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今年は、無人探査機が冥王星に大接近+冥王星(和名)の名付け親、野尻抱影の生誕130年。抱影の人物と星をめぐる展覧会が横浜・大佛次郎記念館で開催中!

『鞍馬天狗』の作者、大佛次郎と、星の本を数多く著した野尻抱影が実の兄弟だということをご存知でしたか? 展示では兄弟間の書簡を中心に、抱影の多彩な仕事、その人物像を紹介します。

兄の野尻抱影は英文学者であり、天文民俗学者として独自の方法で“星の美”を語り続けました。弟の大佛次郎も、時代小説や開化小説の他「パリ燃ゆ」や「天皇の世紀」など幅広いジャンルで独自の世界を開拓した昭和を代表する作家です。




[画像1: http://prtimes.jp/i/14302/46/resize/d14302-46-901158-0.jpg ]



2015年は冥王星イヤー☆

10年前に打ち上げた無人探査機が、太陽系からいちばん離れた惑星とされていた冥王星(2006年に準惑星となる)に大接近した2015年は、奇しくも冥王星(和名)の名付け親である野尻抱影の生誕130年にあたります。
1930年(昭和5年)アメリカ人のトンボ―によって発見された星は、太陽から遠く離れているため、暗黒の星としてローマ神話の冥途の王の名『プルート』と命名されました。これに抱影が冥王星という和名をつけました。
これを記念して、横浜の大佛次郎記念館では「星の抱影と弟・大佛次郎」展を開催しています。


星の文人、野尻抱影の実像に迫る

[画像2: http://prtimes.jp/i/14302/46/resize/d14302-46-925662-1.jpg ]



野尻抱影は大佛次郎の12歳年上の実兄です。
弟の文学的関心を呼び覚ましたのは抱影でした。
抱影は、古今東西にわたるさまざまな “星の美” を語り続け 「星の抱影」 として親しまれました。
今も多くの人々を天空の世界へと誘い続けています。

今回の展覧会では、記念館所蔵の400通以上にのぼる大佛次郎あての抱影書簡のうち、約30通を初公開し、兄弟の交流を明らかにしています。
さらに抱影の 幅広い交友関係を示す資料や愛用の天体望遠鏡 「ロング・トム」 などゆかりの品々が紹介されています。
人間味あふれる抱影像と天体への熱い思いに迫る展覧会です。

[画像3: http://prtimes.jp/i/14302/46/resize/d14302-46-617053-2.jpg ]



<展示構成>


・第一部「兄と弟」
・第二部「抱影の宇宙」
・第三部「いざ!冥王星」
(最新の冥王星についての情報)


[表1: http://prtimes.jp/data/corp/14302/table/46_1.jpg ]



古代から現代まで、日本人の星への思いを読み解く。
展示関連講演会「日本人の星と宇宙 野尻抱影生誕130年」

会期中には関連企画として、国立天文台名誉教授、国際天文学連合(IAU)顧問の海部宣男氏による講演会が開催されます。
海部氏は天文学の研究の傍ら、子ども向け・一般向けの科学の本を数多く出版し、科学や天文学の普及につとめてきました。
詩歌や文学と天文学をつなぐ視点の著書もあり、抱影が星に抱いたロマンを理解するひとりです。

[画像4: http://prtimes.jp/i/14302/46/resize/d14302-46-599131-3.jpg ]



[表2: http://prtimes.jp/data/corp/14302/table/46_2.jpg ]
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