植物由来のポリカーボネート系熱可塑性エラストマーの開発について
[23/09/30]
提供元:PRTIMES
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三菱ケミカルグループ※1(以下「当社グループ」)は、高いバイオマス度と耐熱性を有する、植物由来のポリカーボネート系熱可塑性エラストマーを開発したことをお知らせします。当開発品は、2023年10月4日から6日に幕張メッセで開催される「第3回 サステナブル マテリアル展」にてパネル展示を行います。
当開発品は植物由来原料を使用しており、当社グループ独自の材料設計技術により最大で70%のバイオマス度を実現しています。高い耐熱性(融点:180℃以上)を有し、かつマイナス10℃の低温環境下から150℃の高温環境下に至るまで柔軟性が変化しづらいことから、幅広い温度領域において使用が可能です。さらに、透明性や耐アルカリ性、無黄変性にも優れており、さまざまな分野への展開が可能です。
当社グループは、革新的なソリューションを提供するスペシャリティマテリアルグループとして、これからも当開発品のさらなる技術開発を進め、高付加価値な製品を提供するとともにサステナブルな社会の実現に貢献していきます。
[画像: https://prtimes.jp/i/104418/44/resize/d104418-44-5c01d35e50c80f605866-0.jpg ]
※1三菱ケミカルグループは、三菱ケミカルグループ株式会社とそのグループ会社の総称です。
ご参考
「第3回 サステナブル マテリアル展(東京展) 出展のお知らせ」:
https://www.m-chemical.co.jp/products/departments/mcc/cmd/expo/1215872_8147.html