OTBグループ、サステナビリティレポート2023を発表
[24/05/01]
提供元:PRTIMES
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当グループにおけるサステナビリティ戦略の主要テーマは、OTBファウンデーションを通したサプライチェーンへの支援、環境に及ぼす影響低減および社会的責任
●C.A.S.H.プロジェクトとドキュメンタリーシリーズ「M.A.D.E.」を通じ、サプライチェーンを構成するイタリア企業への支援
●OTB社内業務に使用する電力の再生可能エネルギー利用率をヨーロッパで99%、全世界で56%達成
●グループに属するブランドのコレクションにおける、環境負荷の低い素材の使用を推進
●OTBファウンデーションは350以上の社会振興プロジェクトに参加、全世界35万人以上の生活に直接的な影響を付与
Diesel、Jil Sander、Maison Margiela、Marni、Viktor&Rolf、Staff International、Brave Kidなどのブランドと会社を傘下に持ち、Amiriにも出資する国際的なファッション&ラグジュアリーグループ、OTBは第3回サステナビリティレポートを発表いたしました。この報告書は環境、社会、ガバナンスの持続可能性という観点から、2023年における当グループの歩みと成果を測定するために実施されたモニタリングと報告のプロセスをまとめたものです。
グループのサステナビリティ戦略は、引き続き「the New Fashion System」、「Protecting our Planet」、「Brave Together」の3本の柱を中心に進めてまいります。
[動画: https://www.youtube.com/watch?v=-7q84mD7V-o ]
The New Fashion System
当グループとそのブランド、各サプライ拠点では、環境負荷の低減、循環性、製品の耐久性を最優先とするソリューションを使用し、責任ある素材や加工法の採用促進に尽力しています。この観点に基づき、OTBグループは、環境および動物福祉基準に準拠した認証資材の使用に努めており、これらの資材は2023年の購入総額のおよそ17%に到達しました。「The Fashion Pact」のメンバーとして、OTBは同割合を2025年末までに25%まで伸ばすことを目標に掲げています。当グループの各ブランドはこの目標に沿った取り組みをしており、その一例としてDieselはデニムコレクションの50%以上にオーガニックコットン、リサイクルコットン、リジェネラティブコットンを使用しています。
また、OTBは高度な偽造品対策の開発に多大な資本を投入しています。これは消費者保護を確保し、ブランドの品位を守るためにOTBの戦略上、重要な取り組みです。2023年には、偽造品を販売する約860件のウェブサイトを監視、113,000件以上の広告を報告、そのうち約90,000件が削除されました。
これと並行して、OTBは自社製品の確かな真正性を保証するためのITソリューションを導入し継続的に使用しています。AURA BLOCKCHAIN CONSORTIUM創設メンバーの協力体制の一環として、2023年、当グループはMarni、Maison Margiela、Jil Sanderの58万点以上の商品に、ブロックチェーン・プラットフォーム上の安全で経時変化せず、破壊不可能な方法で暗号化したデジタル鑑定書を付与し、最終消費者がスマートフォンでいつでもアクセスできるようにしました。その結果、暗号識別された製品は前年比で約200%増加し、当グループのラグジュアリーセグメントにおけるデジタル鑑定書付きの製品は合計で80万点以上となりました。
またサプライチェーンへの関与や協力は、OTBのサステナブル(持続可能)モデルを構築するための要となっています。これは、当グループのバリューチェーンを構成する1,470社のサプライヤーの成長と発展を支援するプロジェクトに繋がり、このサプライヤーの78%はイタリアに本社を有しており(2022年比7%増)、ラグジュアリーセグメントでその割合は85%にも及んでいます(2022年比5%増)。
メイド・イン・イタリーの価値を強化し、パートナーとの信頼関係をますます強固なものにするというグループの絶え間ないコミットメントの表れとして、OTBは2023年にドキュメンタリーシリーズ「M.A.D.E.- Made in Italy, Made Perfectly」をリリースし、美しく精巧なイタリア製品の裏方で働くアルチザン(職人)とその独自の優れた技能を紹介し、光を当てました。
ファッションとラグジュアリー産業のサプライチェーンを強化するイニシアティブの一つであるC.A.S.H.プロジェクト(Credito Agevolato - Suppliers’ Help:有利な条件でのクレジット―サプライヤーへの支援)は、10周年を迎えました。このプロジェクトでは、OTBが保証人となり、サプライヤーが金融機関を介して、OTBに対する売掛金を有利な条件による事前回収が可能になります。2023年のプログラムには、当グループの最も戦略的なサプライヤー65社が参加し、売掛金の90%をこの方法で受け取りました。このプロジェクトを開始して以来、支払い総額は約5億5千万ユーロに達し、ますます拡大するOTBのサプライチェーンへの支援が有効であることを実証しています。
また、当グループはStaff Internationalの「職業学校」への投資を続けています。開設3年目を迎えたこの学校は、40年以上にわたって受け継がれてきたメイド・イン・イタリーのラグジュアリー製品を担うクラフツマンシップとその技術を保全し、次世代へ継承することを目指しています。プロジェクト開始以来、参加者の90%以上が研修コース終了時にグループ企業に就職しています。
Protecting our Planet
地球環境の保護と気候変動対策は、世界の最優先課題の一つです。この目標を効果的に達成するために、OTBは環境負荷の低減に関する目標の検証をScience Based Target initiative(SBTi:科学的根拠に基づく(二酸化炭素排出量削減)目標設定イニシアティブ)から受けました。特に昨年は2019年(SBTiの基準年)と比較して直接排出量の19.2%減(スコープ 1 およびスコープ 2 市場ベース)を達成しています。
また、当グループでは全世界の社内業務で使用する電力の56%が再生可能エネルギー由来であり、欧州ではその割合は99%に達しました。
The Fashion Pactの構成員として、OTBグループはファッション業界全体で環境に与える影響(フットプリント)を抑制し、サプライチェーン全体で循環型モデルを推進する取り組みを続けています。このビジョンに忠実に、イタリア・ファッション商工会議所(Camera Nazionale della Moda Italiana)の調整のもと、他の大手ファッション・ラグジュアリー企業とともに、寿命を迎えた繊維製品の管理と、リサイクルの画期的なソリューションを促進することを目的としたConsorzio Re.Creaの設立に努めてきました。
Brave Together
OTBグループのビジョンの中心は、「人」です。2023年新しい人材管理戦略を策定し、インクルージョンと多様性、そして実績評価を奨励する公正な方針を通じて、その人ならではの能力を活かすことを目標に定めました。
この分野での最も重要な成果として挙げられるのは、管理職に占める女性の割合が約54%に達していることと、OTBとDieselで男女平等証明書を取得したことです。
最後に、当グループの非営利団体であるOTBファウンデーションは、イタリアをはじめ世界中で活動を続け、緊急事態に迅速かつ具体的に行動し、機会均等の保証により持続可能な方法で人々の生活を改善しています。2006年の設立以来、当ファウンデーションは350以上の社会開発プロジェクトに出資し、約35万人の生活の向上に寄与しています。2023年には、移民の社会経済的統合を目的としたジョブ・クリニックをはじめとする就職紹介プロジェクトや、経済的に困難な状況にある家庭を支援するエンポリ・ソリダーリの活動を継続しました。また、トルコの地震やエミリア・ロマーニャ州の洪水といった大規模な緊急事態にも迅速に対応しています。OTBファウンデーションのコミットメントのもうひとつの柱は、女性のエンパワーメントです。2023年、財団は「ブレイブ・ウイメン・アワーズ(勇敢な女性賞)」プロジェクトを拡大し、イタリアの有名大学に在籍する優秀な女子学生に57の奨学金を支援することで、イタリアの行政や企業における将来の女性リーダーを生み出すことを目標に掲げています。女性への支援は、暴力の被害者まで範囲を広げ、心理カウンセリングや法律サポートを提供する「マイ・ピウ(もう2度と)」サービスや、DV被害者とその子どもたちのためのシェルターの開設にまで及びます。
「持続可能性に必要なのは、何よりもまず、心の持ち様です。これが私の信念であり、OTBで一緒に働く人たちと日々共有しているビジョンです。私たちのコミットメントには、当グループのすべてのブランドと会社が関わっています。それぞれが独自性を発揮して、具体的な成果に貢献しているのです」と述べるのは、OTBグループ創設者のレンツォ・ロッソ会長。「2023年は画期的な年でした。環境保護の観点から、排出量をさらに削減し、環境負荷の少ない素材をこれまで以上に使用し、ヨーロッパではエネルギーのぼぼ100%を再生可能資源から調達しました。今年はまた、C.A.S.H.プロジェクト(Credito Agevolato - Suppliers’ Help:有利な条件でのクレジット―サプライヤーへの支援)は10周年を迎え、この記念すべき年を祝して、私たちはドキュメンタリーシリーズ「M.A.D.E., Made in Italy, Made Perfectly」をリリースし、美しく精巧なイタリア製品を陰で支えるアルチザン(職人)や彼ら独自の優れた技術を讃えるプロジェクトを打ち立てました。私は、チームワークと業界全体とのコミットメントの共有によってのみ、本当の変化をもたらすと確信しています。AURA Blockchain Consortium、The Fashion Pact、Re.Creaで当社が担う役割を通じて、他の業界関係者と重要な目標を共有し、関与を深めているのはそのためです。これらはすべて、設立以来35万人以上の援助が必要な人々を支援してきたOTBファウンデーションのたゆまぬ努力の賜物であり、私たちが生み出した価値の一部を最も必要としている人々に還元することを常に念頭において実施されています。企業は従業員、環境、そしてお客様に対して大きな責任を負っており、毎日努力を重ねることでのみ、より大きな目標を達成することができるのです」
サステナビリティ・レポートは、OTBグループの新しいコーポレート・ウェブサイトに掲載されており、参照が可能です。このウェブサイトは、レイアウトとコンテンツを一新し、OTBの歴史を紹介するとともに、「人」、サステナビリティ、およびグループの成長の中核をなすあらゆる側面に焦点を当てています。
同サイトは以下のリンクから閲覧可能です。www.otb.net
[画像: https://prtimes.jp/i/46849/53/resize/d46849-53-e168a7a30bda1be04251-0.jpg ]
OTBグループ
OTBは、Diesel、Jil Sander、Maison Margiela、Marni、Viktor&Rolfからなる、アイコニックで反慣習的なブランドを展開する国際ファッショングループです。OTBはまた、Staff InternationalとBrave Kidの親会社でもあり、アメリカのブランドAmiriの株式も保有しています。OTBは、「Only The Brave」の頭文字をとり、ファッションとスタイルの境界を越え、国際的な才能の創造性を支援し、創業者兼会長であるRenzo Rosso(レンツォ・ロッソ)の革新的精神と、妥協しない勇気を余すことなく表現することを信念としています。全世界で7,000人以上の従業員を抱える同グループは、消費者を中心に据えたデジタルアプローチ、技術を活用した持続可能なビジネスの創造に具体的かつ長期的な取り組み、OTBファウンデーションを通じた社会問題への強い関心を基盤としています。
●C.A.S.H.プロジェクトとドキュメンタリーシリーズ「M.A.D.E.」を通じ、サプライチェーンを構成するイタリア企業への支援
●OTB社内業務に使用する電力の再生可能エネルギー利用率をヨーロッパで99%、全世界で56%達成
●グループに属するブランドのコレクションにおける、環境負荷の低い素材の使用を推進
●OTBファウンデーションは350以上の社会振興プロジェクトに参加、全世界35万人以上の生活に直接的な影響を付与
Diesel、Jil Sander、Maison Margiela、Marni、Viktor&Rolf、Staff International、Brave Kidなどのブランドと会社を傘下に持ち、Amiriにも出資する国際的なファッション&ラグジュアリーグループ、OTBは第3回サステナビリティレポートを発表いたしました。この報告書は環境、社会、ガバナンスの持続可能性という観点から、2023年における当グループの歩みと成果を測定するために実施されたモニタリングと報告のプロセスをまとめたものです。
グループのサステナビリティ戦略は、引き続き「the New Fashion System」、「Protecting our Planet」、「Brave Together」の3本の柱を中心に進めてまいります。
[動画: https://www.youtube.com/watch?v=-7q84mD7V-o ]
The New Fashion System
当グループとそのブランド、各サプライ拠点では、環境負荷の低減、循環性、製品の耐久性を最優先とするソリューションを使用し、責任ある素材や加工法の採用促進に尽力しています。この観点に基づき、OTBグループは、環境および動物福祉基準に準拠した認証資材の使用に努めており、これらの資材は2023年の購入総額のおよそ17%に到達しました。「The Fashion Pact」のメンバーとして、OTBは同割合を2025年末までに25%まで伸ばすことを目標に掲げています。当グループの各ブランドはこの目標に沿った取り組みをしており、その一例としてDieselはデニムコレクションの50%以上にオーガニックコットン、リサイクルコットン、リジェネラティブコットンを使用しています。
また、OTBは高度な偽造品対策の開発に多大な資本を投入しています。これは消費者保護を確保し、ブランドの品位を守るためにOTBの戦略上、重要な取り組みです。2023年には、偽造品を販売する約860件のウェブサイトを監視、113,000件以上の広告を報告、そのうち約90,000件が削除されました。
これと並行して、OTBは自社製品の確かな真正性を保証するためのITソリューションを導入し継続的に使用しています。AURA BLOCKCHAIN CONSORTIUM創設メンバーの協力体制の一環として、2023年、当グループはMarni、Maison Margiela、Jil Sanderの58万点以上の商品に、ブロックチェーン・プラットフォーム上の安全で経時変化せず、破壊不可能な方法で暗号化したデジタル鑑定書を付与し、最終消費者がスマートフォンでいつでもアクセスできるようにしました。その結果、暗号識別された製品は前年比で約200%増加し、当グループのラグジュアリーセグメントにおけるデジタル鑑定書付きの製品は合計で80万点以上となりました。
またサプライチェーンへの関与や協力は、OTBのサステナブル(持続可能)モデルを構築するための要となっています。これは、当グループのバリューチェーンを構成する1,470社のサプライヤーの成長と発展を支援するプロジェクトに繋がり、このサプライヤーの78%はイタリアに本社を有しており(2022年比7%増)、ラグジュアリーセグメントでその割合は85%にも及んでいます(2022年比5%増)。
メイド・イン・イタリーの価値を強化し、パートナーとの信頼関係をますます強固なものにするというグループの絶え間ないコミットメントの表れとして、OTBは2023年にドキュメンタリーシリーズ「M.A.D.E.- Made in Italy, Made Perfectly」をリリースし、美しく精巧なイタリア製品の裏方で働くアルチザン(職人)とその独自の優れた技能を紹介し、光を当てました。
ファッションとラグジュアリー産業のサプライチェーンを強化するイニシアティブの一つであるC.A.S.H.プロジェクト(Credito Agevolato - Suppliers’ Help:有利な条件でのクレジット―サプライヤーへの支援)は、10周年を迎えました。このプロジェクトでは、OTBが保証人となり、サプライヤーが金融機関を介して、OTBに対する売掛金を有利な条件による事前回収が可能になります。2023年のプログラムには、当グループの最も戦略的なサプライヤー65社が参加し、売掛金の90%をこの方法で受け取りました。このプロジェクトを開始して以来、支払い総額は約5億5千万ユーロに達し、ますます拡大するOTBのサプライチェーンへの支援が有効であることを実証しています。
また、当グループはStaff Internationalの「職業学校」への投資を続けています。開設3年目を迎えたこの学校は、40年以上にわたって受け継がれてきたメイド・イン・イタリーのラグジュアリー製品を担うクラフツマンシップとその技術を保全し、次世代へ継承することを目指しています。プロジェクト開始以来、参加者の90%以上が研修コース終了時にグループ企業に就職しています。
Protecting our Planet
地球環境の保護と気候変動対策は、世界の最優先課題の一つです。この目標を効果的に達成するために、OTBは環境負荷の低減に関する目標の検証をScience Based Target initiative(SBTi:科学的根拠に基づく(二酸化炭素排出量削減)目標設定イニシアティブ)から受けました。特に昨年は2019年(SBTiの基準年)と比較して直接排出量の19.2%減(スコープ 1 およびスコープ 2 市場ベース)を達成しています。
また、当グループでは全世界の社内業務で使用する電力の56%が再生可能エネルギー由来であり、欧州ではその割合は99%に達しました。
The Fashion Pactの構成員として、OTBグループはファッション業界全体で環境に与える影響(フットプリント)を抑制し、サプライチェーン全体で循環型モデルを推進する取り組みを続けています。このビジョンに忠実に、イタリア・ファッション商工会議所(Camera Nazionale della Moda Italiana)の調整のもと、他の大手ファッション・ラグジュアリー企業とともに、寿命を迎えた繊維製品の管理と、リサイクルの画期的なソリューションを促進することを目的としたConsorzio Re.Creaの設立に努めてきました。
Brave Together
OTBグループのビジョンの中心は、「人」です。2023年新しい人材管理戦略を策定し、インクルージョンと多様性、そして実績評価を奨励する公正な方針を通じて、その人ならではの能力を活かすことを目標に定めました。
この分野での最も重要な成果として挙げられるのは、管理職に占める女性の割合が約54%に達していることと、OTBとDieselで男女平等証明書を取得したことです。
最後に、当グループの非営利団体であるOTBファウンデーションは、イタリアをはじめ世界中で活動を続け、緊急事態に迅速かつ具体的に行動し、機会均等の保証により持続可能な方法で人々の生活を改善しています。2006年の設立以来、当ファウンデーションは350以上の社会開発プロジェクトに出資し、約35万人の生活の向上に寄与しています。2023年には、移民の社会経済的統合を目的としたジョブ・クリニックをはじめとする就職紹介プロジェクトや、経済的に困難な状況にある家庭を支援するエンポリ・ソリダーリの活動を継続しました。また、トルコの地震やエミリア・ロマーニャ州の洪水といった大規模な緊急事態にも迅速に対応しています。OTBファウンデーションのコミットメントのもうひとつの柱は、女性のエンパワーメントです。2023年、財団は「ブレイブ・ウイメン・アワーズ(勇敢な女性賞)」プロジェクトを拡大し、イタリアの有名大学に在籍する優秀な女子学生に57の奨学金を支援することで、イタリアの行政や企業における将来の女性リーダーを生み出すことを目標に掲げています。女性への支援は、暴力の被害者まで範囲を広げ、心理カウンセリングや法律サポートを提供する「マイ・ピウ(もう2度と)」サービスや、DV被害者とその子どもたちのためのシェルターの開設にまで及びます。
「持続可能性に必要なのは、何よりもまず、心の持ち様です。これが私の信念であり、OTBで一緒に働く人たちと日々共有しているビジョンです。私たちのコミットメントには、当グループのすべてのブランドと会社が関わっています。それぞれが独自性を発揮して、具体的な成果に貢献しているのです」と述べるのは、OTBグループ創設者のレンツォ・ロッソ会長。「2023年は画期的な年でした。環境保護の観点から、排出量をさらに削減し、環境負荷の少ない素材をこれまで以上に使用し、ヨーロッパではエネルギーのぼぼ100%を再生可能資源から調達しました。今年はまた、C.A.S.H.プロジェクト(Credito Agevolato - Suppliers’ Help:有利な条件でのクレジット―サプライヤーへの支援)は10周年を迎え、この記念すべき年を祝して、私たちはドキュメンタリーシリーズ「M.A.D.E., Made in Italy, Made Perfectly」をリリースし、美しく精巧なイタリア製品を陰で支えるアルチザン(職人)や彼ら独自の優れた技術を讃えるプロジェクトを打ち立てました。私は、チームワークと業界全体とのコミットメントの共有によってのみ、本当の変化をもたらすと確信しています。AURA Blockchain Consortium、The Fashion Pact、Re.Creaで当社が担う役割を通じて、他の業界関係者と重要な目標を共有し、関与を深めているのはそのためです。これらはすべて、設立以来35万人以上の援助が必要な人々を支援してきたOTBファウンデーションのたゆまぬ努力の賜物であり、私たちが生み出した価値の一部を最も必要としている人々に還元することを常に念頭において実施されています。企業は従業員、環境、そしてお客様に対して大きな責任を負っており、毎日努力を重ねることでのみ、より大きな目標を達成することができるのです」
サステナビリティ・レポートは、OTBグループの新しいコーポレート・ウェブサイトに掲載されており、参照が可能です。このウェブサイトは、レイアウトとコンテンツを一新し、OTBの歴史を紹介するとともに、「人」、サステナビリティ、およびグループの成長の中核をなすあらゆる側面に焦点を当てています。
同サイトは以下のリンクから閲覧可能です。www.otb.net
[画像: https://prtimes.jp/i/46849/53/resize/d46849-53-e168a7a30bda1be04251-0.jpg ]
OTBグループ
OTBは、Diesel、Jil Sander、Maison Margiela、Marni、Viktor&Rolfからなる、アイコニックで反慣習的なブランドを展開する国際ファッショングループです。OTBはまた、Staff InternationalとBrave Kidの親会社でもあり、アメリカのブランドAmiriの株式も保有しています。OTBは、「Only The Brave」の頭文字をとり、ファッションとスタイルの境界を越え、国際的な才能の創造性を支援し、創業者兼会長であるRenzo Rosso(レンツォ・ロッソ)の革新的精神と、妥協しない勇気を余すことなく表現することを信念としています。全世界で7,000人以上の従業員を抱える同グループは、消費者を中心に据えたデジタルアプローチ、技術を活用した持続可能なビジネスの創造に具体的かつ長期的な取り組み、OTBファウンデーションを通じた社会問題への強い関心を基盤としています。