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ペッツファーストグループ マンスリーペットレポート 2024年9月度




"Pets always come first”を理念に掲げるペッツファーストホールディングス株式会社(本社:東京都目?区、代表?正宗 伸麻)は、傘下のペットショップ「P?s-first」の 2024年9月度における流通過程の重要指標をご報告いたします。

[画像1: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/64020/52/64020-52-cd06064f693b46fd0da42e995b28f3e5-1890x1308.png?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]



■2024年9月度の流通過程における重要数値の結果報告
2024 年9月1日から9月30日までにペッツファーストグループが取り扱ったペット、すなわち契約ブリーダーから引き受けたペットの頭数が1,748頭、P?s-firstでのご契約数は1,652頭、里親譲渡数が8頭、ご解約数が16頭です。

一方、病気や疾患などが発見され、当社内メディカルセンターやペッツファースト動物病院内等で治療を施したものの、残念ながら発生した死亡事故数は9頭、店舗内等においての死亡事故数は5頭、ペットケア&アダプションセンター日光内での死亡事故数は 0頭でした。全体の死亡事故数は14頭、死亡率として0.80%でした。

2024年9月末時点においてペットケア&アダプションセンター日光には 52頭が生活し、主に治療を終えた、または回復期にある51頭が里親を募集中であり、1頭は終生飼養を行う予定です。

2024年9月度において、ペッツファーストグループで取り扱ったペットのうち、いわゆる売れ残りや行き先が分からないペットは一頭も存在しません。


■2024年9月度におけるペットの死亡事故と対策
2024年9月の死亡事故数は14頭(前月比+4頭)、死亡率は0.8%(前月比+0.18%)でした。なお、死亡原因の内訳は、呼吸器疾患4頭、感染症3頭、消化器疾患2頭、糖尿病や神経疾患などその他の原因による死亡が5頭でした。*1

ペッツファーストグループは経営理念に沿い、“ペットの死亡事故ゼロ”を目指して当社獣医師を中心に「死亡事故ゼロプロジェクト」を社内で運営し、社内の病気の発生や死亡原因を獣医学に基づき分析して再発防止に向けての対策を講じています。

9月度は、前月より死亡事故数・死亡率ともに、残念ながら増加する結果となりました。死亡事故の増加の原因や治療の結果、回復したペットに対して実施した検査や治療法をペッツファースト動物病院で定期的に実施している症例検討会にて改めて分析し、体調不良のペットの早期発見・早期治療に努めてまいります。

また、これから気温が低下することにより、呼吸器疾患や消化器疾患を含めた感染症の増加が予想されます。そのため、感染症の発生や拡大を防止することを目的に消毒方法の見直しを実施し、社内マニュアルの改訂も実施いたしました。新たな対策を検討、実施することにより、引き続き“ペットの死亡事故ゼロ”を目指してまいります。

*1:前月度のマンスリーペットレポート

■マンスリーペットレポート内「ブリーダーとの取引」に関する詳細紹介

[画像2: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/64020/52/64020-52-9ca58357e12b32730f0351d7616be72b-936x622.png?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]



より当社のマンスリーペットレポートについてご理解いただくために、今月からは数値や拠点の一部を深掘りしてご紹介いたします。今回は、『契約ブリーダーとの取引』について詳細を説明します。

【契約ブリーダーとの取引過程】
当社は、ペットの健康維持とコンプライアンス徹底のために、2022年6月以降、ペットオークション等の第三者を介さず、契約ブリーダーと直接取引を行っています。

担当者がブリーダーを訪問し、動物愛護管理法の遵守状況、親犬猫を含むペットの健康状態、飼育環境などをチェックし、健全なブリーディングが行われているかを確認しています。また、交配や出産、離乳の状況についてもブリーダーから随時確認し、取引時には獣医師監修の研修を受けた担当者が、一頭一頭の健康チェックを行っています。

9月には当社の基準を満たした1,748頭のペットを全国の203名のブリーダーから受け入れました。内訳は、犬が1,288頭、猫が460頭です。


【生後60日齢以上への取引基準引き上げ 9月度進捗報告】
さらに、ペットの心身の健康を守ることを目的として、またペット業界の日齢偽装問題へ対する対策として、当社で取引するペットの取引日齢を、来年2 月末までに法令で定められた生後57日齢以上から 60 日齢以上へ段階的に引き上げることを 本年4月23日のニュースレターで発表しました。*2

当社取引内における生後60日齢以上の割合は、取り組み開始以前の本年3月度時点では15.9%であったのに対し、9月度は76.3%へ大きく増加しました。今後もこの取り組みを続け、2025年2月末までには、子犬猫ともに生後60日齢以上の取引割合を100%とする予定です。

[画像3: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/64020/52/64020-52-bcd9faabbbe0bfdcdc5aaa06d124ea70-2228x1206.png?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]


なお、取引日齢基準を当社が自主的に引き上げる理由や、健康管理とコンプライアンス徹底のための体制については、本年9月7日のニュースレターで詳細をご覧いただけます。*3


*2:2024年4月23日発行ニュースリリース
ペット販売の生後8週齢(56日齢)規制に対する私たちの考え方〜生後60日齢での取引基準への引き上げに関するお知らせ〜

*3:2024年9月7日発行ニュースリリース
ペット業界におけるペットオークションやブリーダーなどの日齢偽装問題への対策〜「生後 60 日齢以上への取引基準引き上げ」に関する進捗報告 2024年6月度〜


【健全なブリーディングをサポートする取り組み】
当社では、ブリーダーと直接対話し情報共有やアドバイスを行ことで、健全なブリーディング活動を支援しています。また、当社で重篤な疾患や遺伝性疾患が確認された場合は、該当のブリーダーに随時情報を共有し、改善を促しています。9月には39件のフィードバックを行い、それに基づいて各ブリーダーが再発防止策を講じています。

今後もあるべき健全なペットショップを目指し、契約ブリーダーと共に、ペットの健康を守るための取り組みを続けてまいります。


■2024年9月度のペットの治療と、回復したペットの行方
死亡事故ゼロの実現には、疾病の予防だけでなく、疾病を患ってしまったペットの命を獣医療によって救うことも不可欠です。そのような場合、当グループでは、ウェルネス管理センターとペッツファースト動物病院で治療を行い、9月度には18頭のペットの健康が回復いたしました。治療後に回復したペットの一例を下記にご紹介します。


【肺炎/福岡ウェルネス管理センターにて治療】

[画像4: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/64020/52/64020-52-318cf08b124cd9042f9986b207755daa-679x774.jpg?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]
福岡ウェルネス管理センター 坂井 綾 獣医師


店舗にて複数回嘔吐、元気消失、発熱のため近医受診。
胃腸炎疑いで皮下補液や制吐剤の注射をしてもらうも改善せず、夕方福岡ウェルネス管理センター到着時、ぐったりしていたため急いで酸素室を準備し、レントゲン撮影したところ、肺野がかなり白くなっており、肺炎としてそのまま預かって治療することになりました。

ICUにて静脈点滴を開始し、2種類の抗生物質で治療を開始しましたが、数日後に結果が出た培養感受性検査にて2種類の抗生物質のどちらも効いていないことが判明しました。急遽抗生物質を効果のあるものに変更したところ、徐々に症状が改善。レントゲンにて肺の状態も良化していたため、再度店舗に復帰し、現在は元気で家族を探しています。

約2週間の治療に耐えた頑張り屋さんですので、1日でも早く優しいご家族が決まることを願っています。

[画像5: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/64020/52/64020-52-5c8c12cb96791ac96226dc581cbc9989-973x834.jpg?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]
入院当時のマルチーズミックス。現在は店舗で家族を探しています。



当グループでは病気の予防と獣医療によってペットの命を守り、私たちが受け入れたすべてのペットの家族を見つけて幸せなペットライフを送れるよう、今後も改善を続けてまいります。同時に、情報を開示し続けることによって、あるべき健全なペットショップ運営を行います。
■会社案内
【会社名】ペッツファーストホールディングス株式会社
【所在地】〒153-0063東京都目黒区目黒1-24-12 オリックス目黒ビル9F
【資本金】1億円
【代表者】代表取締役社長CEO 正宗伸麻
【従業員数】1,251名(うち獣医師61名 愛玩動物看護師55名※業務委託含む)2024年9月末時点
●公益財団法人日本補助犬協会と連携し13頭の聴導犬と1頭の介助犬を育成しユーザーへ提供
●動物病院URL(https://pfirst-ah.jp/
●ニュースレターアーカイブページ(https://www.pfirst.jp/newsletter.html

<本掲載関連記事>
・vol.1 ペットの命を守るための取り組み〜売れ残ったペットはどうなるのか
・vol.3 ペッツファースト初の医療センター「ペッツファースト動物病院 代官山高度医療センター」を開院
・vol.4 「ペッツファースト動物病院 福岡大野城医院」開院〜なぜ動物病院を拡大するのか〜
・vol.5 第1回譲渡会を開催〜なぜペットケア&アダプションセンター日光を開業したのか〜
・vol.6 私たち動物病院グループの高度医療への取り組み
・vol.7 日本獣医生命科学大学との猫の難病FIPの共同研究の取り組み〜不治の病を治る病気へ〜
・vol.8 ペットの遺伝子病対策の取り組み〜重篤な遺伝子病で苦しむペットを生み出さないために〜
・vol.9 2023年マンスリーペットレポ―ト総括〜売れ残りを一頭も出さない、病気や死亡事故根絶のための取り組み〜
・vol.10ペット販売の生後8週齢(56日齢)規制に対する私たちの考え方〜生後60日齢での取引基準への引き上げに関するお知らせ〜
・vol.11ペット業界におけるペットオークションやブリーダーなどの日齢偽装問題への対策〜「生後60日齢以上への取引基準引き上げ」に関する進捗報告〜
・vol12 すべてのペットが幸せな生涯を送るための取り組み〜いわゆる衝動買いや飼い主を失うペットをゼロにするために〜


●マンスリーペットレポート (https://www.pfirst.jp/protected_monthlyreport.html

■お問い合わせ先
【本掲載内容について】
ペッツファースト株式会社 広報部
電話番号 03-6417-3503/E-mail pr@pfirst.jp
担当者 粕谷・西河・小野




[画像6: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/64020/52/64020-52-2d159e84b0ed343e22bb5e7670541e9e-1200x630.png?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]

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