新たなスタートを切ったASKA、ソロツアーで「ラプソディ」「PRIDE」など奇跡の楽曲を熱唱!
[09/07/15]
提供元:PRTIMES
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1979年、CHAGEと共にチャゲ&飛鳥としてシングル「ひとり咲き」でデビュー。以降も、CHAGE and ASKAとして活動する一方、1991年にはソロシングル「はじまりはいつも雨」がミリオンセラーとなるなど、ソロとしても不動の地位を築いてきたASKA。そして、デビュー30周年を迎えた2009年1月、CHAGE and ASKAは無期限の活動休止を発表する。衝撃が冷めやらぬ中、互いのソロ活動充実の為に選んだそれぞれの道で、ASKAは翌2月には、ニューシングル「あなたが泣くことはない」をリリース。3月からは、台湾公演を含む全26箇所36公演のソロツアー「ASKA CONCERT TOUR 2009 WALK」をスタートさせた。
WOWOWでは、同ツアーから、6月28日に行われた東京・NHKホールでの最終公演の模様を中心に、8月6日(木) 夜 9:00から2時間に凝縮して、ハイビジョンで放送する。
新たなスタートを切った今のASKAだからこそ叶えられた奇跡的なセットリスト。その楽曲の数々を、番組では感動をそのままにお伝えする。
ステージの中心でスポットライトを浴びたASKAの登場に、観客は大きな歓声を上げた。ロックナンバー「Now」で幕を開け、会場もオールスタンディングと手拍子で熱を上げる中、曲は「Hello」「ラプソディ」と続いていく。1988年発売のCHAGE and ASKAのシングル「ラプソディ」を、21年経った今、ASKAが一人で歌っている。ファンにとっては複雑な心境かもしれない。だが、オリジナルとは全く違う大人びたアレンジが新鮮に響く。何よりASKAがこの曲を歌うことを楽しんでいる。最終公演を迎え、「“あっという間”っていうありきたりの言葉しか浮かばないけど、変化しながらここまで辿り着いた。どこまでいけば完成形か分からない。だけど、今日は、完成していない形を残したいと思う」とASKAは語った。
その後、「僕はすっかり」「birth」「Girl」「遊星」、新曲「あなたが泣くことはない」を披露。後半は、CHAGE and ASKAへの想いを込めた「L&R」を軽快に歌い、「RED HILL」「晴天を誉めるなら夕暮れを待て」「月が近づけば少しはましだろう」「けれど空は青〜close friend〜」「PRIDE」を熱唱した。このセットリストは、CHAGE and ASKA活動休止前なら考えられないラインナップだろう。「けれど空は青」では、アウトロが終わる間もなく観客からは拍手が沸き起こり、続くCHAGE and ASKAの名曲「PRIDE」をASKAが歌い終えると、長い拍手が鳴り止まなかった。
「全部、あいつ(CHAGE)が悪い!」と、活動休止について冗談混じりで語り始めるASKA。CHAGEの存在を、「二人で(ステージに)立つとふっと空気が変わる。二人だからできたこと」と頷く。一方で、ASKAは今年51歳。「自分の人生がどんなだったか、何となく見え隠れしてきた」と振り返り、「チャゲアスとしては、正直、ある程度のことをやった気がした。だから、ちょっとの間、俺たち別れようかって。好きなことを思い切りやってみようって。何年後になるか分からないけど、もしまたステージに(CHAGEと)並ぶことがあったら、その時に30周年パーティーやろうね!」と、ファンと約束を交わした。CHAGEの存在の大きさを自覚し、二人の絆が深いからこそ、敢えて、CHAGE and ASKAの曲をラインナップに加えたのだと感じる。
アンコールでは、黒いシルクハットにステッキを持ち、ピンキーとキラーズの「恋の季節」を披露したASKAは、とにかく本ライブを心から楽しんでいた。
ソロで歩み出した本ライブの模様は、8月6日(木) 夜 9:00から2時間に凝縮して、WOWOWでハイビジョン放送される。
▼くわしい放送日程についてはこちら!
http://www.wowow.co.jp/pg/detail/051290001/index.php