ロレアルグループ会長 兼 CEO ジャン‐ポール・アゴン、日本で初めて大学生向けの講演を開催!― 世界NO.1の化粧品会社トップから日本の未来のリーダー達へ ―
[18/04/27]
提供元:PRTIMES
提供元:PRTIMES
[画像1: https://prtimes.jp/i/4813/47/resize/d4813-47-592841-0.jpg ]
世界最大の仏化粧品会社ロレアルグループ(本社:パリ)は、4月26日に日本で初めて、当グループ会長兼最高経営責任者(CEO)のジャン‐ポール・アゴンによる大学生向けの講演を東京大学(本郷キャンパス)伊藤謝恩ホールにて開催しました。350名以上の大学生・大学院生が参加し、活発な意見交換が行われました。
「世界を代表する経営者から日本の未来のリーダー達へ」〜世界TOPシェアメーカーCEOが説く“次世代リーダーの条件”〜をテーマに、ロレアルグループの会長兼CEOとしてのキャリアをはじめ、世界140カ国で事業を展開するグローバル企業のトップの視点から日本市場の現状と将来、世界をこれからけん引する
”次世代リーダー”に求められることについて講演を行いました。
開会のご挨拶には、黒川 清先生(政策研究大学院大学・東京大学 名誉教授、日本医療政策機構代表理事)より、ダイバーシティがイノベーションや創造性を生むという考え方の意義や、ロレアルが科学分野での女性科学者の地位向上を目指して20年にわたって推進してきた「ロレアルーユネスコ女性科学賞」を例に、女性の社会進出の重要性について述べました。
学生との質疑応答では多くの質問が挙がり、「アゴンが思うリーダーシップの定義は」に対して、長期的なビジョンを持つこと、社員のモチベーションを高めるうえでエネルギーに満ち溢れていること、チームやひとり一人を理解するために共感できる姿勢をもつことが重要と強調しました。なかでも関心の高かった「なぜ、ロレアルに就職したのか」には、世界中の人々に最上の美を提供するビジネスは、数字や分析することだけではなく、創造力、豊かな感受性、美への高い感度が求められ、自身を自由に表現し、チャレンジできる機会が多くあるユニークな会社であることを熱く語りました。ロレアルでは、若いときから責任ある職務に就く機会が与えられ、起業家精神やチャレンジ精神に富んだ学生が国際的な環境下でキャリアを築いていくうえではベストな会社であるとアピールしました。
アゴンは、1978年、ロレアル本社(パリ)に入社以来、様々な部門や海外の現地法人の要職を歴任し「国際派」として、そのリーダーシップ力と経営手腕が高く評価されています。1997年にアジア市場の事業戦略を統括する組織を創設し、初代ディレクターとしてアジアを成長部門に育て上げています。2006年より、ロレアルグループ5代目の最高経営責任者に就任し、2011年に会長兼最高経営責任者に就いています。2007年、経営者としての功績を称えられ、仏政府よりレジオン・ド=ヌール勲章のシュバリエ章を受賞。2016年、Women's Empowerment Principles(女性のエンパワーメント原則)より、2016年「CEOリーダーシップ賞」を受賞。
[画像2: https://prtimes.jp/i/4813/47/resize/d4813-47-493417-1.jpg ]
写真左:基調講演をするジャン‐ポール・アゴン ロレアルグループ会長 兼 CEO
写真右:日本ロレアルの若手社員を交えてのQ&A セッション
[画像3: https://prtimes.jp/i/4813/47/resize/d4813-47-871398-2.jpg ]
写真: 日本のこれからの若いリーダー(Future leaders of Japan)にエール!
ジャン-ポール・アゴン/ロレアルグループ会長 兼 最高経営責任者(CEO) 略歴
[画像4: https://prtimes.jp/i/4813/47/resize/d4813-47-966129-3.jpg ]
1956年7月6日、フランス、パリ生まれ。 フランス有数のビジネススクールHEC経営大学院 卒
1978年、ロレアル本社(パリ)に入社以来、ロレアルグループにて、様々な部門や海外の現地法人において多くの要職を歴任する。海外における豊富な経験と実績を有する「国際派」であり、徹底した「現場主義」を貫く。毎年、日本をはじめ、15カ国以上を訪れる。
営業やマーケティングを経験した後、1981年、ロレアル・ギリシャ社長に就任する。その後、「ロレアル パリ」ブランドのトップを経て、1989年、ビオテルム・インターナショナルのトップを務め、1994年、ロレアル・ドイツ社長に就く。1997年には、当時のCEOであるリンゼー・オーエン=ジョーンズの要望により、新体制としてアジアゾーンを確立し、初代ディレクターに就任。アジアにおけるヘアケア事業をはじめ、マスマーケットや百貨店向けの化粧品事業および薬局向け事業を統括する。
2001年10月1日付でロレアル・アメリカ社長に就任し、4年間にわたって、同グループ最大の市場である米国において、事業を成功裡に収める。これまでの実績と経営手腕が高く評価され、2006年4月25日付で、ロレアルグループ5代目の社長兼最高経営責任者に就任する。2011年に会長兼最高経営責任者に就き、現在に至る。2007年1月、アゴンCEO、経営者としての功績を称えられ、仏政府より、レジオン・ド=ヌール勲章のシュバリエ章を受賞。2016年3月、Women's Empowerment Principles(女性のエンパワーメント原則)より、2016年「CEOリーダーシップ賞」を受賞。職場、ビジネス、コミュニティーにおいて女性活躍推進のための施策とコミットメントを評価される。企業倫理と法令順守の最良事例を推進する独立研究センターEthisphere Instituteより、2018年「世界で最も倫理的な企業」に選ばれる。同賞の受賞は9度目となる。
ロレアルグループについて(https://www.loreal.com)
ロレアルグループは、1909年にパリで化学者によって設立され、世界140カ国・地域で事業を展開し、89,300人の従業員を有し、マスマーケット、百貨店、調剤薬局、ドラッグストア、サロンなどすべての流通網において事業を展開している世界最大の化粧品会社です。「ヘレナ ルビンスタイン」「ランコム」「シュウ ウエムラ」「キールズ」「イヴ・サンローラン」「ロレアル パリ」「メイベリン ニューヨーク」など34のブランドをグローバル規模で展開しています。グローバルに展開するリサーチ&イノベーションネットワークを置き、3,870名の研究員が、同社の成長戦略として掲げている新客10億人の獲得を目指して、世界の多様な美のニーズに対応すべく革新的な製品開発を推進しています。
日本ロレアルについて(http://www.nihon-loreal.jp)
1963年から事業を開始し、1996年に日本法人である日本ロレアル株式会社が設立されました。2,500人の従業員を有し、化粧品の輸入、製造、販売、マーケティングを行っています。現在、上記のブランドを含め18のブランドを取り扱っています。1983年にアジア初の研究開発拠点を日本に開設し、現在、日本ロレアル リサーチ&イノベーションセンター(神奈川県川崎市)として、日本をはじめ、アジアの研究開発の戦略的なイノベーション拠点となっています。200名以上の研究者を有し、うち女性研究者は56%を占めています。また、アジアで唯一ラグジュアリ製品の製造拠点を御殿場に置いています。