式会社五十嵐
若直溶接
株式会社高義製作所
株式会社アオテツ
株式会社三条タイセイ
熊倉シャーリング有限会社
有限会社ストカ
株式会社長谷弘工業
株式会社丸山製作所
有限会西川ベンダー
株式会社後藤鉄工所
株式会社LINK
有限会社中進住宅
SPACE DESIGN TAKUMI
合同会社NK溶接
株式会社野崎忠五郎商店
有限会社横山メッキ工場
ミノル製作所株式会社
株式会社日本旅行
エコー金属株式会社
株式会社 小林工具製作所
藤田金屬株式会社
(順不同)