国によって異なるセキュリティの脅威認識
[10/09/09]
提供元:PRTIMES
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エフセキュアがグローバルで行った、オンラインの脅威に関する意識調査フィンランド、ヘルシンキ発 ―2010年9月8日:
エフセキュア・コーポレーション (本社: ヘルシンキ、フィンランド) が、フィンランド、ドイツ、マレーシア、ポーランド、スウェーデン、イギリス、およびアメリカ合衆国の7カ国で行った、オンラインの脅威に関する意識調査 (※1) では、脅威に対する認識に国際的な違いがあることが浮き彫りになりました。
オンライン上でのプライバシーやデータセキュリティに関する設問では、ドイツでは77%が、マレーシアでは73%の回答者が個人情報の漏洩などのプライバシーの問題をオンライン セキュリティの脅威のひとつとして捉えていると回答しました。これに対して、スウェーデンでは42%、フィンランドでは36%という結果となりました。つまり、スウェーデン人やフィンランド人は、個人情報の管理に自信があり、既に対策を講じていると推測されます。
アンチウイルスソフトなどのセキュリティ対策によって、マルウェアの感染は免れたものの、過去12カ月の間にマルウェアに遭遇したことがあると回答したのは、調査対象国の7カ国の全回答者の49%にも上りました。中でもポーランドでは、70%の回答者が過去12カ月の間にマルウェアに遭遇したと回答しました。続くフィンランドでは60%、マレーシアでは54%となり、最下位はドイツの32%でした。さらに、ポーランドの14%とマレーシアの11%の回答者は、アンチウイルスソフトなどのセキュリティ対策をしていなかったことから、マルウェアに感染した経験があるということが明らかになりました。
エフセキュアのセキュリティ研究所でセキュリティアドバイザーを務めるショーン・サリバンは、「ドイツ人は、比較的脅威レベルが低いリスクに対しても過剰なほどの警戒をする傾向にあります。」と指摘しており、「ネットサーフィンの際に注意深くなるのは良いことですが、慎重になり過ぎるのも考えものです。脅威を良く理解し、適切なセキュリティ対策を講じれば、セキュリティレベルを保ちながらインターネットの利便性を享受することができます。」と括っていいます。
■ 国際的な意識の違い ■
エフセキュアが行ったこの意識調査では、未だに世界中の多くの人がオンライン上のセキュリティに自信がないことがわかりました。例えば、スウェーデン (38%) 、アメリカ合衆国 (34%)、イギリス (33%)、ドイツ (32%) の回答者は、自分のコンピュータがマルウェアに感染したかどうか、わからないと答えました。
また、特定のマルウェアに対する関心も国によって大きな違いがありました。調査対象国の7カ国中で、ドライブバイダウンロード (サイトを閲覧した際にユーザの許可なしに有害なプログラムをダウンロードさせる攻撃方法) に対して最も警戒心が高かった国は、ドイツ (65%) とマレーシア (59%)で、フィンランド (22%)と比較すると、国による意識の違いが顕著に表れました。またSEOポイズニング (検索結果を悪用してユーザをマルウェアに感染したウェブサイトに誘導する攻撃方法) においてもドイツ (62%)に続いて、イギリス (41%)が強い警戒心を示しました。
調査結果によると、アメリカ合衆国で最も一般的なサイバー犯罪はクレジットカードの個人情報を狙うもので、32%の回答者がクレジットカードに関する犯罪に巻き込まれた経験がある、或いは経験者を知っていると答えました。ポーランド (11%) とフィンランド (12%) での同脅威は比較的低いものの、マレーシア (27%) とイギリス (27%) がアメリカ合衆国に続いて被害者が多いことがわかりました。
■ セキュリティ用語がわからない人が多数 ■
対象国の7カ国中の平均7%の回答者は、”マルウェア” が何であるかを知らないと回答しており、その中でも群を抜いているのがイギリス (12%) とアメリカ合衆国 (12%) に続き、マレーシア (9%) でした。中でもアメリカ合衆国 (29%) とイギリス (28%) の回答者は、”SEOポイズニング” という言葉を知らないと回答しました。コンピュータがマルウェアに感染した様に見せかけることで、偽アンチウイルスソフトや偽の修復ソフトをユーザに購入させる、”ランサムウェア” や ”ローグウェア” という言葉は、スウェーデンとポーランドで理解されていたものの、ほかの5カ国ではほとんど知られていなかったことが明らかになりました。
■ 無料のオンラインツール ■
エフセキュアが、提供している無料のオンラインツールは、コンピュータが保護されているか否かをチェックするために便利です。たとえば「エフセキュア ヘルスチェック」は、最新のセキュリティ アプリケーションがインストールされていることをチェックし、インストールされているソフトウェアの脆弱性を検出します。
http://www.f-secure.com/ja_JP/security/security-center/health-check/
安全で快適なインターネットライフを過ごして頂く為に、最新のセキュリティ ソリューション「エフセキュア インターネット セキュリティ」および「エフセキュア アンチウイルス」の無料体験版をぜひお試しください。
http://www.f-secure.com/ja_JP/downloads/trial-versions/home-office/
※ この調査は、エフセキュア・コーポレーションが第3者機関のZoomerangを通して2010年5月に、アメリカ、ドイツ、イギリス、フィンランド、ス ウェーデン、ポーランド、マレーシアの7カ国で行ったもので、200名ずつ計1450名を対象にインターネットで集計したものをまとめたものです。
*エフセキュアの社名、ロゴ、製品名はF-Secure Corporationの登録商標です。
*本文中に記載された会社名、製品名は各社の商標または登録商標です。
エフセキュア・コーポレーション (本社: ヘルシンキ、フィンランド) が、フィンランド、ドイツ、マレーシア、ポーランド、スウェーデン、イギリス、およびアメリカ合衆国の7カ国で行った、オンラインの脅威に関する意識調査 (※1) では、脅威に対する認識に国際的な違いがあることが浮き彫りになりました。
オンライン上でのプライバシーやデータセキュリティに関する設問では、ドイツでは77%が、マレーシアでは73%の回答者が個人情報の漏洩などのプライバシーの問題をオンライン セキュリティの脅威のひとつとして捉えていると回答しました。これに対して、スウェーデンでは42%、フィンランドでは36%という結果となりました。つまり、スウェーデン人やフィンランド人は、個人情報の管理に自信があり、既に対策を講じていると推測されます。
アンチウイルスソフトなどのセキュリティ対策によって、マルウェアの感染は免れたものの、過去12カ月の間にマルウェアに遭遇したことがあると回答したのは、調査対象国の7カ国の全回答者の49%にも上りました。中でもポーランドでは、70%の回答者が過去12カ月の間にマルウェアに遭遇したと回答しました。続くフィンランドでは60%、マレーシアでは54%となり、最下位はドイツの32%でした。さらに、ポーランドの14%とマレーシアの11%の回答者は、アンチウイルスソフトなどのセキュリティ対策をしていなかったことから、マルウェアに感染した経験があるということが明らかになりました。
エフセキュアのセキュリティ研究所でセキュリティアドバイザーを務めるショーン・サリバンは、「ドイツ人は、比較的脅威レベルが低いリスクに対しても過剰なほどの警戒をする傾向にあります。」と指摘しており、「ネットサーフィンの際に注意深くなるのは良いことですが、慎重になり過ぎるのも考えものです。脅威を良く理解し、適切なセキュリティ対策を講じれば、セキュリティレベルを保ちながらインターネットの利便性を享受することができます。」と括っていいます。
■ 国際的な意識の違い ■
エフセキュアが行ったこの意識調査では、未だに世界中の多くの人がオンライン上のセキュリティに自信がないことがわかりました。例えば、スウェーデン (38%) 、アメリカ合衆国 (34%)、イギリス (33%)、ドイツ (32%) の回答者は、自分のコンピュータがマルウェアに感染したかどうか、わからないと答えました。
また、特定のマルウェアに対する関心も国によって大きな違いがありました。調査対象国の7カ国中で、ドライブバイダウンロード (サイトを閲覧した際にユーザの許可なしに有害なプログラムをダウンロードさせる攻撃方法) に対して最も警戒心が高かった国は、ドイツ (65%) とマレーシア (59%)で、フィンランド (22%)と比較すると、国による意識の違いが顕著に表れました。またSEOポイズニング (検索結果を悪用してユーザをマルウェアに感染したウェブサイトに誘導する攻撃方法) においてもドイツ (62%)に続いて、イギリス (41%)が強い警戒心を示しました。
調査結果によると、アメリカ合衆国で最も一般的なサイバー犯罪はクレジットカードの個人情報を狙うもので、32%の回答者がクレジットカードに関する犯罪に巻き込まれた経験がある、或いは経験者を知っていると答えました。ポーランド (11%) とフィンランド (12%) での同脅威は比較的低いものの、マレーシア (27%) とイギリス (27%) がアメリカ合衆国に続いて被害者が多いことがわかりました。
■ セキュリティ用語がわからない人が多数 ■
対象国の7カ国中の平均7%の回答者は、”マルウェア” が何であるかを知らないと回答しており、その中でも群を抜いているのがイギリス (12%) とアメリカ合衆国 (12%) に続き、マレーシア (9%) でした。中でもアメリカ合衆国 (29%) とイギリス (28%) の回答者は、”SEOポイズニング” という言葉を知らないと回答しました。コンピュータがマルウェアに感染した様に見せかけることで、偽アンチウイルスソフトや偽の修復ソフトをユーザに購入させる、”ランサムウェア” や ”ローグウェア” という言葉は、スウェーデンとポーランドで理解されていたものの、ほかの5カ国ではほとんど知られていなかったことが明らかになりました。
■ 無料のオンラインツール ■
エフセキュアが、提供している無料のオンラインツールは、コンピュータが保護されているか否かをチェックするために便利です。たとえば「エフセキュア ヘルスチェック」は、最新のセキュリティ アプリケーションがインストールされていることをチェックし、インストールされているソフトウェアの脆弱性を検出します。
http://www.f-secure.com/ja_JP/security/security-center/health-check/
安全で快適なインターネットライフを過ごして頂く為に、最新のセキュリティ ソリューション「エフセキュア インターネット セキュリティ」および「エフセキュア アンチウイルス」の無料体験版をぜひお試しください。
http://www.f-secure.com/ja_JP/downloads/trial-versions/home-office/
※ この調査は、エフセキュア・コーポレーションが第3者機関のZoomerangを通して2010年5月に、アメリカ、ドイツ、イギリス、フィンランド、ス ウェーデン、ポーランド、マレーシアの7カ国で行ったもので、200名ずつ計1450名を対象にインターネットで集計したものをまとめたものです。
*エフセキュアの社名、ロゴ、製品名はF-Secure Corporationの登録商標です。
*本文中に記載された会社名、製品名は各社の商標または登録商標です。