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故・高田賢三の遺作となった衣裳デザインが舞台を彩る。欧米で絶賛された宮本亞門演出オペラ『蝶々夫人』凱旋公演チケット発売 〜古楽界の巨匠・鈴木秀美を指揮に迎える『デイダミーア』も同時発売〜

『蝶々夫人』『デイダミーア』 2023年12月23日(土) チケット一般発売開始

 2020年10月新型コロナ・ウイルス感染による合併症で惜しくもこの世を去った世界的デザイナー高田賢三。公益財団法人東京二期会は、高田氏の最後の作品となった衣裳によるオペラ『蝶々夫人』を、 2024年7月18日(木)から21日(日)までの4日間、東京文化会館大ホールにおいて開催いたします。本公演に向け12月23日(土)よりチケットの一般発売を開始いたします。演出は、宮本亞門。本プロダクションは、2019年東京でワールドプレミエ公演を行い、その後、ザクセン州立歌劇場(ゼンパーオーパー・ドレスデン)、サンフランシスコ歌劇場での公演を経て、今夏、東京に凱旋いたします。指揮はダン・エッティンガーが務めます。
また同時に、2024年5月25日(土)、26日(日)にめぐろパーシモンホール大ホールで開催する二期会ニューウェーブ・オペラ劇場『デイダミーア』のチケットも発売いたします。




高田賢三「『蝶々夫人』は私にとって憧れのオペラ」…日本が世界に誇るクリエイターによるオペラ


 高田氏は、生前「『蝶々夫人』は私にとって憧れのオペラ」「“蝶々さん”でオペラの真の魅力を知った」と語っていました。その衣裳デザインが初めて舞台に降り立ったのは2019年10月東京。ミュージカル、ストレートプレイだけでなく、オペラ演出においても、ドイツ、オーストリア、フランス、アメリカとグローバルな活躍をみせる宮本亞門の演出で、高田氏のほか世界的クリエイターが集結して、ワールドプレミエ(新制作世界初演)を迎え、大きな評判を呼びました。
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 その後、2022年4月には、ドイツの名門オペラハウス、ゼンパーオーパー・ドレスデンで欧州プレミエ、翌年6月にはサンフランシスコ歌劇場で北米プレミエが果たされ、各地で絶賛を浴びました。
 そして、2024年7月、再び東京に! 指揮は、東京フィルハーモニー交響楽団桂冠指揮者のダン・エッティンガー。東京二期会のキャストも、全世界で100公演以上にわたり蝶々さん役を重ねてきた国際的ソプラノ大村博美の題名役をはじめ万全の布陣で、この度の凱旋公演をお贈りいたします。
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 2020年10月、衣裳デザインの高田氏が新型コロナウイルスによる合併症により、パリ郊外で亡くなりました。「憧れ」と語っていた『蝶々夫人』の衣裳は、世界のファッション界に数多の業績を残した氏の、最後の仕事のひとつとなりました。私どもは、この『蝶々夫人』上演を通して、その美しい衣裳の数々を多くの方にご覧いただきたいと願っております。
欧米の名門歌劇場で絶賛!〜海外公演評より


ゼンパーオーパー・ドレスデン、サンフランシスコ歌劇場公演でも高く評価された宮本亞門演出『蝶々夫人』。海外の公演評の一部をご紹介いたします。

・高田賢三氏がデザインした女声合唱たちの衣裳はとても煌びやかだった。(オペラ・トゥデイ) ・これほど生き生きとした『蝶々夫人』を観たのは初めてだった。宮本亞門は、この物語をほとんど崇高なものにすることに成功した。これは決して小さからぬ成果だ。(ステージ&シネマ) ・宮本亞門は、プッチーニが楽譜に残した複雑な舞台や映画的な性質を魅力的に浮き彫りにした。(Opera Warhorses) ・蝶々さんとピンカートンの成人した息子の視点から再発見される宮本亞門の新演出『蝶々夫人』は、単なる語り直しから際立っている。宮本は、その偉大な努力によって、国や民族をこえて、蝶々さん、ピンカートンら個人の運命を物語ることに成功したのだ。(Opernwelt)


東京二期会のキャストたちによる本公演に向けてのコメント


蝶々夫人役
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大村博美
2019年の初演の時の、公演後の関係者全員の輝く笑顔を昨日の事のように思い出します。大好きな賢三さんの唯一無二の、美しく可愛く気品ある衣裳を身に着け、亞門さんの斬新な演出で、また再びこの蝶々さんができるのを心から嬉しく光栄に思います。今回は東京公演の後、賢三さんデザインの緞帳のある姫路のホールでも公演できることも楽しみです。天国から賢三さんも喜んで応援してくださる事でしょう!









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高橋絵理
敬愛する役である蝶々さんを、東京二期会の公演で出演させていただくことになり大変嬉しく思います。15歳の女の子とは思えない蝶々さんの神聖な言葉の数々は、何度歌っても心が震えます。世界各地で上演され東京へ帰ったこの熟成されたプロダクションで、凛とした女性を生き抜きたいと思います。ぜひ会場で、生の息遣いをご体感ください!










スズキ役
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花房英里子
2019年に続いて出演できますこと、大変嬉しく存じます。スズキは、女中でありながら、蝶々さんの一番の理解者であり、彼女の幸せをいつも祈っています。亞門さんの演出は、「愛」が色濃く描かれています。親子の愛、男女の愛、スズキの蝶々さんや子どもへの愛。それは、現代に生きる我々にも通ずるもので、今作品を何度も観ている方にも、初めて観る方にも、きっと沢山の共感を得ていただけると思います。ぜひ、劇場で生のエネルギーを感じてください!









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小泉詠子
情に厚く、責任感の強いスズキ。そして冒頭のお喋りのシーンから分かるように、本来、スズキは話好きで肯定的な性格なのではないかと思います。だからこそ、苦しい状況になっても最後まで蝶々さんを信じ、支え続けることができた…そして何より、「お側でお仕えし続けたい」と思う魅力が、蝶々さんにはあるのだと思います。私が動き、声を重ねることによって蝶々さんの魅力がより豊かに伝わると良いなと思っています。 











ピンカートン役
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城 宏憲
理想のピンカートン像を求めて、この役を演じる時は常に自分に向けて「これで良いのか?」と問いかけてきました。その豊かさ、無邪気さ、そしていつも頭を悩ませるのが愚かさの表現です。今回は、宮本亞門さんが描く、また新しいピンカートン像に触れる事が出来ます。これまでの舞台の経験と合わせて、まるで星条旗で全身を包まれている様なオーラを放つ、より強烈な若きアメリカ人士官を作っていきたいと思っています。











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古橋郷平
東京二期会で『蝶々夫人』ピンカートン役をさせていただくのは、2017年以来の2回目になります。その時演出していただいた栗山昌良先生はお亡くなりになってしまったので、もう二度と先生の舞台を経験できないと思うと、本当に貴重な経験をさせていただいたのだと感謝しています。今回は宮本亞門さんの演出ということで、宮本亞門さんとは、今回が初めてご一緒させていただきますので、楽しみにしております。共演者の皆さんと素晴らしい舞台を創れたらと思います。









シャープレス役
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今井俊輔
何度演じても演出家やマエストロ、キャストのあり方によって性格が180度変わることのできるシャープレス。今回のシャープレスがどんな性格になるか、立場になるか。楽しみでなりません。














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与那城敬
改めてシャープレスという役を考えると、この人ほど「葛藤」「抑制」という言葉が似合う人はいないのではと思います。彼は外交的な冷静さを保ちながらも、蝶々夫人やピンカートンたちの人間ドラマに巻き込まれていきます。また領事として下さざるをえない決定と、その決定が倫理的な側面からどれだけ難しいものであるかということ。これらの葛藤を抱えながらも、如何に抑制を効かせて理性的に言葉を発することが出来るか、彼の深い人間性に焦点を当てて演じていければと思います。









オペラ初心者の方にもおすすめ!プッチーニ没後100周年に贈る〜名作オペラ『蝶々夫人』


 オペラ『蝶々夫人』は、日本の長崎を舞台とした感動の名作です。イタリアオペラを代表する大作曲家ジャコモ・プッチーニの傑作のひとつで、1904年ミラノ・スカラ座で初演されました。
 時代は明治初期。没落した藩士の娘・蝶々さんとアメリカ海軍士官・ピンカートンとの悲恋が描かれます。日本民謡の旋律などが随所に取り入れられた色彩豊かなプッチーニの音楽は、とてもドラマティックかつ抒情的で、オペラ初心者の方でもなじみやすくお楽しみいただけます。イタリアオペラにして、日本の文化風土との融合を豊かに感じられる貴重な作品ですが、同時に、その物語のテーマは普遍的で、蝶々さんたちの、愛を信じることの強さと苦悩には、多くの人が深い感動を覚えることでしょう。
 2024年は作曲者プッチーニの没後100周年にあたります。この記念の年に、『蝶々夫人』の公演をとおして、プッチーニが音楽に込めた魂を皆様にお伝えすることができれば幸いです。


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高田賢三の故郷・姫路でも公演が決定!


 2024年7月27日(土)、衣裳デザイナー高田賢三の生まれ故郷、姫路市でも『蝶々夫人』の公演が決定しました(主催:公益財団法人姫路市文化国際交流財団)。
 会場となる姫路市文化コンベンションセンター(アクリエひめじ)は姫路市の劇場文化の中心地です。大ホール、中ホールで使われる緞帳はともに高田賢三デザインによるもので、開幕前の期待感を膨らませています。世界的デザイナーゆかりの地でも開催される『蝶々夫人』にどうぞご期待ください。
 姫路公演についてのお問合せは、公益財団法人姫路市文化国際交流財団 制作チーム(TEL.079-284-5806)までお願いいたします。

[表2: https://prtimes.jp/data/corp/43876/table/46_2_2ee83df5f0a38613195bc026e1150c01.jpg ]



古楽界の名匠・鈴木秀美指揮、ピリオド楽器によるオーケストラを擁して贈る、ヘンデル最後のオペラ


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 東京二期会は、2024年5月25日(土)、26日(日)にめぐろパーシモンホール 大ホールにて、古楽界の世界的名匠・鈴木秀美指揮、二期会ニューウェーブ・オペラ劇場『デイダミーア』公演を開催いたします。
 「二期会ニューウェーブ・オペラ劇場」は、東京二期会が3年に1度、二期会オペラ研修所を修了して3年以内のフレッシュな若手歌手を中心にキャスティングし開催するオペラ・シリーズです。2015年からは、指揮に古楽界最高峰のチェリストでもある鈴木秀美を迎えて、オーケストラも本シリーズのために、古楽界のエキスパートを各パートのトップに揃えた「ニューウェーブ・バロック・オーケストラ・トウキョウ(NBO)」を特別に結成し公演してきました。
 演目では、2015年『ジューリオ・チェーザレ』から始まり、『アルチーナ』『セルセ』と、これまで連続してゲオルク・フリードリヒ・ヘンデルのオペラを取り上げてきました。本格的なバロック・オペラの演奏に、若手キャストならではのエネルギッシュな舞台が評判を呼び、年々その人気が高まっています。

東京二期会のフレッシュな歌手陣が歌い踊る!現代ダンスの旗手・中村蓉の演出との協働で生まれる、
躍動感あふれるバロック・オペラの舞台

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 鈴木秀美指揮となって4回目となる今回は、ヘンデル『デイダミーア』を上演します。ヘンデルは、この作品を最後にオペラの筆を置き、オラトリオの作曲に向かいますが、『デイダミーア』の翌年に作曲されたのが、あの名曲「メサイア」。つまり『デイダミーア』はまさにヘンデルの全盛期に書かれた奇跡のオペラなのです。国内で上演されることがほとんどないことから、今回が希少な全幕上演となります。
 演出は、前回公演『セルセ』で大好評を得た現代ダンスの若き旗手のひとり中村蓉が引き続き担当。フレッシュな歌手とともに、躍動感にあふれる舞台をお贈りします。

[表3: https://prtimes.jp/data/corp/43876/table/46_3_c1d12b9638fdbaf11f7e28e9e2ace6d1.jpg ]


[画像17: https://prtimes.jp/i/43876/46/resize/d43876-46-8167363198241dc64661-17.jpg ]

[画像18: https://prtimes.jp/i/43876/46/resize/d43876-46-d3e568fa435691389493-16.jpg ]


プッチーニ『蝶々夫人』の公演概要


ザクセン州立歌劇場(ゼンパーオーパー・ドレスデン)、
デンマーク王立歌劇場およびサンフランシスコ歌劇場との共同制作
東京二期会オペラ劇場

プッチーニ『蝶々夫人』
オペラ全3幕 日本語字幕付き原語(イタリア語)上演
東京文化会館 大ホール
2024年7月18日(木)18:30、19日(金)14:00、20日(土)14:00、21日(日)14:00
 ※開場は開演の60分前 ※上演時間:約3時間(休憩1回含む)

指揮:ダン・エッティンガー 
演出:宮本亞門 
衣裳:高田賢三

装置:ボリス・クドルチカ 照明:喜多村 貴 映像:バルテック・マシス 美粧:柘植伊佐夫 
合唱指揮:粂原裕介 演出助手:澤田康子、彌六 
舞台監督:村田健輔 公演監督:永井和子 公演監督補:大野徹也

[表4: https://prtimes.jp/data/corp/43876/table/46_4_eae7a498ce4295925f1739bee9f3e3c8.jpg ]


合唱:二期会合唱団
管弦楽:東京フィルハーモニー交響楽団

チケット料金(全席指定・税込)
●7月19日(金)、20日(土)、21日(日)公演
S20,000円 A16,000円 B12,000円 C9,000円 D6,000円 学生2,000円
●7月18日(木)公演は「プレミエ・スペシャル料金」=S〜B席 各1,000円引き
   ※チケットお申込みと同時に「二期会オペラ愛好会」へもご入会いただけます。

発売日:二期会オペラ愛好会先行予約 2023年12月16日(土)〜
一般発売 2023年12月23日(土)〜

チケットのご予約・お問合せ:二期会チケットセンター
 TEL.03-3796-1831(月〜金=10:00-18:00/土=10:00-15:00/日・祝=休)
 インターネットご予約は、「二期会チケット」で「検索」 https://nikikai.jp/ticket
その他プレイガイド
 チケットスペース 03-3234-9999 https://ticketspace.jp/
 イープラス https://eplus.jp/
 チケットぴあ https://pia.jp/(Pコード:257-720) 
 ローソンチケット https://l-tike.com/(Lコード:36093)
 東京文化会館チケットサービス 03-5685-0650  

支援:宗次未来基金
主催:公益財団法人東京二期会


ヘンデル『デイダミーア』〈新制作〉の講演概要


二期会ニューウェーブ・オペラ劇場

ヘンデル『デイダミーア』〈新制作〉
オペラ全3幕 日本語字幕付き原語(イタリア語)上演
めぐろパーシモンホール 大ホール
2024年5月25日(土)17:00、26日(日)14:00
 ※開場は開演の60分前 

指揮:鈴木秀美 
演出:中村 蓉 

装置:原田 愛 衣裳:田村香織 照明:喜多村 貴 
合唱指揮:根本卓也 声楽アドバイザー、原語指導:櫻田 亮 ドラマトゥルク:萩原里香
舞台監督:幸泉浩司 公演監督:大島幾雄 公演監督補:永井和子

[表5: https://prtimes.jp/data/corp/43876/table/46_5_b620e340916f99e99396afd0b9764cc5.jpg ]


合唱:二期会合唱団
管弦楽:ニューウェーブ・バロック・オーケストラ・トウキョウ(NBO)

チケット料金(全席指定・税込)
●5月25日(土)、26日(日)公演
S13,500円 A10,000円 B6,000円 学生2,000円
※チケットお申込みと同時に「二期会オペラ愛好会」へもご入会いただけます。

発売日:二期会オペラ愛好会先行予約 2023年12月16日(土)〜
一般発売 2023年12月23日(土)〜

チケットのご予約・お問合せ:二期会チケットセンター
 TEL.03-3796-1831(月〜金=10:00-18:00/土=10:00-15:00/日・祝=休)
 インターネットご予約は、「二期会チケット」で「検索」 https://nikikai.jp/ticket
その他プレイガイド
 チケットスペース 03-3234-9999 https://ticketspace.jp/
 イープラス https://eplus.jp/
 チケットぴあ https://pia.jp/(Pコード: 257-719 ) 
 ローソンチケット https://l-tike.com/(Lコード: 36092 )
 めぐろパーシモンホールチケットセンター 03-5701-2904  

支援:宗次未来基金
主催:公益財団法人東京二期会
共催:公益財団法人目黒区芸術文化振興財団



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