7月1日 富士急行線「富士吉田駅」が「富士山駅」として生まれ変わります!
[11/05/24]
提供元:PRTIMES
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富士急行株式会社(本社:山梨県富士吉田市、社長:堀内光一郎)は、
7月1日(金)富士急行線 富士吉田駅の名称を変更し、『富士山駅』が
誕生いたします。
デザイナー水戸岡鋭治氏の全面的なサポートのもと、富士山の玄関口と
して、自然環境に恵まれた「富士山に一番近い鉄道」富士急行線にふさ
わしい健康的で魅力的な公共空間となるよう、駅施設の一部リニューア
ルを実施いたします。
また、富士山観光のアクセスを整備する一環として、富士山五合目登山
バスの運行経路および時刻を原則として富士山駅始発となるよう変更す
るとともに、「吉田口登山道一合目からの登山」に便利な「馬返しバス」
の新規運行を行います。
今後、富士吉田市や商工会議所、地元商店街などの地域と連携し、富士
山駅を起点とした街めぐり散策ルートの整備や、共同イベントの企画な
どにも取り組んでまいります。
記
1.駅施設リニューアルについて
(1)各施設のご紹介
■駅前広場
富士山の玄関口にふさわしいシンボルとして、高さ約7メートル、朱塗
りの大鳥居を設置します。
富士山の神である「木花咲耶姫(コノハナノサクヤヒメ)」を祀る「北
口本宮富士浅間神社」が富士山吉田口登山道の入口にあたっていること
に倣ったものです。
■コンコース・プラットホーム
待合室をコンコースに移設し、新たに四方をガラス張りとした、開放感
あふれるデザインとしました。
プラットホーム上には、電車を待つ間に、ちょうど富士山を正面に仰ぐ
位置で眺望をお楽しみいただけるよう、新たに「展望デッキ(仮称)」
を設置します。
■ターミナルビル
駅周辺では最も高い建物である6階建てターミナルビルの屋上部分には、
ウッドデッキにベンチやテーブル、緑の植栽を配した「屋上展望テラス
(仮称)」を設置します。左右に大きく裾野を広げた秀麗な富士山の姿
を、遮るものなく正面に望むことができます。
■サイン類
富士山の自然環境との調和を意識し、各施設リニューアルにあたっては、
「木」を多用した意匠となっており、サイン類についても、深いブラウ
ンを基調としたものに統一いたします。
また、外国からのお客様がご利用しやすいよう、コンコースの列車出発
案内表示板および自動券売機については液晶ディスプレイ方式による英
語・中文簡体字・韓国語・日本語の4か国語に対応した装置を3月より
先行して導入済みです。また、プラットホーム上の駅名看板についても
同様に4か国語対応となります。
■ショップ・フードコート
「富士山周辺の恵みを集めた市場(マルシェ)」をイメージとして、富
士山周辺の名産品を集めたショップを、コンコース付近に新たに設置い
たします。
また、ターミナルビル地下1Fの既存フードコートのメニュー構成を見
直し、地元名物「吉田のうどん」をはじめとした富士山麓の名物グルメ
を集めてご提供します。地元市町村発行の観光情報資料などを提供する
情報発信スペースも併設いたします。
(2)水戸岡鋭治氏について
ドーンデザイン研究所主宰。
JR九州の新幹線「つばめ」や特急列車、博多駅ビル屋上「つばめの杜
ひろば」、和歌山電鉄貴志川線の「たま電車」などのデザインを手がけ
られた日本屈指のデザイナーです。
これまで水戸岡氏に手掛けて頂いた、当社施設・車両は以下の通りです。
■富士急行線「富士登山電車」ならびに下吉田駅
■身延山ロープウェイ
■オープン型観光バス「KABA BUS(カバ バス)」
■水陸両用バス「YAMANAKAKO NO KABA(ヤマナカコ ノ カバ)」
(3)リニューアルに係る総工費
2億円(概算)
2.バス運行経路・時刻変更について
(1)富士山五合目(富士スバルライン五合目)行き登山バス
富士山駅始発を新設いたしました。(一部河口湖駅始発となります。)
また、河口湖温泉宿泊客の利便性を鑑み、五合目からの復路は全便河
口湖駅行きとなります。(一部富士山駅行きとなります。)
(2)馬返しバス
富士山に山岳信仰の対象として登る、いにしえの「富士講」に倣い、
近年静かな人気を呼んでいる一合目からの富士登山に便利なバスと
して、7月16日(土)より新規に運行を開始します。
富士山吉田口登山道一合目手前にあたる「馬返し」へはもちろん、
北口本宮富士浅間神社や中の茶屋など、登山道沿いの名所散策にも、
便利にご利用いただけます。
(3)バス時刻・路線についてお客様からのお問合せ先
富士急山梨バス株式会社 0555-72-6877
DESIGNED & ILLUSTRATED BY EIJI MITOOKA + DON DESIGN ASSOCIATES